JPH033355Y2 - - Google Patents

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JPH033355Y2
JPH033355Y2 JP17790681U JP17790681U JPH033355Y2 JP H033355 Y2 JPH033355 Y2 JP H033355Y2 JP 17790681 U JP17790681 U JP 17790681U JP 17790681 U JP17790681 U JP 17790681U JP H033355 Y2 JPH033355 Y2 JP H033355Y2
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JP
Japan
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frame
connector
jigsaw puzzle
screw
frame material
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JP17790681U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はジグソーパズル用展示パネルに係
り、組み上つたジグソーパズルを収納し、その絵
柄を楽しむために使用するジグソーパズル用展示
パネルに関するものである。
(従来の技術) 従来、両面額縁として、例えば実開昭52−
23694号公報に示すように、アルミ製縁枠材で矩
形形状に形成した額縁体の内側凹溝に、発泡スチ
ロール材等押え平板を中心に両外方へ画板、透明
板の順に重ねて嵌合せしめると共に各角部をL形
金具とビスで連結したものが存在した。
また、嵌込組合玩具として、例えば実公昭34−
2029号公報に示すように、枠材を有する底板上に
数多の不規則の部材を組み合わせて枠材内に合致
する板を形成すると共に該板上に適宜の絵又は文
字等を現わした嵌込組合玩具において、枠材の内
側に溝を穿設し、この溝内に合成樹脂等の透明板
を抜差し自在に嵌挿したものが存在した。
〔考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来の両面額縁をジグソーパズ
ル用展示パネルとして利用したときには、ビスの
押え平板方向へのねじ込みに際し、押え平板に凹
状の凹所を切欠成形することで、ビスと押え平板
との当接を回避しているが、このような押え平板
に凹状の凹所を切欠成形することは、非常に面倒
である。加えて、この両面額縁では、実開昭52−
23694号公報の第4図に示すように各角部をL方
金具とビスで連結しているが、このビスは、押え
平板に予め設けた穴に入り込むようになつている
ため、押え平板の製作過程においてビスが入る穴
の位置がずれたときにビスをねじ込むことができ
ず、額縁の製作が極めて面倒であり、且つ、コス
ト高にもなり易かつた。
また、従来の嵌込組合玩具をジグソーパズル用
展示パネルとして利用したときには、枠材を分解
できないことから、ジグソーパズルを嵌め込んで
いないときに、枠材の設置に場所をとつていた。
この考案はかかる欠点に鑑み、一度組み上つた
ジグソーパズルの分解再使用はもとより、組み上
つた他のジグソーパズルと取り替えることにより
展示絵柄の変化を楽しむことができる外、その製
造が極めて容易であり、更には、分解可能で場所
をとらずに収納できるジグソーパズル用展示パネ
ルを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上述した技術的課題を解決するため、
長さ方向に沿つた一側に開口した溝部を有する枠
材と、溝部を内側にして直交状に配置させた枠材
端部相互の内側に跨つて配され、枠材端部相互を
連結する略L字形の連結具と、枠材外方から枠材
に貫挿され、連結具にねじ込まれるねじとにより
組立、分解自在に形成された枠材内に、組み上げ
たジグソーパズルをその表側と裏側とから挟装す
べく形成した透視カバーと台紙とを収納保持させ
ると共に、台紙の4隅部には、前記連結具にねじ
込まれたねじの連結具の内側より突出するねじ部
分を収容する深さを有する段部を略L字形に切欠
いて形成することとした。
(作用) この考案は、溝部を内側にして枠材の端部相互
を直交状に配置させ、この枠材端部相互の内側に
跨つて連結具を配し、ねじ止めすることにより枠
材の端部相互を連結する。
そして、使用に際しては、一側の枠材を枠体か
ら取り外し、収納保持されている透視カバーと、
台紙を取り出し、台紙上には組み上つたジグソー
パズルをその表側に透視カバーを重ねて載置し、
再び枠体内に溝部に沿わせて収納する。収納した
後は、取り外してある枠材を再度枠体に螺着し、
ジグソーパズルを保持する。
(実施例) 以下、図面に従つてこの考案の一実施例を詳細
に説明する。
枠体1を構成する枠材2は、長さ方向に沿つた
一側に開口した溝部3を有するものであり、例え
ば断面が略コ字状、略C字状を呈するもの等、一
側にて開口しているものであればよい。枠材2の
両端部は、形成する枠体1の具体的形状に応じて
適宜切欠けばよく、例えば長方形状の枠体1を形
成する場合は、第1図の如く枠材2の両端部に、
その開口面方向へ向つて45度の傾斜角度の切欠き
部4を形成すればよい。素材としては、所要強度
を有するものであれば合成樹脂、アルミニウム
等、その如何を問わないが、軽量なものほど好適
である。
この枠材2相互は、その溝部3を内側にして直
交状に配置された状態で連結具5を介して連結さ
れるもので、直角となるように当接せしめた枠材
2端部相互にそれらの内側で跨つて配される略L
字形に形成された連結具5を、その折曲部を枠材
2相互の連結部に合致させると共に、内側方向か
ら、連結具5に開穿されている螺孔6Aと枠材2
に開穿されている透孔6Bとを対応合致させて沿
え、この螺孔6A、透孔6Bを介して枠材2側か
らねじ7止めすることにより連結すればよい。
尚、枠体1を吊持可能とするため、上側に位置
する枠材2を連結具5にねじ7止めする際に、あ
らかじめ適形状の吊持具8にねり7を挿通してか
ら行なえば、吊持具8を一体的に枠材2に付設す
ることができる。もとより、吊持具8を別体とし
