JPH0333488A - 流体圧縮機 - Google Patents
流体圧縮機Info
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- JPH0333488A JPH0333488A JP16688889A JP16688889A JPH0333488A JP H0333488 A JPH0333488 A JP H0333488A JP 16688889 A JP16688889 A JP 16688889A JP 16688889 A JP16688889 A JP 16688889A JP H0333488 A JPH0333488 A JP H0333488A
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 10
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 abstract 3
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 9
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば玲凍サイクルの冷媒ガスを圧縮する流
体圧縮機に関する。
体圧縮機に関する。
(従来の技術)
例えば、本出願人による特願昭63−
170692号明細書、或いは特開昭64−36990
号明細書などに開示されているような流体圧縮機(以下
、圧縮機と称する)1が知られている。すなわち、この
タイプの圧縮機1は、第4図に示すように、密閉ケース
の内部に設けられローターとステータとからなるモータ
により、圧縮機構部を構成しロータに固定されたシリン
ダ2を回転させるものである。
号明細書などに開示されているような流体圧縮機(以下
、圧縮機と称する)1が知られている。すなわち、この
タイプの圧縮機1は、第4図に示すように、密閉ケース
の内部に設けられローターとステータとからなるモータ
により、圧縮機構部を構成しロータに固定されたシリン
ダ2を回転させるものである。
そして、この圧縮機1は、シリンダ2の吸込側端部に主
軸受3を、また、吐出側端部に副軸受4をそれぞれ嵌合
している。そして、圧縮機1はシリンダ2内に、シリン
ダ2の軸心Aに対して偏心量eを有するピストン5を配
置しており、さらに。
軸受3を、また、吐出側端部に副軸受4をそれぞれ嵌合
している。そして、圧縮機1はシリンダ2内に、シリン
ダ2の軸心Aに対して偏心量eを有するピストン5を配
置しており、さらに。
このピストン5の両端部を両軸受3.4にそれぞれ差込
んで、ピストン5を軸支している。また、圧縮機1は、
ピストン5の外周に螺旋状の溝6を形成しており、この
満6に、適度な可撓性を有する螺旋状のブレード7を嵌
め込んでいる。ここで、図中のBはピストン5の軸心を
示している。
んで、ピストン5を軸支している。また、圧縮機1は、
ピストン5の外周に螺旋状の溝6を形成しており、この
満6に、適度な可撓性を有する螺旋状のブレード7を嵌
め込んでいる。ここで、図中のBはピストン5の軸心を
示している。
さらに、この圧縮機1は、シリンダ2の内部に。
上記ブレード7によって仕切られ、シリンダ2の吐出端
側に位置するものほど徐々に容積が小さくなるよう設定
された複数の作動室8・・・を有している。そして、作
動室8・・・のうち、シリンダ2の最も吸込端側の端に
位置する吸込室8aに例えば冷凍サイクル中の冷媒ガス
を吸込み、シリンダ2とピストン5とを相対的に、且つ
同期的に同期回転させて、上記冷媒ガスを圧縮しながら
シリンダ2の吐出端側へ移送する。そして、移送・圧縮
した冷媒ガスを密閉ケース内等に吐出し、冷凍サイクル
中に戻す。
側に位置するものほど徐々に容積が小さくなるよう設定
された複数の作動室8・・・を有している。そして、作
動室8・・・のうち、シリンダ2の最も吸込端側の端に
位置する吸込室8aに例えば冷凍サイクル中の冷媒ガス
を吸込み、シリンダ2とピストン5とを相対的に、且つ
同期的に同期回転させて、上記冷媒ガスを圧縮しながら
シリンダ2の吐出端側へ移送する。そして、移送・圧縮
した冷媒ガスを密閉ケース内等に吐出し、冷凍サイクル
中に戻す。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上述の圧縮機1は、シリンダ2の吸込端側、
すなわち図中の右側から吸込んだ冷媒ガスを、吐出端側
、すなわち図中の左側へ移送しながら圧縮する。このた
め、圧縮機1には、図中に矢印Cで示すように、シリン
ダ2の吐出端側から吸込端側へ作用するスラスト力が生
じる。
すなわち図中の右側から吸込んだ冷媒ガスを、吐出端側
、すなわち図中の左側へ移送しながら圧縮する。このた
め、圧縮機1には、図中に矢印Cで示すように、シリン
ダ2の吐出端側から吸込端側へ作用するスラスト力が生
