JPH0332840A - パッド印刷装置 - Google Patents

パッド印刷装置

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JPH0332840A
JPH0332840A JP1166564A JP16656489A JPH0332840A JP H0332840 A JPH0332840 A JP H0332840A JP 1166564 A JP1166564 A JP 1166564A JP 16656489 A JP16656489 A JP 16656489A JP H0332840 A JPH0332840 A JP H0332840A
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pad printing
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Kashiwa Murayama
村山 柏
Masakazu Tatsuta
立田 雅一
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Japan Crown Cork Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、パッド印刷装置に関する。
〔従来技術〕
飲食料用瓶の如き容器のための容器蓋として、当業者に
は周知の如く、天面壁及び天面壁の周縁から垂下する筒
状スカート壁を有する容器蓋が提案され実用に供されて
いる。かうな容器蓋においては、天面壁外面に内容物を
表示する表示及び/又は製造販売元等を示す表示等を含
む印刷が施され、また必要に応じてその内面に懸賞用の
表示等の印刷が施されている。
印刷が施された容器蓋は、容器蓋族アルミニウム基合金
等の金属材料から形成されている場合には、シート状の
金属素材のときに少なくともその片面に印刷を施し、し
かる後に印刷が施された金属素材を、プレス加工等の機
械加工にて打ち抜き製造される。従って、金属製容器蓋
にあっては、比較的容易に容器蓋の天面壁の外面及び/
又は内面に印刷を施すことができる。
一方、近時においては、容器蓋として、上述した金属製
容器蓋に代えて、ポリプロピレン等の適宜の合成樹脂材
料から形成された合成樹脂製容器蓋が提案されている。
合成樹脂製容器蓋は、一般に、圧縮成形、射出成形等に
よって底形される。
従って、この合成樹脂製容器蓋の天面壁の外面及び/又
は内面に印刷を施す場合には、容易に理解される如く、
金属製容器蓋と同様にして施すことができず、成形後に
印刷を施さなけらばならない。
容器蓋の天面壁の外面を印刷する装置としては、例えば
特公昭56−19833号公報に開示されているタンポ
印刷装置を利用することができる。
このタンポ印刷装置を用いた場合には、柔軟材料から形
成された略半球状のタンボの表面に印刷すべきパターン
を版板から転写し、次いで上記パターンを保持したタン
ボを容器の上方に位置付け、しかる後タンボを容器蓋の
天面壁外面に押しつけることによって、天面壁の外面に
所要の通りの印刷を施すことができる。
しかし、上述した装置を用いた場合には、容易に理解さ
れる如く、 (1)印刷される容器蓋の移動を間欠移動にしなければ
ならず(即ち、タンポを容器の天面壁に押しつけるとき
にはこの容器蓋を静止状態に保持しなければならず、従
って容器蓋の移動は必然的に間欠移動となる)、高速で
印刷を施すことができない、 (2)懸賞用容器蓋にあっては天面壁の内面にも印刷を
施す必要があるが、上述したタンポ印刷装置においては
内面に印刷を施すことが困難であり、またその領域も制
限される、 等の問題が存在する。
〔発明の目的〕
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その第
1の目的は、容器蓋の如き物品に高速でしかも良好な印
刷を施すことができるパッド印刷装置を提供することで
ある。
本発明の第2の目的は、容器蓋の天面壁の外面及び内面
に印刷を施すことができる容器蓋パッド印刷装置を提供
することである。
〔発明の要約〕
本発明によれば、上記第1の目的に対応して、供給域、
印刷域及び排出域を順次に通して物品を搬送するための
搬送手段、 該供給域において該搬送手段に物品を供給するための供
給手段、 該排出域において該搬送手段から物品を排出するための
排出手段、 パターン供給域及び該印刷域を順次に通して搬送される
弾性印刷パッドを含むパッド印刷手段、及び 該パターン供給域において該印刷パッドにインキパター
ンを供給するためのパタ−ン供給域役、を具備し、 該印刷域において該パッド印刷手段の該印刷パッドが物
品に圧着せしめられてパッド印刷が施される、 ことを特徴とするパッド印刷装置が提供される。
また、本発明によれば、上記第2の目的に対応して、容
器蓋供給域、第1の印刷域及び容器蓋移送域を順次に通
して容器蓋を搬送するための第1の容器蓋搬送手段、 容器蓋移送域、第2の印刷域及び容器蓋排出域を順次に
通して容器蓋を搬送するための第2の容器蓋搬送手段、 天面壁とかかる天面壁の周縁から垂下する筒状スカート
壁とを有する容器蓋を該容器蓋供給域において該第1の
容器蓋搬送手段に供給するための容器蓋供給手段、 該容器蓋排出域において該第2の容器蓋搬送手段から容
器蓋を排出するための容器蓋排出手段、第1のパターン
供給域及び該第1の印刷域を順次に通して搬送される第
1の弾性印刷パッドを含む第1のパッド印刷手段、 該第1のパターン供給域において該第1の印刷パッドに
インキパターンを供給するための第1のパターン供給手
段、 第2のパターン供給域及び該第2の印刷域を順次に通し
て搬送される第2の弾性印刷パッドを含む第2のパッド
印刷手段、 該第2のパターン供給域において該第2の印刷パッドに
インキパターンを供給するための第2のパターン供給手
段、を具備し、 該容器蓋供給手段から該第1の容器蓋搬送手段に供給さ
れた容器蓋は、天面壁の外面と内面との一方を該第1の
印刷パッドに向けた姿勢で該第1の印刷域を通して搬送
され、該第1の印刷パッドが容器蓋の天面壁の外面と内
面との該一方に圧着されてパッド印刷が施され、 該容器蓋移送域において該第1の容器蓋搬送手段から該
第2の容器蓋搬送手段に移送された容器蓋は、天面壁の
外面と内面との他方を該第2の印刷パッドに向けた姿勢
で該第2の印刷域を通して搬送され、該第2の印刷パッ
ドが容器蓋の天面壁の外面と内面との該他方に圧着され
てパッド印刷が施される、 ことを特徴とする容器蓋パッド印刷装置が提供される。
〔発明の具体例〕
以下、添付図面を参照して、本発明に従うパッド印刷装
置の一具体例を説明する。
第1図を参照して図示のパッド印刷装置を概説すると、
パッド印刷装置は略直方体状の装置本体2を具備してい
る。この装置本体2の底部には複数個の脚部4が設けら
れ、かかる脚部4が工場等の床に載置される。
装置本体2には、容器蓋供給手段6、第1の容器蓋搬送
手段8、第1のパッド印刷手g210、第2の容器搬送
手段12及び第2のパッド印刷手段14が設けられてい
る。容器蓋供給手段6は装置本体2の略中央部に配置さ
れ、容器蓋供給域18にて容器蓋20を第1の容器蓋搬
送手段8に供給する。第1の容器蓋搬送手段12に供給
された容器蓋20は、矢印22で示す方向に送給され、
番号24で示す第1の印刷域を通して搬送される。
第1のパッド印刷手段10は第1のパターン供給域26
及び上記第1の印刷域24を通って移動される。第1の
パターン供給域26においては、容器蓋20(具体例に
て容器蓋20の天面壁の内面)に施すべきインキパター
ンが第1のパターン供給手段28から第1のパッド印刷
手段10に供給され、かく供給されたインキパターンは
第1の印刷域24に移動される。第1の印刷域24にお
いては、第1の容器蓋搬送手段8に保持された容器蓋2
0と第1のパッド印刷10に保持されたインキパターン
が同期して移動され、上記インキパターンが後述する如
くして容器蓋20(天面壁の内面)に施される。インキ
パターンが施された容器蓋は20は、第1の容器蓋搬送
手段8の作用により、番号30で示す容器蓋移送域に送
給され、かかる容器蓋移送域30にて第1の容器蓋搬送
手段8から第2の容器蓋搬送手段12に移送される。第
2の容器蓋移送手段12に移送された容器蓋20は、第
2の印刷域32を通って搬送される。第2のパッド印刷
手段14は第2のパターン供給域34及び上記第Iの印
刷域32を通って移動される。第2のパターン供給域3
4においては、容器蓋20(具体例において容器蓋の天
面壁の内面)に施すべきインキパターンが第2のパター
ン供給手段36から第2のパッド印刷手段14に供給さ
れ、かく供給されたインキパターンは第2の印刷域32
に移動される。第2の印刷域32においては、第2の容
器蓋搬送手段12に保持された容器蓋20と第2のパッ
ド印刷手vk14に保持されたインキパターンが同期し
て移動され、上記インキパターンが後述する如くして容
器蓋20 (天面壁の外面)に施される。インキパター
ンが施された容器蓋は20は、第2の容器蓋搬送手段1
2の作用により更に矢印38で示す方向に移動され、番
号40で示す容器蓋排出域に送給される。容器蓋排出域
40には容器蓋排出手段42が配設され、容器蓋排出域
40に搬送された容器蓋20は、第2の容器蓋搬送手段
12から容器蓋排出手段42に排出される。
尚、図示の具体例では、容器蓋20の天面壁の内面及び
外面の双方にインキパターンを施すようになっているが
、容器蓋20の天面壁の外面のみにインキパターンを施
す場合には、第2の容器蓋搬送手段32、第2のパター
ン供給手段36、第2のパッド印刷手段34を利用し、
容器蓋供給手段6からの容器蓋20を、第1図に二点鎖
線で示す如く、第2の容器蓋搬送手段32に直接供給す
るようにすればよい。また、極めて少ないが、容器蓋2
0の天面壁の内面のみにインキパターンを施す場合には
、第1の容器蓋搬送子役8、第1のパターン供給手段2
8及び第1のパッド印刷手段10を利用すればよい。
次いで、上述した各種構成要素の詳細について説明する
第1図と共に第2図乃至第4図を参照して第1の容器蓋
搬送手段8について説明すると、図示の容器蓋搬送子!
