JPH0330803Y2 - - Google Patents

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JPH0330803Y2
JPH0330803Y2 JP14404285U JP14404285U JPH0330803Y2 JP H0330803 Y2 JPH0330803 Y2 JP H0330803Y2 JP 14404285 U JP14404285 U JP 14404285U JP 14404285 U JP14404285 U JP 14404285U JP H0330803 Y2 JPH0330803 Y2 JP H0330803Y2
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gauge
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JP14404285U
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 イ 産業上の利用分野 本考案のゲージ標はコンクリートの凍結、融解
試験法によるコンクリート供試体測長のためのも
のである。
ロ 従来の技術とその問題点 コンクリートの凍結、融解試験法とはコンクリ
ートの凍結、融解作用に対する抵抗性をコンクリ
ート供試体(以下、単に供試体という)に凍結、
融解を繰り返した上試験する方法である。一般に
は供試体の寸法は100mm×100mm×(長さ)400mmと
なつている。試験方法の中で供試体の長さの変化
を0.01mm以内の精度で測定しなければならない。
そのため、測長のゲージ標部、特にこれが標点部
は損傷の起きないよう慎重に取扱わねばならな
い。ここで、従来のゲージ標を図面により説明す
ると下記の通りである。従来のゲージ標4(以
下、単に旧ゲージ標と言う)は第7図に示すよう
に、型枠5の中に旧ゲージ標4を固定するため、
旧ゲージ標4に合せたネジ穴のあるスペンサー6
を組み込み、これを型枠5を通してねじ込まれた
ボルト7により固定され、供試体8になるコンク
リート自体を流し込むよう構成されている。
このような旧ゲージ標4は型枠組立時におい
て、スペンサー6を挿入しなければ旧ゲージ標4
を固定することができず、そのため、供試体8の
製作時にスペンサー6を挿入する手間がかかる。
また、旧ゲージ標4はスペンサー6にねじ込まれ
ているので、供試体8の固化後取出すには型枠5
を解体した後、スペンサー6を取りはずす手間を
要することになる。その上、旧ゲージ標4は供試
体8単体に固着された末端がいつも供試体の端部
から飛び出しており、測長の大事な標点が露出し
ており、損傷を受けやすく、取扱いに細心の注意
を必要とする。更に、供試体8を立柱として検査
をする過程および管理する場合、旧ゲージ標4が
飛び出すため立てておくことはできず、横置しか
できないなどの問題がある。なお、図中、5Aは
型枠5の底板、5Bは型枠組立ビスを示す。
B 考案の構成 イ 問題を解決しようとする手段 本願では下記の構成のものによつて上述した問
題を解決しようとするものである。すなわち、本
願のものはボルトにおけるボルト頭部に標点とし
ての円柱状突起部を有する受穴を形成したゲージ
標本体と上記受穴に螺合すべき軸部の先端に上記
円柱状突起部と遊嵌する凹部を開設したボルト体
とからなる測長用ゲージ標である。
ロ 考案の実施例 1は本案の測長用ゲージ標で、ゲージ標本体2
とボルト体3とから構成されている。そこで、上
記ゲージ標本体2は軸部2Aの外端に六角又は四
角のボルト頭部2Bが固着され、当該ボルト頭部
2Bの頂面側には所定寸法の受穴2Cが形成され
ていると共に、当該受穴の軸心には標点としての
円柱状突起部2Dが突設されている。そして、こ
の突起部2Dの先端2D′は半球状に構成され、
かつ、この先端2D′は上記ボルト頭部2Bの頂
面2B′より少しく(0.5mm程度)内方に位置する
よう構成されている。また、上記軸部2Aの外周
面と上記受穴2Cの内周面にはネジ2A′,2
C′がそれぞれ刻設されている。一方、上記ボルト
体3は軸部3Aの外端に六角又は四角のボルト頭
3Bが固着され、上記軸部3Aは上記受穴2Cに
螺合するネジ3A′が刻設されていると共に、上
記軸部3Aの内端面には上記円柱状突起部2Dに
遊嵌する凹部3Cが開設されている。
ハ 作用 効果と共に説明する。
C 考案の効果 型枠組立におけるゲージ標本体2の位置は第5
図、第6図に示すようにゲージ標本体2の頭部2
Bが型枠5を貫通したボルト体3により締めつけ
られ、型枠5に固定される。標点としての突起部
2Dはボルト体3の軸部に充分な余裕のある凹部
3Cを設けてあるから、これに入り込み保護され
る。また、本願のゲージ標1の場合はスペンサー
6のようなものはなく、型枠5の解体時に即、供
試体8を取出すことができ、ゲージ標本体2が確
実に供試体8内に埋設されることになるので、供
試体8単体の管理上も立てるも、寝かせておくも
自由である。すなわち、本願のものの最大の利点
はゲージ標本体の標点が確実に供試体8の端面内
に入り込んだ位置にあるため損傷を受けることが
なく保護されることである。以上から明らかなよ
うに本願のゲージ標はコンクリートの凍結、融解
試験法でのコンクリート供試体に使用するばかり
でなく、更に、アルカリ骨材反応試験方法でモル
タールバー供試体の測長用ゲージ標としても使用
できる。ちなみに、モルタールバー供試体の寸法
は一般には25mm×25mm×(長さ)290mmで、この場
合、測長の精度は0.001mm以内となつている。な
お、上記ゲージ標本体2にあつては軸部2Aとボ
ルト頭部2Bとを一体のものとして示したが、こ
のほか、第8図の如く軸部2Aの頭部側に公知の
ナツト2Eを螺合させる構造にすると製作がしや
すく、安価なものとすることができる。2A″は
軸部2Aの下端に刻設したドライバー嵌着用の溝
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はゲージ標本体の正面図、第2図は同上
の一部を切欠いた測面図、第3図はボルト体の正
面図、第4図は同上の一部を切欠いた側面図、第
5図は本願のものの使用状態を説明する横断面
図、第6図は同上の縦断面図、第7図は従来のも
のの使用状態を説明する横断面図、第8図はゲー
ジ標本体の他の実施例を示す一部を切欠いた側面
図である。 1……測長用ゲージ標、2……ゲージ標本体、
3……ボルト体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボルトにおけるボルト頭部に標点としての円柱
    状突起部を有する受穴を形成したゲージ標本体と
    上記受穴に螺合すべき軸部の先端に上記円柱状突
    起部と遊嵌する凹部を開設したボルト体とからな
    ることを特徴とする測長用ゲージ標。
JP14404285U 1985-09-19 1985-09-19 Expired JPH0330803Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14404285U JPH0330803Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14404285U JPH0330803Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6251202U JPS6251202U (ja) 1987-03-30
JPH0330803Y2 true JPH0330803Y2 (ja) 1991-06-28

Family

ID=31054287

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JP14404285U Expired JPH0330803Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

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JPS6251202U (ja) 1987-03-30

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