JPH0331279Y2 - - Google Patents

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JPH0331279Y2
JPH0331279Y2 JP8223589U JP8223589U JPH0331279Y2 JP H0331279 Y2 JPH0331279 Y2 JP H0331279Y2 JP 8223589 U JP8223589 U JP 8223589U JP 8223589 U JP8223589 U JP 8223589U JP H0331279 Y2 JPH0331279 Y2 JP H0331279Y2
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JP
Japan
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hot air
supply port
pressure plate
steam
air supply
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JP8223589U
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JPH0324098U (ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、加圧板内部の温度分布をほぼ均一に
するプレス装置に関する。
[従来技術] 従来のこの種のプレス装置は第4図に示すよう
に構成されていた。第4図において、加圧板1の
上面端部に熱風供給口2が設けられ、また加圧板
1の上面中央部に蒸気供給口3が設けられ、蒸気
供給口3に対向する加圧板1の内部にドレーン受
4が傾斜して設けられ、傾斜したドレーン受4の
最下部にドレーン排出口5が設けられている。さ
らに、加圧板1の開放した下部外周に布製風袋6
の周囲が密着されている。
このように構成された従来のプレス装置では、
まず、身頃等の布面に対して縫製部の割り及びく
せ取りを行わせるため、テーブル7の上に置かれ
た身頃等の布8の上に風袋6を置き、熱風供給口
2から熱風を吹き込むことにより風袋6を通して
熱風が布8の面に供給され、それによつて布8の
面を予熱し、それと同時に熱風で膨らんだ風袋6
で加圧及び加熱を行い、そして、予め決められた
時間経過後に熱風を遮断し、蒸気供給口より蒸気
を入気し、布8の面の割り及びくせ取りを行い、
さらに、予め決められた時間経過後に、蒸気供給
口3からの蒸気の供給を遮断し、さらに熱風供給
口2から熱風を供給して布8を乾燥するようにし
ている。
[考案が解決しようとする課題] しかるに、このプレス装置では、熱風供給口2
より供給する熱風は布風袋6を通して被加工物で
ある布8に当るが、熱風供給口2が加圧板1の端
部に取り付けられているため、加圧板1内部の熱
風供給口2から遠い距離にあたる部分では、熱風
が停滞し、従つて、その部分の風袋6から熱風が
余り出ていかないので、加熱効率が悪く、また蒸
気を吹き込んだ際に、熱風が停滞している加圧板
1の部分では、熱風によつてその部分の加圧板1
が充分に加熱されないため、その部分でのドレー
ンの発生が避けられないという問題があつた。ま
た、この部分に発生したドレーンは熱風による乾
燥の工程においても、乾燥されないという問題が
あつた。
本考案は、熱気供給口から遠い部分の加圧板側
面に開閉自在の熱風通気窓を取り付けて、熱風を
吹き込んだときの熱風の停滞を除去するようにし
たプレス装置を提供することを目的とするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するために、加圧板
の開放部に布製風袋を装着し、前記加圧板の上面
端部に熱風供給口を設け、前記加圧板の上面中央
部に蒸気供給口を設け、前記加圧板内部の前記蒸
気供給口に対向する部分にドレーン排出口を持つ
ドレーン受皿を設けたプレス装置において、前記
加圧板の前記熱風供給口から遠い部分の側部に開
閉自在の熱風通気窓を設けたものである。
[作用] 本考案によれば、熱風供給時に、通気窓を開く
ことにより、停滞する熱風を外部に吹き出し、加
圧板の遠い部分にも常に熱風を供給して加圧板内
を均一に加熱するようにするとともに風袋からも
熱風が通過するようにし、さらに、蒸気供給時に
は、通気窓を閉じて蒸気が風袋から吹き出せるよ
うにして、熱風供給口から遠い部分の加圧板内部
にドレーンが発生しないようにする。
[実施例] 第1図及び第2図を参照すると、本考案のプレ
ス装置において、1は加圧板、2は熱風供給口、
3は蒸気供給口、4はドレーン受皿、5はドレー
ン排出口、6は風袋、7はテーブル、8は布であ
