JPH0331693Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0331693Y2 JPH0331693Y2 JP1986053678U JP5367886U JPH0331693Y2 JP H0331693 Y2 JPH0331693 Y2 JP H0331693Y2 JP 1986053678 U JP1986053678 U JP 1986053678U JP 5367886 U JP5367886 U JP 5367886U JP H0331693 Y2 JPH0331693 Y2 JP H0331693Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eggs
- container
- storage
- packaging
- packaging container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000013601 eggs Nutrition 0.000 claims description 39
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 12
- 241000287828 Gallus gallus Species 0.000 claims description 6
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 30
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、鶏卵を収容する包装容器に関するも
のである。
のである。
(従来の技術)
従来、鶏卵の包装容器に関する考案は多数提案
されている。例えば、包装容器の本体と蓋体の各
凹部に単に補強用リブである膨出部を数条形成し
たものや、実公昭51−22008号の如く各凹部に、
横方向に伸縮するプリーツ状のヒダ群を適当間隔
毎に数群形成した包装容器等があるが、いずれ
も、限られた数サイズの包装容器で、重量区分
(以下グレードという。)別収容包装が可能になる
ことを目的としたものや、1サイズの包装容器で
鶏卵の各グレード総てについて、グレード別包装
を可能にすることを目的としたものである。ここ
で、グレードすなわち重量区分とは農林水産省取
引規格に基づく鶏卵の重量区分であり、具体的に
はSS(40g以上46g未満)、S(46g以上52g未
満)、MS(52g以上58g未満)、M(58g以上64g
未満)、L(64g以上70未満)、2L(70g以上76g
未満)、及び規格外(76g以上)をいう。
されている。例えば、包装容器の本体と蓋体の各
凹部に単に補強用リブである膨出部を数条形成し
たものや、実公昭51−22008号の如く各凹部に、
横方向に伸縮するプリーツ状のヒダ群を適当間隔
毎に数群形成した包装容器等があるが、いずれ
も、限られた数サイズの包装容器で、重量区分
(以下グレードという。)別収容包装が可能になる
ことを目的としたものや、1サイズの包装容器で
鶏卵の各グレード総てについて、グレード別包装
を可能にすることを目的としたものである。ここ
で、グレードすなわち重量区分とは農林水産省取
引規格に基づく鶏卵の重量区分であり、具体的に
はSS(40g以上46g未満)、S(46g以上52g未
満)、MS(52g以上58g未満)、M(58g以上64g
未満)、L(64g以上70未満)、2L(70g以上76g
未満)、及び規格外(76g以上)をいう。
(考案が解決しようとする問題点)
いずれにしても、現在鶏卵業界に流通している
鶏卵の包装容器は数サイズの包装容器か、あるい
は1サイズの包装容器で、鶏卵の各グレードに対
して、同一グレードの鶏卵を収容すべく考案され
たものばかりである。
鶏卵の包装容器は数サイズの包装容器か、あるい
は1サイズの包装容器で、鶏卵の各グレードに対
して、同一グレードの鶏卵を収容すべく考案され
たものばかりである。
ところが、本考案の隔壁5,5′に幅の異なる
6,6′を設けたことを特徴とする包装容器を必
要とする背景には、グレードという境界に制限さ
れることなく、各グレードの鶏卵を混合して、1
包装容器に所定個数収容した時、設定重量を満足
する定重量包装という方法があり、該定重量包装
に適した包装容器の考案が切望されていたことに
ある。
6,6′を設けたことを特徴とする包装容器を必
要とする背景には、グレードという境界に制限さ
れることなく、各グレードの鶏卵を混合して、1
包装容器に所定個数収容した時、設定重量を満足
する定重量包装という方法があり、該定重量包装
に適した包装容器の考案が切望されていたことに
ある。
即ち、従来の包装容器では、あくまで同一サイ
ズの鶏卵を収容することに主眼を於いているがた
めに、本体及び蓋体の各凹部が有する鶏卵の形状
に似た円周面の丸みの中での限られた伸縮を可能
