JPH0330756B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0330756B2
JPH0330756B2 JP8053285A JP8053285A JPH0330756B2 JP H0330756 B2 JPH0330756 B2 JP H0330756B2 JP 8053285 A JP8053285 A JP 8053285A JP 8053285 A JP8053285 A JP 8053285A JP H0330756 B2 JPH0330756 B2 JP H0330756B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
plunger
valve
governor
yoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8053285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61241577A (ja
Inventor
Tomohide Matsumoto
Shigeru Shirai
Masaji Nakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8053285A priority Critical patent/JPS61241577A/ja
Publication of JPS61241577A publication Critical patent/JPS61241577A/ja
Publication of JPH0330756B2 publication Critical patent/JPH0330756B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気信号に応じて発生する電磁力を
利用して流体出口側の圧力を任意に制御すること
のできる流体圧力比例制御弁に関する。
従来の技術 第5図に従来の流体圧力比例制御弁を示し、1
は圧力を制御するガバナ部、2はガバナ部1を制
御するための電磁力を発生する駆動部である。
ガバナ部1は流体入口3の流体出口4、流体入
口3と流体出口4間に設けた弁座5、及び弁座5
に対向して設けた弁体6、弁体6に支持され流体
入口3側の圧力(以下一次圧とする)P1を受け
動作するダイヤフラム7、弁体6を閉弁付勢する
弾性要素8、弁体6の変位量を規制するストツパ
9とから構成されている。
駆動部2は、コイル10、コイル10を包囲す
るごとく設けたヨーク11、コイル10の中央部
に貫通して設けた摺動パイプ12、摺動パイプ1
2の内部に設けたプランジヤ13、ダイヤフラム
7の背圧室を形成する取付台14とから構成され
ている。
この構成においてコイル10に通電するとその
通電量に応じた電磁力Fnが弁体6に作用し、弁
体6は下方に変位して流体は流体出口4側へ流出
し、P2なる二次圧を生じる。このような力関係
において、弁体6及びダイヤフラム7の有効受圧
面積を等しく設けているため、一次圧P1はキヤ
ンセルされ、二次圧P2によつて弁体6を上方に
持上げる力と電磁力Fnのバランスにより弁開度
がきまる。つまり電磁力Fnに応じた二次圧P2
得られるとともに周知のガバナ機能を有する。
この種の圧力比例制御弁では、弁体6の変位に
ともなつてプランジヤ13も変位するためコイル
10を同一起磁力を与えた状態においても、第5
図に示すように電磁力が変化する。これはプラン
ジヤ13の変位によつて磁気ギヤツプ(磁気抵
抗)が変化するためである。この電磁力変化はガ
バナ性能に影響し、この種圧力比例制御弁におい
てガバナ性能を良好にする場合、弁体6の変位量
Xが閉止状態X0から最大変位量Xnまで変化した
時の電磁力の変化量と、弾性要素8のバネ定数に
よる閉弁力の変化量を略一致させることにより上
下の力のアンバランスがなくなり、弁体6(プラ
ンジヤ13)の変位にともなうガバナ設定力の変
化を防止し、一次圧P1の変動に対して二次圧P2
の変化のない良好なガバナ性能が得られる。
しかしながら、従来例においては、磁気ギヤツ
プの設け方によつて良好なガバナ特性が得られな
い場合があつた。すなわち第5図に示すようにプ
ランジヤ13が弁閉止点X0から最大変位量Xn
で変位する場合において、プランジヤ13の下部
端面13bがヨーク11の下部端面11bよりも
下方に位置する状態ではプランジヤ13は上向き
の電磁吸引力を受ける。したがつて実質的に弁体
6に作用する電磁力Fnは第6図に示すように所
定を弁体変位量Xoの点より減少する特性となる。
このような電磁力特性を有する駆動部2を用いた
場合のガバナ設定力Fg(電磁力Fnから弾性要素8
のバネ定数ksを減じた力)は第6図に示すように
弁体6の変位にともなつて減少傾向を示す。した
がつてガバナ特性をみると、第7図中Aに示す理
