JPH0332526A - 放電加工方法 - Google Patents
放電加工方法Info
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- JPH0332526A JPH0332526A JP16568389A JP16568389A JPH0332526A JP H0332526 A JPH0332526 A JP H0332526A JP 16568389 A JP16568389 A JP 16568389A JP 16568389 A JP16568389 A JP 16568389A JP H0332526 A JPH0332526 A JP H0332526A
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は放電加工方法に関するものである。
(従来の技術〉
従来より、型彫放電加工機及びワイヤカット放電加工機
によって被加工物を放電加工する際には、被加工物と加
工用電極との間の放電加工間隙に適宜の放電加工液を介
在せしめて放電を生じさせ、これにより被加工物を放電
加工する方法がとられている。この場合、放電加工によ
り生じた加工屑等によって汚れた加工液を加工間隙から
積極的に排除するため、加工液をポンプ等によって加圧
し、加工間隙に噴射流として送りつつ放電加工を行なう
放電加工方法が公知である。このような放電加工方法は
、特に、深穴加工又はテーパー状の加工の場合に有効で
ある。
によって被加工物を放電加工する際には、被加工物と加
工用電極との間の放電加工間隙に適宜の放電加工液を介
在せしめて放電を生じさせ、これにより被加工物を放電
加工する方法がとられている。この場合、放電加工によ
り生じた加工屑等によって汚れた加工液を加工間隙から
積極的に排除するため、加工液をポンプ等によって加圧
し、加工間隙に噴射流として送りつつ放電加工を行なう
放電加工方法が公知である。このような放電加工方法は
、特に、深穴加工又はテーパー状の加工の場合に有効で
ある。
(発明が解決しようとする課B)
しかし、深穴加工又はテーパー形状の加工の如く、加工
間隙において加工液の流通が良好に行なわれにくい加工
の場合には、加工液を噴流させただけではチップの排出
が必ずしも充分に行なえない場合が多々生じ、極間にお
いて2次放電が発生し、電極消耗を増大させ、加工速度
も著しく低下するなどの不具合が生じる。また、同様の
目的で加工液を吸引しつつ放電加工を行なう方法もしば
しば用いられるが、加工深さが所定値以上となると、吸
引効果が減少し、加工が不安定となる上に、吸入口に加
工屑が詰まり、加工が困難となる場合が生じるものであ
る。
間隙において加工液の流通が良好に行なわれにくい加工
の場合には、加工液を噴流させただけではチップの排出
が必ずしも充分に行なえない場合が多々生じ、極間にお
いて2次放電が発生し、電極消耗を増大させ、加工速度
も著しく低下するなどの不具合が生じる。また、同様の
目的で加工液を吸引しつつ放電加工を行なう方法もしば
しば用いられるが、加工深さが所定値以上となると、吸
引効果が減少し、加工が不安定となる上に、吸入口に加
工屑が詰まり、加工が困難となる場合が生じるものであ
る。
本発明の目的は、したがって、従来技術における上述の
不具合を解決し、従来に比べて良好な加工特性を得るこ
とができる放電加工方法を提供することにある。
不具合を解決し、従来に比べて良好な加工特性を得るこ
とができる放電加工方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の方法の1つの特徴は、被加工物と放電加工用電
極との間に形成される放電加工間隙に噴流加工液を供給
しつつ被加工物を放電加工する放電加工方法において、
上記噴流加工液の供給と同時に上記放電加工間隙から放
電加工液を吸引するように両者を併用するようにした点
にある。
極との間に形成される放電加工間隙に噴流加工液を供給
しつつ被加工物を放電加工する放電加工方法において、
上記噴流加工液の供給と同時に上記放電加工間隙から放
電加工液を吸引するように両者を併用するようにした点
にある。
本発明の方法の別の特徴は、被加工物と放電加工電極と
の間に形成される放電加工間隙に噴流加工液を供給する
ことと、該放電加工間隙から加工流を吸引することとを
交互に行なうように両者を併用して放電加工を行なうよ
うにした点にある。
