JPH0332307Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0332307Y2 JPH0332307Y2 JP1985169119U JP16911985U JPH0332307Y2 JP H0332307 Y2 JPH0332307 Y2 JP H0332307Y2 JP 1985169119 U JP1985169119 U JP 1985169119U JP 16911985 U JP16911985 U JP 16911985U JP H0332307 Y2 JPH0332307 Y2 JP H0332307Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane
- hose
- water
- aquarium
- hole
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 39
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は可撓性合成樹脂製膜よなる折畳み式
の溶槽、その他活魚運搬用の水槽など比較的大型
の折畳み式の水槽の給、排水部の構造に関する。
の溶槽、その他活魚運搬用の水槽など比較的大型
の折畳み式の水槽の給、排水部の構造に関する。
従来この種の風呂、水槽などにおいては、一般
には排水孔は設けてなく、バケツを利用したり、
ポンプを利用し、組み立て後の水槽の上部から給
排水を行つている。また第7図にみられるように
側壁となる膜の底に接近したところにホースと接
続できる円筒形の接続部Aを設けることも考えら
れる。
には排水孔は設けてなく、バケツを利用したり、
ポンプを利用し、組み立て後の水槽の上部から給
排水を行つている。また第7図にみられるように
側壁となる膜の底に接近したところにホースと接
続できる円筒形の接続部Aを設けることも考えら
れる。
しかしながら、バケツや、ポンプによる汲み出
しはどうしても完全な排水はできないし、第7図
構造では、深さdの部分以の排水はできない。
しはどうしても完全な排水はできないし、第7図
構造では、深さdの部分以の排水はできない。
従つて、折畳み式の浴槽を利用して寝たきり患
者の入浴を居間や寝室で行う際、浴槽中に水が残
ると患者を浴槽より外部に出すとき、折畳み式の
浴槽をそのまゝにして患者を抱き上げて出さなけ
ればならず、介添者の労力負担が大きい。
者の入浴を居間や寝室で行う際、浴槽中に水が残
ると患者を浴槽より外部に出すとき、折畳み式の
浴槽をそのまゝにして患者を抱き上げて出さなけ
ればならず、介添者の労力負担が大きい。
また運搬用の水槽などにおいても、水が残ると
水槽自体を傾斜させるなど、中々面倒で、下手を
するとトラツクの荷台や貨車の床を水浸しにす
る。
水槽自体を傾斜させるなど、中々面倒で、下手を
するとトラツクの荷台や貨車の床を水浸しにす
る。
この考案はこの種の折畳み式可撓性水槽におい
て、特に排水が完全にできるようにするためのも
のである。
て、特に排水が完全にできるようにするためのも
のである。
前記課題を解決するために、この考案は可撓性
合成樹脂製膜よりなる水槽の側壁膜よりもやゝ内
側の底膜の外側に、前記側壁膜よりも外側に延在
する可撓性合成樹脂製膜よりなる扁平ホースの一
端が扁平状態のまゝ溶着されて閉塞部が形成して
あり、この閉塞部より外側寄の上下の膜が分離し
ている前記ホースの上側の膜と前記水槽の底膜に
は平面にみて同一場所に通孔が穿設してあり、通
孔の周辺の底膜と扁平ホースの上側の膜が水密的
に溶着され溶着部が形成してあり、前記底膜と重
なる扁平ホース内部には、この軸線方向に断面形
状が一様な軟質弾性を有する湾曲水路形成部材を
固着乃至嵌合し前記通孔に連なる水路が形成して
あることを特徴とする折畳み式可撓性水槽の通水
部構造とする。
合成樹脂製膜よりなる水槽の側壁膜よりもやゝ内
側の底膜の外側に、前記側壁膜よりも外側に延在
する可撓性合成樹脂製膜よりなる扁平ホースの一
端が扁平状態のまゝ溶着されて閉塞部が形成して
あり、この閉塞部より外側寄の上下の膜が分離し
ている前記ホースの上側の膜と前記水槽の底膜に
は平面にみて同一場所に通孔が穿設してあり、通
孔の周辺の底膜と扁平ホースの上側の膜が水密的
に溶着され溶着部が形成してあり、前記底膜と重
なる扁平ホース内部には、この軸線方向に断面形
状が一様な軟質弾性を有する湾曲水路形成部材を
固着乃至嵌合し前記通孔に連なる水路が形成して
あることを特徴とする折畳み式可撓性水槽の通水
部構造とする。
次にこの考案の代表的な実施例を説明する。
図において、11は折畳み式の可撓性合成樹脂
製膜よりなる水槽の一種よりなる浴槽であり、患
