JP2839063B2 - 油圧モータのブレーキ装置 - Google Patents

油圧モータのブレーキ装置

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JP2839063B2
JP2839063B2 JP5145814A JP14581493A JP2839063B2 JP 2839063 B2 JP2839063 B2 JP 2839063B2 JP 5145814 A JP5145814 A JP 5145814A JP 14581493 A JP14581493 A JP 14581493A JP 2839063 B2 JP2839063 B2 JP 2839063B2
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典生 八田
昭児 中沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧モータのブレーキ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オービットタイプの油圧モータ
は、外歯を備えたロータ、及び該外歯の歯数よりわずか
に歯数が多い内歯を備えたリングを有しており、前記ロ
ータをリング内において自転させながら公転させること
によって大きいトルクの回転をロータに発生させ、ロー
タに接続された出力軸を介して負荷に対して出力するこ
とができるようになっている。
【0003】そして、油圧モータ内にメカニカルブレー
キから成るブレーキ装置が配設され、選択的に出力軸を
停止させ、負荷から出力軸に逆にトルクが伝達されるの
を防止している(特公昭60−53193号公報参
照)。図2は従来の油圧モータの断面図である。図にお
いて、11はシリンダ状のハウジングであり、該ハウジ
ング11内に出力軸12が回転自在に支持されていて、
該出力軸12の一端は図示しない負荷に接続される。前
記ハウジング11の負荷側(図の左側)の端部(以下、
「負荷側端部」という。)には、フランジマウンティン
グ13がボルト14によって固定され、前記ハウジング
11の負荷側と反対側(図の右側)の端部(以下、「非
負荷側端部」という。)には、スペーサプレート16、
ジローラアッセンブリ17、ベアリングハウジング18
及びエンドキャップ19が順に配設され、ボルト21に
よって固定される。
【0004】前記ジローラアッセンブリ17は、歯数が
aの図示しない内歯を備えた環状のリング23、及び歯
数がbの図示しない外歯を備えた環状のロータ24が噛
合(しごう)させられ、前記リング23の軸心とロータ
24の軸心は偏心させられる。そして、前記ジローラア
ッセンブリ17で発生させられた大きいトルクの回転を
出力軸12に伝達するためにドライブ軸25が配設さ
れ、該ドライブ軸25の負荷側端部が前記出力軸12内
に、非負荷側端部がベアリングハウジング18内に配設
される。
【0005】前記ロータ24の内周に図示しないスプラ
イン溝が、前記ドライブ軸25の非負荷側端部の近傍の
外周に図示しないスプライン歯が形成され、ロータ24
とドライブ軸25が同心的にスプライン嵌合(かんご
う)される。また、前記出力軸12の内周にスプライン
溝26が、前記ドライブ軸25の負荷側端部の外周に図
示しないスプライン歯が形成され、出力軸12とドライ
ブ軸25が同心的にスプライン嵌合される。
【0006】そして、前記リング23の内歯と前記ロー
タ24の外歯の間に、互いに分離した複数の図示しない
チャンバが形成され、図示しない分配弁を介してあらか
じめ設定された順でチャンバに高圧の作動油を供給する
と、ロータ24はリング23と噛合しながら前記チャン
バの容積を拡大させる方向に自転する。また、ロータ2
4の軸心はリング23の軸心の回りを公転して移動す
る。
【0007】ここで、前記リング23の内歯の歯数aを
7とし、ロータ24の外歯の歯数bを6としたとき、各
チャンバに一通り作動油が供給されてロータ24が1回
転だけ公転すると、該ロータ24は 1/b=1/6 回転だけ自転する。
【0008】前記ロータ24と出力軸12は前記ドライ
ブ軸25を介して連結されているため、前記ロータ24
の回転数を、 1/b=1/6 に減速して出力軸12に伝達することができる。すなわ
ち、ロータ24の回転数を、ロータ24の外歯の歯数b
で減算した値の回転数に減速して出力軸12に伝達する
ことができ、ロータ24のトルクにロータ24の外歯の
歯数bを乗じたトルクを発生させ、前記出力軸12に出
力することができる。
