JPH0331893Y2 - - Google Patents

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JPH0331893Y2
JPH0331893Y2 JP5818886U JP5818886U JPH0331893Y2 JP H0331893 Y2 JPH0331893 Y2 JP H0331893Y2 JP 5818886 U JP5818886 U JP 5818886U JP 5818886 U JP5818886 U JP 5818886U JP H0331893 Y2 JPH0331893 Y2 JP H0331893Y2
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JP
Japan
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coil
rotor
valve
clamping pieces
rotor case
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JP5818886U
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空気調和装置や冷凍装置に使用される
電動弁に関する。
(従来の技術) 従来から、例えば空気調和装置に使用される電
動弁は、第3図に示すように、コイル4とロータ
3のそれぞれを別のユニツトとして形成するもの
が一般的である。すなわち、ロータ3は、バルブ
本体1と一体的に形成された上面が塞がれた金属
筒製のロータケース10に収容されている。ま
た、コイル4はリング状のユニツトとして構成さ
れており、前記ロータケース10に上方から外嵌
する状態で組付けられている。尚、第3図におい
て、2はロータ3で操作されるニードル弁、5は
その弁シートである。
そして、従来、この種の電動弁では、ロータケ
ース10の上端に外嵌したプラスチツク製のキヤ
ツプ21で、コイル4の抜止めと回り止めを図つ
ている。すなわち、このキヤツプ21は筒形に形
成され、その内面上部にロータケース10の係合
凹部22に嵌まり込む突起23が形成されてい
て、この突起23の係合凹部22への係合によつ
て、コイル4のロータケース10からの抜止めと
回り止めを行つている。
(考案が解決しようとする問題点) しかるに、上記従来のものでは、コイル4の抜
止めと回り止めのために別個のキヤツプ21を必
要とするため、部品点数が増し、組立工数や製造
コストの増大を招くという問題があつた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、コイル4とロータ3が別ユニツトとし
て形成され、コイル4がロータケース10に後組
みされる電動弁において、コイル4の抜止めと回
り止めをより簡単な構造で行えるものとし、部材
点数を削減して組立工数の削減と製造コストの低
減とを図るものである。
(問題点を解決するための手段) このため、本考案は、コイル4の下方において
バルブ本体1から横向きに突設される短管7を利
用して、コイル4の抜止めと回り止めを図るもの
であつて、そのために、短管7を挾持してコイル
4を抜止め保持する抜止め手段15をコイル4に
設ける。
具体的には、例えば第1図および第2図に示す
ように、対向する一組の挾持片16,16と、挾
持片16の上部から左右に折り起こされた取付片
18とで抜止め手段15を形成し、取付片18を
コイルケース12の周面下端に溶接する。一対の
挾持片16,16は側面視Ω字形に形成され、自
己の弾性によつて短管7を挾圧保持する。従つ
て、自由状態時の挾持片16の対向間隔は、短管
7の外径より小さく設定される。
(作用) このことにより、本考案では、ロータ3を収容
するロータケース10にコイル4を外嵌し抜止め
手段15を短管7の上方に位置させてコイル4を
押し下げることにより、挾持片16,16は短管
7で拡開された後、自己の弾性で縮小復帰して短
管7を挾持する。これにより、コイル4の上方へ
の移動が阻止されるとともに、周方向への回動も
拘束され、抜止めと回り止めを同時に行うことが
できる。
(実施例) 第1図および第2図に示す本考案の実施例に係
る電動弁は、バルブ本体1と、ニードル弁2を上
下に開閉作動させるロータ3と、該ロータ3を駆
動するコイル4とからなり、ロータ3およびコイ
ル4のそれぞれを別部材としてユニツト化してい
る。
前記バルブ本体1の内部には、ニードル弁2が
接離する弁シート5が固定されている。この弁シ
ート5の下部に入口通路を形成する短管6が固定
されている。
また、出口通路を形成する短管7が、バルブ本
体1の側面から横向きに突設されている。また、
バルブ本体1の上面には椀状のベース9が固定さ
れていて、このベース9に、ロータ3を上下摺動
自在に収容するロータケース10が外嵌されて溶
接固定されている。図示していないが、ロータケ
ース10内にはロータ3およびニードル弁2を閉
弁方向に付勢するバネが収容されている。
前記コイル4は、上下二組の電磁コイル11と
これらを収容するコイルケース12とでリング状
に形成されている。電磁コイル11はプラスチツ
クの充填層13によつてコイルケース12内に封