り、これらの構成は上記従来例と同じであるので
説明は省略するが、本実施例では、加圧板1の熱
風供給口2から遠い部分の側部に通気窓9が設け
られ、この通気窓9に対向してダンパー10がエ
アーシリンダ11の駆動軸に設けられ、さらに、
エアーシリンダ11は加圧板1に取付けられた支
持枠12に装着されている。なお、エアーシリン
ダ11にはエアー供給口13及びエアー排気口1
4が設けられている。
このように構成された本考案のプレス装置で
は、熱風供給口2から熱風が加圧板内部に供給さ
れると、第3図の矢印で示すように、大部分の熱
風は袋体6から排出されるが、熱風の一部はダン
パー10を開放することによつて通気窓9から排
出されるので、通気窓9の近傍の部分に熱風が停
滞することがない。従つて、加圧板1内及び風袋
6内が充分均一に加熱されるので、蒸気供給工程
で、熱風を遮断し、ダンパー10で通気窓を停
じ、蒸気供給口3から蒸気を供給しても、通気窓
9の近傍の部分にドレーンの発生が押えられると
いう利点がある。その後で、乾燥工程に至つて、
熱風供給口2からの熱風供給に切り換えられる
と、エアーシリンダ11によつてダンパー10が
通気窓9を開放し、残留蒸気を直接外部へ排出す
る。
このように、本考案のプレス装置では、加圧板
1内の予熱温度分布が均一化したため、熱風から
蒸気に切り換えて、蒸気を導入したとき、部分的
な蒸気の凝結を防止することが可能となり、ま
た、乾燥工程において、熱風供給口2から熱風を
送風したとき、加圧板1内の残溜蒸気の外部への
排出を速やかに行うことができるため、ドレーン
の発生が防止され、テーブル7の上に置かれた被
加工物である布8を濡らすことがないという利点
がある。
なお、上記実施例では、通気窓9の開閉を、エ
アーシリンダ11でダンパー10を駆動して行う
ようにしたが、通気窓9を手動で開閉するように
してもよいし、また、モータや油圧または電磁ソ
レノイド等で開閉してもよい。
[考案の効果] 本考案は、以上のように構成されているので、
加圧板内に熱風が停滞することがなく、従つて、
加圧板内の温度分布が均一化され、蒸気を供給し
たとき、蒸気が凝結してドレーンが発生せず、被
加工物である布を濡らすことがないという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例のプレス装置の断面
図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図は第1
図のプレス装置の原理を説明するための図、第4
図は従来のプレス装置の断面図である。 1……加圧板、2……熱風供給口、3……蒸気
供給口、4……ドレーン受皿、5……ドレーン排
出口、6……風袋、7……テーブル、8……布、
9……通気窓、10……ダンパー、11……エア
ーシリンダ、12……支持枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加圧板の開放部に布製風袋を装着し、前記加圧
    板の上面端部に熱風供給口を設け、前記加圧板の
    上面中央部に蒸気供給口を設け、前記加圧板内部
    の前記蒸気供給口に対向する部分にドレーン排出
    口を持つドレーン受皿を設けたプレス装置におい
    て、前記加圧板の前記熱風供給口から遠い部分の
    側部に開閉自在の熱風通気窓を設けたことを特徴
    とするプレス装置。
JP8223589U 1989-07-14 1989-07-14 Expired JPH0331279Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8223589U JPH0331279Y2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14

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JP8223589U JPH0331279Y2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14

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Publication Number Publication Date
JPH0324098U JPH0324098U (ja) 1991-03-13
JPH0331279Y2 true JPH0331279Y2 (ja) 1991-07-02

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JPH0324098U (ja) 1991-03-13

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