【0009】ところで、選択的に出力軸12を停止さ
せ、負荷から出力軸12に逆にトルクが伝達されるのを
防止するために、メカニカルブレーキから成るブレーキ
装置が配設される。そのため、前記ドライブ軸25の非
負荷側端部が突出させられ、ブッシュ32を介して回転
軸31に支持される。該回転軸31は更にベアリング3
3を介してベアリングハウジング18に、また、ベアリ
ング34を介してエンドキャップ19に回転自在に支持
される。しかも、前記回転軸31は出力軸12と同じ軸
心上に支持される。
【0010】このようにして、前記ドライブ軸25の回
転を回転軸31に伝達することができるようになってい
る。また、前記回転軸31の所定箇所の周囲には、環状
の摩擦板38が回転軸31の軸方向において摺動(しゅ
うどう)自在に、かつ、回転方向において相対的に回転
することがないように配設される。そして、前記摩擦板
38の非負荷側端部に対向する位置には、環状の相手板
39がピン41によってエンドキャップ19に固定され
る。一方、前記摩擦板38の負荷側端部に対向する位置
には環状のプッシュプレート43が配設され、さらに、
該プッシュプレート43の負荷側端部に対向してスプリ
ング44が配設される。したがって、前記プッシュプレ
ート43はスプリング44に押圧されて、常時摩擦板3
8を相手板39側に付勢する。
【0011】また、前記プッシュプレート43が摩擦板
38に加える付勢力を相殺するために、前記エンドキャ
ップ19内に環状の加圧室47が形成され、該加圧室4
7内に環状のピストン48が摺動自在に配設される。そ
して、該ピストン48の負荷側端部は、前記プッシュプ
レート43に当接させられる。次に、前記構成の油圧モ
ータのブレーキ装置の動作について説明する。
【0012】油圧モータの運転時においては、前記ドラ
イブ軸25の軸心がロータ24の公転に連動して回転軸
31の軸心の回りを公転するので、それに伴って回転軸
31はベアリング33,34を介して回転する。したが
って、摩擦板38もロータ24の公転と同じ回転数で回
転する。この時、前記加圧室47に作動油が供給され前
記ピストン48が前進させられているので、プッシュプ
レート43によって摩擦板38に加えられた付勢力が相
殺され、前記摩擦板38が相手板39から離れ、メカニ
カルブレーキは解放されている。したがって、前記回転
軸31は自由に回転することができ、これに伴って出力
軸12も自由に回転することができる。
【0013】次に、出力軸12を停止させる場合には、
前記加圧室47への作動油の供給を停止する。これによ
り、前記ピストン48が後退して、プッシュプレート4
3が摩擦板38に付勢力を加えると、前記摩擦板38が
相手板39に押圧され、メカニカルブレーキが係合され
る。したがって、前記回転軸31は停止させられ、これ
に伴って出力軸12も停止させられる。
【0014】そして、負荷から逆にトルクが出力軸12
に伝達されると、該トルクがドライブ軸25及び回転軸
31を介して摩擦板38に伝達されるが、ロータ24が
作動するため回転軸31の回転方向は出力軸12の回転
方向と逆になり、回転数はロータ24の外歯の歯数倍す
なわちb倍となる。したがって、トルクはロータ24の
外歯の歯数分の1倍すなわち1/b倍となる。
【0015】したがって、ブレーキ装置を直接出力軸1
2に取り付ける場合よりも小さいトルクで出力軸12を
停止させることができる。なお、加圧室47に作動油を
供給するための図示しない油路とチャンバに作動油を供
給するための図示しない油路を連結すると、チャンバと
加圧室47に同時に作動油を供給することができ、ロー
タ24の回転を開始させるとともにピストン48を前進
させ、摩擦板38を相手板39から離れさせて、メカニ
カルブレーキを解放することができる。また、前記ロー
タ24を停止させるとともに、ピストン48を後退さ
せ、摩擦板38を相手板39に押圧させてメカニカルブ
レーキを係合することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の油圧モータのブレーキ装置においては、前記ドライ
ブ軸25の公転を回転軸31に伝達し、該回転軸31の
回転を摩擦板38に伝達し、該摩擦板38を相手板39
との間に生じる摩擦によって停止させるようにしている
ため、構造が複雑であるだけでなく、コストが高くなっ
てしまう。
【0017】本発明は、前記従来の油圧モータのブレー
キ装置の問題点を解決して、構造が簡単で、コストが低
く、小さいトルクで出力軸を停止させることができる油