lk8は、所定の無端状搬送径路に沿って移動される複
数個の可動部材44を備えている。複数個の可動部材4
4は実質上同一の構成であり、以下それらの1つについ
て説明する。図示の可動部材44は、略矩形状の細長い
主部46を有している。この主部46の両端部には支持
突部48及び50が設けられ、支持突部48及び50の
自由端部には両側に突出する連結部54及び56が設け
られている。かかる可動部材44は、装置本体2内に所
定方向(第1図において紙面に垂直な方向、第2図にお
いて左右方向)に間隔をおいて配設された一対の支持プ
レート58及び60の間に配置され、一対の支持プレー
ト58及び60の間を所要の通り移動される。一対の支
持プレート58及び60の所定部位には、矢印62(第
1図)で示す方向に回転駆動される駆動スプロケット6
4と回転自在な従動スプロケット66が配設され(第1
図では、支持プレート58に関連して設けられたものも
みを示す)、駆動スプロケット64及び従動スプロケッ
ト66間にそれぞれ駆動手段を構成する駆動チェーン機
構68及び70(第2図)が巻き掛けられている。駆動
チェーン機構68及び70の片側走行部(即ち、上側走
行部)は支持プレート58及び60の上側に配置され、
それらの上端面と支持プレート58及び60に装着され
た離脱防止用案内部材72及び74の下面に案内されて
矢印22で示す方向に移動される。また、駆動チェーン
機構68及び70の他側走行部(即ち、下側走行部)は
、図示していないが、支持プレート58及び60の下側
に配置され、それらの下端面と支持プレート58及び6
0に装着された離脱防止用案内部材の上面に案内されて
矢印22とは反対方向に移動される。具体例の駆動チェ
ーン機構68及び70は複数個のローラ76を有し、こ
れらローラ76が連結リンク78を介して無端状に連結
されている。従って、駆動チェーン機構68及び70が
上述した如く移動されるときには、第2図から理解され
る如く、ローラ76は回転しながら移動され、また連結
リンク78は支持プレート58及び60並びに離脱防止
用案内部材72及び74に案内されながら移動される。
可動部材44の両端部は、駆動チェーン機構68及び7
0に連結されている。具体例では、駆動チェーン機構6
8及び70の連結リンク78はプレート状であるが、特
定の連結リンク78a(第12図参照)はL字状になっ
て内側に突出している。
そして、駆動チェーン機構68及び70における連結リ
ンク68aの内実出端部に可動部材44の連結部54及
び56が連結ボルト80により連結されている。かく構
成されているので、第5図及び第12図に示す如く、可
動部材44は駆動チェーン機構68及び70の移動方向
に所定の間隔をおいて配置され、駆動チェーン機構68
及び70の移動に伴ってこれらと一体に所定方向に連続
的に移動される。
可動部材44には、その長手方向(第2図において左右
方向、第5図において紙面に垂直な方向)に間隔をおい
て複数個(具体例では4個)の容器蓋保持手段82が配
設され、インキパターンが施される容器蓋20はこれら
容器蓋保持手段82にに離脱自在に保持される。ここで
、容器蓋20について概説すると、図示の容器蓋20は
円形の天面壁86とこの天面壁86の周縁から垂下する
筒状スカート壁88を有し、そのスカート壁88の外周
面には上下方向に延びる複数個の小さい突条が設けられ
、その外形は略円筒形である。この容器蓋20はポリプ
ロピレン等の適宜の合成樹脂から形成することができる
第5図をも参照して、容器蓋保持手段82は、係止位置
と解除位置の間を移動自在に配設された係止部材90を
含んでおり、係止部材90は可動部材44の主部46に
設けられた容器蓋受部92と協働して容器蓋を解除自在
に保持する。詳述すると、可動部材44の主部46の一
側端部、即ち第3図及び第5図において右側端部には、
各容器蓋保持手段82に対応して上方に突出する係止突
部94 (具体例において4個)が設けられ、かかる係
止突部94における第3図及び第5図において左面には
、容器蓋受部92が規定されている。
これら受部92は、保持すべき容器蓋20の形状に対応
して略半円状であり、第3図及び第5図において左方に
解放されている。係止部材90は容器蓋受部92の各々
に対応して設けられ、各容器蓋受部92の第3図及び第
5図において左方に配置されている。各係止部材90は
主部96と主部96の上端から対応する容器蓋受部92
に向けて延びる係止部98を有し、係止部98の自由端
には容器蓋20の形状に対応して略半円形状の凹部が規
定されている。係止部材90が係止位置にある(第5図
において左に位置する状態)ときには、その係止部98
が容器蓋20のスカート壁88に作用し、かくして容器
蓋20は可動部材44の係止突部84と係止部材90の
係止部98との間に挟持される(第3図も参照)。一方
、係止部材90が解除位置にある(第5図において中央
及び右に位置する状態)ときには、その係止部98が可
動部材44の容器蓋受部92に受入られた容器蓋20か
ら離隔し、かくして可動部材44の係止突部84及び係
止部材9011Jffへの容器蓋20の送給及び離脱が
許容される。
具体例では、1つの可動部材44に関連して設けられた
複数個(具体例では4個)の係止部材90は解除位置に
同時に位置付けられるように構成されている。主として
第2図及び第5図を参照して、可動部材44の支持突部
48及び54の間には支持軸100が回転自在に装着さ
れ、この支持軸100に複数個の係止部材90における
主部96の下端部がその軸線方向に間隔を置いて回転自
在に装着されている。各係止部材90の主部96には係
止ピン102が装着され、また各係止ピン102の対応
して可動部材44に設けられた垂下部104にも係止ピ
ン106が装着され、これら両係止ピン102及び10
6の間にコイルばね部材108が装着されている。コイ
ルばね部材108は対応する係止部材90を第5図にお
いて時計方向に偏倚せしめて上記係止位置に弾性的に保
持する。係止部材90に関連して、更に、保持解除手段
が設けられている。図示の保持解除手段は各係止部材9
0に対応して配設された第1のアーム部材110を備え
ている。第1のアーム部材110の一端部は支持軸10
0に固定され、その他端部には係止部材90の主部96
に作用し得る作用ピン112が植設されている。支持軸
100の片端部(第2図において右端部)には、更に、
第2の7−4部材114が配設されている。第2のアー
ム部材114の一端部は上記支持軸100に固定され、
その他端部には軸116を介してコロ118が回転自在
に装着されている。この第2のアーム部材114の中間
部には弧状に細長い孔120か形成され、また可動部材
44の支持突gB50にはピン122が固定され、かか
るピン122の自由端部が上記孔120内に移動自在に
受は入れられている。更に、第2のアーム部材114に
設けられたコロ118に対応して、容器蓋供給域18及
び容器蓋移送域30にカム手段122及び124が配設
されている。容器蓋供給域18に配設されたカム手段1
22(第5図)は、可動部材44の移動方向に向けて上
方に傾斜して延びる第1の傾斜8126、第1の傾斜部
126に続いて可動部材44の移動方向に実質上水平に
延びる水平作用R128及び水平作用部128に続いて
可動部材44の移動方向に向けて下方に傾斜して延びる
第2の傾斜部130を有している。また、容器蓋移送域
30に配設されたカム手&(第1I図)は、可動部材4
4の移動方向に向けて下方に傾斜して延びる第1の傾斜
部132、第1の傾斜1132に続いて実買上水平に延
びる水平作用部134及び水平作用1134に続いて可
動部材44の移動方向に向けて上方に傾斜して延びる第
2の傾斜部(図示せず)を有している。かく構成されて
いるので、通常、コイルばね部材108の作用により係
止部材90が係止位置に位置付けられ、この係止部材が
作用ピン112を介して第1のアーム110を第5図に
おいて時計方向に偏倚せしめ、かくして保持解除手段は
非作用状態(第5図において左に示す状態)に保持され
る。この非作用状態においては、可動部材44に設けら
れたピン122が第2のアーム部材114に形成された
孔120の一端、第5図において上端に当接し、第2の
アーム部材114の所定角度位置(非作用状態における
角度位置)を越える旋回動が確実に阻止される。また、
第2のアーム部材114は斜め下方に延び、第1のアー
ム部材110の作用ピン112は上記係止位置にある係
止部材90に実質上作用することはなく、係止部材90
は上記係止位置に保持される。一方、可動部材44がカ
ム手段120(又は122)を通過する際には、かかる
カム手段120 (又は122)が第2のアーム部材1
14のコロ118に作用し、第2のアーム部材114は
第5図(又は第1I・1図)において反時計方向に旋回
される。かくすると、この第2のアーム部材114と一
体に支持軸100及び第1のアーム部材110も旋回さ
れ、第1のアーム部材1100作用ピン112が係止部
材9oに作用してこれを第5図(又は第1L図)におい
て反時計方向に旋回せしめ、かくして可動部材44に配
設された複数個の係止部材44は係止位置から解除位置
に同時に移動される(係止部材90が上記解除位置に有
るときには、ビン122は第2のアーム部材114の孔
120の他端部に位置する)。
具体例では、また、可動部材44が一対の支持プレート
の片方60に沿って移動されるように構成されている。
再び第2図を参照して、可動部材44の連結部54には
内側に突出する取付突部136が設けられ、かかる取付
突部136の下面に略コ字状の取付部材138が固定さ
れている。
取付部材138には、また、軸部材140が支持プレー
ト58に近接及び離隔する方向に移動自在に装着されて
いる。軸部材140の一端部は支持プレート58に向け
て突出し、この突出端部にブロック状の部材142が固
定されている。ブロック状の部材142には凹部が形成
され、かかる凹部に軸144を介してコロ146(第2
のコロとして作用する)が回転自在に装着されている。
また、1I11部材140には係止リング148が係止
され、この係止リング148と取付部材138の間には
、軸部材140を第2図において左方に偏倚せしめるコ
イルばね150が介在されている。この可動部材44の
連結部50にも凹部が形成され、この凹部にも軸152
を介してコロ154 (第1のコロとして作用する)が
回転自在に装着されている。かくの通りであるので、コ
イルばね150の作用により軸部材140が第2図にお
いて左方に偏倚され、コロ146が支持プレート58の
内面に弾性的に押圧される。そして、これにより可動部
材44全体が第2図において右方に偏倚され、コロ15
4も残りの支持プレート60の内面に弾性的に押圧され
る。従って、コイルばね150の作用によりコロ146
及び154は支持プレート58及び60に常時接触し、
可動部材44の移動に伴って従動回転し、可動部材44
は支持プレート60を基準にして所定方向に移動される
第3図及び第5図を参照して、可動部材44の主部46
の上端部には横方向(第3図及び第5図において左右方
向)に容器蓋受部92を越えて他側端から一側端まで延
びる溝部156が形成されている。かかる溝部156の
底部(主部46に形成された部位)はその上部(係止突
部94に形成された部位)よりも幾分幅が狭くなってお
り、また溝部156の底面156aは円弧状になってい
る。また、可動部材44に形成された溝部156に対応
して、各係止部材90にも矩形状の切欠き158(第4
図も参照〉が形成されている。切欠き158は、係止部
材90の主部96の上端部から係止998の自由端まで
延びている。可動部材44の溝部156及び係止部材9
oの切欠き158には、後に詳述する如く、容器蓋供給
手段6の一部が進入し、容器蓋供給手段6と当接するこ
とがないようになっている。尚、後述の記載から容易に
理解される如く、可動部材44を第2の容器蓋搬送手段
12の可動部材としても利用するときには上述した形状
の溝部156を設ける必要があるが、第1の容器蓋搬送
手段8の可動部材44としてのみ利用するときには、溝
部156における上記底部(主部46に形成された部位
)を省略することができる。
次いで、再び第1図及び第2図を参照して第1のパッド
印刷手段10について説明すると、図示の第1のパッド
印刷手段10は、所定の無端状搬送径路に沿って移動さ
れる複数個の可動部材162を備えている。複数個の可
動部材162は実質上同−の構成であり、以下それらの
1つについて説明する。図示の可動部材162は、第1
の容器蓋搬送手段8における可動部材44と略同−の構
成であり、略矩形状の細長い主部164を有している。
この主部1640両端部には支持突部166及び168
が設けられ、支持突部166及び168の自由端部には
両側に突出する連結部170及び172が設けられてい
る。かかる可動部材162は、装置本体2内に所定方向
(第1図において紙面に垂直な方向、第2図において左
右方向)に間隔を置いて配設された一対の支持プレート
174及び176の間に配置され、一対の支持プレート
174及び176の間を所要の通り移動される。
一対の支持プレート174及び176の所定部位には、
矢印178(第1図)で示す方向に回転駆動される駆動
スプロケット180と回転自在な従動スプロケット18
2及び184が配設され(第1図では、支持プレート1
74に関連して設けられたものもみを示す)、駆動スプ
