JPH033072B2 - - Google Patents

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JPH033072B2
JPH033072B2 JP6601984A JP6601984A JPH033072B2 JP H033072 B2 JPH033072 B2 JP H033072B2 JP 6601984 A JP6601984 A JP 6601984A JP 6601984 A JP6601984 A JP 6601984A JP H033072 B2 JPH033072 B2 JP H033072B2
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toothed
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fluid
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orbital
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JP6601984A
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JPS59194083A (ja
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Berunaado Uenkaa Uein
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Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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Publication date
Application filed by Eaton Corp filed Critical Eaton Corp
Publication of JPS59194083A publication Critical patent/JPS59194083A/ja
Publication of JPH033072B2 publication Critical patent/JPH033072B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C14/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations
    • F04C14/06Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations specially adapted for stopping, starting, idling or no-load operation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C15/00Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
    • F04C15/0057Driving elements, brakes, couplings, transmission specially adapted for machines or pumps
    • F04C15/0061Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C15/00Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
    • F04C15/0057Driving elements, brakes, couplings, transmission specially adapted for machines or pumps
    • F04C15/0084Brakes, braking assemblies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hydraulic Motors (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ゼロータ型の回転式流体圧力装置
に関する。
この発明は、ポンプのような回転式流体圧力装
置にも用いられるが、いわゆるゼロータモータと
して用いられる場合に特に有用で、この明細書は