圧モータのブレーキ装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の油
圧モータのブレーキ装置においては、内歯を備えた環状
のリング、及び該リングと偏心させて配設され、かつ、
前記内歯と噛合する外歯を備えた環状のロータを有する
ジローラアッセンブリと、前記リングとロータとの間の
チャンバに順次作動油を供給し、前記ロータを自転させ
るとともに公転させる手段と、前記ロータと出力軸との
間に接続され、前記ロータの自転を出力軸に伝達するド
ライブ軸と、該ドライブ軸における前記ロータ側の端面
に、前記出力軸と偏心させて配設され、前記ドライブ軸
のブレーキ係合穴に選択的に嵌入されて、ドライブ軸の
公転を阻止する係合手段とを有する。
【0019】
【作用】本発明によれば、前記のように油圧モータのブ
レーキ装置においては、内歯を備えた環状のリング、及
び該リングと偏心させて配設され、かつ、前記内歯と噛
合する外歯を備えた環状のロータを有するジローラアッ
センブリと、前記リングとロータとの間のチャンバに順
次作動油を供給し、前記ロータを自転させるとともに公
転させる手段と、前記ロータと出力軸との間に接続さ
れ、前記ロータの自転を出力軸に伝達するドライブ軸
と、該ドライブ軸における前記ロータ側の端面に、前記
出力軸と偏心させて配設され、前記ドライブ軸のブレー
キ係合穴に選択的に嵌入されて、ドライブ軸の公転を阻
止する係合手段とを有する。
【0020】この場合、前記リングとロータとの間のチ
ャンバに順次作動油を供給すると、前記ロータは、リン
グの内歯に沿って自転するとともに、リングの軸心の周
りを公転する。そして、前記ロータの自転が出力軸に伝
達される。
【0021】また、前記ドライブ軸のブレーキ係合穴に
係合手段を嵌入すると、ドライブ軸の公転が阻止され
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おける油圧モータの断面図である。図において、11は
シリンダ状のハウジングであり、該ハウジング11内に
出力軸12が回転自在に支持されていて、該出力軸12
の一端は図示しない負荷に接続される。また、61は前
記出力軸12に加わる軸方向の力を受けるスラストベア
リングレース、62はスラストベアリングニードル、6
3はオイルシール、64は前記出力軸12と負荷側を連
結するためのキーである。
【0023】前記ハウジング11の負荷側端部には、フ
ランジマウンティング13がボルト14によって固定さ
れ、前記ハウジング11の非負荷側端部には、スペーサ
プレート16、ジローラアッセンブリ17及びエンドキ
ャップ65が順に配設され、ボルト67によって固定さ
れる。また、前記エンドキャップ65の非負荷側端部に
は、ピストンカバー68がボルト69によって固定され
る。
【0024】前記ジローラアッセンブリ17は、歯数が
aの図示しない内歯を備えた環状のリング23、及び歯
数がbの図示しない外歯を備えた環状のロータ24が噛
合させられ、前記リング23の軸心とロータ24の軸心
は偏心させられる。そして、前記ジローラアッセンブリ
17で発生させられた大きいトルクの回転を出力軸12
に伝達するためにドライブ軸25が配設され、該ドライ
ブ軸25の負荷側端部が前記出力軸12内に、非負荷側
端部がロータ24内に配設される。
【0025】前記ロータ24の内周にスプライン溝71
が、前記ドライブ軸25の非負荷側端部の外周にスプラ
イン歯72が形成され、ロータ24とドライブ軸25が
同心的にスプライン嵌合される。また、前記出力軸12
の内周にスプライン溝26が、前記ドライブ軸25の負
荷側端部の外周にスプライン歯73が形成され、出力軸
12とドライブ軸25が同心的にスプライン嵌合され
る。
【0026】そして、前記リング23の内歯とロータ2
4の間に、互いに分離した複数の図示しないチャンバが
形成され、図示しない分配弁を介してあらかじめ設定さ
れた順でチャンバに高圧の作動油を供給すると、ロータ
24はリング23と噛合しながら前記チャンバの容積を
拡大させる方向に自転する。また、ロータ24の軸心は
リング23の軸心の回りを公転して移動する。
【0027】ここで、前記リング23の内歯の歯数aを
7とし、ロータ24の外歯の歯数bを6としたとき、各
チャンバに一通り作動油が供給されてロータ24が1回
転だけ公転すると、該ロータ24は 1/b=1/6 回転だけ自転する。
【0028】前記ロータ24と出力軸12は前記ドライ
ブ軸25を介して連結されているため、前記ロータ24
の回転数を、 1/b=1/6 に減速して出力軸12に伝達することができる。すなわ