ロケット180並びに従動スプロケット182及び18
4間にそれぞれ駆動手段を構成する駆動チェーン機構1
86及び188(第2図)が巻き掛けられている。駆動
チェーン機構186及び188の一部(即ち、従動スプ
ロケット182及び184の間を延びる下側走行部)は
支持プレート174及び176の下側に配置され、それ
らの下端面と支持プレート174及び176に装着され
た離脱防止用案内部材190及び192の上面に案内さ
れて矢印194で示す方向に移動される。駆動チェーン
機構186及び188の他の一部(即ち、従動スプロケ
ット184及び駆動スプロケット180の間を延びる左
側走行部)は、支持プレート174及び176の左側に
配置され、それらの左端面と支持プレート174及び1
76に装着された離脱防止用案内部材196及び198
の右面に案内されて移動される。また、駆動チェーン機
構186及び188の残りの一部(即ち、駆動スプロケ
ット180及び従動スプロケット182の間を延びる右
側走行部)は、図示していないが、支持プレー)174
及び176の右側に配置され、それらの右端面と支持プ
レート174及び176に装着された離脱防止用案内部
材の左面に案内されて移動される。
駆動チェーン機構186及び188は第1の容器蓋搬送
手段8の可動部材44を移動させるための駆動チェーン
機構68及び70と実質上同一の構成であり、従って、
移動するときにはローラ200は回転しながら移動され
、また連結リンク202は支持プレート174及び17
6並びに離脱防止用案内部材190.192.196及
び198に案内されながら移動される。可動部材162
の両端部は、駆動チェーン機構186及び188に連結
されている。具体例では、第1の容器蓋搬送手段8の場
合と同様に、駆動チェーン機構186及び188の連結
リンク202はプレート状であるが、特定の連結リンク
202aはL字状になって内側に突出している。そして
、駆動チェーン機構186及び188における連結リン
ク202aの内突出端邪に可動部材162の連結部17
0及び172が連結ボルト204により連結されている
かく構成されているので、可動部材162は、第1の容
器蓋搬送手段88における可動部材44と同様に、Il
動チェーン機構186及び188の移動方向に所定の間
隔(かかる間隔は、第1の容器蓋搬送手段8の可動部材
44の間隔と実質上同一である)を置いて配置され、駆
動チェーン機構186及び188の移動に伴ってこれら
と一体に所定方向に連続的に移動される。
可動部材162の主部164には上記主部164に略対
応した形状の支持部材206が装着され、かかる支持部
材206の表面に弾性印刷パッド208が設けられてい
る。具体例では、可動部材162の主部164には、長
手方向(第2図において左右方向)に間隔を置いて一対
の貫通孔が形成され、これら貫通孔にスリーブ部材21
0が装着されている。また、支持部材206には、可動
部材162に装着されたスリーブ部材210に対応して
一対の支持ロッド212ガ設けられ、これら支持ロッド
212の一端が取付ボルト214により支持部材206
に固定され、支持ロッド212の他端部が対応するスリ
ーブ部材210に滑動自在に装着されている。弾性印刷
パッド208 (第1の印刷パッドを構成する)は略半
球状のパッド部材216(例えばシリコンゴムから形成
することができる)を有するそれ自体周知のものでよく
、例えば固定ボルト(図示せず)により支持部材206
の表面に固定される(第6図も参照)。かかる弾性印刷
パッド208は、第2図に示す如く、第1の容器蓋搬送
手段8の可動部材44に設けられた容器蓋保持手段82
の各々に対応して支持部材206の長手方向に所定の間
隔をおいて複数個(具体例では4個)配設される。支持
部材206の両端には短軸218及び220が植設され
、短軸218及び220にコロ222及び224が回転
自在に装着されている。一方、上記コロ222及び22
4に対応して、支持プレート174及び176には、可
動部材162を移動させるための支持部材移動手段22
6及び228が配設されている。図示の支持部材移動手
段226及び228は可動部材162の移動径路に沿っ
て延びるカム部材230及び232から構成されている
。カム部材230及び232の一部230a及び232
aは支持プレート174及び176の内面に部材234
を介して固定され、またそれらの一部230b及び23
2bは支持プレート174及び176の内側に配設され
ている。具体例のカム部材230及び232は、第1の
印刷域24に対応して設けられた第1の作用部236(
第2図にカム部材232の第1の作用部236のみを示
す)、第1のパターン供給域26に対応して設けられた
第2の作用部238(第2図にカム部材232の第2の
作用部238のみを示す)及びその他の領域(第1の印
刷域24及び第1のパターン供給域26を除く域)に対
応して設けられた第3の作用部240 (第2図にカム
部材230に設けられた第3の作用部のみを示す)を有
し、第1の作用部236及び第2の作用部238は、第
3の作用部240に比して可動部材162の無端状搬送
径路に関して放射方向外方に突出しており、支持部材2
06の一対のコロ222及び224はこれら作用部23
6.238及び240上を所要の通り移動する。具体例
では、また、支持部材206の長手方向中央部には取付
ボルト242によりロッド部材244が固定されている
。ロッド部材244の他端部は可動部材162の主部1
64に形成された孔を通して内方に突出しており、その
突出端に設けられたフランジ246と上記主部164と
の間にはコイルばね248が介在されている。コイルば
ね248は支持部材206を主部164に近接する方向
に偏倚せしめ、これにより支持部材206のコロ222
及び224は上記カム部材230及び232の作用部2
36.238及び240に確実に接触しながら移動する
。かく構成されているので、可動部材162が第1の印
刷域24及び第1のパターン供給域26を除く域を移動
するときには支持部材206は可動部材162の主部1
64に近接した状態に保持されるが、第1の印刷域24
を移動するときには支持部材296はカム部材230及
び232の第1の作用部236により可動部材162の
無端状搬送径路に関して外側、即ち第1の容器蓋搬送手
段手段8に向けて移動され、また第1のパターン供給域
26を移動するときには支持部材206はカム部材23
0及び232の第2の作用部238により可動部材16
2の無端状搬送径路に関して外側、即ち第1のインキパ
ターン供給手段28に向けて移動される。尚、カム部材
230及び232における第3の作用部240は省略す
ることができ、かかる場合には、第1の印刷域24及び
第1のインキパターン供給域26を除く域において支持
部材206が可動部材162の主部164に当接するよ
うになる。
具体例では、第1のパッド印刷手段10の可動部材16
2も、第1の容器蓋搬送手段8の可動部材44と同様に
、一対の支持プレートの片方176に沿って移動される
ように構成されている。可動部材162の連結部170
には略コ字状の取付部材250が固定され、取付部材2
50には支持プレート174に近接及び離隔する方向に
移動自在に軸部材252が装着されている。軸部材25
2の一端部は支持プレート174に向けて突出し、この
突出端部にブロック状の部材254が固定されている。
ブロック状の部材254には凹部が形成され、かかる凹
部に軸256を介してコロ258(第2のコロとして作
用する)が回転自在に装着されている。また、軸部材2
52には係止リング260が係止され、この係止リング
260と取付部材250の間には、軸部材252を第2
図において左方に偏倚せしめるコイルばね262が介在
されている。また可動部材162の連結部172にも凹
部が形成され、この凹部にも軸264を介してコロ26
6 (第1のコロとして作用する)が回転自在に装着さ
れている。かくの通りであるので、コイルばね262の
作用により軸部材252が第2図において左方に偏倚さ
れ、コロ258が支持プレート174の内面に弾性的に
押圧される。
そして、これにより可動部材162全体が第2図におい
て右方に偏倚され、コロ266も残りの支持プレート1
76の内面に弾性的に押圧される。
従って、コイルばね262の作用によりコロ258及び
266は支持プレート174及び176に常時接触し、
可動部材162の移動に伴って従動回転し、可動部材1
62は支持プレート176を基準にして所定方向に移動
される。尚、具体例においては可動部材162を支持プ
レート176を基準にして移動させているが、これとは
反対に、もう一方の支持プレート174を基準にして移
動させるようにしてもよく、かく移動させた場合には、
第1の容器蓋搬送手段8における可動部材44も支持プ
レート58を基準にして移動させるようにするのが好ま
しい。
第1の容器蓋搬送手段8における可動部材44と第1の
パッド印刷手段10の可動部材162は、第1の印刷域
24において両者の相対的位置が拘束されるように、次
の通り構成されている。即ち、第1の容器蓋搬送手段8
の可動部材44の両支持突部48及び50にはブロック
状部材270及び272が固定されている。ブロック状
部材270及び272には貫通孔が形成され、これら貫
通孔に挿入部材274及び276が可動部材44の無端
上流端部搬送径路に関して放射方向に滑動自在に装着さ
れている。挿入部材274及び276の一端部、即ち先
端部は円錐状に先細であり、ブロック状部材270及び
272の一端から突出している。挿入部材274及び2
76の他端部はブロツク状部材270および272の他
端から突出し、かかる突出端部には係止部材278が係
止されている。また、ブロック状部材270及び272
には挿入部材274及び276の一端部が幾分進入する
ことができるように凹部が形成され、かかる凹部に皿ば
ね280が配設されている。皿ばね280は挿入部材2
74及び276をブロック状部材270及び272から
突出する方向、即ち可動部材162の無端状搬送径路に
関して放射方向外方に弾性的に偏倚せしめ、従って、挿
入部材274及び276は、係止部材278がブロック
状部材270及び272の他端面に当接することにより
突出状態に保持される。また、第1のパッド印刷手段1
0の可動部材162の両支持突部166及び168には
プレート状部材282及び284が固定されている(具
体例では、プレート状部材282及び284には開口が
形成され、支持部材206の両端部はこれら開口を通し
て両側に突出している)。プレート状部材282及び2
84の自由端部は外側に折曲されており、これら折曲部
282a及び284aには円錐形状の受容開口が形成さ
れている。かく構成されているので、第1図から容易に
理解される如く、第1のパッド印刷手段10における可
動部材162が従動スプロケット182及び184の間
を移動するときには、第1の容器蓋搬送手段8の可動部
材44に設けられた一対の挿入部材274及び276の
先端部が第1のパッド印刷手段10の可動部材162に
設けられたプレート状部材282及び284の受容開口
に挿入され、かくして両回動部材44及び162の相対
的位置が確実に拘束され、可動部材44及び162は所
定の位置関係に保持された状態で同期して第1の印刷域
24を通して移動される。具体例では、可動部材44の
両端部に挿入部材274及び276を設けると共に可動
部材162の両端部に受容開口を有するプレート状部材
282及び284を設けているが、これとは反対に、可
動部材44にプレート状部材282及び284を設ける
と共に可動部材162に挿入部材274及び276を設
けるようにしてもよい。
また、両回動部材44及び162を確実に拘束すること
ができるときには、可動部材44に1個の挿入部材又は
受容開口を設けると共に可動部材162に1個の受容開
口又は挿入部材を設けるのみでもよい。
第1のパターン供給手段28は中空円筒状の支持基体2
86を有し、この支持基体286の周表面に版板288
が取り付けられている。第1のノくターン供給手段28
の周囲にはインキ供給手段(図示せず)が配設され、イ
ンキ供給手段から供給されるインクにより版板288の
表面にインキパターンが形成される。具体例では、第1
のパッド印刷手段10の可動部材162に設けられた印
刷パッド208に対応して支持基体286の軸線方向に
間隔を置いて4個のインキパターンが形成され、4個の
インキパターンが第1のパターン供給域26において第
1のパッド印刷手段10の可動部材162に設けられた
4個の印刷パッド208に同時に供給する。
第1のパッド印刷手段10の可動部材162と第1のパ
ターン供給手段28の支持基体286も第1のパターン
供給域26において両者の相対的位置が拘束されるよう
に構成されている。即ち、第1のパッド印刷手段10の
可動部材162に設けられたプレート状部材282及び
284に対応して、第1のパターン供給手段28の支持
基体286の両端には周方向に間隔を置いて複数個のブ
ロック状部材290及び292 (第2図にそれぞれ1
個示す)が固定されている。これらブロック状部材29
0及び292には夫々貫通孔が形成され、これら貫通孔
に挿入部材294及び296が可動部材162の無端状
搬送径路に関して放射方向に滑動自在に装着されている
。挿入部材294及び296の一端部、即ち先端部は円
錐状に先細であり、ブロック状部材290及び292の