じる。
そして、圧縮機1はこのスラスト力Cを、スラスト力C
を受けてピストン5の吸込側の端面9と接する吸込側軸
受3の端面10で支える。さらに、圧縮機1は、スラス
ト力Cを吸込側軸受3の端面10で支えながらピストン
5を主軸受3に対して自転させおり、ピストン5の周速
が大きかった。
を受けてピストン5の吸込側の端面9と接する吸込側軸
受3の端面10で支える。さらに、圧縮機1は、スラス
ト力Cを吸込側軸受3の端面10で支えながらピストン
5を主軸受3に対して自転させおり、ピストン5の周速
が大きかった。
このため、従来の圧縮機1では、スラスト力による摩擦
損失が大だった。
損失が大だった。
本発明の目的とするところは、スラスト力をバランスさ
せることができ、摩擦損失の小さい流体圧縮機を堤供す
ることにある。
せることができ、摩擦損失の小さい流体圧縮機を堤供す
ることにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段および作用)上記目的を連
成するために本発明は、その外周に螺旋状のブレードを
出入り自注に嵌込んだ円柱状の回転体を、吸込端側と吐
出端側とを有するシリンダ内に偏心配置し、シリンダの
内周面と回転体の外周面との間に、ブレードによって仕
切られシリンダの吸込端側から吐出端側へ徐々にその容
積を小とする複数の作動室を形成し、回転体とシリンダ
とを相対的に回転させて、流体をシリンダの吸込端側か
ら吐出端側へ徐々に移送しながら圧縮する流体圧縮機に
おいて、回転体に径方向に出入自在に吸込まれるととも
にシリンダ内の吸込端側に配置され、内部に吸込圧の流
体を導入した吸込室と隣合う吐出圧導入用空間を形威し
、この吐出圧導入用空間と吸込室との間を気密的に仕切
り、吸い込側の側面に吐出圧を受け、吐出側の側面に吸
込圧を受ける仕切り部材を設けたことにある。
成するために本発明は、その外周に螺旋状のブレードを
出入り自注に嵌込んだ円柱状の回転体を、吸込端側と吐
出端側とを有するシリンダ内に偏心配置し、シリンダの
内周面と回転体の外周面との間に、ブレードによって仕
切られシリンダの吸込端側から吐出端側へ徐々にその容
積を小とする複数の作動室を形成し、回転体とシリンダ
とを相対的に回転させて、流体をシリンダの吸込端側か
ら吐出端側へ徐々に移送しながら圧縮する流体圧縮機に
おいて、回転体に径方向に出入自在に吸込まれるととも
にシリンダ内の吸込端側に配置され、内部に吸込圧の流
体を導入した吸込室と隣合う吐出圧導入用空間を形威し
、この吐出圧導入用空間と吸込室との間を気密的に仕切
り、吸い込側の側面に吐出圧を受け、吐出側の側面に吸
込圧を受ける仕切り部材を設けたことにある。
こうすることによって本発明は、スラスト力をバランス
させ、摩擦損失を低減できるようにしたことにある。゛ (実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて説
明する。
させ、摩擦損失を低減できるようにしたことにある。゛ (実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて説
明する。
第1図は本発明の一実施例の要部を示すものである。そ
して、図中の11は例えば冷凍サイクルに使用する流体
圧縮機の圧縮機構部を示している。
して、図中の11は例えば冷凍サイクルに使用する流体
圧縮機の圧縮機構部を示している。
そして、この圧縮機構部11はシリンダ12と回転体と
してのピストン13とを有している。
してのピストン13とを有している。
これらのうちシリンダ12は略一定の内径を有する円筒
状に成形されたもので、その両端を開放している。そし
て、シリンダ12は、軸心Aに沿った方向の一端側に主
軸受14を嵌合しており、他端側に副軸受15を嵌合し
ている。そして、シリンダ12は、両軸受14.15に
よって両端部を閉じられており、その両端部の内周面を
、軸受14.15の外周面16.17に接している。
状に成形されたもので、その両端を開放している。そし
て、シリンダ12は、軸心Aに沿った方向の一端側に主
軸受14を嵌合しており、他端側に副軸受15を嵌合し
ている。そして、シリンダ12は、両軸受14.15に
よって両端部を閉じられており、その両端部の内周面を
、軸受14.15の外周面16.17に接している。
一方、上記ピストン13は円柱状に成形されたもので、
その両端部に軸方向中央部18よりも細径な円柱状に成
形されたジャーナル部1つ、20を有している。そして
、ピストン13は、シリンダ12の中に配置されており
、ジャーナル部19.20をそれぞれ主軸受14および
副軸受15の各貫通孔21.22に差込んでいる。そし
て、ピストン13は、その外周面の一部の軸心方向全長
に亘る部分をシリンダ22の内周面に接しており、さら
に、その軸心Bとシリンダ22(および、両軸受24.
