JPH0332674Y2 - - Google Patents

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JPH0332674Y2
JPH0332674Y2 JP1982053858U JP5385882U JPH0332674Y2 JP H0332674 Y2 JPH0332674 Y2 JP H0332674Y2 JP 1982053858 U JP1982053858 U JP 1982053858U JP 5385882 U JP5385882 U JP 5385882U JP H0332674 Y2 JPH0332674 Y2 JP H0332674Y2
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handrail
scaffold
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JP1982053858U
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JPS58156939U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建設工事等で使用する吊足場に関す
るものである。
〔従来の技術〕
吊足場は、梁鉄骨上フランジにキヤツチベース
等の取付金物を用いて取付けるものであり、大掛
かりな足場組作業が要らず、また場所を取らない
という利点がある。
かかる吊足場には種々のものがあるが、従来、
例えば第1図に示すように吊枠1,1′や足場板
2及び手摺3、筋違4等の部材を使用の際に適宜
組合せて構成するものであり、この組立及び不使
用時の収納の際の解体作業に時間と労力を費やさ
ねばならず、また、解体後の数多い部品の管理も
面倒なものであつた。なお、第1図中、5は梁鉄
骨、6は梁鉄骨5に吊足場を固定するための取付
け金物を示す。
このような組立式の足場に対して、吊足場全体
が不使用時に折り畳めるので収納場所もとらずま
たセツト作業も楽になる。
例えば、米国特許明細書第2184457号公報のも
のもその一例である。
〔考案が解決しようとする課題〕
この米国特許明細書第2184457号公報のように
足場全体を折り畳むようにした場合、使用時に安
全に荷重を受けられる展開状態を保つことと、こ
の使用状態から如何に簡単に折り畳むことができ
るかの2点を満足させなければならない。
第1の点に関しては米国特許明細書第2184457
号公報ではバー状の剛材からなる吊支材で回転す
る足場板部分を水平状態で支承するが、この吊支
材の上端を軸支する垂直部材は比較的短いもので
吊支材自体も短く、安定性を欠く。
また、吊支材下端は足場板部分の側方前端位置
に固定的に軸着されているので、展開状態から折
り畳む際は足場板部分を回転させて上昇させると
吊支材はその上端の移動軸支点をガイドとして足
場板部分とともにスライドする。このように足場
板部分と吊支材との両方を同期的に動かさなけれ
ばならず、各部の抵抗が有り、折り畳みの操作性
の悪いものである。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
展開時の足場板は長い吊支材で安定して支承で
き、また吊支材と足場板とは展開時を除いて固定
的な係合とならないので足場板の折り畳みの際に
抵抗なくスムーズに折り畳める吊足場を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、支柱間に横
桟を組合わせた後部垂直固定枠を主たる支持部と
し、この後部垂直固定枠の支柱の下端に足場板の
後部を、中途に水平枠状の手摺の後端をそれぞれ
折畳み可能に軸着し、手摺は足場板から軸着して
立ち上がる手摺支柱に軸着し、足場板側方前端部
に車輪を設け、前記固定枠支柱の手摺取付け位置
より上方に上端を軸着したチヤンネル状吊支材内
にこの車輪を係合させるとともに、該吊支材の下
端に吊支材から車輪が抜け出してしまうのを防止
する係止部と、足場板を受支できるよう吊支材下
端相互間に設けた横木からなる足場板受支部を設
け、かつ、この吊支材は手摺の内側に配設したこ
とを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば展開して水平となる足場板は、
吊支材の下端の足場板受支部に係合してこの吊支
材で支承させる。そして該吊支材は、手摺取付け
位置より上方へ大きく延びる後部垂直固定枠の上
端付近から足場板側方前端部へと長く掛け渡るの
で、足場板部分を支承するトラスは大きく形成で
き、強度的に信頼性が高く、使用者に与える安心
感も大となる。
使用後の折り畳みは足場板をはね上げるように
回転させれば、足場板受支部との係合は解除さ
れ、吊支材も上端の軸着部を支点としてそのまま
後部垂直固定枠に重なるようになるが、この吊支
材と足場板の動きは車輪により抵抗なく連動させ
ることができる。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第2図は本考案の吊足場の実施例を示す正面
図、第3図は同上側面図で、図中7は支柱7a,
7a′と横桟7b,7b′を固着して形成した後部垂
直固定枠で、主たる支持部となるものである。
該固定枠7の支柱7a,7a′の下端を、足場板
8の周囲に立設した巾木9にボルト又はピン10
で軸着する。巾木9は矩形枠を構成し、前記軸着
部はこの枠の後部角部の両側となる。
また、上下複数段(図示では3段)の側部手摺
11a,11b,11cの端部を前記支柱7a,
7a′の途中と足場板8の巾木9の部分から立設す
る手摺支柱12a,12a′にピンで軸着し、この
手摺支柱12a,12a′の下端を巾木9に同じく
ピン13で軸着する。
さらに、手摺支柱12a,12a′間に上下複数
段(図示では3段)の前部手摺14a,14b,
14cを掛け渡すが、これらの相互接合部は、該
支柱12a,12a′と手摺14a,14b,14
cとで固定した枠体15を形成するように固着す
る。
第5図に示すように、足場板8の側部に位置す
る左右の巾木9の前方部分に車輪16,16′を
設け、この車輪16,16′を固定枠7の支柱7
a,7a′であつて、上段の手摺11aから上方へ
突出する部分の上方部分にピン17で上端を軸着
した吊支材18,18′内に係合させる。
該吊支材18,18′は、スリツト18aを長
さ方向に有する断面形のチヤンネル材からなり、
手摺の内側へ配置され、前記車輪16,16′が
この支材18,18′内を転走し、その車軸16