ち、ロータ24の回転数を、ロータ24の外歯の歯数b
で減算した値の回転数に減速して出力軸12に伝達する
ことができ、ロータ24のトルクにロータ24の外歯の
歯数bを乗じたトルクを発生させ、前記出力軸12に出
力することができる。
【0029】ところで、選択的に出力軸12を停止さ
せ、負荷から出力軸12に逆にトルクが伝達されるのを
防止するために、メカニカルブレーキから成るブレーキ
装置が配設される。そのため、前記ピストンカバー68
内にシリンダ室74を形成し、該シリンダ室74内にピ
ストンピン78を摺動自在に配設する。該ピストンピン
78の負荷側端部には、負荷側に突出する係合突起部7
8aが一体的に形成される。そして、前記ドライブ軸2
5の非負荷側端部にブレーキ係合穴75を形成するとと
もに、前記エンドキャップ65の設定された位置に貫通
孔76を形成し、該貫通孔76に前記ピストンピン78
の係合突起部78aを貫通させ、前記ブレーキ係合穴7
5に対して選択的に嵌入(かんにゅう)することができ
るようにしている。
【0030】ここで、前記ロータ24の軸心がリング2
3の軸心の回りを公転するのに伴って、前記ドライブ軸
25の軸心がリング23の軸心の回りを公転するため、
前記ブレーキ係合穴75もリング23の軸心の回りを公
転することになる。したがって、前記貫通孔76はエン
ドキャップ65における前記ブレーキ係合穴75の軌跡
上の設定された位置に形成され、前記ピストンピン78
は油圧モータの軸心からジローラアッセンブリ17の偏
心量に対応して偏心した位置に配設される。
【0031】また、前記ピストンピン78をシリンダ室
74内で摺動させるため、ピストンピン78の非負荷側
にスプリング80を配設し、該スプリング80によって
ピストンピン78を負荷側に付勢させる。そして、前記
エンドキャップ65にポート81を開口させ、該ポート
81をシリンダ室74の負荷側端部に油路82を介して
連通させるようにしている。したがって、前記ポート8
1及び油路82を介して作動油を選択的にシリンダ室7
4に供給し、前記ピストンピン78を非負荷側に移動さ
せることができるようになっている。
【0032】次に、前記構成の油圧モータのブレーキ装
置の動作について説明する。油圧モータの運転時におい
ては、前記ドライブ軸25の軸心がロータ24の公転に
連動してリング23の軸心の回りを公転する。この時、
作動油が前記ポート81及び油路82を介してシリンダ
室74に供給されているので、前記ピストンピン78は
スプリング80の付勢力に抗して非負荷側に移動し、係
合突起部78aはブレーキ係合穴75から抜け出てい
る。したがって、メカニカルブレーキは解放され、前記
ドライブ軸25は自由に回転することができ、これに伴
って出力軸12も自由に回転することができる。
【0033】次に、油圧モータが停止した状態で出力軸
12を停止させる場合には、前記ポート81を減圧し、
油路82を介してシリンダ室74の作動油をドレーンす
る。これにより、前記ピストンピン78が負荷側に移動
して、係合突起部78aを前記ブレーキ係合穴75に嵌
入し、メカニカルブレーキは係合される。したがって、
前記ドライブ軸25は停止させられ、これに伴って出力
軸12も停止させられる。
【0034】なお、前記ピストンピン78が負荷側に移
動した時に、前記係合突起部78aの位置と前記ブレー
キ係合穴75の位置が合わず、係合突起部78aを前記
ブレーキ係合穴75に嵌入することができない場合、負
荷によって出力軸12にトルクが伝達されて出力軸12
が回転すると、前記係合突起部78aの位置と前記ブレ
ーキ係合穴75の位置が合う。
【0035】このように、前記係合突起部78aをブレ
ーキ係合穴75に嵌入させてドライブ軸25の公転を阻
止するようにしているため、ブレーキ装置を直接出力軸
12に取り付ける場合よりも小さいトルクで出力軸12
を停止させることができる。したがって、メカニカルブ
レーキを小型化することができる。前記実施例は作動油
の圧力を上昇させた時にメカニカルブレーキを解放させ
る加圧解放型(ネガティブ・ブレーキ)のブレーキ装置
について説明しているが、前記スプリング80による付
勢力を逆方向に発生させ、作動油の圧力を上昇させた時
にメカニカルブレーキを係合させる加圧作動型(ポジテ
ィブ・ブレーキ)にすることもできる。この場合、ポー
トを介してシリンダ室の作動油がドレーンされるとメカ
ニカルブレーキが解放され、シリンダ室に作動油が供給
されるとメカニカルブレーキが係合される。
【0036】また、前記スプリング80を使用すること
