JPH033202Y2 - - Google Patents

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JPH033202Y2
JPH033202Y2 JP1987018906U JP1890687U JPH033202Y2 JP H033202 Y2 JPH033202 Y2 JP H033202Y2 JP 1987018906 U JP1987018906 U JP 1987018906U JP 1890687 U JP1890687 U JP 1890687U JP H033202 Y2 JPH033202 Y2 JP H033202Y2
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JP
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sewn
thick
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thick part
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JP1987018906U
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JPS63127406U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は運動靴、スニーカー靴、登山靴などの
靴に取付けて靴紐を挿通せしめるもので詳しくは
履口の前部における二又状に開口せる胛皮に縫着
せしめて靴紐を挿通せしめる紐通し具に係るもの
である。
[従来の技術] 従来の紐靴は履口の前部における二又状に開口
せる胛皮には多数のハトメ孔を開穿していたが、
孔を穿設した後に金具を取付けなければならない
為に不便であつた。
そこで実開昭51−130252号公報に示されている
ように取りつけ辺の一端に、一定の間隔を置いて
複数個の紐通し環を取りつけ辺と一体に連設した
靴用紐掛具が提案されている。
[問題点] しかしながら紐通し環が取つけ辺の一側に突出
状に形成されているため胛皮の開口部を広くしな
ければならず、その開口部から土や砂利などが入
りやすいと共に強く紐を張つて締めつけると取り
つけ辺が胛皮から外れるおそれがあるなどの欠点
を有していた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記問題点を解決するために合成樹脂
製基板の略中央部を肉厚状としその肉厚部に紐通
穴を多数開穿すると共に肉厚部の外周に縫着部を
設けたものである。
[実施例] 本考案の実施の一例を図面に基づいて説明する
と合成樹脂製基板Aは塩化ビニル樹脂、ポリアミ
ド樹脂(ナイロン)、フエノール樹脂、ユリア樹
脂など縫着が出来かつ保形性を有する程度の硬さ
を有する任意の合成樹脂で、靴Bの履口前部に形
成された二又状に開口せる胛皮bに取付けるよう
に略長方形状の平板に形成し、その略中央部を肉
厚状1とすると共にその外周部を縫着部2とし、
肉厚部1に多数の紐通穴3を並列状に開穿せしめ
る。図面ではこの基板Aを両側がやや内側に傾斜
せる台形状としているが、この形状に限定される
ことなく、梯形状、菱形状やこれらを多少変形さ
せたもの或いは一方が巾広く他方がそれよりも巾
狭いテーパー状など適宜の形状とすることは任意
である。
肉厚部1は基板Aと略同じ形状に、その中央部
を肉厚状としたものであり、該肉厚部1に多数の
紐通穴3を穿設せしめると共に、この肉厚部1の
外周には基板Aの縫着部2が形成され、胛皮b又
は胛皮bの上面に取付けた飾り片b′に設けた嵌合
孔cに肉厚部1を嵌合し、外周の縫着部2を胛皮
b又は胛皮と飾り片b′とに縫着せしめる。紐通穴
3は基板Aの肉厚部1に多数並列状に穿設し、靴
紐を適宜挿通せしめる。この紐通穴3は図面に示
す如く基板Aの短辺側に対して略平行状でやや縦
長状とし靴Bに取付けた場合の締付側(内側)を
反対側に比して内狭状とし、端縁にやや丸味を保
持させ、肉厚に対して表面がやや拡開する如く口
縁を傾斜状に形成したりすることによつて紐が挿
通しやすく、締めつけも容易となる。
縫着部2は基板Aを胛皮b又は飾り片b′にミシ
ンなどで縫いつけるためのもので基板Aの外周
縁、すなわち肉厚部1の周縁に鍔状に突出せし
め、肉厚部1を嵌合孔cに嵌合した後、縫着部2
を胛皮bの裏面に当接して又は飾り片b′と胛皮b
との間に挿入して、これらを互いに縫着して取付
けるものである。
[効果] 本考案は合成樹脂製基板の略中央部を肉厚状と
し、その肉厚部に紐通穴を多数開穿すると共に肉
厚部の外周に縫着部を設けたから靴の胛皮又は胛
皮と飾り片とに肉厚部を嵌合する孔を開穿し、そ
の周縁を縫着することによつて強靭に取付けるこ
とが出来る為、強く締めつけても外れることがな
く、かつ前述せる如く胛皮又は胛皮と飾り片とに
肉厚部の大きさの嵌合孔を開穿するのみでよいた
め、二又状の開口部は広くする必要がないなどの
効果を有するものである。
又、縫着部を胛皮などに縫着する作業も容易で
あり、紐通穴を縦長状で締付側(内側)を反対側
に比して巾狭く、肉厚に対して表面がやや拡開す
る如く口縁を傾斜状にしたから、靴紐の挿通が容
易となり、かつ締め付け力を強くすることが出
来、ゆるみの生じるおそれが少なく、胛皮表面に
見える肉厚部も審美性を有するものであると共に
度重なる紐通しや締めつけに対しても耐久を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案靴用紐通し具の一実施例を示すも
ので、第1図は正面図、第2図は2−2線に沿え
る断面図、第3図は靴に取付けた状態の平面図で
一部切欠する、第4図は4−4線に沿える拡大断
面図であり、図中Aは合成樹脂製基板、1は肉厚
部、2は縫着部、3は紐通穴である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略長方形状の合成樹脂製基板の略中央部を略同
    じ形状に肉厚状とし、その肉厚部に、基板の短辺
    側に対して縦長状で締付側を反対側に比しやや巾
    狭く、肉厚に対し表面が拡開する如く口縁を傾斜
    状に形成した紐通穴を多数略並列状に開穿すると
    共に肉厚部の外周縁に縫着部を鍔状に突出して設
    けてなる靴用紐通し具。
JP1987018906U 1987-02-10 1987-02-10 Expired JPH033202Y2 (ja)

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JP1987018906U JPH033202Y2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10

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JPS63127406U JPS63127406U (ja) 1988-08-19
JPH033202Y2 true JPH033202Y2 (ja) 1991-01-28

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ID=30813015

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819605B2 (ja) * 1978-04-20 1983-04-19 ザ・フアイアスト−ン・タイヤ・アンド・ラバ−・カンパニ− 水処理による粗製クロロホスフアゼン化合物の精製

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829924Y2 (ja) * 1981-07-29 1983-07-01 銘堂 陳 紐靴

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819605B2 (ja) * 1978-04-20 1983-04-19 ザ・フアイアスト−ン・タイヤ・アンド・ラバ−・カンパニ− 水処理による粗製クロロホスフアゼン化合物の精製

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JPS63127406U (ja) 1988-08-19

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