の間に形成される放電加工間隙に噴流加工液を供給する
ことと、該放電加工間隙から加工流を吸引することとを
交互に行なうように両者を併用して放電加工を行なうよ
うにした点にある。
(作 用)
本発明の方法の1つの特徴によれば、放電加工間隙にお
いて加工流の噴流と吸引とを同時に行なうことにより、
加工間隙における加工流を極めて円滑に移動させ、これ
により加工速度、加工の安定性、及び電極消耗率が向上
する。
いて加工流の噴流と吸引とを同時に行なうことにより、
加工間隙における加工流を極めて円滑に移動させ、これ
により加工速度、加工の安定性、及び電極消耗率が向上
する。
また、別の特徴によれば、加工流の噴流と吸引とを適宜
の形態で交互に行なうことにより、加工屑の移動を確実
に行ない、加工間隙から加工屑を確実に排除し、加工速
度、加工の安定性、及び電極消耗率の向上を図ることが
できる。
の形態で交互に行なうことにより、加工屑の移動を確実
に行ない、加工間隙から加工屑を確実に排除し、加工速
度、加工の安定性、及び電極消耗率の向上を図ることが
できる。
(実施例)
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例につき詳細
に説明する。
に説明する。
第1図には、本発明の方法により被加工物に深穴加工を
施すための型彫用放電加工装置の一実施例が示されてい
る。放電加工装置lは、加工台2上の加工タンク3内に
セットされた被加工物4を、ヘッド5に取り付けられる
加工用電極により放電加工するための装置である。図示
の実施例では、ヘッド5に設けられたクイル6の下端6
aに後述する補助装置7を介して加工用電極8が装着さ
れている。
施すための型彫用放電加工装置の一実施例が示されてい
る。放電加工装置lは、加工台2上の加工タンク3内に
セットされた被加工物4を、ヘッド5に取り付けられる
加工用電極により放電加工するための装置である。図示
の実施例では、ヘッド5に設けられたクイル6の下端6
aに後述する補助装置7を介して加工用電極8が装着さ
れている。
加工用電極8は、加工液9が満たされている加工タンク
3内において被加工物4と加工液9を介して対向してお
り、加工用電極8と被加工物4との間には、公知の加工
用パルス電源IOから加工用パルス電圧が繰り返し印加
される構成となっている。
3内において被加工物4と加工液9を介して対向してお
り、加工用電極8と被加工物4との間には、公知の加工
用パルス電源IOから加工用パルス電圧が繰り返し印加
される構成となっている。
被加工物4の加工の進行に応じて加工用電極8に被加工
物4に対する所要の相対的送り運動を与えるため、放電
加工間隙Gの状態を示す間隙電圧に応答し間隙状態を検
出する検出回路11と、該検出回路11からの検出信号
DSに応答して加工用電極8の送りを制御するサーボ制
御ユニット12とが設けられており、電極送りモータ1
3がサーボ制御ユニット12により駆動され、加工用電
極8のサーボ送り動作が実行される。なお、この電極の
サーボ送り制御は公知であるので、その構成及び動作の
詳細については説明を省略する。
物4に対する所要の相対的送り運動を与えるため、放電
加工間隙Gの状態を示す間隙電圧に応答し間隙状態を検
出する検出回路11と、該検出回路11からの検出信号
DSに応答して加工用電極8の送りを制御するサーボ制
御ユニット12とが設けられており、電極送りモータ1
3がサーボ制御ユニット12により駆動され、加工用電
極8のサーボ送り動作が実行される。なお、この電極の
サーボ送り制御は公知であるので、その構成及び動作の
詳細については説明を省略する。
放電加工間隙Gにおける放電により生じた加工屑を速や
かに放電加工間隙Gの外へ排出することを主目的として
、第1図に示した放電加工装置1では、放電加工期間中
において、加工タンク9内、特に放電加工間隙G内に加
工液を噴出させ、これと同時に、加工タンク9内に、特
に放電加工間隙G内の加工液を吸引するようにした放電
加工方法が実行される。このため、図示の放電加工装置
1においては、加工用電極8内に後述するようにして多
数の噴射用通路及び吸引用通路が形成されており、加工
液タンク15内の加工液が加圧ポンプ14により加圧さ
れ、この加圧加工液が補助装置7を介して加工用電極8
内の噴射用通路に供給される。加圧加工液は、これらの
噴射用通路を介して所要の箇所に圧送され、放電加工間
隙G内に加工液噴流を生じさせることができる。一方、