aがスリツト18aを移動するものである。ま
た、吊支材18,18′の下端には車輪16,1
6′が抜け出してしまうのを防止する係止部19
を設けるとともに、足場板8を受支できるよう吊
支材18,18′の下端相互間に横木20を設け
る。
このようにして、係止部19と横木20とは足
場板受支部を構成するもので、本考案を広げた状
態では、直角となる支柱7a,7a′と巾木9とに
吊支材18,18′は斜めに架装されることにな
り、また前記横木20上に足場板8及び巾木9が
載ることになる。
これら本考案の足場の各構成部材は、アルミ材
を使用すると軽量のものが得られる。
次に使用法及び作用について説明する。
不使用時には、第4図に示すように本考案の足
場を折り畳むことになるが、第3図の状態から足
場板8、巾木9の部分又は手摺11a,11b,
11c、支柱12a,12a′、手摺14a,14
b,14c等の一部を手で握つて上方に押し上げ
るようにすれば、各軸着部分が回動し、枠体15
が枠7に接近して側面部分が平行四辺形の原理で
平行に重ねて折り畳まれる。その際、車輪16,
16′は吊支材18,18′内を転走し下方にあつ
たものが上方に移動する。そして車輪16,1
6′の移動につれて吊支材18,18′の下端が枠
7に引き寄せられかつ枠7と平行状態に近づく。
畳まれた足場は、全体に薄くなるので収納場所を
とらずにすむ。
次に、使用時に広げるには前記折り畳みと逆の
動作を行い、第3図の状態に戻せばよいが、車輪
16,16′は吊支材18,18′内を転走して下
降し、係止部19で止まるとともに横木20とし
て、足場板8は受支される。
このように広げた本考案の足場を鉄骨上フラン
ジに取付けるには、第1図従来例と同じような取
付け金物を用いて支柱7a,7a′をフランジに固
定すればよく、先に折り畳んでいるものを鉄骨に
取付けてから広げてセツトすることもできる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の吊足場は、不使用時
に折り畳めるようにするものにおいて、使用時に
広げた状態では一番荷重がかかる足場板部分は支
承部分となる固定枠と吊支材の両方でトラス状に
支承でき、しかも固定枠は上方に大きくのびる縦
長のもので、吊支材もこれに応じて長くできるの
で前記トラスも大きくとれ、強度的に信頼性が高
く、また使用者に安定感を与えることができるも
のである。
また、吊支材と足場板とは展開時を除いて固定
的な係合とならないので、足場板の折り畳みの際
にこの足場板をはね上げるように回転させても、
吊支材は抵抗とならず、スムーズに折り畳めるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の吊足場の一例を示す斜視図、第
2図は本考案の吊足場の実施例を示す正面図、第
3図は同上側面図、第4図は折り畳んだ状態の側
面図、第5図は要部の斜視図である。 7…後部垂直固定枠、7a,7a′…支柱、7
b,7b′,7b″…横桟、8…足場板、9…巾木、
10…ボルト又はピン、11a,11b,11c
…側部手摺、12a,12a′…手摺支柱、13…
ピン、14a,14b,14c…前部手摺、15
…枠体、16,16′…車輪、17…ピン、18,
18′…吊支材、19…係止部、20…横木。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱間に横桟を組合わせた後部垂直固定枠を主
    たる支持部とし、この後部垂直固定枠の支柱の下
    端に足場板の後部を、中途に水平枠状の手摺の後
    端をそれぞれ折畳み可能に軸着し、手摺は足場板
    から軸着して立ち上がる手摺支柱に軸着し、足場
    板側方前端部に車輪を設け、前記固定枠支柱の手
    摺取付け位置より上方に上端を軸着したチヤンネ
    ル状吊支材内にこの車輪を係合させるとともに、
    該吊支材の下端に吊支材から車輪が抜け出してし
    まうのを防止する係止部と、足場板を受支できる
    よう吊支材下端相互間に設けた横木からなる足場
    板受支部を設け、かつ、この吊支材は手摺の内側
    に配設したことを特徴とする吊足場。
JP5385882U 1982-04-14 1982-04-14 吊足場 Granted JPS58156939U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5385882U JPS58156939U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 吊足場

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JP5385882U JPS58156939U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 吊足場

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Publication Number Publication Date
JPS58156939U JPS58156939U (ja) 1983-10-20
JPH0332674Y2 true JPH0332674Y2 (ja) 1991-07-11

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ID=30064501

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JP5385882U Granted JPS58156939U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 吊足場

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2184457A (en) * 1939-01-05 1939-12-26 Henry J Kruse Scaffold

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2184457A (en) * 1939-01-05 1939-12-26 Henry J Kruse Scaffold

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JPS58156939U (ja) 1983-10-20

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