JPH0332963Y2 - - Google Patents

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JPH0332963Y2
JPH0332963Y2 JP1984145062U JP14506284U JPH0332963Y2 JP H0332963 Y2 JPH0332963 Y2 JP H0332963Y2 JP 1984145062 U JP1984145062 U JP 1984145062U JP 14506284 U JP14506284 U JP 14506284U JP H0332963 Y2 JPH0332963 Y2 JP H0332963Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、仕上げ加工した平板の断面形状の寸
法等をチエツクもしくは測定するための二次元形
状計測器に関するものである。
〔従来の技術と考案が解決しようとする問題点〕
従来からこのような測定を行う場合に、被測定
物のエツジをハイトゲージでX及びY軸方向に逐
次ブロツクゲージを基準にして測定する方法があ
る。しかしながら、この方法では測定者の技量に
より誤差が出易く、また両軸の測定した座標位置
が互いに混乱してデータの誤りとなることもあ
る。さらにハイトゲージで被測定物に傷を付けた
り、手で汚したりすることもある。このような欠
点は、ロボツトアームの先端に取付けられたプロ
ーブを被測定物のエツジに当てて測定する三次元
形状測定装置を用いた場合にも、自動的な測定は
できるにしても依然として解消されない。そこ
で、光源と、光源の前方に位置するワークを支持
し、その光軸と直交方向へ移動可能なテーブル
と、ワークに対し光源と反対側に設けられたフオ
トダイオードアレイと、ワークとフオトダイオー
ドアレイとの間にフオトダイオードの受光範囲を
拡大するレンズと、テーブルの移動によるワーク
の移動量及びフオトダイオードアレイの暗部のフ
オトダイオードエレメント数をメモリーする制御
部とから成る寸法測定装置が周知である。そして
制御部からのパルスでパルスモータを駆動してテ
ーブルを移動させて、そのパルスの計数値をX座
標位置及びフオトダイオードエレメントのカウン
ト数をY座標位置としてメモリに逐次記憶させて
いる。しかしながら、この装置は非接触測定が可
能になるが、自動測定を前提にしたもので機構上
及び電気回路的にも複雑・高価となる。
よつて本考案は、簡単な構造で高精度の測定を
可能にする非接触測定式の二次元形状計測器を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、この目的を達成するために、ベース
にY軸方向へ離間してX軸方向へ取付けられたX
軸座標位置測定用スケールと、ベース上に沿つて
ガイドされることによりスケールに沿つて滑動す
る第1のスライダと、このスライダにY軸方向へ
離間領域を滑動可能にガイドされ、かつY軸座標
位置測定用スケールがX軸座標位置測定用スケー
ルと直角に交差するように取付けられた第2のス
ライダとを備え、第1のスライダにおける双方の
スケールの交差部分に、これらのスケールの読取
り窓を設け、第2のスライダに、X軸及びY軸面
に対して所定距離だけ離れて平行に配置される被
測定物へ光ビームを照射する光源及びその反射光
ビームの受光量を電気信号として検知する受光素
子を設けると共に、この受光素子に電気信号のレ
ベルを指示する表示器を後続させたことを特徴と
している。
〔作用〕
第1のスライダをX軸方向に設定して、第2の
スライダをY軸方向で例えば第4図に示すように
光ビーム28の被測定物27による全反射位置a
から無反射位置cへ向つて移動させると、対応し
て表示器において光量レベルが最大指示値から最
小指示値へ変化する。そして、途中の所定の光量
レベルに対応する部分反射位置bを測定点とし
て、第1及び第2のスライダの滑動位置に対応し
たかX軸及びY軸座標位置を読取り窓で測定す
る。第1のスライダを逐次X軸方向にずらし、そ
の都度このような測定をくり返して形状を求め
る。
〔考案の実施例〕
第1図において、計測器定盤、即ちベース1の
両側には、X軸方向の座標位置を測定する目盛を
付されたスケール2を支持しているアーム3,4
が立設されている。これらのアーム3,4間に
は、さらにスケール2に沿つてスライダ5を滑動
させるアーム6,7が架設されている。スライダ
5は、これら2,6,7を貫通させるブロツク形
状であり、その窓8でスケール2の目盛を読取る
ようになつている。
ブロツク形状のスライダ5には、凹部10が形
成されており、その両側に配設されたアーム1
1,12にはY軸方向に滑動可能にされた同様に
ブロツク形状のスライダ13が貫入されている。
このスライダの上部には、スライダ5の上部を貫
通してY軸方向の座標位置を測定するスケール1
4が立設され、スライダ5の別の窓9でその目盛
を読取るようになつている。
スライダ13には、Z軸方向の距離Lにおける
X及びY軸面に平行な被測定物27の表面に直径
3mmの円形で集光する光ビーム28を照射する光
源21及びレンズ系22と、その反射光を集光す
る集光レンス系23及びその光量を電気信号とし
て検知する受光素子24とが収納されている。こ
れら21〜24の位置関係は、距離Lにおいて被
測定物27を照射しているビーム中心位置がスケ
ール14の測定値と一致するように設定されてい
る。受光素子24には、その出力レベル、即ち入
射光量を指示するメータ又は数値式の表示器26
が接続されている。
動作は次の通りである。
ベース1の溝(図示せず)に沿つて被測定物2
7の基準位置をX,Y軸スケール2,14の原点
(0,0)位置に合わせ、かつその表面をX及び
Y軸面に対して距離Lを保つて平行にセツトす
る。この際窓8,9を通してX,Y軸スケール
2,14の目盛値が0点であることを確認するか
もしくは窓8,9に付されたマーク等で微調整す
る。
続いてスライダ5を逐次X軸方向にずらしてそ
の都度手でスライダ13を上下に調整し、表示器
26の指示値が全反射の最大値から1/2になる点、
即ち照射ビームの中心点が被測定物のエツジに一