て枠材2の適位置に付設することも適宜自由であ
る。
枠材2を連結して形成される枠体1内には、組
み上げたジグソーパズルPをその表側から支持す
る透視カバー9と、裏側から支持する台紙10と
が収納保持される。透視カバー9は透視できる部
材、例えば塩化ビニール等の合成樹脂あるいはガ
ラス等を用いて形成されるもので、軽量、堅牢化
の観点からは合成樹脂にて形成されたものが好ま
しい。台紙10は、厚紙、合成樹脂、木材等を用
いて形成すればよく、これの4隅部には、前記連
結具5にねじ込まれたねじ7の連結具5の内側よ
り突出するねじ部分を収容する深さを有する段部
11が略L字形に切欠いて形成されている(第1
図、第2図参照)。
次に、本考案の使用を説明すると、以下の通り
になる。まず、あらかじめ一側の枠材2を枠体1
から取り外し、収納保持されている透視カバー9
と、台紙10とを取り出し、台紙10上には組み
上つたジグソーパズルPをその表側に透視カバー
9を重ねて載置し、再び枠体1内に溝部3に沿わ
せて収納する。収納した後は、取り外してある枠
材2を再度枠体1に螺着することにより、ジグソ
ーパズルPを保持する。
(考案の効果) 本考案によれば、組み上つたジグソーパズルP
は、のり付けせずに台紙10と透視カバー9との
間に単に挟装されているのみであるから、組み上
つたものをバラバラにして再度これを用いて遊ぶ
ことができるのはもとより、他の絵柄のものと取
り替えて収納保持できるから、種々の絵柄のもの
を展示して楽しむこともでき、しかも経済的であ
る。
また、枠体1内に収納されている場合は、絵柄
のある表面が透視カバー9により外部と遮断され
るから、褪色を防止することはもとより、光択あ
る装飾体として室内インテリアの一翼を担わせる
ことができる。
特に、台紙10の4隅部には、枠材2相互を連
結する略L字形の連結具5にねじ込まれたねじ7
の連結具5の内側より突出するねじ部分を収容す
る深さを有する段部11が略L字形に切欠いて形
成されているから、ジグソーパズルP収納後の枠
体1の組立てに際し、枠材2外方からねじ込むね
じ7先端は段部11内に突出することで、連結具
5に充分にねじ込まれたものとなり、しかも、ジ
グソーパズルPの隅部を切除することなく、確実
な締結組立を図ることができる。また、本考案に
よれば、連結具5にねじ込まれたねじ7を回避す
る段部11が略L字形に切欠いて形成されている
ため、連結具5の製作過程においてねじ孔の位置
が多少ずれたようなとき、あるいは、異なる大き
さの連結具5を利用するときであつても、枠材2
外側からねじ7をねじ込むことができる限りねじ
7の先端が台紙10に当たることがなく、連結具
5の製造や展示パネルの組み立てを極めて容易に
行なうことができる。しかも、台紙10の4隅部
に略L字形の段部11を切欠いて形成することは
極めて簡単であり、本考案を構成する大量の台紙
10、その他の部材を短時間のうちに製造して、
その製造コストを安く抑えることもできる。
更に、本考案は、枠材2と、枠材2端部相互の
内側に跨つて配される略L字形の連結具5と、枠
材2外方から枠材2に貫挿され、連結具5にねじ
込まれるねじ7とにより枠体1を組立、分解自在
に形成していることから、枠体1を簡単に組み立
て、ジグソーパズルPを収納することができる。
あるいは、本考案に係るジグソーパズル用展示パ
ネルを使用しないときは、枠体1を分解して、パ
ネル全体をコンパクトに収納することができる。
以上述べたように、この考案によれば、組み上
げたジグソーパズルを1つの装飾体として利用す
ることができると共に、その取り替えもできるこ
とから変化を楽しむこともでき、しかも一度組み
上げたものを分解して再度使用して遊ぶことがで
きるばかりでなく、組み上げたジグソーパズルを
嵌め込み状態のままで確実に維持したものとなる
等、ジグソーパズルを収納するパネルとして種々
の実用的効果を奏するとができ、かつ、その構造
も簡単であることから堅牢な製品を安価に提供す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は分解斜視図、第2図は第1図における一部省
略A−A線矢視断面図である。 1……枠体、2……枠材、3……溝部、4……
切欠き部、5……連結具、6A……螺孔、6B…
…透孔、7……ねじ、8……吊持具、9……透視
カバー、10……台紙、11……段部、P……ジ
グソーパズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長さ方向に沿つた一側に開口した溝部を有する
    枠材と、溝部を内側にして直交状に配置させた枠
    材端部相互の内側に跨つて配され、枠材端部相互
    を連結する略L字形の連結具と、枠材外方から枠
    材に貫挿され、連結具にねじ込まれるねじとによ
    り組立、分解自在に形成された枠体内に、組み上
    げたジグソーパズルをその表側と裏側とから挟装
    すべく形成した透視カバーと台紙とを収納保持さ
    せると共に、台紙の4隅部には、前記連結具にね
    じ込まれたねじの連結具の内側より突出するねじ
    部分を収容する深さを有する段部が略L字形に切
    欠いて形成されていることを特徴とするジグソー
    パズル用展示パネル。
JP17790681U 1981-11-30 1981-11-30 ジグソ−パズル用展示パネル Granted JPS5884191U (ja)

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JP17790681U JPS5884191U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 ジグソ−パズル用展示パネル

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Publication Number Publication Date
JPS5884191U JPS5884191U (ja) 1983-06-07
JPH033355Y2 true JPH033355Y2 (ja) 1991-01-29

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