JPH0330823B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0330823B2
JPH0330823B2 JP9259782A JP9259782A JPH0330823B2 JP H0330823 B2 JPH0330823 B2 JP H0330823B2 JP 9259782 A JP9259782 A JP 9259782A JP 9259782 A JP9259782 A JP 9259782A JP H0330823 B2 JPH0330823 B2 JP H0330823B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
centrifugal separator
suction nozzle
reaction vessel
drying
Prior art date
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Expired
Application number
JP9259782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58207960A (ja
Inventor
Masahiro Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanuki Kogyo KK
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Sanuki Kogyo KK
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanuki Kogyo KK, Seiko Epson Corp filed Critical Sanuki Kogyo KK
Priority to JP9259782A priority Critical patent/JPS58207960A/ja
Publication of JPS58207960A publication Critical patent/JPS58207960A/ja
Publication of JPH0330823B2 publication Critical patent/JPH0330823B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ケミカルマニピユレータに関し、
特に、μl単位の液体の解析及び分析工程を自動化
するための新規な改良に関するものである。
従来、用いられていたμlオーダーの液体等の解
析工程は、極めて複雑なものであり、その大部分
を研究者の手作業によつて行なつていた。
この発明は、以上の欠点をすみやかに除去する
ための極めて効果的な手段を提供することを目的
とするもので、特に、回転自在に設けられ反応容
器をもつ回転テーブルを備えた遠心分離装置と、
試薬吐出ノズルおよび乾燥用吸引ノズルを有し上
下動自在に設けられたノズル上下装置と、恒温槽
およびミキサとを有し上下動自在に設けられた恒
温槽及びミキサ上下装置とを有し、遠心分離装置
に対してノズル上下装置および恒温槽及びミキサ
上下装置を上下動させるようにした構成である。
以下、図面と共にこの発明によるケミカルマニ
ピユレータの好適な一実施例について詳細に説明
する。
図面において、符号1で示されるものは遠心分
離装置であり、この遠心分離装置1の駆動軸2に
は、複数の反応容器3をその周端部に有する回転
テーブル4が回転可能に装着されている。前記駆
動軸2のほぼ中央部には検出円板5が設けられ、
この検出円板5の一端は、全体がコ字型をなす回
転位置出しセンサ6と重合するように配設されて
おり、回転テーブル4の回転位置を検出すること
ができる。
前記遠心分離装置1の上部位置には、試薬吐出
ノズル7および乾燥用吸引ノズル8とを有する保
持板9を有するノズル上下装置10が配設されて
おり、この保持板9は一体に設けられた軸11が
保持筒体12に摺動自在に設けられ、電磁プラン
ジヤ13の作動により軸11が矢印Aの方向に上
下動する構成である。前記乾燥用吸引ノズル8に
は、フイルタ8aを有する空気供給パイプ8bが
設けられている。
さらに、前記遠心分離装置1の下部位置には、
恒温槽14および反応容器3を揺動してこの容器
中の内容物を撹拌するミキサ15(例えば偏心回
転するミキサ)とをその周端部に有する保持板1
6を備えた恒温槽及びミキサ上下装置17が配設
され、この保持板16に一体に設けられた軸18
が、電磁プランジヤ19を有する保持筒体20内
に矢印Bの方向において上下動自在に設けられて
いると共に、前記電磁プランジヤ19を作動させ
ることにより、保持板16が矢印Bの方向におい
て上下動できる構成である。尚、駆動軸2、軸1
1および18は、同一中心線上に位置している。
前記試薬吐出ノズル7には、試薬送液装置21
から送られた試薬がμlのオーダーで吐出され、前
記乾燥用吸引ノズル8は、冷却装置22に接続さ
れたコンデンサ23が接続されると共に、このコ
ンデンサ23の出力は真空ポンプ24に接続され
ている。
前記恒温槽14は、温度制御装置25に接続さ
れて一定温度に制御されており、シーケンスコン
トローラ26からの出力制御信号は、前記真空ポ
ンプ24、遠心分離装置1の回転駆動モータ1
a、恒温槽及びミキサ上下装置17の電磁プラン
ジヤ19、試薬送液装置21およびノズル上下装
置10の電磁プランジヤ13に供給されて、各々
を制御している。
上記のような構成において、この発明によるケ
ミカルマニピユレータを作動させる場合について