者が寝た状態で入浴できる形状になつており、口
縁両側部にスリーブ12が設けてあつて、この中
に硬質(例えばアルミニウムなどの金属)パイプ
13をそれぞれ通し、脚14によつてこれらの両
端を支えて、浴槽11に水又は湯が汲み込めるよ
うになる。
製膜よりなる水槽の一種よりなる浴槽であり、患
者が寝た状態で入浴できる形状になつており、口
縁両側部にスリーブ12が設けてあつて、この中
に硬質(例えばアルミニウムなどの金属)パイプ
13をそれぞれ通し、脚14によつてこれらの両
端を支えて、浴槽11に水又は湯が汲み込めるよ
うになる。
この水槽11はトラツクなどの荷台上に載置す
るときは、これらの枠を支持枠とする。
るときは、これらの枠を支持枠とする。
15は水槽11の側壁膜で、これよりも若干内
側の底膜16の外側面には、前記側壁膜15より
も外側に延在する可撓性合成樹脂製膜よりなる扁
平ホース17の一端が扁平状態のまゝ溶着して閉
塞部18が形成してあり、この閉塞部18より外
側寄りの上下の膜が分離している前記ホースの上
側の膜17aと前記底膜16には平面にみて同一
場所に、前記ホース17の横断方向に長い切目又
は長孔よりなる通孔19が穿設してあり、これら
通孔19の周辺の前記底膜16とホース17の上
側の膜17aは一体に溶着され、溶着部20が形
成され水がこの合せ目から漏れないようにしてあ
る。
側の底膜16の外側面には、前記側壁膜15より
も外側に延在する可撓性合成樹脂製膜よりなる扁
平ホース17の一端が扁平状態のまゝ溶着して閉
塞部18が形成してあり、この閉塞部18より外
側寄りの上下の膜が分離している前記ホースの上
側の膜17aと前記底膜16には平面にみて同一
場所に、前記ホース17の横断方向に長い切目又
は長孔よりなる通孔19が穿設してあり、これら
通孔19の周辺の前記底膜16とホース17の上
側の膜17aは一体に溶着され、溶着部20が形
成され水がこの合せ目から漏れないようにしてあ
る。
また前記底膜16と重なるホース17の内部に
は、この軸方向に断面形状が一様な、例えば樋状
扁平筒などの形状よりなる湾曲水路形成部材21
が取付けてあり、通常水槽の膜と溶着性を有する
弾性を有する軟質厚手(約0.5〜2mm程度)の合
成樹脂成形物よりなつていて、その一部がホース
17の内面に溶着してあり、この水路形成部材2
1の中央部又はこれとホース17の下側膜17b
との間に前記通孔19に連なる水路22が形成し
てある。
は、この軸方向に断面形状が一様な、例えば樋状
扁平筒などの形状よりなる湾曲水路形成部材21
が取付けてあり、通常水槽の膜と溶着性を有する
弾性を有する軟質厚手(約0.5〜2mm程度)の合
成樹脂成形物よりなつていて、その一部がホース
17の内面に溶着してあり、この水路形成部材2
1の中央部又はこれとホース17の下側膜17b
との間に前記通孔19に連なる水路22が形成し
てある。
以上のように構成しているこの考案のものにお
いて、ホース17の外端に必要に応じてホースジ
ヨイント23を介して、給排水ホース24を接続
し、給水のときは適宜の給水装置によつて、前記
給排水ホース24より扁平ホース17中に水を送
り込むと、水はこれを通つて通孔19より水槽1
1中に水が供給される。また排水のときは、前記
給排水ホース24を水槽11の底より低くすれば
この中の水は通孔19より水路22を通り、扁平
ホース17を経て、排水される。
いて、ホース17の外端に必要に応じてホースジ
ヨイント23を介して、給排水ホース24を接続
し、給水のときは適宜の給水装置によつて、前記
給排水ホース24より扁平ホース17中に水を送
り込むと、水はこれを通つて通孔19より水槽1
1中に水が供給される。また排水のときは、前記
給排水ホース24を水槽11の底より低くすれば
この中の水は通孔19より水路22を通り、扁平
ホース17を経て、排水される。
以上のように構成し作用するこの考案のものに
おいては、底膜16下にある扁平ホース17は水
槽中の水圧を受けても、前記湾曲水路形成部材2
1の取付けにより潰されることなく、水路22を
形成しているから、給排水が極めて容易で、特に
通孔19は水槽11の底膜に設けてあるから、
ほゞ完全に速かに排水できる。
おいては、底膜16下にある扁平ホース17は水
槽中の水圧を受けても、前記湾曲水路形成部材2
1の取付けにより潰されることなく、水路22を
形成しているから、給排水が極めて容易で、特に
通孔19は水槽11の底膜に設けてあるから、
ほゞ完全に速かに排水できる。
また水槽11を使用しないとき、この水槽11
を折畳むと、水路形成部材21は軟質で弾性を有
するものであるから、水槽11と共に可撓又は折
り曲り、折畳みの障害とならない。
を折畳むと、水路形成部材21は軟質で弾性を有