にしたもので、凹部の広がりに限度があつた。
又、従来はこの包装容器に同一グレードの鶏卵を
収容することを目的としていたがために、それで
十分であつたが、本考案の包装容器は定重量包装
にするためのものであり、同一包装容器内に、例
えば、2L,L,M,MS等の鶏卵が共存すること
になる。よつて、従来の包装容器では凹部の広が
りに限度があるため、混合収容された鶏卵は、
個々の凹部内での広さの修正のみによつて、収容
されるがためにどうしても収容状態が不安定であ
つた。また、同一グレードの鶏卵を収容すること
を目的として成型されているため、グレードの異
なる鶏卵が収容されると、隣接する凹部間で無理
な縮みや広がりが発生し、包装容器の外形がいび
つになるという問題があつた。
ズの鶏卵を収容することに主眼を於いているがた
めに、本体及び蓋体の各凹部が有する鶏卵の形状
に似た円周面の丸みの中での限られた伸縮を可能
にしたもので、凹部の広がりに限度があつた。
又、従来はこの包装容器に同一グレードの鶏卵を
収容することを目的としていたがために、それで
十分であつたが、本考案の包装容器は定重量包装
にするためのものであり、同一包装容器内に、例
えば、2L,L,M,MS等の鶏卵が共存すること
になる。よつて、従来の包装容器では凹部の広が
りに限度があるため、混合収容された鶏卵は、
個々の凹部内での広さの修正のみによつて、収容
されるがためにどうしても収容状態が不安定であ
つた。また、同一グレードの鶏卵を収容すること
を目的として成型されているため、グレードの異
なる鶏卵が収容されると、隣接する凹部間で無理
な縮みや広がりが発生し、包装容器の外形がいび
つになるという問題があつた。
(問題点を解決するための手段)
そこで本考案は、上記問題点に鑑み、本体1と
蓋体2が連接体3を介して一体成型され、重量区
分の異なる鶏卵を混合して同一容器に収容する収
容容器において、前記鶏卵を収容する内容積の異
なる収容座を一体成型し、一容器中に前記収容座
4,4′を複数個有する鶏卵の収容容器を提供す
るものである。より具体的には鶏卵の包装容器の
本体1及び蓋体2の収容座4,4′を形成する隔
壁5,5′に、異なる幅6,6′を設けたものであ
り、異なる幅6,6′を有する隔壁5,5′は本体
1及び蓋体2一体に設けてもよく、本体1か蓋体
2のいずれか一方に設けてもよく、混合選択され
るグレードの種類によつて、予め決められた場所
に設けられた異なる幅6,6′を有する包装容器
を提供するものである。又は、隔壁そのものは同
一幅になし、収容座そのものの形状を任意に成型
して大小の卵を収容しようとするものである。
蓋体2が連接体3を介して一体成型され、重量区
分の異なる鶏卵を混合して同一容器に収容する収
容容器において、前記鶏卵を収容する内容積の異
なる収容座を一体成型し、一容器中に前記収容座
4,4′を複数個有する鶏卵の収容容器を提供す
るものである。より具体的には鶏卵の包装容器の
本体1及び蓋体2の収容座4,4′を形成する隔
壁5,5′に、異なる幅6,6′を設けたものであ
り、異なる幅6,6′を有する隔壁5,5′は本体
1及び蓋体2一体に設けてもよく、本体1か蓋体
2のいずれか一方に設けてもよく、混合選択され
るグレードの種類によつて、予め決められた場所
に設けられた異なる幅6,6′を有する包装容器
を提供するものである。又は、隔壁そのものは同
一幅になし、収容座そのものの形状を任意に成型
して大小の卵を収容しようとするものである。
(実施例)
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
2図は本考案の異なる幅6,6′を有する鶏卵の
包装容器の斜視図であり、第1図は収容座4に鶏
卵7,7′を収容した場合の異なる幅6を図示し
た平面図である。
2図は本考案の異なる幅6,6′を有する鶏卵の
包装容器の斜視図であり、第1図は収容座4に鶏
卵7,7′を収容した場合の異なる幅6を図示し
た平面図である。
第2図の如く、本体1と蓋体2が連接体3を介
して一体成型された鶏卵の包装容器に於いて、
個々の鶏卵を収容する収容座4,4′を形成する
隔壁5,5′は異なる幅6,6′の如く成型する。
して一体成型された鶏卵の包装容器に於いて、
個々の鶏卵を収容する収容座4,4′を形成する
隔壁5,5′は異なる幅6,6′の如く成型する。
以上の構成であるので第1図に図示されたよう
に、各グレードを越えて混合選択された鶏卵が収
容座4へ収容される場合、即ち大卵7′を収容す
る場合には、該大卵7′が収容される収容座4に
面した隔壁5の幅6′を細くし、収容座4そのも
のの容積を拡大させ、収容座4に小卵7を収容す
る場合には、該小卵7を安定して収容することが
できるように幅6を太くし、収容座4の容積を縮
小させ、小卵7を安定して収容することができる
よう収容するべき位置を予め定めて隔壁の幅を決
める。このように、一体成型した包装容器を使用
する。
に、各グレードを越えて混合選択された鶏卵が収