致する点で窓9を通してY軸座標位置を読取る。
このようにして逐次測定点PnにおけるX軸座標
位置Xnに対するY軸座標位置Ynを読取つて、そ
の座標位置(Xn,Yn)から被測定物の形状を求
める。
ここで、第2図に示すように被測定物27のY
軸方向の形状が増大方向に0.05mm変化したとす
る。この場合、反射光量の減少を、照射ビーム径
が3mmから(3−0.05×2)mm=2.9mmに減少し
たと仮定して求めると、反射面積の減少率6.6%
に対応して表示器26における指示値が変化し、
原理的に十分に検知できる範囲である。また、第
3図に示すように、測定形状が半径:Rの円弧で
ある場合、次に説明するようにR=226mm以上で
あれば、原理的に精度0.05m/mを確保できる。
つまり、照射ビーム28の集光直径C即ち弦を3
mm、検出可能な最小寸法即ち円弦間の距離Hを第
2図の結果からさらに1/10の0.005m/mとして
Rを求めると、 R=H/2+C2/8H=225.0025mm 測定精度は、実際上被測定物27の厚み、光反
射特性、受光素子24の直線性、背景光等により
変動する可能性があるが、これらの補正或は必要
によりビーム直径をさらにシヤープにする等によ
り、いずれにしても熟練を要しない高精度の測定
が可能になる。また、測定点はビーム形状等によ
つては必ずしも光量半減点にする必要はない。
〔考案の効果〕 以上、本考案によれば、ハイトゲージ式X軸ス
ケールに沿つてスライドするX軸方向スライダ
に、ハイトゲージ式Y軸スケールを固定されたY
軸方向スライダを光照射・反射光受光式サーチボ
ツクスとしてガイドさせた簡単な構造により、非
接触測定式で表示器の指示レベルをチエツクする
だけの習熟を要しない高精度の平面形状測定が可
能になる。双方のスケールの読み取りは、これら
の交差部分で素早く行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による二次元形状計測器を示す
もので、aはその斜視図、bはその主要部の矢印
A視の斜視図及びcはその要部断面図、第2図及
び第3図は第1図による計測器の動作説明図並び
に第4図は本考案の原理説明図である。 1……ベース、2,14……スケール、5,1
3……スライダ、21……光源、24……受光素
子、26……表示器、27……被測定物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベースにY軸方向へ離間してX軸方向へ取付け
    られたX軸座標位置測定用スケールと、前記ベー
    ス上に沿つてガイドされることにより前記スケー
    ルに沿つて滑動する第1のスライダと、このスラ
    イダにY軸方向へ前記離間領域を滑動可能にガイ
    ドされ、かつY軸座標位置測定用スケールが前記
    X軸座標位置測定用スケールと直角に交差するよ
    うに取付けられた第2のスライダとを備え、 前記第1のスライダにおける前記双方のスケー
    ルの前記交差部分に、これらのスケールの読取り
    窓を設け、 前記第2のスライダに、X軸及びY軸面に対し
    て所定距離だけ離れて平行に配置される被測定物
    へ光ビームを照射する光源及びその反射光ビーム
    の受光量を電気信号として検知する受光素子を設
    けると共に、この受光素子に電気信号のレベルを
    指示する表示器を後続させたことを特徴とする二
    次元形状計測器。
JP1984145062U 1984-09-27 1984-09-27 Expired JPH0332963Y2 (ja)

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JP1984145062U JPH0332963Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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JP1984145062U JPH0332963Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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Publication Number Publication Date
JPS6160115U JPS6160115U (ja) 1986-04-23
JPH0332963Y2 true JPH0332963Y2 (ja) 1991-07-12

Family

ID=30703318

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JP1984145062U Expired JPH0332963Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114601A (ja) * 1974-07-25 1976-02-05 Fujitaro Satake Shataihenkeisokuteisochi
JPS57508A (en) * 1980-06-03 1982-01-05 Sumitomo Heavy Ind Ltd Contour measuring device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114601A (ja) * 1974-07-25 1976-02-05 Fujitaro Satake Shataihenkeisokuteisochi
JPS57508A (en) * 1980-06-03 1982-01-05 Sumitomo Heavy Ind Ltd Contour measuring device

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Publication number Publication date
JPS6160115U (ja) 1986-04-23

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