これに関連して説明する。
ゼロータ型の容積機構を用いる液圧モータは、
例えば特開昭56−135760号公報(米国特許第
4343600号明細書)にみられるように従来から低
速度、高トルクの使用目的に長年にわたつて一般
に用いられてきており、きわめて周知に属するも
のである。このようなモータは、一般に流体入口
と流体出口をもつハウジングと、ハウジングと組
合わされた内歯部材と、内歯部材内に配置された
外歯部材とをもち、外歯部材はその軸線のまわり
に回転運動を行うとともに、内歯部材の軸線のま
わりに軌道運動を行い、両歯部材の歯が両運動中
に係合して拡大流体室及び縮小流体室を形成し、
ハウジング内の弁装置がこの相対運動に応答して
作用し、流体を流体入口から拡大流体室に、及び
縮小流体室から流体出口に流通し、トルク伝達部
材が出力軸に外歯部材からトルクを伝達するよう
になつている。
このような周知の低速度、高トルクゼロータモ
ータは、車輌の駆動車輪を推進したり、ホイスト
やウインチなどの車輌の附属装置を駆動するのに
しばしば用いられ、従つてこのモータに対してパ
ーキングブレーキを具えることが望ましい。
パーキングブレーキを具備したモータを提供す
るために、従来提案された例をあげることとする
と、それは米国特許第3616882号明細書に示され、
この例では可撓性の薄摩擦部材が外歯部材の一側
面と係合するように押圧偏倚される。しかしこの
ような装置は、過度の摩擦と発熱を生じ、外歯部
材の端面にすり傷を起させるという欠点がある。
そこでこの発明の目的は、前記のような従来の
流体圧力装置のもつ欠点を排除し、外歯部材を損
傷するようなことがなく、簡単な構造で確実にパ
ーキングブレーキ作用をし、その製作が容易で使
用中または製作中のものの一部の改造によつて製
作することができ、したがつて安価な回転式流体
圧力装置を提供するにある。
この発明は前記のような目的を達成するため
に、特許請求の範囲1に記載された発明は、流体
入口と流体出口をもつハウジングと、ハウジング
と組合わされた内歯部材と、内歯部材内に偏心的
に配置された外歯部材とをもち、外歯部材がその
軸線のまわりに回転運動を行うとともに、内歯部
材の軸線のまわりに軌道運動を行い、両歯部材の
歯が回転運動及び軌道運動中に係合して拡大する
流体室及び縮小する流体室を形成する歯車機構
と、回転運動と軌道運動との1つに応答して流体
入口から拡大する流体室に、及び縮小する流体室
から流体出口に流体を配分する弁装置と、入出力
軸と、入出力軸と外歯部材との間でトルクを伝達
するトルク伝達部材とを具えた流体圧力装置にお
いて、(a)内歯部材に内歯部材の中心に向つて移動
可能に設けられたロツク部材と、(b)ロツク部材と
組合わされて、ロツク部材を第1位置と第2位置
との間を移動させる作動機構とが設けられてい
て、ロツク部材が第1位置にあるときは、外歯部
材が通常の軌道運動及び回転運動が自由であり、
ロツク部材が第2位置にあるときは、該ロツク部
材は軌道運動をする前記外歯部材の表面に係合
し、これにより外歯部材の回転を防止するように
なつていることを特徴とするものである。
さらに特許請求の範囲2に記載された発明は、
流体入口と流体出口をもつハウジングと、ハウジ
ングと組合わされた内歯部材と、内歯部材内に偏
心的に配置された内外歯部材と、内外歯部材内に
前記内歯部材と同心的に配置された外歯部材とを
もち、内外歯部材は内歯部材の軸線のまわりに軌
道運動を行うとともに、外歯部材はその軸線のま
わりに回転運動を行い、内外歯部材と外歯部材と
の歯が両歯部材の軌道運動及び回転運動中に係合
して拡大する流体室と縮小する流体室とを形成す
る歯車機構と、回転運動と軌道運動との1つに応
答して流体入口から拡大する流体室に、及び縮小
する流体室から流体出口に流体を流通する弁装置
と、入出力軸と、入出力軸と外歯部材との間でト
ルクを伝達するトルク伝達部材とを備えた流体圧
力装置において、(a)内歯部材に内歯部材の中心に
向つて移動可能に設けられているロツク部材と、
(b)ロツク部材と組合わされて、ロツク部材を第1
位置と第2位置との間を移動させる作動機構とが
設けられていて、ロツク部材が第1位置にあると
きは、内外歯部材及び外歯部材が通常の軌道運動
及び回転運動が自由であり、ロツク部材が第2位
置にあるときは、該ロツク部材は軌道運動をする
前記内外歯部材の表面に係合してそれ以上の軌道
運動を防止し、これにより外歯部材の回転運動を
防止するようになつていることを特徴とするもの
である。
前記のような特許請求の範囲1に記載の発明に
おいて、パーキングブレーキをかけるような場合