吸引ポンプ16は、補助装置7を介して吸引用通路と連
結されており、放電加工間隙G内の加工流を吸引用通路
を介して取り出し、公知の再生装置17により吸引加工
液を再生した後、加工液タンク15に再生加工流を戻す
ことができる。
かに放電加工間隙Gの外へ排出することを主目的として
、第1図に示した放電加工装置1では、放電加工期間中
において、加工タンク9内、特に放電加工間隙G内に加
工液を噴出させ、これと同時に、加工タンク9内に、特
に放電加工間隙G内の加工液を吸引するようにした放電
加工方法が実行される。このため、図示の放電加工装置
1においては、加工用電極8内に後述するようにして多
数の噴射用通路及び吸引用通路が形成されており、加工
液タンク15内の加工液が加圧ポンプ14により加圧さ
れ、この加圧加工液が補助装置7を介して加工用電極8
内の噴射用通路に供給される。加圧加工液は、これらの
噴射用通路を介して所要の箇所に圧送され、放電加工間
隙G内に加工液噴流を生じさせることができる。一方、
吸引ポンプ16は、補助装置7を介して吸引用通路と連
結されており、放電加工間隙G内の加工流を吸引用通路
を介して取り出し、公知の再生装置17により吸引加工
液を再生した後、加工液タンク15に再生加工流を戻す
ことができる。
第2図乃至第4図には、第1図に示した加工用と注入口
82乃至85が設けられている。加工用電極8内には、
吸引口81内に一端開口部を有し加工用電極8の外表面
に他端開口部を有する吸引用通路81aが多数形成され
ると共に、注入口82乃至85のいずれかの注入口内に
一端開口部を有し加工用電極8の外表面に他端開口部を
有する多数の噴射用通路82a、83a、84a、85
aが形成されている。図示の実施例では、加工用電極8
の底面8bには、吸引用通路81aの開口端と、噴射用
通路81a、82a、83a、84aの各開口端とが第
3図に示す如く配置されている。
82乃至85が設けられている。加工用電極8内には、
吸引口81内に一端開口部を有し加工用電極8の外表面
に他端開口部を有する吸引用通路81aが多数形成され
ると共に、注入口82乃至85のいずれかの注入口内に
一端開口部を有し加工用電極8の外表面に他端開口部を
有する多数の噴射用通路82a、83a、84a、85
aが形成されている。図示の実施例では、加工用電極8
の底面8bには、吸引用通路81aの開口端と、噴射用
通路81a、82a、83a、84aの各開口端とが第
3図に示す如く配置されている。
加工用電極8の各側面にも、同様にして、吸引用通路の
開口端と噴射用通路の開口端とが適宜に配置されている
。なお、第2図及び第3図に示されている吸引用通路及
び噴射用通路は、加工用電極8内に形成されている全通
路の一部である。
開口端と噴射用通路の開口端とが適宜に配置されている
。なお、第2図及び第3図に示されている吸引用通路及
び噴射用通路は、加工用電極8内に形成されている全通
路の一部である。
加工用電極8の上面8aには、多数のねじ穴86a乃至
86hが形成されており、これらのねし六86a〜86
hを用いて補助装置7が加工用電極8に固着される。
86hが形成されており、これらのねし六86a〜86
hを用いて補助装置7が加工用電極8に固着される。
補助装置7は、第5図に示されるように、クイル6にね
じ止めされる上記取付板71と、上述の如くして加工用
電極8にねし止めされる下部取付板72とを有している
。上部取付板71と下部取付板72とは間隔をあけて配
置され、4本の中空バイブ73乃至76の各端部が上部
取付板71及び下部取付板72に固着され、これらの中
空バイブ73乃至76により上部取付板71と下部取付
板72とが連結されている。中空バイブ73乃至76は
、加工用電極8の注入口82乃至85に夫々対応して配
置されており、これらの下部取付板72側の各端部は、
下部取付板72にあけられた孔(図示せず)を介して対
応する各注入口と連通している。
じ止めされる上記取付板71と、上述の如くして加工用
電極8にねし止めされる下部取付板72とを有している
。上部取付板71と下部取付板72とは間隔をあけて配
置され、4本の中空バイブ73乃至76の各端部が上部
取付板71及び下部取付板72に固着され、これらの中
空バイブ73乃至76により上部取付板71と下部取付
板72とが連結されている。中空バイブ73乃至76は
、加工用電極8の注入口82乃至85に夫々対応して配
