JPH0332107Y2 - - Google Patents

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JPH0332107Y2
JPH0332107Y2 JP16805185U JP16805185U JPH0332107Y2 JP H0332107 Y2 JPH0332107 Y2 JP H0332107Y2 JP 16805185 U JP16805185 U JP 16805185U JP 16805185 U JP16805185 U JP 16805185U JP H0332107 Y2 JPH0332107 Y2 JP H0332107Y2
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JP
Japan
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rack plate
gear
guide member
flexible rack
display device
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JP16805185U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば携帯用薄型小形ラジオ受信機
に使用して好適なダイヤル表示装置に関する。
〔考案の概要〕
本考案は、例えば携帯用薄型小形ラジオ受信機
に使用して好適なダイヤル表示装置において、指
針を有する可撓性ラツク板と、この可撓性ラツク
板を湾曲させてガイドするガイド部材と、可撓性
ラツク板湾曲部近傍の歯と噛合する如く配した可
撓性ラツク板を駆動する歯車とより成り、可撓性
ラツク板の歯に欠如部を設けたことにより、ラツ
ク板を湾曲させることが出来、狭いスペースにダ
イヤル表示装置を構成することが出来るものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、携帯用薄型小形ラジオ受信機が種々市販
されている。この携帯用薄型小形ラジオ受信機
は、例えば厚さ数ミリ程度の筐体内に構成し、イ
ヤホン等により聴取するものである。このような
携帯用薄型ラジオ受信機において、受信周波数を
セツトするチユーナのダイヤル表示装置は、例え
ば第5図に示す如く、構成されている。即ち、こ
のダイヤル表示装置は、ラジオ受信機を構成する
筐体内に配置され、調節ツマミ及びボリユーム等
の選局用の電子部品と連動した歯車20と、この
歯車20と歯22が噛合し歯車20により駆動さ
れ一端部に指針23を有するラツク板21と、ラ
ツク板21を直線状の溝25内に収めてガイドす
るガイド部材24とよりなる。このように構成し
てあることにより、指針23の可動範囲内の上方
の筐体(図示せず)に窓部26を設けることによ
り、調整ツマミを動かすことで歯車20によりラ
ツク板21が駆動されて、この窓部26内で指針
23が移動する。そして、受信周波数の変化とこ
の指針23の動きが同調するように設定すること
で、操作者が指針23の位置により受信周波数を
見ながら選局を行なうことが出来る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述の如く構成したダイヤル表示装
置は、、ラツク板21の指針23ががある側とは
反対側の端部が歯車20からの窓部26とは反対
側に突出するため、略このラツク板21の長さに
対応した長さだけガイド部材24が歯車20か
ら突出してしまう不都合があつた。この突出がガ
イド部材24にあると、それだけダイヤル表示装
置を収める本体を大型にしなければならず、出来
るだけ小型であることが好ましい携帯用薄型ラジ
オ受信機に使用する部品として不適当であつた。
この問題を解決するために、ラツク板21の窓部
26とは反対側を湾曲させて突出長を短かくする
ことも考えられるが、直接歯車20とラツク板2
1との噛合部を曲折させると、ラツク板21の歯
22が歯車20に圧接して干渉してしまい、スム
ーズなラツク板21の移動(走行)が不可能とな
る。このため、歯車20からの離れるまでの区間
は直線にしなければならず、端部をわずかに湾曲
させることしか出来なかつた。また、携帯用薄型
小形ラジオ受信機は、厚さにも制約があるため、
特に歯車20付近のガイド部材24に強度が不足
する欠点があつた。
本考案は乏等の点に鑑み、狭いスペースに構成
することの出来るダイヤル表示装置を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案ダイヤル表示装置は、例えば第1図及び
第2図に示す如く、指針4を有する可撓性ラツク
板2と、この可撓性ラツク板2を湾曲させてガイ
ドするガイド部材1と、可撓性ラツク板2の湾曲
部近傍の歯と噛合する如く配した可撓性ラツク板
2を駆動する歯車5とよりなり、可撓性ラツク板
2の歯3に欠如部3aを設けたものである。
〔作 用〕
本考案ダイヤル表示装置は、可撓性ラツク板2
の歯3に欠如部3aがあることにより、この可撓
性ラツク板2が湾曲部で歯車5と噛合しているの
にもかかわらずスムーズに可撓性ラツク板2が歯
車5により駆動されるので、ガイド部材1は可撓
性ラツク板2を湾曲させてガイドさせることが出
来、ガイド部材1の指針4とは反対側の突出がな
くなり、狭いスペースに構成することが出来る。
〔実施例〕
以下、本考案ダイヤル表示装置の一実施例を、
第1図〜第4図を参照して説明しよう。
第1図及び第2図は本例のダイヤル表示装置の
全体の構成を示した図で、図中1は合成樹脂より
なるガイド部材を示し、このガイド部材1により
ラツク板2をガイドする。このガイド部材1は略
中央部に円形の歯車配置用切欠き部1aがあり、
この切欠き部1aを境にして一端側にラツク板2
をガイドする溝1bが切欠き部1aから約30゜曲
折して設けてあり、他端側に同じくラツク板2を
ガイドする溝1cが切欠き部1aから約90゜曲折
して設けてある。なお、一端側の溝1bの曲折部
は歯車配置部である切欠き部1aにかかつてい
る。
また、ガイド部材1の側面には例えば2箇所に