に際しては、ロツク部材と組合わされている作動
機構によつてロツク部材を外歯部材の回転が自由
な第1位置から第2位置に移動し、このロツク部
材を軌道運動をする外歯部材の表面に係合し、こ
れにより外歯部材の回転を防止する。
つぎに特許請求の範囲2に記載の発明におい
て、同様の場合は、同様にロツク部材を第2位置
に移動すると、内外歯部材表面に係合して、その
軌道運動がロツク部材によつて防止され、この内
外歯部材の軌道運動の停止により、最内方の外歯
部材の回転運動が防止される。
図面を参照しつつ以下にこの発明を説明するが
この発明は図示の実施例に限定されるものではな
い。
第1図に示す液圧モータは、複数のボルト11
(第2図にのみ示す)により結合された複数の部
分を含む。このモータは、軸支持ケーシング1
3、耐摩耗板15、ゼロータ機構17、ポート板
19及び弁ハウジング21を具えている。
ゼロータ機構17は、従来周知であり前記公報
にも詳細に説明されているから、ここでは簡単な
説明にとどめる。ゼロータ機構17は、内腔の周
壁に複数のほぼ半円筒形の開口をもち、各開口内
にローラからなる内歯25を配置した内歯部材2
3を有している。外歯部材27が内歯部材23内
に偏心的に配置され、内歯25の数よりも1つ少
ない外歯をもち、従つて外歯部材27が内歯部材
23に対して軌道運動及び回転運動するのを許
す。内歯部材23と外歯部材27との間の相対的
な軌道運動及び回転運動は、複数の拡大流体室及
び縮小流体室29を形成する。
第1図において、このモータは軸支持ケーシン
グ13内に配置され、軸受33,35によつてケ
ーシング13内に回転可能に支持された出力軸3
1を具えている。出力軸31は内側スプライン3
7をもち、伝動軸41の一端に形成された外側ク
ラウン形スプライン39がスプライン37と係合
する。別の外歯クラウン形スプライン43が伝動
軸41の反対端に設けられて外歯部材27の内孔
に形成された内側スプライン45と係合する。こ
の実施例において、内歯部材23が7個の内歯2
5をもち、外歯部材27が6個の外歯をもつか
ら、外歯部材27が6回の軌道運動によつて1回
転をすることになり、伝動軸41及び出力軸31
が1回転する。
当業者がよく知るように、伝動軸41は常にモ
ータの主軸線、すなわち内歯部材23及び出力軸
31の軸線に対して所定の角度の軸線をもつてい
る。伝動軸41の主な機能は、外歯部材27から
出力軸31にトルクを伝達することにある。これ
は外歯部材27の軌道運動と回転運動を、出力軸
31の回転運動に変換することによつて達成され
る。
弁駆動軸49の一端に形成された外側スプライ
ン47が内側スプライン45と係合し、弁駆動軸
49はその他端に弁部材55の内孔に形成された
内側スプライン53と係合する別の外側スプライ
ン51をもつている。弁部材55は弁ハウジング
21内に回転可能に配置される。弁駆動軸49は
当業界ではよく知られているように、外歯部材2
7と弁部材55の両方に、両者間で適切な弁タイ
ミングを維持するためにスプライン結合される。
弁ハウジング21は、弁部材55を囲む環状室
59と連通する流体入口57をもつている。弁ハ
ウジング21はまた、弁ハウジング21と弁部材
55との間に配置された室63と流通する流体出
口61をもつている。弁部材55は複数の交互に
配置された弁通路65,67をもち、弁通路65
は環状室59と常時連通し、弁通路67は室63
と常時流通している。この実施例においては、外
歯部材27の6個の外歯に対応する6個の通路6
5と6個の通路67が設けられている。ポート板
19は複数の流体通路69(第1図にはその1つ
のみを示す)をもち、各流体通路は隣接する流体
室29と常時連通するように配置される。
モータロツク装置 第1図とともに、第2,3図において、この発
明のモータロツク装置について述べる。第1,2
図から明らかなように、内歯部材23はほぼ半径
方向に延びるボス部分71をもつている。ボス部
分71は半径方向に延びる開口73をもち、この
開口は半径方向内方へ延びて流体室29の1つに
開口する。開口73は内側の平滑な内孔部分75
と、外側の大きいねじ孔部分77とを具えてい
る。
内孔部分75は軸方向を向いた倒立U形凹部7
9と交差している(第3図参照)。凹部79は内
歯部材23の軸方向の全長にわたつて延びること
が好ましい。細長円筒形のロツク部材81が凹部
79内に配置される。ロツク部材81は、凹部7
9と流体室29の交差によつて形成された開口
が、ロツク部材81の直径よりも小さい円周方向
軸Wをもつので(第3図参照)、凹部79内に保
