JPH0332981Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0332981Y2 JPH0332981Y2 JP1983022899U JP2289983U JPH0332981Y2 JP H0332981 Y2 JPH0332981 Y2 JP H0332981Y2 JP 1983022899 U JP1983022899 U JP 1983022899U JP 2289983 U JP2289983 U JP 2289983U JP H0332981 Y2 JPH0332981 Y2 JP H0332981Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding shaft
- liquid level
- wire
- shaft
- float
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 16
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 13
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 12
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Level Indicators Using A Float (AREA)
- Details Of Flowmeters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフロート式液面計に関するものであ
る。
る。
従来フロート式液面計としてはフロートをワイ
ヤーで釣り下げて使用し、そのワイヤーを巻き戻
すためにゼンマイを具備するものが液面計として
廉価であり、構造が簡単で、故障が少ない等の利
点のため広く使用されているが従来のフロート式
液面計ではフロート式液面計に使用されている巻
き戻し用ゼンマイの付属したワイヤー巻き取り装
置によつて、ゼンマイの巻き戻しトルクと釣り合
つているフロート等を外してワイヤーを急激に巻
き込む時、また反対にワイヤーを手などで強制
的、急激に引き出すとき、ゼンマイが急速に巻き
戻されるため又は巻き込まれるため時としてゼン
マイがホルダーから外れからみ合い、以後正常な
動作をしなくなるおそれがあつた。またワイヤー
もワイヤー巻き取り用ホルダー及び中間のプーリ
ーから外れ、以後正常な動作をしなくなることが
あつた。
ヤーで釣り下げて使用し、そのワイヤーを巻き戻
すためにゼンマイを具備するものが液面計として
廉価であり、構造が簡単で、故障が少ない等の利
点のため広く使用されているが従来のフロート式
液面計ではフロート式液面計に使用されている巻
き戻し用ゼンマイの付属したワイヤー巻き取り装
置によつて、ゼンマイの巻き戻しトルクと釣り合
つているフロート等を外してワイヤーを急激に巻
き込む時、また反対にワイヤーを手などで強制
的、急激に引き出すとき、ゼンマイが急速に巻き
戻されるため又は巻き込まれるため時としてゼン
マイがホルダーから外れからみ合い、以後正常な
動作をしなくなるおそれがあつた。またワイヤー
もワイヤー巻き取り用ホルダー及び中間のプーリ
ーから外れ、以後正常な動作をしなくなることが
あつた。
又このような急激な回転を阻止するため遠心力
を利用した調速器を設けることが考えられるが従
来のこの種調速器は遠心力によつてその傾斜が変
化するアームを用いているためアームの枢支構造
が複雑で高価となり且つ信頼性が劣る欠点があつ
た。
を利用した調速器を設けることが考えられるが従
来のこの種調速器は遠心力によつてその傾斜が変
化するアームを用いているためアームの枢支構造
が複雑で高価となり且つ信頼性が劣る欠点があつ
た。
本考案の目的は以上のような従来のものの欠点
を解消するようにしたフロート式液面計を得るに
ある。
を解消するようにしたフロート式液面計を得るに
ある。
本考案のフロート式液面計は、測定すべき液面
上にフロートを吊下するためのワイヤーのゼンマ
イ巻き取り軸に調速機構を設け、ゼンマイ巻き取
り軸の急激な回転を阻止するようにして成り、上
記調速機構は台板に固定して設けた調速円筒並び
に、筒状体とにより構成され、この筒状体はその
両側面に弧状に湾曲する弾性変形部を有し、上下
何れか一面中央が上記ゼンマイ巻き取り軸に固定
され他面が重錘兼摺触体を有し、上記ゼンマイ巻
き取り軸の回転時上記重錘兼摺触体が遠心力によ
つて半径方向外方に移動し上記調速円筒の内周面
に摩擦接触することを特徴とする。
上にフロートを吊下するためのワイヤーのゼンマ
イ巻き取り軸に調速機構を設け、ゼンマイ巻き取
り軸の急激な回転を阻止するようにして成り、上
記調速機構は台板に固定して設けた調速円筒並び
に、筒状体とにより構成され、この筒状体はその
両側面に弧状に湾曲する弾性変形部を有し、上下
何れか一面中央が上記ゼンマイ巻き取り軸に固定
され他面が重錘兼摺触体を有し、上記ゼンマイ巻
き取り軸の回転時上記重錘兼摺触体が遠心力によ
つて半径方向外方に移動し上記調速円筒の内周面
に摩擦接触することを特徴とする。
以下図面によつて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案のフロート式液面計の構成を示
す。
す。
第1図において、101はフロートでワイヤー
103により釣り下げられている。このワイヤー
103はプーリー107を介してワイヤー巻き取
りホルダー109に巻き取られる。ホルダー10
9の軸111にはゼンマイ105の一端が固定さ
れており、このゼンマイ105は軸111と軸1
15との間でホルダー109の回転に応じて巻き
込み及び巻き戻しされる。
103により釣り下げられている。このワイヤー
103はプーリー107を介してワイヤー巻き取
りホルダー109に巻き取られる。ホルダー10
9の軸111にはゼンマイ105の一端が固定さ
れており、このゼンマイ105は軸111と軸1
15との間でホルダー109の回転に応じて巻き
込み及び巻き戻しされる。
本考案においては、軸111の急激な回転を制
限するための調速機構113を軸111に設け
る。以下第2図、第3図により調速機構113に
ついて説明する。第2図、第3図において調速円
筒113aは台板(図示せず)等に固定され軸1
11の回転とは無関係に静止固定されている。調
速機構113は固定の調速円筒113aと、ゴム
等の筒状体121とにより構成し、この筒状体1