25)の軸心Aとの間に、軸心方向の全長に亘って略一
定な偏心ff1eを介在させている。
その両端部に軸方向中央部18よりも細径な円柱状に成
形されたジャーナル部1つ、20を有している。そして
、ピストン13は、シリンダ12の中に配置されており
、ジャーナル部19.20をそれぞれ主軸受14および
副軸受15の各貫通孔21.22に差込んでいる。そし
て、ピストン13は、その外周面の一部の軸心方向全長
に亘る部分をシリンダ22の内周面に接しており、さら
に、その軸心Bとシリンダ22(および、両軸受24.
25)の軸心Aとの間に、軸心方向の全長に亘って略一
定な偏心ff1eを介在させている。
また、ピストン13の外周には、螺旋状の溝23が設け
られている。すなわち、この溝23は、ピストン13の
一端側から他端側に亘って形成されており、その幅を略
一定に設定されている。さらに、溝23は、その深さ方
向をピストン13の径方向に略一致させている。そして
、溝23はそのピッチを、ピストン13の一端側から他
端側へいくほど徐々に小さくなるよう設定されている。
られている。すなわち、この溝23は、ピストン13の
一端側から他端側に亘って形成されており、その幅を略
一定に設定されている。さらに、溝23は、その深さ方
向をピストン13の径方向に略一致させている。そして
、溝23はそのピッチを、ピストン13の一端側から他
端側へいくほど徐々に小さくなるよう設定されている。
さらに、上記ピストン13の外周にはブレード24が巻
装されている。このブレード24は合成樹脂などの弾性
材料を螺旋状に成形してなるもので、適度な可撓性を有
している。そして、ブレード24はその厚みを、ピスト
ン13の溝23の幅とほぼ同捏度に設定されている。さ
らに、ブレード24は満23にねじ込まれており、満2
3の形状に沿って弾性変形した状態でピストン13に装
着されている。そして、ブレード24は、その外周面2
8aを、シリンダ12の内周面に圧接させている。
装されている。このブレード24は合成樹脂などの弾性
材料を螺旋状に成形してなるもので、適度な可撓性を有
している。そして、ブレード24はその厚みを、ピスト
ン13の溝23の幅とほぼ同捏度に設定されている。さ
らに、ブレード24は満23にねじ込まれており、満2
3の形状に沿って弾性変形した状態でピストン13に装
着されている。そして、ブレード24は、その外周面2
8aを、シリンダ12の内周面に圧接させている。
さらに、シリンダ22の内部には複数の作動室25・・
・が形成されている。この作動室25・・・は、シリン
ダ12の内周面とピストン11の外周面との間に形成さ
れでおり、ブレード24によって互いに気密的に仕切ら
れている。そして、作動室25・・・は、シリンダ12
とピストン13との1つの接触部から次の接触部へ延び
る三11月状をなしている。そして、これら作動室25
・・・は、シリンダ12の吸込端側に位置する吸込室2
5aから、吐出端側に位置する吐出室25dへいくほど
その容積を小としている。
・が形成されている。この作動室25・・・は、シリン
ダ12の内周面とピストン11の外周面との間に形成さ
れでおり、ブレード24によって互いに気密的に仕切ら
れている。そして、作動室25・・・は、シリンダ12
とピストン13との1つの接触部から次の接触部へ延び
る三11月状をなしている。そして、これら作動室25
・・・は、シリンダ12の吸込端側に位置する吸込室2
5aから、吐出端側に位置する吐出室25dへいくほど
その容積を小としている。
また、図中に26で示すのは、ピストン13の軸心Bに
略沿って延びる冷媒ガス導入用の吸込み孔である。この
吸込み孔26は主軸受14の内部とピストン13の内部
との間に形成されており、一端部27を主軸受14の外
側端面に開口し、また、他端部28をピストン13の外
周面に開口している。
略沿って延びる冷媒ガス導入用の吸込み孔である。この
吸込み孔26は主軸受14の内部とピストン13の内部
との間に形成されており、一端部27を主軸受14の外
側端面に開口し、また、他端部28をピストン13の外
周面に開口している。
さらに、吸込み孔26は上記一端部27を、主軸受14
の軸心Aと略平行に延ばしており、且つ、その人口29
を、主軸受14の貫通孔21よりも外周側に位置させて
いる。また、吸込み孔26は上記他端部28を、ピスト
ン13の軸心Bに対して略直角に延ばしており、且つ、