持される。第2,3図から明らかなように、凹部
79は1対の隣接する内歯25間で円周方向に配
置される。また第3図から、凹部79の形状はロ
ツク部材81の若干の半径方向運動を許すことが
伴り、この目的については以下に述べる。
作動機構83が半径方向開口部73と組合わさ
れている。作動機構83は、内孔部分75内に配
置された円筒形のバツクアツプ部材85をもつて
いる。バツクアツプ部材85はそれと内孔部分と
の間に配置されたOリング部材をもち、隣接する
流体室が圧力流体を収容するとき、バツクアツプ
部材85を通る流体の漏洩を防止する。バツクア
ツプ部材85は円筒形ロツク部材81と係合する
面87をもつている。
作動機構83はさらに、バツクアツプ部材85
の末端に隣接し、開口73内に配置された作動器
89をもつている。作動器89は、開口73のね
じ孔部分77とねじ係合されるねじ部分91をも
つている。作動器89はまたハンドル部材(図示
せず)が係合するセレーシヨン部分93をもち、
これによりハンドル部材を動かすと作動器89を
回転させ、ハンドルの運動方向に従つて半径方向
内方へ、または半径方向外方へのいずれかに動か
される。作動器89はまたハンドルを保持するた
めナツト(図示せず)とねじ係合される別のねじ
部分95をもつている。
作用について 主として第2図について、この発明の作用を述
べる。モータを正常状態、すなわち外歯部材27
を内歯部材23に対して軌道運動及び回転運動さ
せたいときは、ロツク部材81は不作動状態とな
る第1位置におかれる。これはハンドル(図示せ
ず)を第2図において上向きに外歯部材27から
半径方向に離れるように移動させることによつて
達成される。作動器89のこの運動は、外歯部材
27の軌道運動を許し、ロツク部材81とバツク
アツプ部材85を作動器89に向けて半径方向上
方へ押動される。通常はバツクアツプ部材85を
囲むOリングが存在するために、バツクアツプ部
材85は上方位置にとどまる。しかしロツク部材
81は、凹部79内で半径方向に自由に動くこと
ができ、外歯部材27の歯の1つがロツク部材8
1と隣接する流体室に入るときは、常にまず半径
方向上方へ移動して、この流体室を最小容積位置
に接近させる(第3図参照)。次に外歯部材27
が軌道運動を続け、かつ隣接する流体室が容積を
増大すると、ロツク部材81は単に重力のみによ
り、第2図に示す位置に半径方向内方へ自由に戻
る。
車輌パーキングブレーキのように、又はウイン
チ上の荷重保持装置のように、ロツク機構を作用
することを望むときは、ハンドルを反対方向に移
動して、作動器89を反対方向に移動させて、ロ
ツク部材81を半径方向内方へ動かす。ねじ部分
81とねじ孔部分77とのねじ係合による作動器
89の内向き運動は、バツクアツプ部材85を半
径方向内方へ動かす。バツクアツプ部材85の内
向き運動はロツク部材81を第2図に示すよう
に、その半径方向最内方の第2位置に動かす。こ
の装置のこの作動状態において、ロツク部材81
は最内方位置に固定的に維持され、外歯部材27
が軌道運動すると、外歯部材27の外歯の1つが
隣接する流体室に入る。外歯部材27の外歯がこ
の流体室を、正常動作中のように最小流体室にさ
せる代りに、外歯がロツク部材81と係合して、
さらに流体室内に移動するのを防止される。よつ
て外歯部材27のそれ以上の回転運動と同様に、
リングに対するそれ以上の軌道運動は防止され
る。
当業者には理解されるように、上述の作用モー
ドは、他の装置においても同様であり、外歯部材
27と内歯部材23のいずれの部材がいずれの運
動するかには関係なく、外歯部材27と内歯部材
23との相対的な軌道運動及び回転運動が存在す
る。例えば外歯部材が軌道運動のみを行い、かつ
内歯部材が回転運動のみを行い、又は種々の他の
組合せ運動が知られている。この発明のロツク部
材は、相対的な軌道運動及び回転運動の任意の可
能な組合せ運動を用いる装置に適用できる。
この発明によれば、第1位置と第2位置との間
の、ロツク部材81、作動機構83及びバツクア
ツプ部材85の半径方向の移動量は全く僅かであ
る。一般に2.54mm(0.100in)未満の半径方向運動
があれば十分であつて、この実施例においては、
わずかに1.53mm(0.060in)の運動が必要なだけで
ある。当業者には理解されるように、必要な半径
方向運動の大きさは、いずれの場合もその特定の
ゼロータ機構の幾何学形状の関数である。
第4図の実施例 別の形式の回転式流体圧力装置にこの発明を適
用した例を示す第4図について述べる。この図の
実施例において、第2図に示すものと同一又は類
似の要素は前記要素に100を加えて示し、新規の
