JPH0330734B2 - - Google Patents

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JPH0330734B2
JPH0330734B2 JP61271652A JP27165286A JPH0330734B2 JP H0330734 B2 JPH0330734 B2 JP H0330734B2 JP 61271652 A JP61271652 A JP 61271652A JP 27165286 A JP27165286 A JP 27165286A JP H0330734 B2 JPH0330734 B2 JP H0330734B2
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JP
Japan
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brake
disc
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running
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JP61271652A
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JPS62118128A (ja
Inventor
Pahanaa Andoreasu
Kuroon Herumuuto
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Daimler Benz AG
Original Assignee
Daimler Benz AG
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Publication date
Application filed by Daimler Benz AG filed Critical Daimler Benz AG
Publication of JPS62118128A publication Critical patent/JPS62118128A/ja
Publication of JPH0330734B2 publication Critical patent/JPH0330734B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D55/02Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
    • F16D55/22Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
    • F16D55/224Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
    • F16D55/225Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads
    • F16D55/226Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes
    • F16D55/2265Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes the axial movement being guided by one or more pins engaging bores in the brake support or the brake housing
    • F16D55/227Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes the axial movement being guided by one or more pins engaging bores in the brake support or the brake housing by two or more pins

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はフローテイング・キヤリパ・デイス
ク・ブレーキ、特に回転するブレーキ・デイスク