入されている。14は電源コードである。このコ
イル4をロータケース10に対して抜出し不能に
かつ回動不能に固定するために、コイルケース1
2の周面下端に抜止め手段15が設けられてい
る。
この抜止め手段15は、対向する一対の挾持片
16,16と、挾持片16の上端から上方に延び
る接合壁17,17と、両接合壁17,17から
左右に折り起こされた取付片18,18とを一体
に形成したものからなる。つまり、両接合壁1
7,17を溶接して一対の挾持片16,16を一
体化している。この挾持片16,16は側面視で
Ω字形に形成されていて、その対向間隔が自由状
態において横向きの短管7の外径より小さくなる
ように設定されている。また挾持片16,16の
下端には、短管7の嵌まり込みを容易にする案内
爪19が折り返し状に形成されている。
以上のように構成した電動弁は、コイル4をロ
ータケース10に外嵌し、抜止め手段15を短管
7の上方に位置させた状態で押し込むことによ
り、コイル4をロータケース10に対して抜止め
状態でしかも回動不能に固定することができる。
つまり、挾持片16,16が短管7を挾圧して掴
み固定することにより、コイル4の上方移動と周
方向移動とが同時に阻止される。
(変形例) 上記の実施例では、挾持片16,16の側面視
形状をΩ字形としたが、必ずしもその必要はな
く、挾持片16,16の一方を真直に形成し、他
方を半円状に形成するなどにより、全体としてR
字形あるいは逆U字形の側面視形状とすることも
できる。要は、挾持片16,16が短管7を対向
方向に挾圧保持できるものであれば、その形状の
如何は一切問わない。また、抜止め手段15はコ
イルケース12の外面以外のコイル4に固定して
あつてもよく、その取付位置は必要に応じて任意
に変更可能である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案では、コイル4に
抜止め手段15を設け、その挾持片16,16で
短管7を挾持保持することより、短管7を利用し
てコイル4の抜止めと回り止めを行うようにした
ので、従来のプラスチツク製のキヤツプ21で抜
止めと回り止めを行つていたものに比べて、抜止
めおよび回り止めを行うために必要な部材点数を
削減することができ、その分組立工数を低減して
全体として製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例に係る電
動弁の一例を示しており、第1図は要部を破断し
た正面図、第2図は第1図におけるA矢視図であ
る。第3図は従来の電動弁を示す要部破断正面図
である。 1……バルブ本体、3……ロータ、4……コイ
ル、7……短管、10……ロータケース、15…
…抜止め手段、16……挾持片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブ本体1の上部に配置されロータ3を収容
    するロータケース10と、該ロータケース10に
    上方から外嵌装着されるリング状のコイル4と、
    前記バルブ本体1から横向きに突設されてバルブ
    通路の一部を構成する短管7とを備えた電動弁で
    あつて、前記コイル4に、対向する一対の挾持片
    16,16を有し、短管7の外面を挾持してコイ
    ル4を抜止め保持する抜止め手段15が設けられ
    ていることを特徴とする電動弁。
JP5818886U 1986-04-17 1986-04-17 Expired JPH0331893Y2 (ja)

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JP5818886U JPH0331893Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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JP5818886U JPH0331893Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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JPS62172876U JPS62172876U (ja) 1987-11-02
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JP5818886U Expired JPH0331893Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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WO2015011881A1 (ja) * 2013-07-23 2015-01-29 株式会社鷺宮製作所 電磁コイルを備える流体制御弁およびその電磁コイルユニットの固定方法

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JPS62172876U (ja) 1987-11-02

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