JPH0330992Y2 - - Google Patents

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JPH0330992Y2
JPH0330992Y2 JP16402184U JP16402184U JPH0330992Y2 JP H0330992 Y2 JPH0330992 Y2 JP H0330992Y2 JP 16402184 U JP16402184 U JP 16402184U JP 16402184 U JP16402184 U JP 16402184U JP H0330992 Y2 JPH0330992 Y2 JP H0330992Y2
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JP
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locking piece
holder
ring
spacer
magnets
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JP16402184U
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JPS6179447U (ja
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  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はカラーテレビジヨン受像機において使
用するコンバーゼンス装置に関する。
(ロ) 従来の技術 カラー受像管に於ける静コンバージエンス調整
は、従来から複数のマグネツトを使用したコンバ
ージエンス装置によつて行なうようになつてい
る。このようなコンバージエンス装置は一般に4
極及び6極のリング状マグネツトとピユリテイ用
の2極マグネツトで構成され、その各マグネツト
は2枚1組のペアで使用され磁極の重なり具合に
より電子ビームの移動距離を、また回転により移
動方向を、それぞれ調整できるようになつてい
る。
このようなコンバージエンス装置は具体的に
は、例えば実開昭54−71924号公報に示されてお
り、第3図〜第5図の如き構造となつている。即
ち、これらの図に於いて、1は合成樹脂製の円筒
状ホルダーであり、このホルダーには鍔部2と、
該鍔部から延出した締付け用舌片3a〜3dと、
先端部外方に爪部を有する複数の係止片4a〜4
dが一体に形成されている。そして、このホルダ
ーに2極マグネツト5a,5b、4極マグネツト
6a,6b、6極マグネツト7a,7bがこれら
の間にそれぞれリング状スペーサ8,9,10を
介在させて取付けられ、その後に取付けられる締
付けバンド11によつて前記舌片3a〜3dが受
像管ネツク部(図示せず)に取付けられると共
に、前記各マグネツトの位置が固定されるように
なつている。
なお、前記係止片の対向する二つ4a,4c
(第4図参照)には外側に凹部Aが形成されてお
り、この各凹部Aを前記各スペーサ8〜10の内
側に形成された突部Bが嵌入することによつて、
その各スペーサの回転を阻止するようになつてい
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところで、上記従来例の構造に於いては、締付
けバンド11を締付けて行くと、締付け用舌片3
a〜3dが内側に変位するが、これら各舌片と係
止片4a〜4dは完全に分離されるていないた
め、このとき上記各係止片も内側に変位すること
になる。このため、マグネツト5a,5b,6
a,6b,7a,7bのホルダー1に対する嵌合
状態が緩くなつて、調整後の位置を正確に保持で
きない場合があつた。
そこで、本考案はこのような欠点を解消してマ
グネツトに常に一定の保持力が働くようにしよう
とするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、各係止片を縦方向の割溝によつて
一対の半体に分割し、且つ、この一対の半体の裏
側に凹部を形成すると共に、リング状スペーサに
は前記割溝及び凹部にそれぞれ嵌合する幅狭部及
び幅広部からなる凸部を内側に形成した構造とし
ている。
(ホ) 作用 上記構造に依れば、前記スペーサの凸部が係止
片の裏側に於いて前記凹部と嵌合するので、締付
けバンドの締付けによる上記係止片の内側への変
位が阻止され、これによりホルダーと各マグネツ
トの嵌合が一定状態に保持される。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案装置の一実施例の要部を示して
いる。この実施例を第4図との対応部分に同一図
番を付して説明すると、円筒状ホルダー1に形成
された締付け用舌片3a〜3dは前述の従来例の
ものと同一形状のものであるが、各係止片は縦方
向の割溝Cによつて各一対の半体4a,4a′,4
b,4b′,4c,4c′,4d,4d′に分割され、
且つ、その各半体の裏側に凹部Dが形成されてい
る。
一方、リング状スペーサ8の内側には、前記各
係止片の割溝Cを貫通する幅狭部Ea及び凹部D
に嵌合する幅広部Ebからなる凸部Eがそれぞれ
形成されている。なお、第1図ではリング状スペ
ーサの一つ8しか図示していないが、上記の凸部
Eは第4図に示される3個のスペーサの各々につ
いて全く同様に形成されている。
したがつて、本実施例では、ホルダー1に対し
て図中矢印方向からマグネツト5a,5b及びス
ペーサ8が挿着される(図示されない他の二組の
マグネツト及びスペーサについても同様に挿着さ
れる)が、その際、各スペーサ8〜10と係止片
4a〜4dとは、第2図の如く幅狭部Eaが割溝
Cを貫通し、幅広部Ebが凹部Dに嵌合した状態
で係合している。それゆえ、その後、締付けリン
グ11を第5図と同様に締付け用舌片3a〜3d
に締付けても、上記各係止片4a〜4dは全く変
位せず、従つて、上記各マグネツトとの嵌合状態
が変位しないことになる。
(ト) 考案の効果 本考案のコンバージエンス装置に依れば、受像
管ネツク部への固定用の締付けバンドを締付けて
も、ホルダーとマグネツトの嵌合状態を常に一定
の関係に保ち、これによつて調整後の位置を正確
に保持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部の組立前の状
態を示す斜視図、第2図はその要部の垂直断面図
である。第3図は従来のコンバージエンス装置の
組立前の状態を示す斜視図、第4図はその要部を
拡大して示す斜視図、第5図はその組立後の状態
を示す正面図である。 1……ホルダー、3a〜3d……締付け用舌
片、4a,4a′〜4d,4d′……一対の係止片半
体、5a,5b〜7a,7b……マグネツト、8
〜10……スペーサ、C……割溝、D……凹部、
E……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受像管のネツク部に装着される円筒状ホルダー
    の周面に複数の締付け用舌片及び先端部外方に突
    出した爪部を有する係止片とが形成され、前記ホ
    ルダーの外周に挿着された複数のリング状マグネ
    ツト及びそのマグネツト間に介在させるリング状
    スペーサを前記係止片によつて保持すると共に、
    前記舌片を締付けリングによつて前記受像管ネツ
    ク部に締付けるようにしたコンバージエンス装置
    に於いて、前記係止片が縦方向の割溝によつて一
    対の半体に分割され、且つ、この一対の半体の裏
    面側に凹部が形成されると共に、前記スペーサに
    は幅狭部及びこの幅狭部に連接する幅広部からな
    る凸部が内側に形成され、このスペーサを上記幅
    狭部が前記割溝を貫通し前記幅広部が前記凹部に
    嵌合するように前記ホルダーに挿着することを特
    徴とするコンバージエンス装置。
JP16402184U 1984-10-30 1984-10-30 Expired JPH0330992Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16402184U JPH0330992Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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JP16402184U JPH0330992Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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Publication Number Publication Date
JPS6179447U JPS6179447U (ja) 1986-05-27
JPH0330992Y2 true JPH0330992Y2 (ja) 1991-07-01

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JP16402184U Expired JPH0330992Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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KR20010096102A (ko) * 2000-04-17 2001-11-07 이형도 편향요크

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JPS6179447U (ja) 1986-05-27

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