の一側に位置を固定して設けられたブレーキ支持
体と、それぞれブレーキ・デイスクの一側に隣接
した、ブレーキ・デイスクの軸方向に変位でき
る、デイスクの円周方向に、制動モーメントを転
移するためにブレーキ支持体に支持された2つの
ブレーキ・パツドと、ブレーキ・デイスクをまた
ぎ、ブレーキ支持体上をデイスクの軸方向に変位
可能に案内される、一方のブレーキ・パツドに支
持されたブレーキ・ピストンを持つ、他方のブレ
ーキ・パツドに支持された、一方のブレーキ・パ
ツドに支持されたキヤリパ部分が走り出側におい
て走り込み側におけるより曲げに弱いフローテイ
ング・キヤリパとを持つフローテイング・キヤリ
パ・デイスク・ブレーキに関する。
フローテイング・キヤリパがブレーキ・デイス
クにまたがるクロー(かみ合い)・キヤリパとし
て構成されたフローテイング・キヤリパ・デイス
ク・ブレーキにおいては、特に重量車において高
い応力がかかるとき、比較的短時間の後にさえ両
ブレーキ・パツドのブレーキ・ライニングの不均
等な摩耗が起こり、しかもブレーキ・ピストンに
よつてブレーキ・デイスクに押圧されたブレー
キ・パツドのブレーキ・ライニングはブレーキ・
デイスクの前向き回転方向に関してデイスクの走
り込み側において接線方向により強く摩耗し、フ
ローテイング・キヤリパによつてブレーキ・デイ
スクに押圧されたブレーキ・パツドのブレーキ・
ライニングはデイスクの走り出側において接線方
向により強く摩耗する。
したがつて、ブレーキ・ライニングはブレー
キ・デイスクのそれらに隣接した端面が存在する
平面に関して互いに反対方向に斜めに摩耗する。
両ブレーキ・ライニングのこの接線方向に斜め
の摩耗は圧倒的に円周方向力(制動力)によつて
引き起こされるブレーキ支持体(ブレーキ・キヤ
リヤ)の変形によつて発生し、ブレーキ支持体に
支持されるクロー・キヤリパは同じくブレーキ・
デイスクに対して斜めにされ、それによつて接線
方向のライニングの摩耗はさらにひどくなる。
この接線方向の傾斜摩耗と同時にクロー・キヤ
リパを備えたデイスク・ブレーキにおいては放射
方向のライニングの傾斜摩耗も起こる。これは、
クロー・キヤリパおよびブレーキ・ピストンによ
つて構成されるクランプ装置がクランプ力の作用
の下に弾性的にゆるむことによる。これによりブ
レーキ・ライニングは放射方向に一様な圧力でブ
レーキ・デイスク面に押圧されない。
両種の傾斜摩耗(接線方向力からくるブレーキ
支持体の変形による接線方向;クランプ力からく
るクロー・キヤリパの変形による放射方向)は最
終的に不均等なライニングの押圧の結果であり、
ブレーキ駆動路を増大させる。
従来の技術 接線方向の傾斜摩耗を軽減または回避するため
に、ブレーキ支持体上をフローテイング・キヤリ
パが特別に案内されるフローテイング・キヤリ
パ・デイスク・ブレーキは既に公知である。この
問題は純粋に機械的方法によつて解決される(ド
イツ公開公報第2907517号、英国特許公報第
1112989号、ドイツ特許出願第3411600号)。
さらに、フローテイング・キヤリパがデイスク
の円周方向に場所によつて曲げに対する弱さを持
つフローテイング・キヤリパ・デイスク・ブレー
キは公知である(ドイツ公開公報第2831643号、
ドイツ特許公報第3121186号)。
これらの構成においてはフローテイング・キヤ
リパはデイスクの円周方向に互いに間隔を置いて
設けられた2つのクロー(脚)によつて1つのブ
レーキ・パツドに支えられている。
ドイツ公開公報第2831643号によるブレーキ構
成の場合には、ブレーキ・デイスクの前向きの回
転方向に関して走り出側のフローテイング・キヤ
リパ・クローはより大きな曲げに対する弱さを持
つ。
したがつて制動力の影響下にブレーキ支持体が
変形により内向きに転向すると、フローテイン
グ・キヤリパは走り出側において弾性的にたわも
うとし、したがつて接線方向の傾斜摩耗が避けら
れる。放射方向の傾斜摩耗はもちろん防止されな
いし、曲つたフローテイング・キヤリパ・クロー
によつてなお大きくさえなる。
それに対してドイツ特許公報第3121186号のブ
レーキ構成においては走り込み側のフローテイン
グ・キヤリパ・クローは曲げに対してより大きな
弱さを持つ。しかしながらこれによつて摩擦によ
つて起こされる外側のブレーキ・ライニングの前
縁における振動が防止されるか少なくとも大巾に
減少されるだけである。この構成はブレーキ・パ