するものであるから、水槽11と共に可撓又は折
り曲り、折畳みの障害とならない。
その他図示の水槽11が浴槽の場合、第6図に
おいて扁平ホース17の長さは水槽11の深さよ
りも若干長くしてあり、水槽11の縁25又は別
個に設けた桟杆26の一部に掛合できるように設
けてあり、この掛合によつて、水槽中の水が外部
に流出しないよう、一種の弁を構成している。
おいて扁平ホース17の長さは水槽11の深さよ
りも若干長くしてあり、水槽11の縁25又は別
個に設けた桟杆26の一部に掛合できるように設
けてあり、この掛合によつて、水槽中の水が外部
に流出しないよう、一種の弁を構成している。
図面はこの考案に係るものを示すものであつて
第1図は考案の代表的な実施例の要部を示す縦断
側面図、第2図は第1図の縦断正面図、第3図は
第1図の平面図、第4図、第5図は湾曲水路形成
部材の他の態様を示す正面図、第6図は水槽が浴
槽の態様の組立側面図第7図は従来技術の通水部
構造の縦断側面図である。 図中符号、11……水槽(=浴槽)、15……
側壁膜、16……底膜、17……扁平ホース、1
9……通孔。
第1図は考案の代表的な実施例の要部を示す縦断
側面図、第2図は第1図の縦断正面図、第3図は
第1図の平面図、第4図、第5図は湾曲水路形成
部材の他の態様を示す正面図、第6図は水槽が浴
槽の態様の組立側面図第7図は従来技術の通水部
構造の縦断側面図である。 図中符号、11……水槽(=浴槽)、15……
側壁膜、16……底膜、17……扁平ホース、1
9……通孔。
Claims (1)
- 可撓性合成樹脂製膜よりなる水槽の側壁膜より
もやゝ内側の底膜の外側に、前記側壁膜よりも外
側に延在する可撓性合成樹脂製膜よりなる扁平ホ
ースの一端が扁平状態のまゝ溶着されて閉塞部が
形成してあり、この閉塞部より外側寄の上下の膜
が分離している前記ホースの上側の膜と前記水槽
の底膜には平面にみて同一場所に通孔が穿設して
あり、通孔の周辺の底膜と扁平ホースの上側の膜
が水密的に溶着され溶着部が形成してあり、前記
底膜と重なる扁平ホース内部には、この軸線方向
に断面形状が一様な軟質弾性を有する湾曲水路形
成部材を固着乃至嵌合し前記通孔に連なる水路が
形成してあることを特徴とする折畳み式可撓性水
槽の通水部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985169119U JPH0332307Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985169119U JPH0332307Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6275785U JPS6275785U (ja) | 1987-05-15 |
JPH0332307Y2 true JPH0332307Y2 (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=31102630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985169119U Expired JPH0332307Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332307Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5107175B2 (ja) * | 2008-08-08 | 2012-12-26 | 三菱重工業株式会社 | サブエンジン式輸送用冷凍装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5345805U (ja) * | 1976-09-24 | 1978-04-19 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57152139U (ja) * | 1981-03-19 | 1982-09-24 |
-
1985
- 1985-11-01 JP JP1985169119U patent/JPH0332307Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5345805U (ja) * | 1976-09-24 | 1978-04-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6275785U (ja) | 1987-05-15 |
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