要素は数字101から始める。内歯(円筒形部材1
25)をもつ内外歯部材123がハウジング10
1内に配置される。外歯部材127が内外歯部材
123内に偏心的に配置され、内外歯部材123
と外歯部材127との間の相対的な軌道運動及び
回転運動は第2図の実施例と同様である。しか
し、第4図の実施例においては、外歯部材127
は回転のみ、内外歯部材123は軌道運動のみを
行う。
ハウジング101は、内腔の周壁に複数の半円
形切欠部をもち、各切欠部はローラからなる内歯
103を受入る。内外歯部材123は、その外周
に複数の弧形の切欠部105をもち、各切欠部は
内歯103に1つと対応する。当業界ではよく知
られているように、拡大流体室及び縮小流体室1
29へ、及び流体室129からの流通は、内外歯
部材123を軌道運動させ、一方切欠部105内
への内歯103の係合は、内外歯部材123が回
転するのを防止して、外歯部材127の回転運動
のみを許す。
ハウジング101はボス部分171をもち、こ
の部分は内孔部分175とねじ山部分177とを
含む開口173をもつている。開口173内には
作動機構183が配置され、この機構は面187
をもつバツクアツプ部材185をもつている。作
動機構183はさらにねじ部分191、セレーシ
ヨン部分193及び他のねじ部分195をもつ作
動器189をもつている。上記要素はすべて、第
2図に示す実施例における対応する要素と同一の
構造とすることができる。
第2図の実施例と同様にして作動される作動機
構183の作動時には、隣接する内歯は半径方向
内方へ動かされ、これによりこの特定の内歯もま
た1つのロツク部材181と考えることができ
る。ロツク部材181が第2位置にあるときは、
内外歯部材123の正規の軌道運動は防止され、
従つて外歯部材127の正規の回転運動も防止さ
れる。
これらの実施例は、ロツク部材81,181の
半径方向運動をするのにねじ部材を利用したが、
他の作動方式も用いることができる。例えば流体
圧力がバツクアツプ部材85,185の上端に連
通され、バツクアツプ部材85,185及びロツ
ク部材81,181を第2位置へ向けて内方へ移
動する。また軸方向運動をするくさび部材のよう
な、種々の他の機械的手段を用いてロツク部材8
1,181を内方へ動かすことができる。ロツク
部材81,181を、半径方向でなく軸方向に流
体室へ進入させることも可能である。
前記のように、この発明はパーキングブレーキ
又は荷重保持装置などに用いられるゼロータ機構
を内歯部材に設けたロツク部材を作動機構で移動
するという簡単な構造でロツクするようになつて
いるので、その価格はきわめて低額で、しかも操
作はきわめて簡単であり、さらに従来のゼロータ
モータになんら付加的な部分を設けずに、第2図
の実施例に示すように、変更を加えるのは内歯部
材23のみで、他の諸部品は標準的なゼロータモ
ータと同一であるので、モータのサイズズ又は重
量や、モータの占めるスペース等を実質的に増加
させずに、モータのロツクを実施させることがで
きるという効果がある。
当業者はこの明細書を通読し理解することによ
り、この発明の種々の変更および改変を実施でき
ると考えられ、このような改変は、この発明の特
許請求の範囲内にある限りこの発明に含まれるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例の縦断正面図、第
2図は、第1図の線2−2に沿つてとられた断面
図、第3図は、第2図の一部の拡大図、第4図
は、この発明の他の実施例の第2図と同様の断面
図である。 13……軸支持ケーシング、17……ゼロータ
機構、19……ポート板、21……弁ハウジン
グ、23,123……内歯部材、25,125…
…内歯、27,127……外歯部材、29,12
9……拡大・縮小する流体室、31……出力軸、
41……伝動軸、49……弁駆動軸、55……弁
部材、57……流体入口、61……流体出口、6
9……流体通路、71,171……ボス部分、7
3,173……開口、75,175……内孔部
分、77,177……ねじ孔部分、79……逆U
形凹部、81,181……ロツク部材、83,1
83……作動機構、85,185……バツクアツ
プ部材、89,189……作動器、91,191
……ねじ部分、101……ハウジング、103…
…ローラ、105……切欠部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流体入口と流体出口をもつハウジングと、ハ
    ウジングに組合わされた内歯部材と、内歯部材内
    に偏心的に配置された外歯部材とをもち、外歯部