置されており、これらの下部取付板72側の各端部は、
下部取付板72にあけられた孔(図示せず)を介して対
応する各注入口と連通している。
中空バイブ73乃至76の途中には、噴流バイブ14a
乃至14dの各一端が連結され、これらの噴流バイブ1
4a乃至14dは加圧ポンプ14からの加圧加工流を中
空バイブ73乃至76に夫々供給する。このようにして
、加圧ポンプ14からの加工液は注入口82乃至83に
供給され、加工用電極8の中に形成された多数の噴射用
通路を介して加工用電極8の外面の開口から外側に向け
て圧送され、被加工物4に向けて加工液を噴射すること
ができる。なお、第1図では、簡単化のため噴流パイプ
は1本だけが示されている。
乃至14dの各一端が連結され、これらの噴流バイブ1
4a乃至14dは加圧ポンプ14からの加圧加工流を中
空バイブ73乃至76に夫々供給する。このようにして
、加圧ポンプ14からの加工液は注入口82乃至83に
供給され、加工用電極8の中に形成された多数の噴射用
通路を介して加工用電極8の外面の開口から外側に向け
て圧送され、被加工物4に向けて加工液を噴射すること
ができる。なお、第1図では、簡単化のため噴流パイプ
は1本だけが示されている。
下部取付板72の中央部には、吸引口81に対向するよ
うに中空バイブ77が立設されており、この中空バイブ
77の上側端77aは吸引バイブ16aによって吸引ポ
ンプ16の人口側に連結されている。中空バイブ77の
下端開口は下部取付Fi72に設けられた図示しない孔
を介して吸引口して取り出すことができる。吸引ポンプ
16により吸引された加工液は、再生装置17において
再生され、加工液タンク15内に戻される。
うに中空バイブ77が立設されており、この中空バイブ
77の上側端77aは吸引バイブ16aによって吸引ポ
ンプ16の人口側に連結されている。中空バイブ77の
下端開口は下部取付Fi72に設けられた図示しない孔
を介して吸引口して取り出すことができる。吸引ポンプ
16により吸引された加工液は、再生装置17において
再生され、加工液タンク15内に戻される。
第5図において符号78で示されるのは、中空バイブ7
7と同じく、下部取付板72に設けられた図示しない孔
を介して吸引口81と連通しているバイブであり、この
バイブ78の上端部に設けられているバルブ79を調節
することにより、加工液の吸引力を所望の値にセットす
ることができる。
7と同じく、下部取付板72に設けられた図示しない孔
を介して吸引口81と連通しているバイブであり、この
バイブ78の上端部に設けられているバルブ79を調節
することにより、加工液の吸引力を所望の値にセットす
ることができる。
次に、第1図に示した放電加工装置1による放電加工動
作について説明する。
作について説明する。
加工用パルス電iioからの加工用パルスを加工用電極
8と被加工物4との間に印加し、これと同時にサーボ制
御ユニット12により加工用電極8の被加工物4に対す
る相対送り運動を制御し、これにより被加工物4の加工
が行なわれる。本装置1では、この加工中、加圧ポンプ
14により加圧された加工液を補助装置7を介して加工
用電極8内の各噴射用通路に送り込み、これにより加工
用電極8の底面及び各側面から加工液を圧力をもって送
り出し、噴射させる。これと同時に、吸引ポンプ16に
より加工用電極8の近傍の加工液を吸引用通路を介して
吸引して取り出す加工液吸引動作が行なわれる。
8と被加工物4との間に印加し、これと同時にサーボ制
御ユニット12により加工用電極8の被加工物4に対す
る相対送り運動を制御し、これにより被加工物4の加工
が行なわれる。本装置1では、この加工中、加圧ポンプ
14により加圧された加工液を補助装置7を介して加工
用電極8内の各噴射用通路に送り込み、これにより加工
用電極8の底面及び各側面から加工液を圧力をもって送
り出し、噴射させる。これと同時に、吸引ポンプ16に
より加工用電極8の近傍の加工液を吸引用通路を介して
吸引して取り出す加工液吸引動作が行なわれる。
このため、加工用電極8の近くでは、加工流の噴射と吸
引とが同時に行なわれ、加工液、特にその加工間隙内の
加工液を極めて円滑に循環させ、これにより加工間隙G
内から加工屑を良好に排除し、加工間隙G内を新鮮な加
工液で満たすことができる。この結果、噴流のみの加工
の場合に比べ、加工速度及び加工の安定性を著しく向上
させることができるほか、電極消耗率も小さく抑えるこ