一端から突出している。挿入部材294及び296の他
端部はブロック状部材290および292の他端から突
出し、かかる突出端部には係止部材298が係止されて
いる。また、ブロック状部材290及び292には挿入
部材294及び296の一端部が幾分進入することがで
きるように凹部が形成され、かかる凹部に皿ばね300
が配設されている。皿ばね300は挿入部材294及び
296をブロック状部材290及び292から突出する
方向に弾性的に偏倚せしめ、従って、挿入部材294及
び296は、係止部材298がブロック状部材290及
び292の他端面に当接することにより突出状態に保持
される。かく構成されているので、第1図から容易に理
解される如く、第1のパッド印刷手段IOにおける可動
部材162が第1のパターン供給域26を移動するとき
には、上述したと同様に、第1のパターン供給手段28
の支持基体286に設けられた一対の挿入部材294及
び296の先端部が第1のパッド印刷手段10の可動部
材162に設けられたプレート状部材282及び284
の受容開口に挿入され、かくして可動部材162と支持
基体286の相対的位置が確実に拘束され、可動部材1
62及び支持基体286は所定の位置関係に保持された
状態で同期して第1のパターン供給域26を移動される
。尚、可動部材162に挿入部材274及び276を設
けるようにした場合には支持基体286側に受容開口を
もうけるようにすればよく、また可動部材162に1個
の受容開口又は挿入部材を設けるようにした場合には、
これに対応して、支持基体286側に1個の挿入部材又
は受容開口を設けるようにすればよい。
次いで、第5図及び第7図を参照して容器蓋供給手段6
について説明すると、図示の容器蓋供給手段は供給シュ
ート306を備え、供給シュート300は、第1の容器
蓋搬送手段8の可動部材44に配設された各容器蓋保持
手段82に対応して、第5図において紙面に垂直な方向
に間隔を置いて4個設けられている(第5図に1個のみ
示す)。
各供給シュート306の一端部、即ち上端部は容器蓋収
容容器(図示せず)に接続され、その他端部、即ち下端
部は容器蓋供給域18に延びている。
供給シュート306は底壁308、底壁308の両側縁
から実質上垂直に延びる側壁310及び312並びに側
壁310及び312の上端を接続する上壁314を有し
、これら壁308.310.312及び314により断
面矩形状の供給通路を規定する。具体例では、容器蓋2
0が供給通路を通して所要の通り送給されるように、供
給シュート306の他端部は容器蓋供給域18に向けて
下方に傾斜して延びており、可動部材44に設けられた
容器蓋保持手段82は、対応する供給シュート306の
他端部の下方を矢印22で示す方向に移動される。容器
蓋保持手段82がかく移動されることに関連して、次の
通り構成されている。供給シュート306の他端部にお
ける底壁308の両側部には、矩形状の切欠き316及
び318が形成され、その幅方向中央部には矩形状の中
央支持突部308aが残されている。従って、容器蓋保
持手段82が供給シュート306の下方を通過する際に
は、第、5図から理解される如く、係止部材90の主部
96の上端部及び係止部98(切欠き158を形成する
ことにより残った一対の爪状の部位)並びに可動部材4
4の主部4日に設けられた係止突部94 (溝部156
を形成することにより残った一対の突部)は、上記底壁
308に形成された切欠き316及び318を通って移
動し、また供給シュート306の中央支持部308aは
係止部材90に形成された切欠き158及び可動部材4
4の主部46に形成された溝部156を通って移動し、
可動部材44における上記部位が供給シュー)308の
他端部に当接することが確実に防止される。また、可動
部材44の主部46が供給シュート306の底壁308
に当接するのを防止するために、底壁308の他端部が
三角状に切欠かれ、その底面は実質上水平に延びている
この供給シ、−)306の他端には、供給通路を通して
送給される容器蓋20を受渡し位置に保持するための受
渡し位置保持手段320が設けられている。図示の受渡
し位置保持手段320は、供給シュート306の他端部
に軸322を介して旋回自在に装着された保持部材32
4を備えている。
保持部材324の一端部下面(容器蓋20に作用する面
)は弧状に延び、供給シュート306の他端を越えて突
出している。保持部材324の他端部にはコイルばね3
26の一端が係止され、その他端は装置本体2に固定さ
れたピン328に係止されている。コイルばね326は
保持部材324を第5図において反時計方向に偏倚せし
め、かくして保持部材324の一端部の作用により容器
蓋20は上記受渡し位置に弾性的に保持される。
次ぎに、第1図と共に第8図を参照して、第2の容器蓋
搬送手段12及び第2のパッド印刷手段14について説
明する。第2の容器蓋搬送手段12及び第2のパッド印
刷手段14は、上述の第1の容器蓋搬送手段8及び第1
のパッド印刷手段IOと実質上同一の構成であり、従っ
てそれらの概略を説明する。図示の第2の容器蓋搬送手
段12は、所定の無端状搬送径路に沿って移動される複
数個の可動部材344を備えている。複数個の可動部材
344は実質上同一の構成であり、略矩形状の細長い主
部346を有している。この主部346の両端部には支
持突部348及び350が設けられ、支持突部348及
び350の自由端部には連結部354及び356が設け
られている。かかる可動部材344は、装置本体2内に
所定方向(第1図において紙面に垂直な方向、第8図に
おいて左右方向)に間隔をおいて配設された一対の支持
プレート358及び360の間を所要の通り移動される
。一対の支持プレート358及び360の所定部位には
、矢印362(第1図)で示す方向に回転駆動される駆
動スプロケット364と回転自在な従動スプロケット3
66が配設され(第1図では、支持プレート358に関
連して設けられたもののみを示す〉、駆動スプロケット
364及び従動スプロケット366間にそれぞれ駆動手
段を構成する駆動チェーン機構368及び370(第8
図)が巻き掛けられている。駆動チェーン機構368及
び370の片側走行部(即ち、上側走行部)は支持プレ
ート358及び360の上端面と支持プレート358及
び360に装着された離脱防止用案内部材372及び3
74の下面に案内されて移動される。また、駆動チェー
ン機構368及び370の他側走行部(即ち、下側走行
部)は、図示し、ていないが、支持プレート358及び
360の下端面と支持プレート358及び360に装着
された離脱防止用案内部材の上面に案内されて移動され
る。可動部材344の両端部は、駆動チェーン機構36
8及び370に連結されている。即ち、駆動チェーン機
構368及び370の特定の連結リンク378a (第
13図参照)はL字状になって内側に突出しており、か
かる連結リンク378aの内突出端邪に可動部材344
の連結部354及び356が連結ボルト380により連
結されている。かく構成されているので、第73図に示
す如く、可動部材344は駆動チェーン機構368及び
370の移動方向に所定の間隔をおいて配置され、駆動
チェーン機構368及び370の移動に伴ってこれらと
一体に所定方向に連続的に移動される。
可動部材344には、その長手方向(第8図において左
右方向)に間隔をおいて複数個(具体例では4個)の容
器蓋保持手段382が配設され、インキパターンが施さ
れる容器蓋20はこれら容器蓋保持手段382に離脱自
在に保持される。第9図及び第11図をも参照して、容
器蓋保持手段382は、係止位置と解除位置の間を移動
自在に配設された係止部材390を含んでおり、係止部
材390は可動部材344の主部346に設けられた容
器蓋受部392 (第9図、第11図)と協働して容器
蓋を解除自在に保持する。可動部材344の主部346
の一側端部、即ち第9図及び第10図において左側端部
には、各容器蓋保持手段382に対応して上方に突出す
る係止突部394(具体例において4個)が設けられ、
かかる係止突部394における第9図及び第11図にお
いて右面には、容器蓋受部392が規定されている。
係止部材390は容器蓋受部392の各々に対応して設
けられている。各係止部材390は主部396と主部3
96の上端から延びる係止部398を有し、係止部39
8の自由端には容器蓋2oの形状に対応した略半円形状
の凹部が規定されている。係止部材390が係止位置に
ある(第11図において右に位置する状態)ときには、
その係止部398が容器蓋20のスカート壁88に作用
し、かくして容器蓋20は可動部材344の係止突部3
84と係止部材390の係止部398との間に挟持され
る。一方、係止部材390が解除位置にある(第11図
において中間に位置する状態)ときには、その係止部3
98が可動部材344の容器蓋受部392に受入られた
容器蓋20から離隔し、かくして可動部材344の係止
突部384及び係止部材390間への容器蓋20の送給
及び離脱が許容される。
第2の容器蓋搬送手段14においても、1つの可動部材
344に関連して設けられた複数個(具体例では4個)
の係止部材390は解除位置に同時に位置付けられる。
可動部材344の支持突部348及び354の間には支
持軸400が回転自在に装着され、この支持軸400に
複数個の係止部材390における主部396の下端部が
その軸線方向に間隔を置いて回転自在に装着されている
各係止部材390の主部396には係止ビン402が装
着され、また各係止ピン402に対応して可動部材34
4に設けられた垂下部404にも係止ピン406が装着
され、これら両係止ピン402及び406の間にコイル
ばね部材408が装着されている。コイルばね部材40
8は対応する係止部材390を第9図及び第11図にお
いて反時計方向に偏倚せしめて上記係止位置に弾性的に
保持する。係止部材390に関連して、保持解除手段が
設けられている。保持解除手段は各係止部材390に対
応して配設された第1のアーム部材410を備えている
。第1のアーム部材410の一端部は支持軸400に固
定され、その他端部には係止部材390の主部396に
作用し得る作用ピン412が植設されている。支持軸4
00の片端部(第8図において右端部)には、更に、第
2のアーム部材414が配設されている。第2のアーム
部材414の一端部は上記支持軸400に固定され、そ
の他端部には軸416を介してコロ418が回転自在に
装着されている。この第2のアーム部材414の中間部
には弧状に細長い孔420が形成され、また可動部材3
44の支持突部350にはピン422が固定され、かか
るピン422の自由端部が上記孔420内に移動自在に
受入れられている。更に、第2のアーム部材414に設
けられたコロ418に対応して、容器蓋移送域30及び
容器蓋排出域40にカム手段422及び424が配設さ
れている。容器蓋移送域30に配設されたカム手段42
2(第11図)は、可動部材344の移動方向に向けて
上方に弧状に延びる弧状部426及び弧状部426に続
いて可動部材344の移動方向に幾分下方に傾斜して廷
びる傾斜部428を有している。また、容器蓋排出域4
0に配設されたカム手段424 (第9図)は、可動部
材344の移動方向に弧状に突出して延びる弧状突出部
432を有している。かく構成されているので、通常、
コイルばね部材408の作用により係止部材390が係
止位置に位置付けられ、この係止部材390が作用ピン
412を介して第1のアーム410を第9図及び第11
図において反時計方向に偏倚せしめ、かくして保持解除
手段は非作用状態に保持される。この非作用状態におい
ては、可動部材344に設けられたピン422が第2の
アーム部材414に形成された孔420の一端に当接し
、第2のアーム部材414の所定角度位置く非作用状態
における角度位置〉を越える旋回動が確実に阻止される
。また、第2のアーム部材414は斜め下方に延び、第
1のアーム部材410の作用ピン412は上記係止位置
にある係止部材390に実質上作用することはなく、係
止部材390は上記係止位置に保持される。一方、可動
部材344がカム手段420(又は422〉を通過する
際には、かかるカム手段420 (又は422〉が第2
のアーム部材414のコロ418に作用し、第2のアー
ム部材414は第11図(又は第9図)において時計方
向に旋回される。
かくすると、この第2のアーム部材414と一体に支持
軸400及び第1のアーム部材410も旋回され、第1
のアーム部材410の作用ピン412が係止部材390
に作用してこれを第11図(又は第9図)において反時
計方向に旋回せしめ、かくして可動部材344に配設さ
れた複数個の係止部材390は係止位置から解除位置に
同時に移動される。(係止部材390が上記解除位置に
有るときには、ピン422は第2のアーム部材414の
孔420の他端部に位置する〉。
第2の容器蓋搬送手段32においても、可動部材344
は一対の支持プレートの片方360に沿って移動される
。可動部材344の連結部354には内側に突出する取
付突部436が設けられ、かかる取付突部436の下面
に略コ字状の取付部材438が固定されている。取付部
材438には、また、軸部材440が支持プレート35
8に近接及び離隔する方向に移動自在に装着されている
軸部材440の一端部は支持プレート358に向けて突
出し、この突出端部にブロック状の部材442が固定さ
れている。ブロック状の部材442には凹部が形成され