    材がその軸線のまわりに回転運動を行うととも
    に、内歯部材の軸線のまわりに軌道運動を行い、
    両歯部材の歯が回転運動及び軌道運動中に係合し
    て拡大する流体室及び縮小する流体室を形成する
    歯車機構と、回転運動と軌道運動との1つに応答
    して流体入口から拡大する流体室に、及び縮小す
    る流体室から流体出口に流体を配分する弁装置
    と、入出力軸と、入出力軸と外歯部材との間でト
    ルクを伝達するトルク伝達部材とを具えた流体圧
    力装置において、(a)内歯部材に内歯部材の中心に
    向つて移動可能に設けられたロツク部材と、(b)ロ
    ツク部材と組合わされて、ロツク部材を第1位置
    と第2位置との間を移動させる作動機構とが設け
    られていて、ロツク部材が第1位置にあるとき
    は、外歯部材が通常の軌道運動及び回転運動が自
    由であり、ロツク部材が第2位置にあるときは、
    該ロツク部材は軌道運動をする前記外歯部材の表
    面に係合し、これにより外歯部材の回転を防止す
    るようになつていることを特徴とする回転式流体
    圧力装置。 2 流体入口と流体出口をもつハウジングと、ハ
    ウジングと組合わされた内歯部材と、内歯部材内
    に偏心的に配置された内外歯部材と、内外歯部材
    内に前記内歯部材と同心的に配置された外歯部材
    とをもち、内外歯部材は内歯部材の軸線のまわり
    に軌道運動を行うとともに、外歯部材はその軸線
    のまわりに回転運動を行い、内外歯部材と外歯部
    材との歯が両歯部材の軌道運動及び回転運動中に
    係合して拡大する流体室と縮小する流体室とを形
    成する歯車機構と、回転運動と軌道運動との1つ
    に応答して流体入口から拡大する流体室に、及び
    縮小する流体室から流体出口に流体を流通する弁
    装置と、入出力軸と、入出力軸と外歯部材との間
    でトルクを伝達するトルク伝達部材とを具えた流
    体圧力装置において、(a)内歯部材に内歯部材の中
    心に向つて移動可能に設けられているロツク部材
    と、(b)ロツク部材と組合わされて、ロツク部材を
    第1位置と第2位置との間を移動させる作動機構
    とが設けられていて、ロツク部材が第1位置にあ
    るときは、内外歯部材及び外歯部材が通常の軌道
    運動及び回転運動が自由であり、ロツク部材が第
    2位置にあるときは、該ロツク部材は軌道運動を
    する前記内外歯部材の表面に係合してそれ以上の
    軌道運動を防止し、これにより外歯部材の回転運
    動を防止するようになつていることを特徴とする
    回転式流体圧力装置。 3 内歯部材が隣接する内歯間で内歯部材の中心
    半径方向に延び内向きに開口した開口を有し、ロ
    ツク部材がこの開口内で半径方向に移動可能とな
    つていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の回転式流体圧力装置。 4 ロツク部材が、外歯部材の軸線とほぼ平行な
    軸線をもつ細長円筒形部材からなることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項記載の回
    転式流体圧力装置。 5 作動機構が前記開口内に配置されて、ロツク
    部材に当接するバツクアツプ部材及び前記開口の
    めすねじ部に螺合するおすねじ部を有するねじ棒
    を具え、ねじ棒の回動によりバツクアツプ部材を
    介して第1、第2位置間でロツク部材を移動する
    ようになつていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の回転式流体圧力装
    置。 6 第1、第2位置間のロツク部材の半径方向運
    動が2.54mm(0.100in)未満となつていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の回転式流体圧力装置。
JP6601984A 1983-04-04 1984-04-04 回転式流体圧力装置 Granted JPS59194083A (ja)

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DK162791C (da) 1992-04-27
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