なく、ピストンピン78の両側にシリンダ室を形成し、
該シリンダ室に対して作動油を給排し、メカニカルブレ
ーキを係脱することもできる。ところで、前記実施例に
おいては、メカニカルブレーキを解放するための作動油
を油圧モータの外部から供給するようにしており、外部
パイロット型の構成になっている。これに対して、油圧
モータを駆動するために供給された作動油の圧力を利用
してメカニカルブレーキを解放するようにした内部パイ
ロット型の構成にすることもできる。
【0037】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図3は本発明の第2の実施例における油圧モータ
の断面図である。図において、11はシリンダ状のハウ
ジングであり、該ハウジング11内に出力軸12が回転
自在に支持されていて、該出力軸12の一端は図示しな
い負荷に接続される。
【0038】前記ハウジング11の負荷側端部には、フ
ランジマウンティング13がボルト14によって固定さ
れ、前記ハウジング11の非負荷側端部には、スペーサ
プレート16、ジローラアッセンブリ17及びエンドキ
ャップ65が順に配設され、ボルト67によって固定さ
れる。また、前記エンドキャップ65の非負荷側端部に
は、ピストンカバー68がボルト69によって固定され
る。
【0039】前記ジローラアッセンブリ17は、環状の
リング23及び環状のロータ24が噛合させられ、前記
リング23の軸心とロータ24の軸心は偏心させられ
る。そして、前記ジローラアッセンブリ17で発生させ
られた大きいトルクの回転を出力軸12に伝達するため
にドライブ軸25が配設され、該ドライブ軸25の負荷
側端部が前記出力軸12内に、非負荷側端部がロータ2
4内に配設される。
【0040】そして、前記リング23とロータ24の間
に形成された図示しないチャンバに高圧の作動油を供給
すると、ロータ24はリング23と噛合しながら前記チ
ャンバの容積を拡大させる方向に自転する。また、ロー
タ24の軸心はリング23の軸心の回りを公転して移動
する。したがって、ロータ24の回転数を、ロータ24
の外歯の歯数bで減算した値の回転数に減速して出力軸
12に伝達することができ、ロータ24のトルクにロー
タ24の外歯の歯数bを乗じたトルクを発生させ、前記
出力軸12に出力することができる。
【0041】また、選択的に出力軸12を停止させ、負
荷から出力軸12に逆にトルクが伝達されるのを防止す
るために、メカニカルブレーキから成るブレーキ装置が
配設される。そのため、前記ピストンカバー68内にシ
リンダ室74を形成し、該シリンダ室74内にピストン
ピン78を摺動自在に配設する。該ピストンピン78の
負荷側端部には、負荷側に突出する係合突起部78aが
一体的に形成される。そして、前記ドライブ軸25の非
負荷側端部にブレーキ係合穴75を形成するとともに、
前記エンドキャップ65の設定された位置に貫通孔76
を形成し、該貫通孔76に前記ピストンピン78の係合
突起部78aを貫通させ、前記ブレーキ係合穴75に対
して選択的に嵌入することができるようにしている。
【0042】ここで、前記ロータ24の軸心がリング2
3の軸心の回りを公転するのに伴って、前記ドライブ軸
25の軸心がリング23の軸心の回りを公転するため、
前記ブレーキ係合穴75もリング23の軸心の回りを公
転することになる。したがって、前記貫通孔76はエン
ドキャップ65における前記ブレーキ係合穴75の軌跡
上の設定された位置に形成され、前記ピストンピン78
は油圧モータの軸心からジローラアッセンブリ17の偏
心量に対応して偏心した位置に配設される。
【0043】また、前記ピストンピン78をシリンダ室
74内で摺動させるため、ピストンピン78の非負荷側
にスプリング80を配設し、該スプリング80によって
ピストンピン78を負荷側に付勢させる。そして、前記
リング23とロータ24の間のチャンバに向けてポート
83を開口させ、該ポート83をシリンダ室74の負荷
側端部に油路84を介して連通させるようにしている。
したがって、前記ポート83及び油路84を介して作動
油を選択的にシリンダ室74に供給し、前記ピストンピ
ン78を非負荷側に移動させることができるようになっ
ている。しかも、選択的にシリンダ室74に作動油を供
給するために弁などを必要としないため、メカニカルブ
レーキの構造を簡素化することができる。
【0044】この場合、前記係合突起部78aを前記ブ
レーキ係合穴75に対して嵌入した時のドライブ軸25
の停止位置は常時同じである。また、油圧モータを始動