述べると、試薬送液装置21から送られた試薬は
電磁プランジヤ13が作動して保持板9が降下
し、試薬吐出ノズル7が反応容器3に接合した状
態で、反応容器3内にμl単位で注入される。さら
に、回転テーブル4に設けられた他の反応容器4
に試薬を注入する場合には、シーケンスコントロ
ーラ26からの制御信号により回転駆動モータ1
aを所定角度回転させて、他の反応容器3を試薬
吐出ノズル7に対応した位置迄回転移動させる。
この状態で再び電磁プランジヤ13を作動させる
と、保持板9が降下し、前述と同様の動作により
試薬吐出ノズル7から反応容器3にμl単位の試薬
が注入される。
さらに、前記反応容器3内の水分を除去する場
合には、回転駆動モータ1aを作動させて回転テ
ーブル4を回転させ反応容器3を排液吸引ノズル
27に対応した位置に位置させ、電磁プランジヤ
13を作動させると、保持板が降下して排液吸引
ノズル27が反応容器3内の上澄液28内に入
り、この上澄液は真空ポンプ24でコンデンサ2
3を通して吸引される。又、乾燥する時は反応容
器3を乾燥用吸引ノズル8に対応した位置に位置
させ電磁プランジヤ13を作動させると保持板9
が降下して、乾燥用吸引ノズル8が反応容器3に
密着し、真空ポンプ24でコンデンサ23を通し
て吸引する。前記反応容器3内の圧力が下がると
エアフイルタ8aおよび空気供給パイプ8bから
空気が第2図のように入り、蒸気をすぐに持ち去
るために短時間で乾燥する。
又、反応容器3内の試料の温度を急激に上下さ
せる場合には、電磁プランジヤ19を作動させて
保持板16を上昇させると、恒温槽14が上昇し
て反応容器3が恒温槽14内に入つた状態とな
り、恒温槽14に設定された温度に前記反応容器
3内の温度が一定時間内に変更される。
従つて、本実施例によれば、反応容器3内の試
料の遠心分離、試薬注入、乾燥、温度変化および
ミキシング等の動作を全く人手を介することなく
シーケンスコントローラにより極めて簡単、正確
に、かつ、自動的に行なうことができるものであ
り、従来、多くの研究者により行なわれてきた困
難な作業を迅速に行なうことができるようになつ
た効果は、極めて有益なことである。尚、試薬吐
出ノズルおよび乾燥用吸引ノズルは、上下動作の
みでなく、横方向移動型にしても同様の効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明によるシーケンサ装置を示
す全体構成図、第2図は要部を示す拡大側面図で
第3図は要部の拡大断面図である。 1……遠心分離装置、3……反応容器、3……
回転テーブル、6……回転位置出しセンサ、7…
…試薬吐出ノズル、8……乾燥用吸引ノズル、8
a……フイルタ、8b……空気供給パイプ、10
……ノズル上下装置、である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の反応容器を有し回転自在に設けられた
    回転テーブルを有する遠心分離装置と、この回転
    テーブルの回転位置を検出するための回転位置出
    し検出部と、前記遠心分離装置の上部位置に設け
    られ前記反応容器に対し上下動するノズル保持体
    と、このノズル保持体には、試薬吐出ノズルおよ
    び貫通孔がコンデンサを介して真空ポンプと接続
    し前記ノズル保持体の下降により反応容器開口部
    に密着する乾燥用吸引ノズルとが設けられ、前記
    遠心分離装置の下部位置に設けられ恒温槽および
    ミキサーとを有すると共にその支軸方向に移動自
    在に設けられた恒温槽及びミキサー上下装置と、
    前記試薬吐出ノズル、乾燥用吸引ノズル、遠心分
    離装置、恒温槽およびミキサー上下装置の作動を
    制御するためのシーケンスコントローラと、前記
    乾燥用吸引ノズルに設けられた空気供給パイプと
    を備え、前記乾燥用吸引ノズルが前記反応容器に
    接合した場合、前記空気供給パイプから吸入され
    た空気で反応容器内の液体表面を撹拌させ不要蒸
    気分を乾燥用吸引ノズルで吸い取るように構成し
    たことを特徴とするケミカルマニピユレータ。
JP9259782A 1982-05-31 1982-05-31 ケミカルマニピユレ−タ Granted JPS58207960A (ja)

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JP9259782A JPS58207960A (ja) 1982-05-31 1982-05-31 ケミカルマニピユレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58207960A JPS58207960A (ja) 1983-12-03
JPH0330823B2 true JPH0330823B2 (ja) 1991-05-01

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ID=14058855

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JP9259782A Granted JPS58207960A (ja) 1982-05-31 1982-05-31 ケミカルマニピユレ−タ

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JPS58207960A (ja) 1983-12-03

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