21は断面矩形状であり、その両側面を夫々内側
に弧状に湾曲する弾性変形部121bを有し、そ
の上下何れか一面中央を回転軸111に固定し他
面中央に重錘兼摺触体121aを付すものとし、
回転軸111が回転した際遠心力により弾性変形
部121bが変形して伸び筒状体121の重錘兼
摺触体121aが半径方向外方に移動し前記調速
円筒113aの内周面に摺触しブレーキ作用を呈
するようにする。
限するための調速機構113を軸111に設け
る。以下第2図、第3図により調速機構113に
ついて説明する。第2図、第3図において調速円
筒113aは台板(図示せず)等に固定され軸1
11の回転とは無関係に静止固定されている。調
速機構113は固定の調速円筒113aと、ゴム
等の筒状体121とにより構成し、この筒状体1
21は断面矩形状であり、その両側面を夫々内側
に弧状に湾曲する弾性変形部121bを有し、そ
の上下何れか一面中央を回転軸111に固定し他
面中央に重錘兼摺触体121aを付すものとし、
回転軸111が回転した際遠心力により弾性変形
部121bが変形して伸び筒状体121の重錘兼
摺触体121aが半径方向外方に移動し前記調速
円筒113aの内周面に摺触しブレーキ作用を呈
するようにする。
上記のように本考案フロート式液面計はその構
成が極めて簡単で動作が確実な調速機構を用いた
ので廉価ならしめ得ると共にその信頼性を大きく
向上できる。
成が極めて簡単で動作が確実な調速機構を用いた
ので廉価ならしめ得ると共にその信頼性を大きく
向上できる。
尚、1はプーリー107の軸2に傘歯車3,4
を介して連結した記録ペン軸、5はこの記録ペン
軸1に連結した記録ペン、6は記録紙、7はこの
記録紙6を回転せしめる時計軸を示す。
を介して連結した記録ペン軸、5はこの記録ペン
軸1に連結した記録ペン、6は記録紙、7はこの
記録紙6を回転せしめる時計軸を示す。
本考案フロート式液面計は上記のような構成で
あるからワイヤー巻き込み、引き出しの速度を制
限しゼンマイやワイヤーが各ホルダーから外れな
い様にすることができ非常に便利であり、また実
際の計測時のフロートの動きに対しては何等制限
を及ぼさないため、計測値に影響を与えない大き
な利点がある。
あるからワイヤー巻き込み、引き出しの速度を制
限しゼンマイやワイヤーが各ホルダーから外れな
い様にすることができ非常に便利であり、また実
際の計測時のフロートの動きに対しては何等制限
を及ぼさないため、計測値に影響を与えない大き
な利点がある。
第1図は本考案液面計の説明図、第2図はその
調速機構の側面図、第3図はその正面図である。 1……記録ペン軸、2……軸、3,4……傘歯
車、5……記録ペン、6……記録紙、7……時計
軸、101……フロート、103……ワイヤー、
105……ゼンマイ、107……プーリー、10
9……ホルダー、111,115……軸、113
……調速機構、113a……円筒、121……筒
状体、121a……重錘兼摺触体、121b……
弾性変形部。
調速機構の側面図、第3図はその正面図である。 1……記録ペン軸、2……軸、3,4……傘歯
車、5……記録ペン、6……記録紙、7……時計
軸、101……フロート、103……ワイヤー、
105……ゼンマイ、107……プーリー、10
9……ホルダー、111,115……軸、113
……調速機構、113a……円筒、121……筒
状体、121a……重錘兼摺触体、121b……
弾性変形部。
Claims (1)
- 測定すべき液面上にフロートを吊下するための
ワイヤーのゼンマイ巻き取り軸に調速機構を設
け、ゼンマイ巻き取り軸の急激な回転を阻止する
ようにして成り、上記調速機構は台板に固定して
設けた調速円筒並びに、筒状体とにより構成さ
れ、この筒状体はその両側面に弧状に湾曲する弾
性変形部を有し、上下何れか一面中央が上記ゼン
マイ巻き取り軸に固定され他面が重錘兼摺触体を
有し、上記ゼンマイ巻き取り軸の回転時上記重錘
兼摺触体が遠心力によつて半径方向外方に移動し
上記調速円筒の内周面に摩擦接触することを特徴
とするフロート式液面計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2289983U JPS59131022U (ja) | 1983-02-21 | 1983-02-21 | フロ−ト式液面計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2289983U JPS59131022U (ja) | 1983-02-21 | 1983-02-21 | フロ−ト式液面計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59131022U JPS59131022U (ja) | 1984-09-03 |
JPH0332981Y2 true JPH0332981Y2 (ja) | 1991-07-12 |
Family
ID=30153990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2289983U Granted JPS59131022U (ja) | 1983-02-21 | 1983-02-21 | フロ−ト式液面計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59131022U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5234258B2 (ja) * | 1973-07-17 | 1977-09-02 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5151643Y2 (ja) * | 1971-05-13 | 1976-12-10 | ||
JPS5234258U (ja) * | 1975-02-06 | 1977-03-10 |
-
1983
- 1983-02-21 JP JP2289983U patent/JPS59131022U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5234258B2 (ja) * | 1973-07-17 | 1977-09-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59131022U (ja) | 1984-09-03 |
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