その出口30を、上記吸込室25aに開口させている。
の軸心Aと略平行に延ばしており、且つ、その人口29
を、主軸受14の貫通孔21よりも外周側に位置させて
いる。また、吸込み孔26は上記他端部28を、ピスト
ン13の軸心Bに対して略直角に延ばしており、且つ、
その出口30を、上記吸込室25aに開口させている。
そして、吸込み孔26は冷媒ガスを、入口29から出口
30へ流通させて吸込室33aに供給する。
30へ流通させて吸込室33aに供給する。
また、図中に31で示すのは仕切り部材としての仕切り
リング(以下、リングと称する)である。
リング(以下、リングと称する)である。
このリング31は板状に成形されたもので、ピストン1
3の中央部18の吸込側端部に配置されている。そして
、リング31は、ピストン13の外周面に、周方向に沿
って環状に形成されたリング溝32に嵌込まれている。
3の中央部18の吸込側端部に配置されている。そして
、リング31は、ピストン13の外周面に、周方向に沿
って環状に形成されたリング溝32に嵌込まれている。
さらに、リング31はその外周面を、略全周に亘ってシ
リンダ12の内周面に圧接している。
リンダ12の内周面に圧接している。
そして、リング31は、その吐出側の側面33で吸込室
25aの吸込側壁面を構成しており、さらに、吸込側の
側11034で、主軸受14との間に形成された吐出圧
導入用空間35の吐出側壁面を構成している。そして、
リング31は、吸込室25aと吐出圧導入用空間35と
の間を、気密的に仕切っている。
25aの吸込側壁面を構成しており、さらに、吸込側の
側11034で、主軸受14との間に形成された吐出圧
導入用空間35の吐出側壁面を構成している。そして、
リング31は、吸込室25aと吐出圧導入用空間35と
の間を、気密的に仕切っている。
すなわち、図示しない駆動手段によりシリンダ12が駆
動され、両部材12.13が相対的に(ロ)転すると、
冷媒ガスが吸込み孔26を介して吸込室25aに供給さ
れる。そして、吸込室25aに吸込まれた冷媒ガスは、
両部材12.13の相対運動に伴ってシリンダ12の吐
出側の作動室25・・・へ順次移送される。そして、こ
の冷媒ガスは、移送側の作動室へ移るごとに徐々に圧縮
され、副軸受15に、軸心Aに対して略平行に形成され
に吐出室25bに開口した吐出孔36から、例えば密閉
ケース内へ吐出される。
動され、両部材12.13が相対的に(ロ)転すると、
冷媒ガスが吸込み孔26を介して吸込室25aに供給さ
れる。そして、吸込室25aに吸込まれた冷媒ガスは、
両部材12.13の相対運動に伴ってシリンダ12の吐
出側の作動室25・・・へ順次移送される。そして、こ
の冷媒ガスは、移送側の作動室へ移るごとに徐々に圧縮
され、副軸受15に、軸心Aに対して略平行に形成され
に吐出室25bに開口した吐出孔36から、例えば密閉
ケース内へ吐出される。
ここで、シリンダ12とピストン13とは、同期回転で
きるようになっていてもよい。
きるようになっていてもよい。
また、吐出室25bで圧縮された玲媒ガス等はその住方
P6を、図中に矢印D・・・で示すように、ピストン1
3の両ジャーナル部19.20の端面、同じくピストン
13の中央部18の吸込側及び吐出側の両端面、ブレー
ド24の吐出側面の、吐出室25 b +”、面した部
分、および、リング31の吸込側の側面34等に作用さ
せる。
P6を、図中に矢印D・・・で示すように、ピストン1
3の両ジャーナル部19.20の端面、同じくピストン
13の中央部18の吸込側及び吐出側の両端面、ブレー
ド24の吐出側面の、吐出室25 b +”、面した部
分、および、リング31の吸込側の側面34等に作用さ
せる。
さらに、吸込室25aに供給された冷媒ガスはその圧力
P、を、図中に矢印E・・・で示すように、リング31
の吐出側の側面33等に作用させる。
P、を、図中に矢印E・・・で示すように、リング31
の吐出側の側面33等に作用させる。
つまり、第3図中に示すように、ピストン13の吸込側
ジャーナル部19の断面積をA1 シリンダ12の内径
断面積をA2、そして、ピストン13の吐出側ジャーナ
ル部20の断面積をA3とすると、吐出圧P、と吸込圧
P、との差圧ΔP (−Pd −P、 )によりシリン
ダ12の吐出端側から吸込端側に作用するスラスト力F
1は、ΔP (A2 A3 )+ΔP−A3−ΔP−
A。