後述する補強板9との嵌合用突起1dを有する。
そして、このガイド部材1の溝1b及び1c内に
遊嵌してガイドされるラツク板2は、例えば可撓
性を有する合成樹脂よりなり、一端側の溝1b内
に収まる側の端部に指針4が一体に形成してある
と共に、第3図に示す如くこのラツク板2の夫々
の歯3の先端部に欠如部3aを有する。このよう
にしてなるラツク板2と噛合する歯車5は、ラツ
ク板2の歯3と噛合する歯が形成され切欠き部1
a内に収まる歯車部5aと、この歯車部と一体に
形成してあり、歯車部5aよりも径の大きなツマ
ミ部5bとよりなり、中央の透孔5cを後述する
基板6上のボリユーム7を介して補強板9のボス
9aに嵌めた状態で、回転可能に歯車部5aを切
欠き部1a内に配置する。また、この歯車5のツ
マミ部5bは、この切欠き部1a内へ配置したと
きに上方がガイド部材1からわずかに突出する。
そしてこの歯車5は、片面側に基板6上に固定
し配線パターン6aにより基板6端部の端子8と
接続してあるボリユーム7のシヤフト7aとかし
め止め等により一体に固定する。さらにこの基板
6の外側から例えばプレス加工して形成したアル
ミ板等の金属板よりなる補強板9をガイド部材1
に取付ける。この取付け固定は、補強板9の周縁
から曲折して突出しガイド部材1の嵌合用突起1
dに対応した孔9cを有する例えば2箇所の嵌合
片9bが、ガイド部材1の嵌合用突起1dと嵌合
することにより行なわれる。この取付状態時には
中央部のボス9aがボリユーム7のシヤフト7a
及び歯車5の透孔5cの中央を貫通して、歯車5
の位置決めが行なわれる。また、補強板9の周縁
には1箇所端子部9dが形成してある。
以上のようにしてダイヤル表示装置を、例えば
第4図に示した如き携帯用薄型小形ラジオ受信機
内に配置する。即ち、このラジオ受信機の筐体で
ある本体10内の上方にダイヤル表示装置を配置
して、ツマミ部5bを本体10の上方から突出さ
せると共に、指針4の可動範囲内の上方の本体1
0に窓部11を設ける。また、図示しないが基板
6上の端子8を例えば電子同調式チユーナを構成
する可変容量ダイオードに接続し、補強板9の端
子部9dを接地する。
このようにしてラジオ受信機内に配置したこと
により、歯車5のツマミ部5bを回転させること
によりボリユーム7のシヤフト7aが回転して端
子8に得られる電圧値が変化して受信周波数が変
化すると共に、このシヤフトの回転に連動して歯
車部5aと噛合したラツク板2を駆動し、指針4
が一方の溝1bに沿つて窓部11内で移動する。
この窓部11のまわりの本体10に例えばボリユ
ーム7による受信周波数に対応した受信周波数の
目盛りを印刷することで、受信周波数を知ること
が出来る。
以上のように構成した本例によるダイヤル表示
装置によると、ラツク板2の歯3に欠如部3aが
あることにより、歯車5の歯車部5aがガイド部
材1のガイドにより湾曲したラツク板2の歯3と
噛合しているにもかかわらず、歯車部5aとラツ
ク板2の歯3とが圧接して干渉することはなく、
常に歯車5によるスムーズなラツク板2の駆動が
行なわれる。このため、歯車5との噛合部で直接
ラツク板2を湾曲させることが出来、型のラジオ
受信機内に無駄なスペースなく収めることが出来
る。また、補強板9を歯車5のまわりに設けたこ
とにより、切欠き部1aがあるためにガイド板1
の強度が弱い部分が補強され、歯車5及びその回
りの部品の振れが防止される。さらに、この補強
板9は端子部9dを接地してあることにより、ボ
リユーム7がシールドされ、良好な受信周波数の
設定が行なわれる。
なお、本考案は上述実施例に限らず、本考案の
要旨を逸脱することなくその他種々の構成が取り
得ることは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案ダイヤル表示装置によると、可撓性ラツ
ク板2の歯3に欠如部3aがあることにより、こ
の可撓性ラツク板2が湾曲部で歯車5と噛合して
いるのにもかかわらずスムーズに可撓性ラツク板
2が歯車5により駆動される。また、このことに
よりガイド部材1は可撓性ラツク板2を湾曲させ
てガイドさせることが出来、ガイド部材1の指針
4とは反対側の突出がなくなり、狭いスペースに
構成することが出来る利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ダイヤル表示装置の一実施例を
示した平面図、第2図は第1図例の分解斜視図、
第3図は本考案の一実施例によるラツク板を示し
た平面図、第4図は本考案の一実施例によるラジ
オ受信機を示した平面図、第5図は従来のダイヤ
ル表示装置の一例を示した平面図である。 1はガイド部材、2は可撓性ラツク板、3はラ
ツク板の歯、3aは歯の欠如部、4は指針、5は
歯車である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 指針を有する可撓性ラツク板と、該可撓性ラツ
    ク板を湾曲させてガイドするガイド部材と、上記
    可撓性ラツク板湾曲部近傍の歯と噛合する如く配
    した上記可撓性ラツク板を駆動する歯車とより成
    り、 上記可撓性ラツク板の歯に欠如部を設けたこと
    を特徴とするダイヤル表示装置。
JP16805185U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0332107Y2 (ja)

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JP16805185U JPH0332107Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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JP16805185U JPH0332107Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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