ツドの傾斜摩耗に対して逆に作用しない。
最後に本明細書本文冒頭(「産業上の利用分野」
の項)に述べたフローテイング・キヤリパ・デイ
スク・ブレーキは既に公知である(ドイツ公開公
報第3347387号)。それにおいてはフローテイン
グ・キヤリパはブレーキ・デイスクを抱くキヤリ
パ・ウエブの領域においてブレーキ・パツドの接
線方向の傾斜摩耗を軽減するために走り込み側に
おいて曲げに対してより大きい弱さを持つ。
発明が解決しようとする問題点 本発明の課題(目的)は、本明細書本文冒頭に
記載のフローテイング・キヤリパ・デイスク・ブ
レーキにおいてブレーキ・ライニングの接線方向
および放射方向の傾斜摩耗を、特に高いブレーキ
応力がかかるとき、避けることである。
この課題は、本発明によれば、特許請求の範囲
第1項の特徴部分に記載の事項によつて解決され
る。
フレームとしてのフローテイング・キヤリパの
本発明の構成とその、両横方向フレーム・レツグ
の一方のブレーキ・パツドに支持された縦方向フ
レーム・レツグへの接続領域における特に硬い設
計には、フローテイング・フレームが走り出側の
接続位置において、ブレーキ・パツドをブレー
キ・デイスクと係合させる押圧力によつて特に弾
性的たわみ性を持つという利点がある。それによ
つて縦方向フレーム・レツグからそれに支持され
たブレーキ・パツドにかかる押圧力が走り出側に
おいて走り込み側におけるよりも小さいという非
対称にされる。これはブレーキ支持体の変形から
発生する、走り出側のこのブレーキ・パツドの接
線方向の摩耗を適当に補償するので、平面平行の
摩耗特性が得られる。
これに対してブレーキ・ピストンと直接共同作
用する、またはピストン側のブレーキ・パツドの
接線方向の傾斜摩耗の除去は、ブレーキ・パツド
上のブレーキ・ピストンの作用点のブレーキ支持
体の走り出方向への変位(ずれ)によつて力が非
対称に作用することにより行なわれ、それにより
このブレーキ・パツドの走り込み側の接線方向の
摩耗が同じく補償される。
さらに、一方のブレーキ・パツドに支持され
た、ブレーキ・ピストンの高さ(レベル)にあ
る、縦方向フレーム・レツグの配置からフレーム
側のブレーキ・ライニングの大面積の支持が行な
われる。この支持はクランプ力の作用の下にブレ
ーキ・デイスク面に十分に平面で平行なままなの
で、ブレーキ・パツドの放射方向の傾斜摩耗の形
成に対抗する。
特許請求の範囲第2項以下にブレーキ支持体お
よびその応力に最適の設計に関する本発明の有利
な構成を示す。
特許請求の範囲第3〜5項のブレーキ支持体の
構成によつて達成されるその弾性的変形の軽減に
よつて本発明によるブレーキ・パツドの支持の非
対称性(一方では目標として達成されるフレーム
の柔軟性、他方ではブレーキ・ピストンの変位
(ずれ))が対応して軽減され、ブレーキの構成要
素をそれらの変形特性に関して互いに調整するこ
とができる。
同時に、提案された対策を考慮に入れて、これ
ら構成要素を互いに調整することができ、構成要
素の重量が最小のときブレーキ・パツドの摩耗特
性を最適にすることができるブレーキ支持体およ
びフローテイング・フレームの設計が可能であ
る。
実施例 図示のブレーキは第3図に示すように断面がL
字形のブレーキ支持体10を持つている。その一
方の鉛直レツグ12は穴14に通された図示しな
いボルトによつて車両の回転することのできない
部分に取り付けることができる。ブレーキ支持体
10の他方のレツグ16は回転できるブレーキ・
デイスク18の軸方向に延び、ブレーキ・デイス
ク18の上側の周縁部にかぶさつている。
レツグ16には4角形の穴20が通つているの
で、矢印で示されるブレーキ・デイスクの回転方
向に、その円周方向に2つの互いに間隔をとつた
支持体アームがつくられ、そのうちの22で示さ
れるものはブレーキ・デイスク18の前向きの回
転方向に関してブレーキ支持体10の走り込み側
の部分に設けられ、24で示されるものはその走
り出側の部分に設けられている。
ブリツジ26によつて両支持体アーム22,2
4はそれらの鉛直レツグ12の反対端において互
いに固定して連結されている。
各支持体アーム22,24に穴20の内部にお
いて横方向に間隔をとつてブレーキ・デイスク1
8の軸に平行な案内ピン28,30が連携してい
る。案内ピン28,30はそれらの端がブリツジ
26の内部と、鉛直レツグ12を貫通する穴32
の上側を限り、両支持アーム22,24の間に延