ジャーナル部19の断面積をA1 シリンダ12の内径
断面積をA2、そして、ピストン13の吐出側ジャーナ
ル部20の断面積をA3とすると、吐出圧P、と吸込圧
P、との差圧ΔP (−Pd −P、 )によりシリン
ダ12の吐出端側から吸込端側に作用するスラスト力F
1は、ΔP (A2 A3 )+ΔP−A3−ΔP−
A。
となる。また、上2−z圧ΔPによりシリンダ22の吸
込端側から吐出端側に作用するスラスト力F2は、 ΔP (A2−A、 )+ΔP−A、−ΔP・A2とな
り、逆方向に働くスラスト力F1と等しくなる。
込端側から吐出端側に作用するスラスト力F2は、 ΔP (A2−A、 )+ΔP−A、−ΔP・A2とな
り、逆方向に働くスラスト力F1と等しくなる。
したがって、上述のような成体圧縮機は、上記差止ΔP
によってシリンダ22の軸心方向に生じるスラスト力F
I F2をバランスさせることかできる。そして、こ
のことによって、接触する部材間の摺動による摩擦損失
の発生を防I卜することができる。
によってシリンダ22の軸心方向に生じるスラスト力F
I F2をバランスさせることかできる。そして、こ
のことによって、接触する部材間の摺動による摩擦損失
の発生を防I卜することができる。
なお、リング31には差圧ΔPが作用し、リング31は
リング溝32と摺動するが、リング31はリング11℃
32に対して公転運動し、周速が小さいので、摩擦損失
を生じることはほとんどない。
リング溝32と摺動するが、リング31はリング11℃
32に対して公転運動し、周速が小さいので、摩擦損失
を生じることはほとんどない。
また、ピストン13の吸込端側のジャーナル部1つに端
面に吐出圧P4が作用すればスラスト力F、 、F2は
略完全にバランスするが、ジャーナル部19に端面に吸
込圧P、を作用させてもスラスト低減することができる
。
面に吐出圧P4が作用すればスラスト力F、 、F2は
略完全にバランスするが、ジャーナル部19に端面に吸
込圧P、を作用させてもスラスト低減することができる
。
また、本発明の流体圧縮機は、冷凍サイクルを構成する
ものに限らず、他の用途の圧縮機にも適用することがで
きる。
ものに限らず、他の用途の圧縮機にも適用することがで
きる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明は、螺旋状のブレードを出入
り自在に嵌込んだ円杜状の回転体をシリンダ内に−6配
置し、シリンダと回転体との間に、ブレードによって仕
切られシリンダの吸込端側から吐出端側へ徐々にその容
積を小とする複数の作動室を形成し、回転体とシリンダ
とを相対的に回転させて、流体をシリンダの吸込端側か
ら吐出端側へ徐々に移送しながら圧縮する流体圧縮機に
おいて、回転体に径方向に出入自在に嵌込まれるととも
にシリンダ内の吸込端側に配置され、内部に吸込圧の流
体を導入した吸込室と隣合う吐出圧導入用空間を形成し
、この吐出圧導入用空間と吸込室との間を気密的に仕切
り、吸い込側の側面に吐出圧を受け、吐出側の側面に吸
込圧を受ける仕切り部材を設けたものである。
り自在に嵌込んだ円杜状の回転体をシリンダ内に−6配
置し、シリンダと回転体との間に、ブレードによって仕
切られシリンダの吸込端側から吐出端側へ徐々にその容
積を小とする複数の作動室を形成し、回転体とシリンダ
とを相対的に回転させて、流体をシリンダの吸込端側か
ら吐出端側へ徐々に移送しながら圧縮する流体圧縮機に
おいて、回転体に径方向に出入自在に嵌込まれるととも
にシリンダ内の吸込端側に配置され、内部に吸込圧の流
体を導入した吸込室と隣合う吐出圧導入用空間を形成し
、この吐出圧導入用空間と吸込室との間を気密的に仕切
り、吸い込側の側面に吐出圧を受け、吐出側の側面に吸
込圧を受ける仕切り部材を設けたものである。
したがって本発明は、スラスト力をバランスさせ、摩擦
損失を低減できるという効果がある
損失を低減できるという効果がある
第1図〜第3図は本発明の一丈施例の要部を示すもので
、第1図は側断面図、第2図はピストンを吐出端側から
見た状態を示す正面図、第3図は作用するスラスト力を
示す説明図、第4図は従来例を示す側断面図である。 12・・・シリンダ、13・・・ピストン(回転体)、
14・・・主軸受(軸受部材)、15・・・副軸受(軸
受部材) 23・・・螺旋状の溝、24・・・ブレード
、31・・・仕切りリング(仕切り部材)、35・・・