とができ、寸法精度をより向上させることが可能となる
。
引とが同時に行なわれ、加工液、特にその加工間隙内の
加工液を極めて円滑に循環させ、これにより加工間隙G
内から加工屑を良好に排除し、加工間隙G内を新鮮な加
工液で満たすことができる。この結果、噴流のみの加工
の場合に比べ、加工速度及び加工の安定性を著しく向上
させることができるほか、電極消耗率も小さく抑えるこ
とができ、寸法精度をより向上させることが可能となる
。
なお、加工用電極8の底面8bに開口端を有する噴射用
通路及び吸引用通路を、第3図に示されるように、加工
用電極8の軸線方向、すなわち送り方向に対して角度を
もたせて形成すると、該加工用電極8により穴あけ加工
を行なう際に各通路に対応する芯が残るのを防止するこ
とができる。
通路及び吸引用通路を、第3図に示されるように、加工
用電極8の軸線方向、すなわち送り方向に対して角度を
もたせて形成すると、該加工用電極8により穴あけ加工
を行なう際に各通路に対応する芯が残るのを防止するこ
とができる。
第6図には、100X100のグラファイト電極(15
063)によって鉄(NAK−80)を放電加工する際
に、噴流のみを与えた場合と、噴流及び吸引の両方を同
時に与えた場合とについて、加工時間に対する加工深さ
を測定した実測データが示されている。この場合の加工
電流は280(A)であり、本発明の方法によると、噴
流のみの従来方法に比べ、加工速度が向上するのは勿論
のこと、電極消耗が少なくなることが確認された。
063)によって鉄(NAK−80)を放電加工する際
に、噴流のみを与えた場合と、噴流及び吸引の両方を同
時に与えた場合とについて、加工時間に対する加工深さ
を測定した実測データが示されている。この場合の加工
電流は280(A)であり、本発明の方法によると、噴
流のみの従来方法に比べ、加工速度が向上するのは勿論
のこと、電極消耗が少なくなることが確認された。
上記実施例では、加工液の噴射と吸引とを同時に行なっ
た場合について説明したが、加工液の噴射と吸引とを交
互に行なうようにしてもよく、この場合も、特に加工間
隙のチップの排除を良好に促進し、上記実施例の場合と
同様の効果を得ることができるものである。ここで、加
工液の噴射と吸引はたえ間なく交互に行なってもよいし
、噴射と吸引との間において、及び又は吸引と噴射との
間において適宜の休止期間を設けるようにしてもよい。
た場合について説明したが、加工液の噴射と吸引とを交
互に行なうようにしてもよく、この場合も、特に加工間
隙のチップの排除を良好に促進し、上記実施例の場合と
同様の効果を得ることができるものである。ここで、加
工液の噴射と吸引はたえ間なく交互に行なってもよいし
、噴射と吸引との間において、及び又は吸引と噴射との
間において適宜の休止期間を設けるようにしてもよい。
また、上記実施例では、加工液の噴射、吸引を加工用電
極8内に形成した通路を利用して行なう場合を示したが
、本発明はこのような構成を用いた場合に限定されず、
他の適宜の手段により加工液を所要の部位へ噴射し、又
は所要の部位から吸引するものであってもよい。
極8内に形成した通路を利用して行なう場合を示したが
、本発明はこのような構成を用いた場合に限定されず、
他の適宜の手段により加工液を所要の部位へ噴射し、又
は所要の部位から吸引するものであってもよい。
(発明の効果)
本発明によれば、加工液の噴射(噴流)と吸引とを併用
することにより、特に放電加工間隙内の加工液の流れを
促進し、加工屑を有効に排除することができる。この結
果、放電加工速度を向上させることができるほか、電極
消耗を低く抑えることができ、また加工間隙に新鮮な加
工流を充分に送り込むことができるので、二次放電の発
生が有効に抑えられ、加工の寸法精度も著しく向上する
等の格別の効果を奏する。
することにより、特に放電加工間隙内の加工液の流れを
促進し、加工屑を有効に排除することができる。この結
果、放電加工速度を向上させることができるほか、電極
消耗を低く抑えることができ、また加工間隙に新鮮な加
工流を充分に送り込むことができるので、二次放電の発
生が有効に抑えられ、加工の寸法精度も著しく向上する
等の格別の効果を奏する。
第1図は本発明の方法を実施するための放電加工装置の
一実施例を示す構成図、第2図は第1図の加工用電極の
平面図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は第
