JPH0331855B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 危険な足場上で長尺材料を移動運搬するための
台車である。

発明の構成 (イ) 適当な強度を有する鉄板などを、突起物の大
きさに合わせた隙間のコの字型に整形したフレ
ーム１とする。

(ロ) フレームの下端の外側の左右に数個の車輪２
を取り付ける。

(ハ) 母屋に突起物を取り付ける作業では、母屋の
端部から台車の長さだけ予め突起物を取り付け
た後、その上から本考案の台車を間隙部に突起
物を挾み込んで乗せる。

(ニ) 台車に座り１０の荷台から新たな突起物を取
り出し前方の母屋上に取り付け、取り付け後は
台車を引き寄せる。以後これを繰り返す。

(ホ) 長尺屋根材を取り付ける作業では、突起物を
取り付けた時の要領で台車を母屋上に数列並べ
その上に長尺屋根材を乗せる。

順次一枚づつ張りながら台車を押して移動す
る。

(ヘ) ７及び１０は１とは別に用意し、作業の内容
に依つて取り替える。

発明の効果 本考案は、従来不安定な作業を強いられていた
屋根材を取り付けるための突起物を取り付ける作
業や、その後の長尺屋根材を取り付けるための危
険な移動運搬作業を安全に行なうことが出来ると
共に、作業性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は正面図、第２図は側面図、第３図は平
面図、第４図は屋根材受け用突起物の取り付け作
業用実施例平面図。 １はコの字型フレーム本体、２は車輪、３は車
輪とフレームを繋ぐ軸、４は取り付け済みの母屋
上突起物、５は母屋材、６は長尺屋根材を安定さ
せるための金具、７は６を１に取り付けるための
フレーム、８は９及び１０を取り付けるためのフ
レーム、９は座席、１０は母屋上に取り付ける突
起物を入れるための荷台。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 車輪を取り付け適度な隙間を設けたコの字型
   のプレートで、その間隙に母屋上に固定された突
   起物を挾んで移動する事を特徴とする長尺屋根材
   母屋上移動車。