びる連結ウエブ34の内部とに軸方向に変位可能
および固定可能に設けられている。これらの案内
ピン28,30にブレーキ・ライニング40を持
つ支持プレート42によつて2つのブレーキ・パ
ツド36,38が調整可能に取り付けられてい
る。ブレーキ・パツド36,38はそれぞれブレ
ーキ・デイスク18の端面44,46に隣接して
いる。
48は全体としてブレーキ支持体10上をブレ
ーキ・デイスク18の軸方向に変位可能に案内さ
れるフローテイング・フレーム(フローテイン
グ・キヤリパ)を示す。これは、ブレーキ・デイ
スク18の前向き回転方向に関して走り込み側に
前方の横方向フレーム・レツグ50と、デイスク
の円周方向に見てこれから間隔をとつた後方の横
方向フレーム・レツグ52とを含み、これらはデ
イスクの軸方向に延び、ブレーキ・デイスク18
に同じくまたがつている。
横方向フレーム・レツグ50,52はそれらの
両端においてそれぞれ縦方向フレーム・レツグ5
4,56によつて互いに連結されている。
ブレーキ支持体10上のフローテイング・フレ
ーム48の案内はそれぞれブレーキ支持体10の
案内孔62内を変位できる1対の案内ボルト5
8,60によつて行なわれる。案内ボルト58,
60は縦方向フレーム・レツグ54に取り付けら
れ、それらがはまる案内孔62,64はブレーキ
支持体10の連結ウエブ34側からそれぞれ支持
体アーム22,24内に延びる。案内ボルト5
8,60上にある保護キヤツプ66,68は水と
ほこりまたはごみ粒子がボルト案内にはいるのを
防止する。
フローテイング・フレーム48の縦方向フレー
ム・レツグ54には案内シリンダ72と、その中
を変位可能で一端がそれから突き出るピストン7
4とがあり、ピストン74は鉛直ブレーキ支持体
レツグ12の穴32を通り抜けてブレーキ・パツ
ド36の支持プレート42に支持されている。保
護キヤツプ76は水およびほこりまたはそれに類
したものがシリンダ72内にはいるのを防止す
る。
ブレーキ・パツド38の支持プレート42は縦
方向フレーム・レツグ56の内側の縦方向側面に
支持されている。
両支持アーム22,24の下側の縦方向稜78
と横方向フレーム・レツグ50,52の下側縦方
向稜80とはブレーキが係合するブレーキ・デイ
スク18の上側周縁部より下にある。したがつて
支持体アーム22,24はブレーキ・デイスク1
8が通るために適当に切り取られている。したが
つて支持体アーム22,24および横方向フレー
ム・レツグ50,52はブレーキ・デイスク18
の縁部を抱いている。
第1図から明らかなように、ブレーキ・パツド
36,38の支持プレート42は両支持体アーム
22,24の間隔をまたがり、それらの端面がそ
れぞれ同じ平らな鉛直支持面82に接触してい
る。
前進中の車輪を制動するために、ピストン74
によつてブレーキ・パツド36をその隣接した回
転中のブレーキ・デイスク18の端面に係合させ
る。これによつて発生する反作用力によつてフロ
ーテイング・フレーム48がピストン74の運動
方向と逆方向に変位し、それによつて同時にフロ
ーテイング・フレーム48の縦方向フレーム・レ
ツグ56がブレーキ・パツド38をブレーキ・デ
イスク18の他方の端面と係合させる。この際、
周縁力または制動力が支持体アーム24によつて
85,87において支持される(第1および2
図)。
ブレーキ・ライニング40の接線方向および放
射方向の傾斜摩耗を強い制動時においても防止す
るために、または最適の摩耗特性を得るために、
ブレーキ支持体10を囲むフローテイング・フレ
ーム48を走り出側の横方向フレーム・レツグ5
2と縦方向フレーム・レツグ56との間の移行領
域84(第1図)において走り込み側の横方向フ
レーム・レツグ50と縦方向フレーム・レツグ5
6との間の移行領域86におけるよりも弾性的に
より変形するように構成する。このことはこれら
の領域において適当な断面の寸法にすることによ
り達成される。縦方向フレーム・レツグ56は放
射方向に支持アーム22,24を互いに連結する
ブリツジ26の下またはピストン74の高さに設
ける。
さらに、ピストン74の作用点88(第1図)
はブレーキ・デイスク18の前向き回転方向に関
してブレーキ・パツド36の中心点90からブレ
ーキ支持体10の走り出側方向に大きさL4だけ
ずれている。
フローテイング・フレーム48のこの構成か
ら、ブレーキ・ピストン74を作動した際、した