想的な特性に対して、第7図中Bに示すような右
上り傾向の特性となる。つまり、一次圧P1が0
の状態では、電磁力Fnによつて弁対6は最大変
位Xnの状態にありストツパ9に当接している。
その後一次圧P1を増加して行くと、第6図中a
におけるガバナ設定力Fgに対応する二次圧P2a
なつた時点で弁体6は閉弁方向に変位をはじめ
る。さらに一次圧P1を増加すると弁体6はさら
に閉弁方向に変位するが、この時弁体6が閉弁方
向に変位するにともなつてガバナ設定力Fgは増
加傾向にある。その結果第7図中Bに示すような
右上り傾向のガバナ特性となるわけである。
なお同様にプランジヤ13の上部端面13aが
ヨーク11の上部端面11aより下方に位置する
状態においても同様に良好なガバナ特性は得られ
ない。
発明が解決しようとする問題点 上記のごとく、従来例ではプランジヤの位置と
弁体変位量の関係、すなわち磁気ギヤツプの設け
方によつて良好なガバナ特性が得られない場合が
あつた。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記従来例の問題点に鑑みてなされ
たものであり、磁気ギヤツプすなわちプランジヤ
の位置と、弁体変位量の相対関係を所定を範囲内
に限定することにより、良好なガバナ特性を得る
ことを目的とする。
この目的を達成するために本発明による圧力比
例制御弁は、弁体の最大変位量Xn、ヨーク上部
端面とプランジヤ上部端面の軸方向の間隙をga
またヨーク下部端面とプランジヤ下部端面の軸方
向の間隙をgbとし、弁閉止状態において、Xn
ga、Xn<gbなる条件を満足するように構成した
ものである。
作 用 この構成により、弁体が最大変位量Xnに達し
た状態においてもプランジヤ上部端面及びプラン
ジヤ下部端面はヨーク上部端面及びヨーク下部端
面よりも下方に位置することがなく、したがつて
弁体(プランジヤ)の変位にともなつて電磁力は
減少することなく所望のガバナ設定力が得られ、
良好なガバナ特性が得られる。
実施例 以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明による圧力比例制御弁を示し、
弁体6の最大変位量、すなわち弁閉止状態からス
トツパ9に当接するまでの距離をXn、ヨーク1
1の上部端面11aからプランジヤ13の上部端
面13aまでの軸方向の間隙をga、またヨーク1
1の下部端面11bとプランジヤ13の下部端面
13bの軸方向の間隙をgbとし、弁閉止状態にお
いて、Xn<ga、Xn<gbなる条件を満足するよう
に構成されている。その他は第3図従来例と同一
であり同一記号を付して説明を省略する。
以上の構成において所定の通電量(所望の二次
圧P2が得られる通電量)をコイル10に与えた
状態で弁体6(プランジヤ13)が最大変位量
Xnに達した状態においても、プランジヤ13の
上部端面13a及びプランジヤ13の下部端面1
3bは、第2図に示したようにヨーク11の上部
端面11a、及びヨーク11の下部端面11bよ
りも下方に位置することはない。したがつてプラ
ンジヤ13は上向の吸引力を受けることなく、第
3図に示すように弁体6の変位にともなつて右上
りの傾向の電磁力特性が得られる。その結果、電
磁力の変化量△Fnと弾性要素8のバネ定数によ
る閉弁力の変化量ksを一致させれば、弁体6が変
位してもガバナ設定力Fgを一定に保つことが可
能となり、第7図中Aに示すような良好なガバナ
特性が得られる。
以上のように本実施例によれば、弁体6の最大
変位量Xnに応じてプランジヤ13とヨーク11
の相対位置を所定の条件内に設定するのみの簡単
な改良によりガバナ特性を良好ならしめる電磁力
特性が得られる。また構成部品の寸法ばらつきに
より磁気ギヤツプgaおよびgbは寸法ばらつきが大
きい。従来例においては、その磁気ギヤツプのば
らつきが電磁力特性に直接影響し、ガバナ特性の
ばらつきが大きくなる場合があつたが、本実施例
によれば、弁体6の最大変位量Xnに対して磁気
ギヤツプga及びgbの値を余裕をもつて大きく設定
しておけば、弁対6の変位に対する電磁力の変化
量の変化を小さくでき、ガバナ特性のばらつき幅
を小さくできる。
発明の効果 上記したように本発明による圧力比例制御弁に
よれば以下の効果が得られる。
(1) 最大弁体変位量Xnとヨーク上部端面からプ
ランジヤ上部端面までの軸方向の間隙ga及びヨ
ーク下部端面からプランジヤ下部端面までの軸
方向の間隙gbの相対関係をXn<ga、Xn<gb
するのみの簡単な改良により好適な電磁力特性
が得られ、安定して良好なガバナ特性が得られ
歩留りが向上する。
(2) 最大弁体変位量Xnに対して間隙ga及びgb
余裕をもつて設定すれば、構成部品寸法ばらつ
きに起因するガバナ特性のばらつき幅は小さく
できる。
(3) プランジヤが上向きの力を受ける領域で使用
しないため、電磁力を有効に開弁力として利用