、かかる凹部に軸444を介してコロ446(第2のコ
ロとして作用する)が回転自在に装着されている。また
、軸部材440には係止リング448が係止され、この
係止リング448と取付部材438の間には、軸部材4
40を第8図において左方に偏倚せしめるコイルばね4
50が介在されている。この可動部材344の連結部3
56にも凹部が形成され、この凹部にも軸452を介し
てコロ454(第1のコロとして作用する)が回転自在
に装着されている。かくの通りであるので、第1の容器
蓋搬送手段8と同様に、コイルばね350の作用により
コロ446及び454は支持プレート358及び360
に常時接触し、可動部材344の移動に伴って従動回転
し、可動部材344は支持プレート360を基準にして
所定方向に移動される。
第9図及び第11図を参照して、可動部材344の主部
346の上端部には横方向(第9図及び第11図におい
て左右方向)に延びる溝部456が形成されている。か
かる溝部456の底部(主部346に形成された部位〉
はその上部(係止突部94に形成された部位)よりも幾
分幅が狭くなっており、また溝部546の底面456a
は円弧状になっている。また、可動部材344に形成さ
れた溝部456に対応して、各係止部材390にも矩形
状の切欠き458が形成されている。切欠き458は、
係止部材390の主部396の上端部から係止部398
の自由端まで延びている。可動部材344の溝部356
及び係止部材390の切欠き458には、後に詳述する
如く、容器蓋排出手段42の一部が進入し、容器蓋排出
手段42と当接することがないようになっている。
次いで、再び第1図及び第8図を参照して第2のバット
印刷子役14について説明すると、図示の第2のパッド
印刷手段14は、所定の無端状搬送径路に沿って移動さ
れる複数個の可動部材462を備えている。複数個の可
動部材462は実質上同一の構成であり、以下それらの
1つについて説明する。図示の可動部材462は、第1
のパッド印刷手段10における可動部材162と実質上
同一の構成であり、(更に、第1の容器蓋搬送手段8及
び第2の容器蓋搬送手段12の可動部材44及び344
と略同−の構成である)、略矩形状の細長い主部464
を有している。この主部464の両端部には支持突部4
66及び468が設けられ、支持突部466及び468
の自由端部には両側に突出する連結部470及び472
が設けられている。かかる可動部材462は、装置本体
2内に所定方向(第1図において紙面に垂直な方向、第
8図において左右方向)に間隔を置いて配設された一対
の支持プレート474及び476の間に配置され、一対
の支持プレート474及び476の間を所要の通り移動
される。一対の支持プレート474及び476の所定部
位には、矢印478(第1図)で示す方向に回転駆動さ
れる駆動スプロケット480と回転自在な従動スプロケ
ット482及び484が配設され(第1図では、支持プ
レート474に関連して設けられたもののみを示す)、
駆動スブロケッ) 480!びに従動スプロケット48
2及び484間にそれぞれ駆動手段をW或する駆動チェ
ーン機構486及び488(第8図)が巻き掛けられて
いる。駆動チェーン機構486及び488の一部(即ち
、従動スプロケット482及び484の間を延びる下側
走行部)は支持プレート474及び476の下側に配置
され、それらの下端面と支持プレート474及び476
に装着された離脱防止用案内部材490及び492の上
面に案内されて矢印494で示す方向に移動される。駆
動チェーン機構486及び488の他の一部(即ち従動
スプロケット484及び駆動スプロケット480の間を
延びる右側走行部)は、支持プレート474及び476
の右側に配置され、それらの右端面と支持プレート47
4及び476に装着された離脱防止用案内部材496及
び498の左面に案内されて移動される。また、駆動チ
ェーン機構486及び488の残りの一部(即ち、駆動
スプロケット480及び従動スプロケット482の間を
延びる左側走行部〉は、図示していないが、支持プレー
ト474及び476の左側に配置され、それらの左端面
と支持プレート474及び476に装着された離脱防止
用案内部材の右面に案内されて移動される。駆動チェー
ン機構486及び488は第1の容器蓋搬送手段8の可
動部材44を移動させるための駆動チェーン機構68及
び70と実質上同一の構成であり、従って、移動すると
きにはローラ500は回転しながら移動され、また連結
リンク502は支持プレー)474及び476並びに離
脱防止用案内部材490.492.496及び498に
案内されながら移動される。可動部材462の両端部は
、駆動チェーン機構486及び488に連結されている
。具体例では、第1の容器蓋搬送手段8の場合と同様に
、駆動チェーン機構486及び488の連結リンク50
2はプレート状であるが、特定の連結リンク502aの
L字状になって内側に突出している。そして、駆動チェ
ーン機構486及び488における特定の連結リンク2
02aの内突出端部に可動部材462の連結部470及
び472が連結ボルト504により連結されている。か
く構成されているので、可動部材462は、第1の容器
蓋搬送手段8における可動部材44と同様に、駆動チェ
ーン機構486及び488の移動方向に所定の間隔(か
かる間隔は、第2の容器蓋搬送手段12の可動部材34
4の間隔と実質上同一である)を置いて配置され、駆動
チェーン機構486及び488の移動に伴ってこれらと
一体に所定方向に連続的に移動される。
可動部材462の主部464には上記主部464に略対
応した形状の支持部材506が装着され、かかる支持部
材506の表面に弾性印刷パッド508が設けられてい
る。具体例では、可動部材462の主部464には、長
手方向(第8図において左右方向)に間隔を置いて一対
の貫通孔が形式され、これら貫通孔にスリーブ部材51
0が装着されている。また、支持部材506には、可動
部材462に装着されたスリーブ部材510に対応して
一対の支持ロッド512が設けられ、これら支持ロッド
512の一端が取付ボルト514により支持部材506
に固定され、支持ロッド512の他端部が対応するスリ
ーブ部材510に滑動自在に装着されている。弾性印刷
パッド508 (第2の印刷パッドを構成する)は第1
のパッド印刷手段10における印刷パッド208と実質
上同一のものでよく、例えば固定ボルト(図示せず)に
より支持部材506の表面に固定される。かかる弾性印
刷パッド508は、第8図に示す如く、第2の容器蓋搬
送手段12の可動部材344に設けられた容器蓋保持手
段382の各々に対応して支持部材506の長手方向に
所定の間隔をおいて複数個(具体例では4個)配設され
る。支持部材506の両端には短軸518及び520が
植設され、短軸518及び520にコロ522及び52
4が回転自在に装着されている。一方、上記コロ522
及び524に対応して、支持プレート474及び476
には、可動部材462を移動させるための支持部材移動
手段526及び528が配設されている。支持部材移動
手段526及び528は可動部材462の移動径路に沿
って延びるカム部材530及び532から構成されてい
る。カム部材530及び532の一部530a及び53
2aは支持プレート474及び476の内面に部材53
4を介して固定され、またそれらの一部530b及び5
32bは支持プレート474及び476の内側に配設さ
れている。カム部材530及び532は、第2の印刷域
32に対応して設けられた第1の作用部536 (第8
図にカム部材532の第1の作用部536のみを示す)
、第2のパターン供給域34に対応して設けられた第2
の作用部538(第8図にカム部材532の第2の作用
部538のみを示す)及びその他の領域(第2の印刷域
32及び第2のパターン供給域34を除く域)に対応し
て設けられた第3の作用部540(第8図にカム部材5
30に設けられた第3の作用部のみを示す)を有し、第
1の作用部536及び第2の作用B538は、第3の作
用部540に比して可動部材462の無端状搬送径路に
関して放射方向外方に突出しており、支持部材506の
一対のコロ522及び524はこれら作用部536.5
38及び540上を所要の通り移動する。また、支持部
材5(16の長手方向中央部には取付ボルト542によ
りロッド部材544が固定されている。
ロッド部材544の他端部は可動部材462の主部46
4に形成された孔を通して内方に突出しており、その突
出端に設けられたフランジ546と上記主部464との
間にはコイルばね548が介在されている。コイルばね
548は支持部材506を主部464に近接する方向に
偏倚せしめ、これにより支持部材506のコロ522及
び524は上記カム部材530及び532の作用部53
6.538及び540に確実に接触しながら移動する。
かく構成されているので、可動部材462が第2の印刷
域32及び第2のパターン供給域34を除く域を移動す
るときには支持部材506は可動部材462の主部46
4に近接した状態に保持されるが、第2の印刷域32を
移動するときには支持部材506はカム部材530及び
532の第1の作用部536により可動部材462の無
端状搬送径路に関して外側、即ち第2の容器蓋搬送手段
12に向けて移動され、また第2のパターン供給域34
を移動するときには支持部材506はカム部材530及
び532の第2の作用部538により可動部材462の
無端状搬送径路に関して外側、即ち第2のインキパター
ン供給手段34に向けて移動される。尚、カム部材53
0及び532における第3の作用部240は省略するこ
とができる。
第2のパッド印刷手段14の可動部材462も、第2の
容器蓋搬送子役12の可動部材344と同様に、一対の
支持プレートの片方476に沿って移動される。可動部
材462の連結部470には略コ字状の取付部材550
が固定され、取付部材550には支持プレート474に
近接及び離隔する方向に移動自在に軸部材552が装着
されている。軸部材552の一端部は支持プレート47
4に向けて突出し、この突出端部にブロック状の部材5
54が固定されている。ブロック状の部材554には凹
部が形成され、かかる凹部に軸556を介してコロ55
8(第2のコロとして作用する)が回転自在に装着され
ている。また、軸部材552には係止リング560が係
止され、この係止リング560と取付部材550の間に
は、軸部材552を第8図において左方に偏倚せしめる
コイルばね562が介在されている。また可動部材46
2の連結部472にも凹部が形成され、この凹部にも軸
564を介してコロ566(第1のコロとして作用する
)が回転自在に装着されている。かくの通りであるので
、コイルばね562の作用によりコロ558及び566
は支持プレート474及び476に常時接触し、可動部
材462の移動に伴って従動回転し、可動部材462は
支持プレート476を基準にして所定方向に移動される
。第2のパッド印刷手段14においても、可動部材46
2を支持プレート476に代えてもう一方の支持プレー
ト476を基準にして移動させるようにしてもよく、か
く移動させた場合には、第2の容器蓋搬送手段12にお
ける可動部材344も支持プレート358を基準にして
移動させるようにするのが好ましい。
第2の容器蓋搬送手段12における可動部材344と第
2のパッド印刷手段14の可動部材462は第1の容器
蓋搬送手段8の可動部材44及び第1のパッド印刷手段
10の可動部材162と同様に、第2の印刷域32にお
いて両者の相対的位置が拘束されるように、次の通り構
成されている。即ち、第2の容器蓋搬送手段12の可動
部材344の面支持突部348及び350にはブロック
状部材570及び572が固定され、ブロック状部材5
70及び572に挿入部材574及び576が可動部材
344の無端上流端部搬送径路に関して放射方向に滑動
自在に装着されている。
挿入部材574及び576の一端部、即ち先端部は円錐
状に先細である。挿入部材574及び576の他端部は
ブロック状部材570及び572の他端から突出し、か
かる突出端部には係止部材578が係止されている。ま
た、ブロック状部材570及び572には凹部が形成さ
れ、かかる凹部に皿ばね580が配設されている。皿ば
ね580は挿入部材574及び576をブロック状部材
570及び572から突出する方向、即ち可動部材46
2の無端状搬送径路に関して放射方向外方に弾性的に偏
倚せしめ、従って、挿入部材574及び576は、係止
部材578がブロック状部材570及び572の他端面
に当接することにより突出状態に保持される。また、第
2のパッド印刷手段14の可動部材4620両支持突部
466及び468にはプレート状部材582及び584
が固定され(プレート状部材582及び584には開口
が形成され、支持部材506の両端部はこれら開口を通
して両側に突出している〉、プレート状部材282及び
284の折曲部582a及び584aには円錐形状の受
容開口が形成されている。かく構成されているので、第
2のパッド印刷手段14における可動部材462が従動
スプロケット482及び484の間を移動するときには
、第2の容器蓋搬送手段12の可動部材344に設けら
れた一対の挿入部材574及び576の先端部が第2の
パッド印刷手段14の可動部材462に設けられたプレ
ート状部材582及び584の受容開口に挿入され、か
くして両回動部材344及び462の相対的位置が確実
に拘束され、可動部材344及び462は所定の位置関