がつてフローテイング・フレーム48の反作用運
動によつてブレーキ・パツド38がブレーキ・デ
イスク18に一ぱいに押圧されたとき、押圧力を
ブレーキ・パツド38に転移する縦方向フレー
ム・レツグ56はピストン74によつて発生さ
れ、ブレーキ・パツド36に作用する押圧力の方
向に曲げ応力を受けるが、両横方向フレーム・レ
ツグ50,52は引つ張り応力を受ける。したが
つて走り込み側および走り出側の移行領域84,
86においてフローテイング・フレーム48はそ
れぞれ組み合わされた引つ張りおよび曲げ応力を
受ける。
走り込み側の移行領域86においては移行領域
84におけるよりフレームの断面または主応力断
面が適当に厚くなつているので、フローテイン
グ・フレーム48は移行領域84において制動時
に縦方向フレーム・レツグ56に曲げ応力が作用
するとより強く弾性変形し、その結果ブレーキ・
パツド38は走り込み側において走り出側におけ
るよりもより大きな力でブレーキ・デイスク18
に押圧され、通常の走り出側より大きなライニン
グの摩耗は対応して補償される。
同じことがブレーキ・パツド36に対してもブ
レーキ・ピストン74の走り出側の方向への変位
によつて達成される。したがつてこの際このブレ
ーキ・パツドは走り出側において走り込み側にお
けるよりもより大きな力でブレーキ・デイスク1
8に押圧される。そのため走り込み側においても
同じく対応してライニングの摩耗が補償される。
ブレーキ・ライニング40の放射方向の傾斜摩
耗は、制動の際縦方向フレーム・レツグ56によ
つてブレーキ・パツド38が大面積で支持され、
十分に平面で平行にそのブレーキ・ライニング4
0がブレーキ・デイスク18に接触するので、縦
方向フレーム・レツグ56をピストン74に関連
させることにより避けられる。
さらに、ブレーキ支持体10は、フローテイン
グ・フレーム48とブレーキ支持体10とに対し
て低い材料消費で接線方向および放射方向のライ
ニングの摩耗の所望の防止が達成されるように設
計する。
第1図に示すように、ブレーキ・パツド36の
支持プレート42の支持点85はブレーキ支持体
10の取付面a−aから距離L1に、ブレーキ・
パツド38の支持プレート42の支持点87は距
離L2にある。
これらの距離のために通常のように制動の際に
2つの加算的な、支持体アーム24に作用する曲
げモーメントが発生する。さらに、第2図に示す
ように、両ブレーキ・パツド36,38の支持点
85,87は案内ボルト60の軸から距離L3
れている。
この距離から制動の際になお支持体アーム24
に作用するねじれモーメントが発生する。支持体
アーム24は、全ブレーキ支持体10に対する材
料消費が最小のとき、それに作用する、モーメン
トから得られる、通常のようにブレーキ・デイス
ク18に対してフローテイング・フレームまたは
ブレーキ・ライニング40を傾斜位置にする曲げ
応力およびねじれ応力に対してそれぞれ十分大き
い抵抗モーメントが対抗するように設計する。
この目的のために支持体アーム24は他のアー
ム22より大きな曲げ抵抗およびねじれ抵抗を持
つ。その際そのデイスクの周縁にまたがるアーム
部分24′の領域において、このアーム部分2
4′の断面24″(第2図)はデイスクの円周方向
においてこれに対して横方向でアームの長さ方向
に対して垂直方向におけるより大きいので、対応
して小さい材料消費でこれに必要なアームの硬さ
が保証される。
支持体アーム22,24はブリツジ26によつ
て相互に連結されていることにより、制動力は支
持体アーム22にも分担されているので、支持体
アーム24の断面は対応して小さくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はブレーキの上面図である。第2図はブ
レーキを第1図の矢印Aの方向に見た図で、左半
分は断面で示してある。第3図は第2図の線−
に沿つたブレーキの断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転するブレーキ・デイスクの一側に位置を
    固定して設けられたブレーキ支持体と、それぞれ
    ブレーキ・デイスクの一側に隣接した、ブレー
    キ・デイスクの軸方向に変位できる、デイスクの
    円周方向に、制動モーメントを転移するためにブ
    レーキ支持体に支持された2つのブレーキ・パツ
    ドと、ブレーキ・デイスクをまたぎ、ブレーキ支
