JPH0332499Y2 - - Google Patents

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JPH0332499Y2
JPH0332499Y2 JP16218586U JP16218586U JPH0332499Y2 JP H0332499 Y2 JPH0332499 Y2 JP H0332499Y2 JP 16218586 U JP16218586 U JP 16218586U JP 16218586 U JP16218586 U JP 16218586U JP H0332499 Y2 JPH0332499 Y2 JP H0332499Y2
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glass tube
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porous base
vertical movement
glass
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JP16218586U
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  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、多孔質母材を加熱して透明ガラス化
する多孔質母材の焼結装置に関する。
[従来の技術] 気相軸付法等で作製したSiO2等のスートから
なる多孔質母材は、一定長に作製した後、装置を
変えて、すなわち焼結装置により加熱される。焼
結装置の石英ガラス炉芯管内はHeガスまたはHe
ガスとハロゲン剤の雰囲気にて+2〜5mmH2O
の圧力に保たれ、多孔質母材は炉芯管内で回転移
動しながらカーボンヒーターにより約1850〜1950
℃に加熱され透明ガラス化される。
このような方法による装置では第2図に示すよ
うに炉体3の石英ガラス炉芯管上部に別のガラス
管2を設けて、この中に多孔質母材1を設置する
のが一般的である。なお、4はターゲツトホルダ
ー、5は回転上下動装置である。
そして、このガラス管2内への多孔質母材1の
出し入れには、第2図に示すように、ガラス管2
の上端面部に半割ガラス板蓋6を設け、ガラス管
2を炉体3上につけまま半割ガラス板蓋6を開閉
して行なう方式と、第3図に示すように半割ガラ
ス管7を用い、使用のたびに炉体3上に設置する
方式とがある。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、半割ガラス板蓋6を用いる方式では
多孔質母材1をターゲツトホルダー4に取り付け
てガラス管2内に下すために多孔質母材1の移動
長さを大きくとらねばならず、非常にやわらかい
多孔質母材1のスートが落下したりすることが生
じやすくなる。
また、半割ガラス管7を用いる方式では半割ガ
ラス管7を精度よく作製することが困難であり、
また何度も使用しているとエツジ部に欠けが入つ
たりして、Heガス雰囲気を加圧下のもとで一定
にして気密性を保つことが困難である。更に、使
用のたびに装置から外したり付けたりするので取
扱い上も不便である。
本考案の目的は、前記した従来技術の欠点を解
消し、長尺の多孔質母材でもガラス管内に容易に
且つ気密性よく設置できる多孔質母材の焼結装置
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、多孔質母材の回転上下動機構とは別
に、焼結時に炉芯管上部に設置されるガラス管を
上下動させるガラス管上下動機構を設けたもので
ある。
[作用] 焼結時に炉芯管上部に設置されるガラス管の位
置にて多孔質母材をその回転上下動機構に取り付
けた後、回転上下動機構とは別個のガラス管上下
動機構によりガラス管をその設置位置まで下ろ
す。かくして、多孔質母材の上下方向の移動長さ
が短くなると共に、半割ガラス管等を用いないで
気密性・取扱性がよくなる。
[実施例] 本考案の実施例を第1図に基づいて説明する。
図示するように、多孔質母材1を上下動させる
回転上下動装置5とは別にガラス管2のみを上下
動させるガラス管上下動機構が並設されている。
すなわち、ターゲツトホルダー4と平行に上下方
向にボールスクリユー9が配設されており、ボー
ルスクリユー9はガラス管上下動駆動部8により
回転駆動されるようになつている。ボールスクリ
ユー8のボールスクリユー部10にはガラス管2
を固定するガラス管上下動固定金具11が取り付
けられており、ボールスクリユー9の回転により
ガラス管2がターゲツトホルダー4に沿つて上下
動するようになつている。ガラス管2の上端開口
はガラス板蓋12により気密に覆われており、タ
ーゲツトホルダー4が貫通するガラス板蓋12の
貫通孔はカーボンシートにより或いはすり合せ構
造でシールされている。
多孔質母材1のセツテイングは、ターゲツトホ
ルダー4とガラス管2を炉体3上部に移動させ、
図示の如く多孔質母材1をガラス管2下端面より
出ているターゲツトホルダー4に取り付ける。そ
して、多孔質母材1を回転上下動装置5により所
定の位置まで下げて設置した後、ガラス管上下動
駆動部8によりボールスクリユー9を回転駆動し
ガラス管2を下降させて炉体3上にのせる。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば、次のような効果
を発揮する。
(1) ガラス管を取り外す必要がないので、取扱い
中落としたり、割つたりすることがなく、また
セツテイングにも時間がかからない。更に温度
をあげたままで、ガラス管をセツテイングでき
る。
(2) 多孔質母材の上下移動量が短くなるので、落
下時のおそれがなく長尺の多孔質母材でも容易
に適用できる。
(3) 半割ガラス管、半割ガラス板蓋を使わなくて
もよいので、気密性が向上し、炉芯管内圧の安
定化が図られると共に、ハロゲン剤などのガス
もれがなくなり安全性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る焼結装置の一実施例を示
す正面図、第2図は半割ガラス板蓋を使用した従
来の焼結装置の正面図、第3図は半割ガラス管を
使用した従来の焼結装置の正面図である。 図中、1は多孔質母材、2はガラス管、3は炉
体、4はターゲツトホルダー、5は回転上下動装
置、6は半割ガラス板蓋、7は半割ガラス管、8
はガラス管上下動駆動部、9はボールスクリユ
ー、10はボールスクリユー部、11はガラス管
上下動固定金具、12はガラス板蓋である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多孔質母材を不活性ガスの炉芯管内で回転移動
    させながら加熱して透明ガラス化する焼結装置に
    おいて、多孔質母材を回転させ且つ上下動させる
    回転上下動機構とは別に、焼結時に炉芯管上部に
    設置されるガラス管を上下動させるガラス管上下
    動機構を備えたことを特徴とする多孔質母材の焼
    結装置。
JP16218586U 1986-10-24 1986-10-24 Expired JPH0332499Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16218586U JPH0332499Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

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JP16218586U JPH0332499Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6369136U JPS6369136U (ja) 1988-05-10
JPH0332499Y2 true JPH0332499Y2 (ja) 1991-07-10

Family

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JPS6369136U (ja) 1988-05-10

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