できる。すなわち効率が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す圧力比例制御
弁の断面図、第2図は同要部断面図、第3図は同
弁体変位量と電磁力及びガバナ設定力の関係図、
第4図は従来例を示す圧力比例制御弁の断面図、
第5図は同要部断面図、第6図は同弁体変位量と
電磁力及びガバナ設定力の関係図、第7図は同ガ
バナ特性図である。 1……ガバナ部、2……駆動部、5……弁座、
6……弁体、7……ダイヤフラム、8……弾性要
素、10……コイル、11……ヨーク、11a…
…ヨーク上部端面、11b……ヨーク下部端面、
13……プランジヤ、13a……プランジヤ上部
端面、13b……プランジヤ下部端面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流体通路内に設けた弁座と、前記弁座に対向
    して設けた弁体と、前記弁体を閉弁方向に付勢す
    る弾性要素と、前記弁体と一体に設けたダイヤフ
    ラムを有するガバナ部と、コイルと、ヨークと、
    前記コイルの中心軸線上を移動し前記弁体に電磁
    力を作用させるプランジヤとから構成される駆動
    部からなり、前記弁体の最大変位量をXn、前記
    ヨーク上部端面とプランジヤの上部端面の軸方向
    の間隙をga、ヨーク下部端面とプランジヤの下部
    端面の軸方向の間隙をgbとし、弁閉止状態が Xn<ga、Xn<gb なる条件を満足する圧力比例制御弁。
JP8053285A 1985-04-16 1985-04-16 圧力比例制御弁 Granted JPS61241577A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8053285A JPS61241577A (ja) 1985-04-16 1985-04-16 圧力比例制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8053285A JPS61241577A (ja) 1985-04-16 1985-04-16 圧力比例制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61241577A JPS61241577A (ja) 1986-10-27
JPH0330756B2 true JPH0330756B2 (ja) 1991-05-01

Family

ID=13720948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8053285A Granted JPS61241577A (ja) 1985-04-16 1985-04-16 圧力比例制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61241577A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61241577A (ja) 1986-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3426263B2 (ja) 圧力調整装置
US3861643A (en) Saturating magnetic control valve
AU566273B2 (en) Proportional solenoid valve
JPH0219845Y2 (ja)
US4793372A (en) Electronic vacuum regulator (EVR) with bi-metallic armature disk temperature compensator
JPH0330756B2 (ja)
JPH0755044A (ja) 電磁的に作動可能なプロポーショナルバルブ
JPH0330755B2 (ja)
JPH085430Y2 (ja) 比例流量制御弁
JPH05215269A (ja) 制御弁
JPS6376971A (ja) 流量調整用電磁弁
JPH0141870B2 (ja)
JPH0313463B2 (ja)
JPH07113432B2 (ja) ガス用比例制御弁
JP2529177B2 (ja) ガス圧力調整器
GB2170929A (en) Gas pressure regulator
JP3074709B2 (ja) 流量制御弁
JPS6120750B2 (ja)
JP3070079B2 (ja) 流量制御弁
JPH0454493Y2 (ja)
JPS59203866A (ja) 電磁式燃料噴射弁
JPS6116453Y2 (ja)
JPH0411882B2 (ja)
JPH0240154B2 (ja) Atsuryokuhireiseigyoben
JPH03223581A (ja) 電磁制御弁