    持体上をデイスクの軸方向に変位可能に案内さ
    れ、一方のブレーキ・パツドに支持されたブレー
    キ・ピストンを持ち、他方のブレーキ・パツトに
    支持され、かつ一方のブレーキ・パツドに支持さ
    れたキヤリパ部分が走り込み側におけるより走り
    出側においてより曲げに弱いフローテイング・キ
    ヤリパとを持つフローテイング・キヤリパ・デイ
    スク・ブレーキであつて、 フローテイング・キヤリパは走り出側の、デイ
    スクの軸方向に延びる横方向フレーム・レツグ5
    2と一方のブレーキ・パツド38に支持される縦
    方向フレーム・レツグ56との間の移行領域84
    において縦方向フレーム・レツグ56と走り込み
    側の横方向フレーム・レツグ50との間の移行領
    域86におけるより曲げに弱いフレーム48を構
    成し、 ブレーキ・ピストン74はフレーム48内にお
    いてブレーキ・ピストン74によつて駆動される
    ブレーキ・パツド36の面重心からブレーキ・デ
    イスクの前向き回転方向に変位して設けられてお
    り、 一方のブレーキ・パツド38に支持された縦方
    向フレーム・レツグ56はブレーキ・ピストン7
    4の高さにある ことを特徴とするフローテイング・キヤリパ・デ
    イスク・ブレーキ。 2 上面図で見てフレーム48はブレーキ支持体
    10を囲み、後者はブレーキ・デイスク18の前
    向きの回転方向に関して走り込み側と走り出側と
    の、それぞれデイスクの軸方向に延びるブレーキ
    支持体アーム22,24を持ち、これらの間でブ
    レーキ・パツド36,38が変位可能で、制動モ
    ーメントの転移のためにそれぞれ同じ支持体アー
    ム22または24に支持されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のフローテイン
    グ・キヤリパ・デイスク・ブレーキ。 3 ブレーキ・デイスク18の前向き回転方向に
    関して走り出側の支持体部分にある支持体アーム
    24はデイスクの円周方向により大きい曲げに対
    する硬さ(抵抗)を持つことを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載のフローテイング・キヤリ
    パ・デイスク・ブレーキ。 4 支持体アーム22,24はブレーキ・デイス
    ク18の縁を抱き、デイスクの縁にまたがる走り
    出側の支持体アーム24のアーム部分24′の断
    面24″積はデイスクの円周方向においてこれに
    対して横方向の、アームの縦方向に垂直な方向に
    おけるより大きいことを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載のフローテイング・キヤリパ・デイ
    スク・ブレーキ。 5 支持体アーム22,24はその、それを支持
    する支持体部分と反対側のアーム端において、放
    射方向に縦方向フレーム・レツグ56の外側縦方
    向縁に隣接した連結ウエブ26によつて互いに固
    定して連結されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載のフローテイング・キヤリパ・
    デイスク・ブレーキ。
JP61271652A 1985-11-16 1986-11-14 フロ−テイング・キヤリパ・デイスク・ブレ−キ Granted JPS62118128A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3540810.3 1985-11-16
DE3540810A DE3540810C1 (de) 1985-11-16 1985-11-16 Schwimmsattel-Scheibenbremse

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62118128A JPS62118128A (ja) 1987-05-29
JPH0330734B2 true JPH0330734B2 (ja) 1991-05-01

Family

ID=6286254

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