JPS6031595Y2 - トイレツトペ−パ−ホ−ルダ−

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【考案の詳細な説明】本考案は、ロール状トイレットペーパーを支持するホー
ルグーに関するものである。

従来のトイレットペーパーホールグーにおいては、トイ
レットペーパーを切断した際、押え板とペーパーの先端
が一致しているため、次に使用する際にはペーパーの端
部を把持するため、押え板を持上げて、ロールを回転せ
しめてペーパーの先端を押え板の外方に垂下せしめなけ
ればならないという欠点を有していた。

本考案は上記従来の欠点を解消し、トイレットペーパー
を切断した後その先端が押え板の外方に必ず垂下するよ
うになされたトイレットペーパーホールグーを提供する
ことを目的としてなされたものである。

次に本考案トイレットペーパーホールダーの実施例を図
面に基いて説明する。

１はトイレットペーパーホールグ一本体の側板であって
、その内側面には環状凸起１１とその上方に円棒状小突
起１２が突設されている。

２は、トイレットペーパーを保持する軸杆であって、そ
の端部には、一端部内方に前記軸杆２より稍小径となさ
れた鍔部を有するゴム製筒状体３が嵌着されており、軸
杆２は環状突起１１に回動可能に挿着されている。

４はぜんまいばねであって、その一端は、側板に突設さ
れた円棒状小突起１２に取着されており、他の一端は軸
杆２に嵌着されたゴム製筒状体３に設けられた間隙に取
着されている。

従って、軸杆２が回動することにより、ぜんまいばね４
は巻かれる。

５は先端に鋸状歯を有する押え板である。

使用の際には軸杆２に保持されたトイレットペーパー６
の端部を把持して引出すと、トイレットペーパー６は、
第３図において時計回り方向に回動し、この動きがトイ
レットペーパー６の芯筒６１を経て軸杆２に伝えられ、
軸杆２の回動によって、ぜんまいばね４は第３図に示さ
れるように一杯に巻かれた状態となる。

芯筒６１と軸杆２は直接結合していないが、トイレット
ペーパー６を引き出す時には、芯筒６１はかなりの回転
速度で回動するので、軸杆２は端部がフリーな状態にな
されているので、摩擦力により共に回動を始める。

トイレットペーパー６を押え板５先端の鋸状歯によって
切断すると、ぜんまいばね４に蓄えられたエネルギーに
よって軸杆２は逆時計回り方向に回動し、これに伴って
トイレットペーパー６も同方向に回動するので、トイレ
ットペーパー６の先端は第２図に示すように、把持可能
に押え板の外方に垂下される。

本考案においては、成上の如き構成となされているので
、トイレットペーパーの端部は常に押え板の外方に垂下
されているので、すぐに使用することができ、トイレッ
トペーパーの端部を探す手間を要しない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例の要部を示す一部切欠斜視図
、第２図、第３図は同じく側面図である。１：側板、２：軸杆、３：弾性体、４：ぜんまいばね。