JPH0333079A - 繊維セメント板の養生方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は繊維セメント板の養生方法の改良に関する。

Ｃ従来の技術〕 従来、セメントを土戒分として建材を底形した場合、セ
メント、シリカの反応を促進させ、製品の強度タワミを
向上させる目的でオートクレープ養生することが広く行
なわれている。

〔従来技術の問題点〕

しかしながら、特に乾式製法で板状体を底形した場合、
含水率が低いため可塑性が低く未硬化板材に微細ではあ
るがクラソクの発生があり、オートクレープ養生時、熱
ないしは湿気により上記クランクを成長させてしまうこ
とがあり、製品の物性を低下させる原因となることがあ
った。

〔発明が解決しようとする課題〕

この発明は上記問題点に鑑み微細クラノクによる製品の
物性低下を良好に防１」二できる繊維セメンロ反の養生
方法を提供することを目的としてなされたものである。

〔課題を解決するに至った技術〕

即ち、この発明の繊維セメント板の養生方法は乾式法で
製版した繊維セメント未硬化板材をオートクレープによ
り高温高圧養生し、硬化後、直ちに水中養生を５日間以
上行なうことを特徴とするものである。

〔作用〕

オートクレープ養生により養生を行なった場合、一応セ
メントマトリソクスの強化は行なわれるが、養生時間が
５〜８時間程度であるため、完全にはセメントシリカは
硬化反応が終了していないと考えられる。

従って、オートクレープ養生後、さらに水中養生し、十
分な水分を補給すれば上記未反応部分の反応が終了し、
製品強度向上が図れる。

〔実施例〕

次に、この発明の実施例について説明する。

補強繊維５重量％、セメント４０重量％、シリカ分４５
重景％を混合し、乾式法にて厚さ５ＩＩＩＩ１１、幅４
５ｃｍの板材を成形し、８．０ａｔ＋ｍＧ　Ｘ　１０ｈ
ｒ、及び１５ｈｒのオートクレープ養生後、５日間の水
中養生を行なった。

次いで、曲げ強度、及びたわみ試験を行なったところ、
表１の結果となった。

なお、表１中、実施例１は８．０　ａ　ｔＩＩＧ　Ｘ　
１０ｈｒのオートクレープ養生後、５日間の水中養生壱
行なったもの、実施例２は、オートクレープ８ａｔｍＧ
ＸＩ５ｈｒの養生後、５日間の水中養生を行なったもの
を示す。比較例１〜４はオートクレープ養生のみ８ａｔ
ｍＧ　Ｘ　１ｏｈｒ、同１５ｈｒ、同２０ｈｒ、同２５
　ｈｒの条件で養生を行ったもの、また、比較例５〜８
は水中養生のみを５日、６日、７日、８日間行なったも
のについてのｄｈげ強度、及びたわみ試験の測定結果を
示す。

表１ 〔効果〕 この発明は以上説明したように、オートクレープ養生後
の水中養生を行なうことにより、著るしく強度、たわみ
性の改良が図られるのである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）乾式法で製版した繊維セメント未硬化板材をオー
   トクレープにより高温高圧養生し、硬化後、直ちに水中
   養生を５日間以上行なうことを特徴とする繊維セメント
   板の養生方法。