係に保持された状態で同期して第2の印刷域32を通し
て移動される。
尚、上述とは反対に、可動部材344にプレート状部材
582及び584を設けると共に可動部材462に挿入
部材574及び576を設けるようにしてもよい。また
、両回動部材344及び462を確実に拘束することが
できるときには、可動部材344に1個の挿入部材又は
受容開口を設けると共に可動部材462に1個の受容開
口又は挿入部材を設けるのみでもよい。
第2のパターン供給手段36は、第1のパターン供給手
段28と実質上同一の構成であり、中空円筒状の支持基
体586を有し、この支持基体586の周表面に版板5
88が取り付けられている。第2のパターン供給手段3
6の周囲にはインキ供給手段(図示せず)が配設され、
インキ供給手段から供給されるインクにより版板588
の表面にインキパターンが形成される。第1のパターン
供給手段28と同様に、第2のパッド印刷手段36の可
動部材462に設けられた印刷パッド508に対応して
支持基体586の軸線方向に間隔を置いて4個のインキ
パターンが形成され、4個のインキパターンが第2のパ
ターン供給域34において第2のパッド印刷手段14の
可動部材462に設けられた4個の印刷バッド508に
同時に供給する。
第2のパッド印刷手段14の可動部材462と第2のパ
ターン供給手段36の支持基体586も第2のパターン
供給域34において両者の相対的位置が拘束される。即
ち、第2のパッド印刷手段14の可動部材462に設け
られたプレート状部材582及び584に対応して、第
2のパターン供給手段36の支持基体586の両端には
周方向に間隔を置いて複数個のブロック状部材590及
び592(第8図にそれぞれ1個示す)が固定されてい
る。これらブロック状部材590及び592には挿入部
材594及び596が可動部材462の無端状搬送径路
に関して放射方向に滑動自在に装着されている。挿入部
材594及び596の一端部、即ち先端部は円錐状に先
細であり、ブロック状部材590及び592の一端から
突出している。挿入部材594及び596の他端部はブ
ロック状部材590及び592の他端から突出し、かか
る突出端部には係止部材598が係止されている。また
、ブロック状部材590及び592には凹部が形成され
、かかる凹部に皿ばね600が配設されている。皿ばね
600は挿入部材594及び596をブロック状部材5
90及び592から突出する方向に弾性的に偏倚せしめ
、従って、挿入部材594及び596は、係止部材59
8がブロック状部材590及び592の他端面に当接す
ることにより突出状態に保持される。かく構成されてい
るので、第2のパッド印刷手段14における可動部材4
62が第2のパターン供給域34を移動するときには、
上述したと同様に、第2のパターン供給子&36の支持
基体586に設けられた一対の挿入部材594及び59
6の先端部が第2のパッド印刷手段14の可動部材46
2に設けられたプレート状部材582及び584の受容
開口に挿入され、かくして可動部材462と支持基体5
86の相対的位置が確実に拘束され、可動部材462及
び支持基体586は所定の位置関係に保持された状態で
同期して第2のパターン供給域34を移動される。尚、
可動部材462に挿入部材574及び576を設けるよ
うにした場合には支持基体586側に受容開口をもうけ
るようにすればよく、また可動部材462に1個の受容
開口又は挿入部材を設けるようにした場合には、これに
対応して、支持基体586側に1個の挿入部材又は受容
開口を設けるようにすればよい。
次に、第9図及び第10図を参照して容器蓋排出手段4
2について説明すると、図示の容器蓋排出手段42は排
出シュート606を備え、排出シュート606は、第2
の容器蓋搬送手段12の可動部材344に配設された各
容器蓋保持手段382に対応して、第9図に紙面に垂直
な方向に間隔を置いて4個設けられている(第9図に1
個示す)。
各排出シュート606の一端部は容器蓋排出域40に延
びている。排出シュート606は底壁608と底壁60
8の両側縁から実質上垂直に延びる側壁610及び61
2を有し、これら壁608.610及び612により上
面が開放された排出通路を規定する。排出シュート60
6は、上述の供給シュート306と略同様に、更に次の
通り構成されている。排出シュート606の一端部にお
ける底壁608の両側部には、矩形状の切欠き616及
び618が形成され、その幅方向中央部には矩形状の中
央導入突fB608aが残されている。従って、供給シ
ュート306の場合と同様に、第2の容器蓋搬送手段1
2の容器蓋保持手段382が排出シュート606の下方
を通過する際には、第9図及び第10図から理解される
如く、係止部材390の主部396の上端部及び係止部
398(切欠き458を形成することにより残った一対
の爪状の部位〉並びに可動部材344の主部346に設
けられた係止突部394(溝部456を形成することに
より残った一対の突部)は、上記底壁608に形成され
た切欠き616及び618を通って移動し、可動部材3
44における上記部位が排出シュート606の一端部に
当接することが確実に防止される。また、可動部材34
4の主部346が排出シュート606の一端部底壁60
8に当接するのを防止するために、底壁608の下面が
弧状に切欠かれ、容器蓋排出域40を通過する際に、上
記主部346の外面が底壁608の下面に近接して移動
するようになっている。
上述のパッド印刷装置の作用効果を説明すると、次の通
りである。
容器蓋収容容器(図示せず)からの容器蓋20は、供給
シュート306を通して受渡し位置に送給される。主と
して第5図を参照して、供給シュー)306の他端部に
配設された保持部材324はコイルばね326の作用に
より第5図において反時計方向に偏倚され、その一端部
は上記供給通路に突出している。従って、供給シ、−)
306を通して容器蓋20が供給されると、保持部材3
24の一端部が上記容器蓋20に作用し、かくして上述
した如く送給された容器20は保持部材324及びコイ
ルばね326の作用により受渡し位置に弾性的に保持さ
れる。容器蓋20は、第5図に示す如く、供給シュー)
306を通して送給されるときには天面壁86を下にし
て搬送され、天面壁86を下にした状態で上記受渡し位
置に保持される。
容器蓋20が受渡し位置に保持されている状態において
第1の容器蓋搬送手段8の容器蓋保持手段82が容器蓋
供給域18を通過すると、第5図に示す如く、受渡し位
置に保持された容器蓋20が上記容器蓋保持手段82に
供給される。即ち、第1の容器蓋搬送手段8の可動部材
44が容器蓋供給域18の上流部まで移動されると、容
器蓋供給域18に配設されたカム手段122がコロ11
8に作用し、コロ118を介して第2のアーム部材11
4を第5図において反時計方向に旋回せしめる。かくす
ると、軸部材100及び第1のアーム部材110を介し
て作用ピン12が係止部材90の主部96に作用し、こ
の係止部材90をコイルばね108の偏倚作用に抗して
反時計方向に旋回せしめ、かくして係止部材90は係止
位置から解除位置に位置付けられる。そして、係止部材
9゜が上記解除位置に保持された状態で可動部材44が
上記受渡し位置の下方まで移動すると、解除位置にある
係止部材90が容器蓋20に作用し、しかる後主部46
に設けられた係止突部94がこの容器蓋20に作用する
。係止部材90の係止部98が容器蓋20の天面壁86
外面に作用すると、コイルばね326の作用に抗して保
持部材324の一端部及び容器蓋20が幾分上方に持上
げられるが、この容器蓋20は上記受渡し位置から実質
上移動されることはない。しかる後、係止突部94が容
器蓋20に作用する(詳しくは、供給シュート306の
底壁308に形成された切欠き316及び318を通し
て容器蓋20のスカート壁88の両側部に作用する)と
、可動部材44の矢印22で示す方向の移動に伴って受
渡し位置にある容器蓋20も一体に移動され(このとき
、容器蓋20の移動に伴って保持部材324の一端部は
幾分上方に持上げられる)、容器蓋20は供給シュート
306から可動部材44の容器蓋保持手段82に供給さ
れる。かくの如くして可動部材44が容器蓋供給域18
を通過すると、第5図の左に示す通り、コロ118がカ
ム手段122から離隔し、コイルばね108の作用にま
り係止部材90が時計方向に旋回され、かくして供給シ
ュート306から供給された容器蓋20は上記容器蓋保
持手段82に確実に保持される。かかる保持状態におい
ては、第3図にも拡大して示す通り、容器蓋20の天面
壁86は可動部材44の主部46上に載置され、そのス
カート壁88は主部46に設けられた係止突部94と係
止位置にある係止部材90の係止部98との間に弾性的
に挟持され、天面壁86の内面を上に、即ち第1のパッ
ド印刷手段10に向けた姿勢で矢印22で示す方向に第
1の印刷域24に向けて搬送される。
一方、容器蓋20がかく第1の印刷域24に搬送される
間に、第1のパターン供給手段28にて形成されたイン
キパターンが、次の通りにして第1の印刷域24に搬送
される。即ち、第1のインキパターン供給域26にはカ
ム部材230及び232の第2のカム作用部238が存
在し、従って第1のパッド印刷手段10の可動部材16
2が第1のパターン供給域26に移動すると、第2図に
示す通り、第2のカム作用部238の作用によって支持
部材206が、可動部材162の移動径路に関して放射
方向外方に、即ち第1のパターン供給手段28の版板2
88に近傍する方向に移動され、支持部材206に固定
された4個の弾性印刷パッド208が版板288の表面
に同時に圧着される(第2図においては、2個の印刷パ
ッド208が版板288に圧着し、残りの2個のものが
版板288に圧着しない状態で示す)版板288の表面
にはインキ供給手段(図示せず)により所定のインキパ
ターンが形成されており、従って弾性印刷パッド208
がかく圧着されると、版板288表面のインキパターン
が弾性印刷パッド208に供給され、かく供給されたイ
ンキパターンが可動部材162の移動により矢印194
で示す方向に第1の印刷域24に向けて搬送される。
上述した第1のパターン供給域26においては、支持基
体286に設けられた一対の挿入部材294及び296
の先端部が可動部材162に設けられた一対のプレート
状部材282及び284の受容開口に挿入され、これに
より可動部材162、従ってこれに装着された弾性印刷
パッド208と支持基体286、従ってその表面に取付
けられた版板288との相対的位置が拘束され、かくし
て版板288表面のインキパターンが弾性印刷パッド2
08に正確に供給される。
第1の印刷域24にはカム部材230及び232の第1
のカム作用部236が存在しており、従って第1のパッ
ド印刷手段lOの可動部材162が第1の印刷域24に
移動すると、第2図に示す通り、第1のカム作用部23
6の作用により支持部材206が、可動部材162の移
動径路に関し放射方向外方に、即ち第1の容器蓋搬送手
段8の可動部材44に近接する方向に移動される。かく
すると、支持部材206に固定された4個の弾性パッド
208が可動部材44の4個の容器蓋保持手段82に保
持された容器蓋20の天面壁86の内面に同時に圧着さ
れ、かくして弾性印刷パッド208表面のインキパター
ンが容器蓋20の天面壁86の内面に所要の通り施され
る(第2図においては、2個の印刷パッド208が容器
蓋20の天面壁86内面に圧着し、残りの2個のものが
上記天面壁86の内面に圧着しない状態で示す)。
この第1の印刷域24においては、第1の容器蓋搬送手
段8の可動部材44に装着された一対の挿入部材274
及び276の先端部が第1のパッド印刷手段10の可動
部材162に設けられた一対のプレート状部材282及
び284の受容開口に挿入され、これにより可動部材4
4、従ってその容器蓋保持手段82に保持された容器蓋
20と可動部材162、従ってそれに装着された弾性印
刷パッド208との相対的位置が拘束され、かくして弾
性印刷パッド208表面のインキパターンが容器蓋20
の天面壁86内面に正確に施される。
天面壁86の内面にインキパターンが施された容器蓋2
0は、容器蓋保持手段82に保持された状態にて第1の
容器蓋搬送手段8の上側走行部から下側走行部に移動し
、容器蓋移送域30に向けて搬送される(第工図参照)
。容器蓋移送域3゜においては、第11図乃至第13図
に示す通り、第1の容器蓋搬送手段8の下側走行部と第
2の容器蓋搬送手段12の上側走行部が上下方向に近接
して配置されており、かかる容器蓋移送域30にて第1
の容器蓋搬送手段8に保持された容器蓋2゜が第2の容
器蓋搬送手段12に移送される。即ち、第1の容器蓋搬
送手段8の可動部材44が容器蓋移送域30に移動する
と、カム部材124がコロ118に作用して第2のアー
ム部材114を第11図において反時計方向に旋回せし
める。かくすると、軸部材100及び第1のアーム部材
110を介して作用ピン112が係止部材90に作用し
て反時計方向に旋回せしめ、かくして係止部材90は再
び上記解除位置に位置付けられる。また、第2の容器蓋
搬送手段12の可動部材344が容器蓋移送域30に移
動されると、カム部材422がコロ418に作用して第
2のアーム部材414を第11図において時計方向に旋
回せしめる。かくすると、軸部材400及び第1のアー
ム部材410を介して作用ピン412が係止部材390