吐出圧導入用空間。
、第1図は側断面図、第2図はピストンを吐出端側から
見た状態を示す正面図、第3図は作用するスラスト力を
示す説明図、第4図は従来例を示す側断面図である。 12・・・シリンダ、13・・・ピストン(回転体)、
14・・・主軸受(軸受部材)、15・・・副軸受(軸
受部材) 23・・・螺旋状の溝、24・・・ブレード
、31・・・仕切りリング(仕切り部材)、35・・・
吐出圧導入用空間。
Claims (1)
- その外周に螺旋状のブレードを出入り自在に嵌込んだ円
柱状の回転体を、吸込端側と吐出端側とを有するシリン
ダ内に偏心配置し、上記シリンダの内周面と上記回転体
の外周面との間に、上記ブレードによって仕切られ上記
シリンダの吸込端側から吐出端側へ徐々にその容積を小
とする複数の作動室を形成し、上記回転体と上記シリン
ダとを相対的に回転させて、流体を上記シリンダの吸込
端側から吐出端側へ移送しながら圧縮する流体圧縮機に
おいて、上記回転体に径方向に出入自在に嵌込まれると
ともに上記シリンダ内の吸込端側に配置され、内部に吸
込圧の流体を導入した吸込室と隣合う吐出圧導入用空間
を形成し、この吐出圧導入用空間と上記吸込室との間を
気密的に仕切り、吸い込側の側面に吐出圧を受け、吐出
側の側面に吸込圧を受ける仕切り部材を設けたことを特
徴とする流体圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16688889A JPH0333488A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 流体圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16688889A JPH0333488A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 流体圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0333488A true JPH0333488A (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=15839485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16688889A Pending JPH0333488A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 流体圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0333488A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5458035A (en) * | 1993-11-10 | 1995-10-17 | Gotoh Gut Yugen Kaisha | Adjusting mechanism for neck aligner in stringed instrument |
US5465642A (en) * | 1993-12-30 | 1995-11-14 | Gotoh Gut Yugen Kaisha | Neck straightener for stringed instrument |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP16688889A patent/JPH0333488A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5458035A (en) * | 1993-11-10 | 1995-10-17 | Gotoh Gut Yugen Kaisha | Adjusting mechanism for neck aligner in stringed instrument |
US5465642A (en) * | 1993-12-30 | 1995-11-14 | Gotoh Gut Yugen Kaisha | Neck straightener for stringed instrument |
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