1図の加工用電極の底面図、第5図は第1図の補助装置
と加工用電極との拡大詳細斜視図、第6図は加工実験デ
ータを示すグラフである。 1・・・放電加工機、4・・・被加工物、8・・・加工
用電極、9・・・加工液、14・・・加圧ポンプ、16
・・・吸引ポンプ、81a・・・吸引用通路、82a、
83a84a、85a・・・噴射用通路。 特許、出願人 株式会社ソディ、り
一実施例を示す構成図、第2図は第1図の加工用電極の
平面図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は第
1図の加工用電極の底面図、第5図は第1図の補助装置
と加工用電極との拡大詳細斜視図、第6図は加工実験デ
ータを示すグラフである。 1・・・放電加工機、4・・・被加工物、8・・・加工
用電極、9・・・加工液、14・・・加圧ポンプ、16
・・・吸引ポンプ、81a・・・吸引用通路、82a、
83a84a、85a・・・噴射用通路。 特許、出願人 株式会社ソディ、り
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、被加工物と加工用電極との間に形成される放電加工
間隙に加工液を圧送しつつ前記被加工物を放電加工する
放電加工方法において、加工液の圧送と同時に前記放電
加工間隙より加工液を吸引するようにしたことを特徴と
する放電加工方法。 2、被加工物と加工用電極との間に形成される放電加工
間隙への加工液の圧送動作と、該放電加工間隙からの加
工液の吸引動作とを交互に行ないつつ前記被加工物を放
電加工するようにしたことを特徴とする放電加工方法。 3、被加工物と加工用電極とを加工タンク内において加
工液を介して対向せしめ、前記被加工物と前記加工用電
極との間に加工用パルス電圧を繰返し印加して前記被加
工物を放電加工する放電加工方法において、前記被加工
物に向けて加工液を圧送する動作と前記被加工物と前記
加工用電極との間に形成される放電加工間隙内の加工液
を吸引する動作とを併用しつつ前記被加工物を放電加工
するようにしたことを特徴とする放電加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16568389A JPH0332526A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 放電加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16568389A JPH0332526A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 放電加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0332526A true JPH0332526A (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=15817058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16568389A Pending JPH0332526A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 放電加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332526A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6279942B1 (en) | 1998-11-11 | 2001-08-28 | Daimlerchrysler Ag | Air bag module housing |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP16568389A patent/JPH0332526A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6279942B1 (en) | 1998-11-11 | 2001-08-28 | Daimlerchrysler Ag | Air bag module housing |
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