に作用して時計方向に旋回せしめ、かくして係止部材3
90も解除位置に位置付けられる。第1の容器蓋搬送手
段8における係止部材90及び第2の容器蓋搬送手段1
2における係止部材390が上記解除位置にせしめられ
る(具体例の如く、第2の容器蓋搬送手段12における
係止部材390が解除位置に位置付けられた後第1の容
器蓋搬送手段8における係止部材90が解除位置に位置
付けられるようにするのが好ましく、かくするとことに
より第1の容器蓋搬送手段8から第2の容器蓋搬送手段
12への容器蓋20の移送を確実に行うことができる)
と、第1の容器蓋搬送手段8の容器蓋保持手段82に保
持されていた容器蓋20が下方に落下して第2の容器蓋
搬送手段12の可動部材344の主部346(詳しくは
、係止突部394と解除位置にある係止部材390との
間の部位)上に載置され、可動部材344の主部346
上に載置された状態で第1の容器蓋搬送手段8の可動部
材44の係止部材94及び第2の容器蓋搬送手段12の
可動部材344の係止突部394の作用により矢印38
(第1図)で示す方向に移動される。そして、第1の容
器蓋搬送手段8の可動部材44及び第2の容器蓋搬送手
段12の可動部材344が容器蓋移送域30を通過する
と、それらの係止部材90及び390が係止位置に保持
され、第1の容器蓋搬送手段8に保持されていた容器蓋
20は所要の通り移送されて第2の容器蓋搬送手段12
に保持される。具体例では、第11図から理解される如
く、可動部材344のローラ418がカム部材422か
ら離隔した後可動部材44のローラ118がカム部材1
24から離隔するようになっている。ローラ418がカ
ム部材422から離隔すると、コイルばね408の作用
により係止部材390が反時計方向に旋回され(これに
より、作用ピン412を介して第1のアーム部材410
及び第2のアーム部材414も反時計方向に旋回される
)、係止部材390が係止位置に位置付けられ、かくし
て可動部材344に移送された容器蓋20のスカート壁
88が、係止部材390の係止部398と主部346の
係止突部394の間に弾性的に挾持される。容器蓋20
は、第1の容器蓋搬送手段8の上側走行部から下側走行
部に移動すると天面壁86の外面が上になり、かかる姿
勢にて第1の容器蓋搬送手段8の下側走行部から第2の
容器蓋搬送手段12の上側走行部に移送され、矢印38
で示す方向に第2の印刷域32に向けて搬送される。ま
た、ローラ118がカム部材124から離隔すると、コ
イルはね108の作用にまり係止部材90が時計方向に
旋回され(これにより、作用ビン112を介して第1の
アーム部材110及び第2のアーム部材114も時計方
向に旋回される〉、係止部材90は上記係止位置に保持
される。かくの如く、容器蓋20が第2の容器蓋搬送手
段12の容器蓋保持手段382に確実に保持され、第1
の容器蓋搬送手段8の容器蓋保持手段82から離脱され
た後に、容器蓋保持手段82の係止部材90を係止位置
に位置付けるようにしている故に、容器蓋20は第1の
容器蓋搬送手段8に残ることなく第2の容器蓋搬送手段
12に確実に移送される。
容器蓋20が天面壁86の外面を上に、即ち第2のパッ
ド印刷手段14に向けた姿勢で第2の印刷域32に搬送
される間に、第2のインキパターン供給手段36にて形
成されたインキパターンが、次の通りにして第2の印刷
域32に搬送される。
主とて第8図を参照して、第2のインキパターン供給域
34にもカム部材530及び532の第2のカム作用部
538が存在しており、従って第2のパッド印刷手段1
4の可動部材462が第2のパターン供給域34に移動
すると、第8図に示す通り、第2のカム作用部538の
作用によって支持部材506が、可動部材462の移動
径路に関して放射方向外方に、第2のパターン供給手段
36の版板588に近接する方向に移動され、支持部材
506に固定された4個の弾性印刷パッド508が版板
588の表面に同時に圧着される(第8図においては、
2個の印刷パッド508が版板588に圧着し、残りの
2個のものが版板588に圧着しない状態で示す)。版
板588の表面にはインキ供給手段(図示せず)により
所定のインキパターンが形成されており、従って弾性印
刷パッド508がかく圧着されると、版板588表面の
インキパターンが弾性印刷パッド508に供給され、か
く供給されたインキパターンが可動部材462の移動に
より矢印494 (第1図)で示す方向に第2の印刷域
32に向けて搬送される。第2のパターン供給域34に
おいては、支持基体586に設けられた一対の挿入部材
594及び596の先端部が可動部材462に設けられ
た一対のプレート状部材582及び584の受容開口に
挿入され、これにより可動部材462、従ってこれに装
着された弾性印刷パッド508と支持基体586、従っ
てその表面に取付けられた版板588との相対的位置が
拘束され、かくして版板588表面のインキパターンが
弾性印刷パッド508に正確に供給される。
第2の印刷域3−2にはカム部材530及び532の第
1のカム、作用部536が存在しており、従って第2の
パッド印刷手段14の可動部材462が第2の印刷域3
2に移動すると、第8図に示す通り、第1のカム作用部
536の作用により支持部材506が、可動部材462
の移動径路に関し放射方向外方に、即ち第2の容器蓋搬
送手段12の可動部材344に近接する方向に移動され
る。かくすると、支持部材506に固定された4個の弾
性パッド508が可動部材344の4個の容器蓋保持手
段382に保持された容器蓋20の天面壁86の外面に
同時に圧着され、かくして弾性印刷パッド508表面の
インキパターンが容器蓋20の天面壁86の外面に所要
の通り施される(第8図においては、2個の印刷パッド
508が容器蓋20の天面壁86外面に圧着し、残りの
2個のものが上記天面壁86の外面に圧着しない状態で
示す)。この第2の印刷域32においては、第2の容器
蓋搬送手段12の可動部材344に装着された一対の挿
入部材574及び576の先端部が第2のパッド印刷手
!&14の可動部材462に設けられた一対のプレート
状部材582及び584の受容開口に挿入され、これに
より可動部材344、従ってその容器蓋保持手段382
に保持された容器蓋20と可動部材462、従ってそれ
に装着された弾性印刷パッド508との相対的位置が拘
束され、かくして弾性印刷パッド508表面のインキパ
ターンが容器蓋20の天面壁86外面に正確に施される
天面壁86の内面及び外面にインキパターンが施された
容器蓋20は、第2の容器蓋搬送手段12の容器蓋保持
手段382に保持された状態にて容器蓋排出域40に搬
送される。第9図及び第10図を参照して、容器蓋排出
域40にはカム部材424が配設されており、従って、
第2の容器蓋搬送手段12の可動部材344が容器蓋排
出域40に移動すると、かかるカム部材424がコロ4
18に作用し、コロ418を介して第2のアーム部材4
14を第9図において時計方向に旋回せしめる。
かくすると、軸部材400及び第1のアーム部材410
を介して作用ピン412が係止部材390に作用して時
計方向に旋回せしめ、かくして係止部材390は解除位
置に位置付けられる。そして、かかる状態にて上記可動
部材344が更に矢印38(第1図〉で示す方向に幾分
移動されると、排出シュート608の一端部に設けられ
た中央導入突部608aが可動部材344の主8346
に形成された溝部456に侵入し、可動部材344が駆
動スプロケット424の周囲に沿って移動することによ
り、この中央導入突部608aが上記主部346上の容
器蓋20のスカート壁88の下端面に作用し、かくして
主部346上の容器蓋20は中央導入突部608aに導
かれて排出シュート606に導入され、第2の容器蓋搬
送手段12から排出シュート606に排出される。そし
て、かく排出された容器蓋20は、排出シュート606
を通して更に下流側に送給される。
尚、具体例のパッド印刷装置では、第2図と第8図とを
比較することによって容易に理解される如く、第1の容
器蓋搬送手段8及び第1のパッド印刷手段10と第2の
容器蓋搬送手段12及び第2のパッド印刷手段14とは
実質上同一の構成であり、これら両者は第1のパッド印
刷手段10における支持部材206のストローク(第1
の印刷域24及び第1のパターン供給域26における放
射方向外方へ移動量)と第2のパッド印刷手段14にお
ける支持部材506のストローク(第2の印刷域32及
び第2のパターン供給域34における放射方向外方への
移動量)とが相違するのみである(即ち、第1のパッド
印刷手段10は容器蓋20の天面壁86内面にインキパ
ターンを施す故に、上記支持部材206のストロークは
比較的大きく、一方策2のパッド印刷手段14は容器蓋
20の天面壁86の外面にインキパターンを施す故に、
上記支持部材506のストロークは比較的小さい)。
従って、支持部材206(又は506)のス)。
−クを変える、例えばカム部材226及び228(又は
526及び528)の形状を変える、或いはカム部材2
26及び228の特定部位にスペーサ部材(図示せず)
を介在せしめることにより、第1のパッド印刷手段10
(又は第2のパッド印刷手段14〉を容器蓋20の天面
壁86の外面(又は内面〉にインキパターンを施すもの
として用いることができる。
以上、本発明に従うパッド印刷装置の一具体例について
説明したが、本発明はかかる具体例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃
至修正が可能である。
例えば、図示の具体例においては、容器蓋20の天面壁
86の内面にインキパターンを施した後天面壁86の外
面にインキパターンを施しているが、上述とは反対に、
天面壁86の外面にインキパターンを施した後その内面
にインキパターンを施すようにしてもよい。
また、図示の具体例では、容器蓋20の天面壁86の内
面及び外面にインキパターンを施しているが、本発明の
装置は容器蓋以外の物体の表面にインキパターンを施す
場合にも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うパッド印刷装置の一具体例を簡
略的に示す簡略断面図。 第2図は、第1図におけるII−II線による断面図。 第3図は、第1図のパッド印刷装置における第1の容器
蓋搬送手段の容器蓋保持手段の一部及びその近傍を拡大
して示す斜視図。 第4図は、第3回の容器蓋保持手段の係止部材を拡大し
て示す斜視図。 第5図は、第1図のパッド印刷装置における容器蓋供給
域及びその近傍を示す断面図。 第6図は、第1図のパッド印刷装置における第1のパッ
ド印刷手段の弾性印刷パッドを拡大して示す斜視図。 第7図は、第1図のパッド印刷手段の供給シュートの一
部を上から見た断面図。 第8図は、第2図におけるに−Kl!による断面図。 第9図は、第1図のパッド印刷装置における容器蓋排出
域及びその近傍を示す断面図。 第10図は、第1図のパッド印刷装置の排出シュートの
壱部を示す平面図。 第11図は、第1図のパッド印刷装置における容器蓋移
送域及びその近傍を示す断面図。 第12図は、第11図における亙−X線による断面図。 第13図は、第11図におけるW−一線による断面図。 2・・・装置本体 6・・・容器蓋供給手段 8・・・第1の容器蓋搬送手段 10・・・第1のパッド印刷手段 12・・・第2の容器蓋搬送手段 14・・・第2のパッド印刷手段 18・・・容器蓋供給域 20・・・容器蓋 24・・・第1の印刷域 26・・・第1のパターン供給域 28 ・ 30 ・ 34 ・ 36 ・ 40 ・ 42 ・ ・第1のパターン供給手段 ・容器蓋移送域 ・第2のパターン供給域 ・第2のパターン供給域 ・容器蓋排出域 ・容器蓋排出手段 !58 第4図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、供給域、印刷域及び排出域を順次に通して物品を搬
    送するための搬送手段、 該供給域において該搬送手段に物品を供給するための供
    給手段、 該排出域において該搬送手段から物品を排出するための
    排出手段、 パターン供給域及び該印刷域を順次に通して搬送される
    弾性印刷パッドを含むパッド印刷手段、及び 該パターン供給域において該印刷パッドにインキパター
    ンを供給するためのパターン供給手段、を具備し、 該印刷域において該パッド印刷手段の該印刷パッドが物
    品に圧着せしめられてパッド印刷が施される、 ことを特徴とするパッド印刷装置。 2、該搬送手段は、無端状搬送径路に沿って移動自在に
    装着された複数個の可動部材と、該可動部材の各々に配
    設された少なくとも1個の保持手段と、該可動部材を該
    無端状搬送径路に沿って連続的に移動せしめるための駆
    動手段とを含む、請求項1記載のパッド印刷装置。 3、該搬送手段における該可動部材の各々は間隔を置い
    て配設された一対の支持プレートの間に配設され、該可
    動部材の一端部には該一対の支持プレートの片方に接触
    して従動する第1のコロが設けられ、またそれらの他端
    部には該一対の支持プレートの他方に近接及び離隔する
    方向に移動自在に装着され且つ上記他方に接触して従動
    する第2のコロが設けられており、該可動部材の各々は
    該一対の支持プレートの該片方を基準にして所定方向に
    移動される、請求項2記載のパッド印刷装置。 4、該搬送手段における該保持手段は、係止位置と解除