容座4へ収容される場合、即ち大卵7′を収容す
る場合には、該大卵7′が収容される収容座4に
面した隔壁5の幅6′を細くし、収容座4そのも
のの容積を拡大させ、収容座4に小卵7を収容す
る場合には、該小卵7を安定して収容することが
できるように幅6を太くし、収容座4の容積を縮
小させ、小卵7を安定して収容することができる
よう収容するべき位置を予め定めて隔壁の幅を決
める。このように、一体成型した包装容器を使用
する。
別の実施例は、各隔壁5,5′の幅は同一にし
ておいて、第3図の如く収容座4,4′そのもの
の内容積を変えて大中小の鶏卵を安定して収容す
るように成型する。
ておいて、第3図の如く収容座4,4′そのもの
の内容積を変えて大中小の鶏卵を安定して収容す
るように成型する。
内容積の大小は、第3図の限定されるものだけ
でなく、予め鶏卵の大きさによる収容場所を決め
て成型すれば良い。
でなく、予め鶏卵の大きさによる収容場所を決め
て成型すれば良い。
(考案の効果)
以上のように、隔壁に異なつた幅を設けること
によつて、各グレードの鶏卵を混合して1包装容
器に収容し、設定重量を満足する定重量包装への
使用を可能にした。
によつて、各グレードの鶏卵を混合して1包装容
器に収容し、設定重量を満足する定重量包装への
使用を可能にした。
即ち、各グレードを越えて混合選択された鶏卵
が収容座へ収容される位置を予め決めてあるため
に収容座の容積は予め決めることができる。この
場合、全体の大きさが変化することなく内容積を
隔壁の幅だけを変えることにより、内容積が変え
られ、これに伴い混合パツクに於いても卵は安定
して収容される。同時に、包装容器の外形が変形
することもなくなつた。
が収容座へ収容される位置を予め決めてあるため
に収容座の容積は予め決めることができる。この
場合、全体の大きさが変化することなく内容積を
隔壁の幅だけを変えることにより、内容積が変え
られ、これに伴い混合パツクに於いても卵は安定
して収容される。同時に、包装容器の外形が変形
することもなくなつた。
第1図は、本考案の平面図。第2図は本考案の
斜視図。第3図は、本考案の別の実施例側面図。 1……本体、2……蓋体、3……連接体、4…
…収容座、5……隔壁、6……隔壁の幅。
斜視図。第3図は、本考案の別の実施例側面図。 1……本体、2……蓋体、3……連接体、4…
…収容座、5……隔壁、6……隔壁の幅。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体1と蓋体2が連接体3を介して一体成型
され、重量区分の異なる鶏卵を混合して同一容
器に収容する収容容器において、前記鶏卵を収
容する内容積の異なる収容座4,4′を一体成
型し、一容器中に前記収容座を複数個有する鶏
卵の収容容器。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の収容容
器において、内容積の異なる収容座4,4′間
を形成する隔壁5,5′を、異なる幅6,6′に
成型したことを特徴とする鶏卵の収容容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986053678U JPH0331693Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986053678U JPH0331693Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62165282U JPS62165282U (ja) | 1987-10-20 |
JPH0331693Y2 true JPH0331693Y2 (ja) | 1991-07-05 |
Family
ID=30879962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986053678U Expired JPH0331693Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0331693Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5122008U (ja) * | 1974-08-05 | 1976-02-18 |
-
1986
- 1986-04-10 JP JP1986053678U patent/JPH0331693Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5122008U (ja) * | 1974-08-05 | 1976-02-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62165282U (ja) | 1987-10-20 |
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