    位置との間を移動自在に該可動部材に装着された係止部
    材と、該係止部材を該係止位置に弾性的に偏倚するばね
    部材と、該ばね部材の弾性偏倚作用に抗して該係止部材
    を該解除位置に選択的に移動せしめる保持解除手段とを
    含み、該係止部材が該解除位置に位置付けられている時
    には該保持手段に対して物品を送給及び離脱せしめるこ
    とができ、該係止部材が該係止位置に弾性的に偏倚され
    ると該係止部材が物品に弾性的に係止して保持する、請
    求項2又は3記載のパッド印刷装置。 5、該可動部材には間隔を置いて複数個の受部が設けら
    れ、該係止部材は該複数個の受部の各々に対応して該係
    止位置と該解除位置の間を移動自在に装着され、該保持
    解除手段は該複数個の受部に対応する該係止部材を同時
    に移動せしめる、請求項4記載のパッド印刷装置。 6、該パッド印刷手段は、無端状搬送径路に沿って移動
    自在に装着された複数個の可動部材と、該可動部材を該
    無端状径路に沿って連続的に移動せしめるための駆動手
    段とを含み、該可動部材の各々に少なくとも1個の印刷
    パッドが装着されている、請求項1から5までのいずれ
    かに記載の容器蓋パッド印刷装置。 7、該パッド印刷手段における該可動部材の各々は間隔
    を置いて配設された一対の支持プレートの間に配設され
    、該可動部材の一端部には該一対の支持プレートの片方
    に接触して従動する第1のコロが設けられ、またそれら
    の他端部には該一対の支持プレートの他方に近接及び離
    隔する方向に移動自在に装着され且つ上記他方に接触し
    て従動する第2のコロが設けられており、該可動部材の
    各々は該一対の支持プレートの該片方を基準にして所定
    方向に移動される、請求項6記載のパッド印刷装置。 8、該パッド印刷手段は、該可動部材の該無端状搬送径
    路に関して放射方向に所定範囲に渡って移動自在に該可
    動部材の各々に装着された支持部材と、該可動部材に対
    して該支持部材を該放射方向に選択的に移動せしめるた
    めの支持部材移動手段とを含み、該印刷パッドは該支持
    部材に固定されている、請求項6又は7記載のパッド印
    刷装置。 9、該パッド印刷手段における該支持部材移動手段は、
    該印刷域において該支持部材を該放射方向外方に移動せ
    しめ、かくして該印刷パッドを容器蓋に圧着せしめる、
    請求項8記載のパッド印刷装置。 10、該パッド印刷手段における該支持部材移動手段は
    、該パターン供給域においても該支持部材を該放射方向
    外方に移動せしめ、かくして該印刷パッドを該パターン
    供給手段に圧着せしめる、請求項9記載のパッド印刷装
    置。 11、該搬送手段における該可動部材の各々と、該パッ
    ド印刷手段における該可動部材の各々との一方には、少
    なくとも1個の挿入部材が配設されており、該搬送手段
    における該可動部材の各々と該パッド印刷手段における
    該可動部材の各々との他方には、少なくとも1個の受容
    開口が配設されており、該印刷域において該挿入部材が
    該受容開口に挿入されて、該搬送手段における該可動部
    材と該パッド印刷手段における該可動部材との相対的位
    置が拘束される、請求項6記載のパッド印刷装置。 12、該挿入部材は該可動部材の該無端状搬送径路に関
    して放射方向に所定範囲に渡って移動自在に該可動部材
    の各々に装着され且つばね部材によって該放射方向外方
    に弾性的に偏倚されている、請求項11記載のパッド印
    刷装置。 13、該挿入部材の先端部は先細形状である、請求項1
    2記載のパッド印刷装置。 14、容器蓋供給域、第1の印刷域及び容器蓋移送域を
    順次に通して容器蓋を搬送するための第1の容器蓋搬送
    手段、 容器蓋移送域、第2の印刷域及び容器蓋排出域を順次に
    通して容器蓋を搬送するための第2の容器蓋搬送手段、 天面壁とかかる天面壁の周縁から垂下する筒状スカート
    壁とを有する容器蓋を該容器蓋供給域において該第1の
    容器蓋搬送手段に供給するための容器蓋供給手段、 該容器蓋排出域において該第2の容器蓋搬送手段から容
    器蓋を排出するための容器蓋排出手段、 第1のパターン供給域及び該第1の印刷域を順次に通し
    て搬送される第1の弾性印刷パッドを含む第1のパッド
    印刷手段、 該第1のパターン供給域において該第1の印刷パッドに
    インキパターンを供給するための第1のパターン供給手
    段、 第2のパターン供給域及び該第2の印刷域を順次に通し
    て搬送される第2の弾性印刷パッドを含む第2のパッド
    印刷手段、 該第2のパターン供給域において該第2の印刷パッドに
    インキパターンを供給するための第2のパターン供給手
    段、を具備し、 該容器蓋供給手段から該第1の容器蓋搬送手段に供給さ
    れた容器蓋は、天面壁の外面と内面との一方を該第1の
    印刷パッドに向けた姿勢で該第1の印刷域を通して搬送
    され、該第1の印刷パッドが容器蓋の天面壁の外面と内
    面との該一方に圧着されてパッド印刷が施され、 該容器蓋移送域において該第1の容器蓋搬 送手段から該第2の容器蓋搬送手段に移送された容器蓋
    は、天面壁の外面と内面との他方を該第2の印刷パッド
    に向けた姿勢で該第2の印刷域を通して搬送され、該第
    2の印刷パッドが容器蓋の天面壁の外面と内面との該他
    方に圧着されてパッド印刷が施される、 ことを特徴とする容器蓋パッド印刷装置。 15、該第1の容器蓋搬送手段及び該第2の容器蓋搬送
    手段の各々は、無端状搬送径路に沿って移動自在に装着
    された複数個の可動部材と、該可動部材の各々に配設さ
    れた少なくとも1個の容器蓋保持手段と、該可動部材を
    該無端状搬送径路に沿って連続的に移動せしめるための
    駆動手段とを含む、請求項14記載の容器蓋パッド印刷
    装置。 16、該第1の容器蓋搬送手段及び該第2の容器蓋搬送
    手段の各々における該可動部材は間隔を置いて配設され
    た一対の支持プレートの間に配設され、該可動部材の一
    端部には該一対の支持プレートの片方に接触して従動す
    る第1のコロが設けられ、またそれらの他端部には該一
    対の支持プレートの他方に近接及び離隔する方向に移動
    自在に装着され且つ上記他方に接触して従動する第2の
    コロが設けられており、該可動部材の各々は該一対の支
    持プレートの該片方を基準にして所定方向に移動される
    、請求項15記載のパッド印刷装置。 17、該第1の容器蓋搬送手段及び該第2の容器蓋搬送
    手段の各々における該容器蓋保持手段は、係止位置と解
    除位置との間を移動自在に該可動部材に装着された係止
    部材と、該係止部材を該係止位置に弾性的に偏倚するば
    ね部材と、該ばね部材の弾性偏倚作用に抗して該係止部
    材を該解除位置に選択的に移動せしめる保持解除手段と
    を含み、該係止部材が該解除位置に位置付けられている
    時には該容器蓋保持手段に対して容器蓋を送給及び離脱
    せしめることができ、該係止部材が該係止位置に弾性的
    に偏倚されると該係止部材が容器蓋に弾性的に係止して
    保持する、請求項15又は16記載の容器蓋パッド印刷
    装置。 18、該第1の容器蓋搬送手段及び該第2の容器蓋搬送
    手段における該可動部材には間隔を置いて複数個の容器
    蓋受部が設けられ、該係止部材は該複数個の容器蓋受部
    の各々に対応して該係止位置と該解除位置の間を移動自
    在に装着され、該保持解除手段は該複数個の容器蓋受部
    に対応する該係止部材を同時に移動せしめる、請求項1
    7記載のパッド印刷装置。 19、該第1のパッド印刷手段及び該第2のパッド印刷
    手段の各々は、無端状搬送径路に沿って移動自在に装着
    された複数個の可動部材と、該可動部材を該無端状径路
    に沿って連続的に移動せしめるための駆動手段とを含み
    、該可動部材の各々に夫々少なくとも1個の第1の印刷
    パッド及び第2の印刷パッドが装着されている、請求項
    14から18までのいずれかに記載の容器蓋パッド印刷
    装置。 20、該第1のパッド印刷手段及び該第2のパッド印刷
    手段における該可動部材の各々は間隔を置いて配設され
    た一対の支持プレートの間に配設され、該可動部材の一
    端部には該一対の支持プレートの片方に接触して従動す
    る第1のコロが設けられ、またそれらの他端部には該一
    対の支持プレートの他方に近接及び離隔する方向に移動
    自在に装着され且つ上記他方に接触して従動する第2の
    コロが設けられており、該可動部材の各々は該一対の支
    持プレートの該片方を基準にして所定方向に移動される
    、請求項19記載のパッド印刷装置。 21、該第1のパッド印刷手段及び該第2のパッド印刷
    手段の各々は、該可動部材の該無端状搬送径路に関して
    放射方向に所定範囲に渡って移動自在に該可動部材の各
    々に装着された支持部材と、該可動部材に対して該支持
    部材を該放射方向に選択的に移動せしめるための支持部
    材移動手段とを含み、該第1の印刷パッド及び該第2の
    印刷パッドの各々は該支持部材に固定されている、請求
    項19又は20記載の容器蓋パッド印刷装置。 22、該第1のパッド印刷手段及び該第2のパッド印刷
    手段の各々における該支持部材移動手段は、夫々該第1
    の印刷域及び該第2の印刷域において該支持部材を該放
    射方向外方に移動せしめ、かくして該第1の印刷パッド
    及び該第2の印刷パッドを夫々容器蓋の天面壁の外面及
    び内面に圧着せしめる、請求項21記載の容器蓋パッド
    印刷装置。 23、該第1のパッド印刷手段及び該第2のパッド印刷
    手段の各々における該支持部材移動手段は、夫々該第パ
    ターン供給域及び該第2のパターン供給域においても該
    支持部材を該放射方向外方に移動せしめ、かくして該第
    1の印刷パッド及び該第2の印刷パッドを夫々該第1の
    パターン供給手段及び該第2のパターン供給手段に圧着
    せしめる、請求項22記載の容器蓋パッド印刷装置。 24、該第1の容器蓋搬送手段及び該第2の容器蓋搬送
    手段の各々における該可動部材の各々と該第1のパッド
    印刷手段及び該第2のパッド印刷手段の各々における該
    可動部材の各々との一方には、少なくとも1個の挿入部
    材が配設されており、該第1の容器蓋搬送手段及び該第
    2の容器蓋搬送手段の各々における該可動部材の各々と
    該第1のパッド印刷手段及び該第2のパッド印刷手段の
    各々における該可動部材の各々との他方には、少なくと
    も1個の受容開口が配設されており、該第1の印刷域及
    び該第2の印刷域において夫々該挿入部材が該受容開口
    に挿入されて、該第1の容器蓋搬送手段及び該第2の容
    器蓋搬送手段の夫々における該可動部材と該第1のパッ
    ド印刷手段及び該第2のパッド印刷手段の夫々における
    該可動部材との相対的位置が拘束される、請求項19記
    載の容器蓋パッド印刷装置。 25、該挿入部材は該可動部材の該無端状搬送径路に関
    して放射方向に所定範囲に渡って移動自在に該可動部材
    の各々に装着され且つばね部材によって該放射方向外方
    に弾性的に偏倚されている、請求項24記載の容器蓋パ
    ッド印刷装置。 26、該挿入部材の先端部は先細形状である、請求項2
    5記載の容器蓋パッド印刷装置。 27、該容器蓋供給域及び該第1の印刷域は該第1の容
    器蓋搬送手段の片側走行部に配置され、該容器蓋移送域
    は該第1の容器蓋搬送手段の他側走行部に配置され、ま
    た該容器蓋移送域及び該第2の印刷域は該第2の容器蓋
    搬送手段の片側走行部に配置され、該容器蓋移送域にお
    いて該第1の容器蓋搬送手段の該他側走行部と該第2の
    容器蓋搬送手段の該片側走行部が上下方向に間隔を置い
    て位置しており、該容器蓋供給手段からの容器蓋は、天
    面壁の外面と内面との一方を上にした姿勢で該第1の容
    器蓋搬送手段の該片側走行部に供給されて該第1の印刷
    域を通って搬送され、該容器蓋移送域において天面壁の
    外面と内面との一方を下にした姿勢で該第1の容器蓋搬
    送手段の該他側走行部から該第2の容器蓋搬送手段の該
    片側走行部に移送され、そして天面壁の外面と内面との
    一方を下にした姿勢で該第2の印刷域を通して搬送され
    る、請求項14記載の容器蓋パッド印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58126163A (ja) * 1982-01-25 1983-07-27 Taihei Kogyo Kk パツド印刷機

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