する際に、図示しない分配弁を介して最初に作動油が供
給されるチャンバも常に同じである。したがって、前記
ポート83を最初に作動油が供給されるチャンバに開口
させるようにしておく。
【0045】次に、前記構成の油圧モータのブレーキ装
置の動作について説明する。油圧モータの運転時におい
ては、前記ドライブ軸25の軸心がロータ24の公転に
連動してリング23の軸心の回りを公転する。この時、
作動油が前記ポート83及び油路84を介してシリンダ
室74に供給されているので、前記ピストンピン78は
スプリング80の付勢力に抗して非負荷側に移動し、係
合突起部78aはブレーキ係合穴75から抜け出てい
る。したがって、メカニカルブレーキは解放され、前記
ドライブ軸25は自由に回転することができ、これに伴
って出力軸12も自由に回転することができる。
【0046】次に、油圧モータが停止した状態で出力軸
12を停止させる場合には、前記チャンバへの作動油の
供給を停止させると、ドライブ軸25はいずれかの位置
で停止するとともに、前記ポート83を減圧し、油路8
4を介してシリンダ室74の作動油をドレーンする。こ
れにより、前記ピストンピン78が負荷側に移動して、
係合突起部78aを前記ブレーキ係合穴75に嵌入し、
メカニカルブレーキは係合される。したがって、前記ド
ライブ軸25は停止させられ、これに伴って出力軸12
も停止させられる。
【0047】なお、前記ピストンピン78が負荷側に移
動した時に、前記係合突起部78aの位置と前記ブレー
キ係合穴75の位置が合わず、係合突起部78aを前記
ブレーキ係合穴75に嵌入することができない場合、負
荷によって出力軸12にトルクが伝達されて出力軸12
が回転すると、前記係合突起部78aの位置と前記ブレ
ーキ係合穴75の位置が合う。
【0048】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、油圧モータのブレーキ装置においては、内歯を備
えた環状のリング、及び該リングと偏心させて配設さ
れ、かつ、前記内歯と噛合する外歯を備えた環状のロー
タを有するジローラアッセンブリと、前記リングとロー
タとの間のチャンバに順次作動油を供給し、前記ロータ
を自転させるとともに公転させる手段と、前記ロータと
出力軸との間に接続され、前記ロータの自転を出力軸に
伝達するドライブ軸と、該ドライブ軸における前記ロー
タ側の端面に、前記出力軸と偏心させて配設され、前記
ドライブ軸のブレーキ係合穴に選択的に嵌入されて、ド
ライブ軸の公転を阻止する係合手段とを有する。
【0050】この場合、ロータの自転の回転数は、公転
の回転数をロータの外歯の歯数で割った数になり、前記
ロータの自転が出力軸に伝達される。したがって、出力
軸に大きいトルクを伝達することができる。
【0051】また、前記ドライブ軸における前記ロータ
側の端面に、前記出力軸と偏心させられ、前記ドライブ
軸のブレーキ係合穴に選択的に嵌入されて、ドライブ軸
の公転を阻止する係合手段が配設される。したがって、
負荷から逆にトルクが出力軸に伝達されると、前記トル
クは、ドライブ軸に伝達され、ドライブ軸を公転させよ
うとするが、前記トルクはロータの外歯の歯数分の1倍
になるので、ブレーキ装置を直接出力軸に取り付ける場
合より小さいトルクで出力軸を停止させることができ
る。
【0052】また、ドライブ軸の公転を阻止するための
摩擦板、相手板等が不要になるので、ブレーキ装置の構
造を簡素化することができるだけでなく、ブレーキ装置
のコストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における油圧モータの断
面図である。
【図2】従来の油圧モータの断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例における油圧モータの断
面図である。
【符号の説明】
12 出力軸 17 ジローラアッセンブリ 23 リング 24 ロータ 25 ドライブ軸 74 シリンダ室 75 ブレーキ係合穴 78 ピストンピン 78a 係合突起部 80 スプリング 81,83 ポート 82,84 油路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F03C 2/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)内歯を備えた環状のリング及び
    該リングと偏心させて配設され、かつ、前記内歯と噛合
    する外歯を備えた環状のロータを有するジローラアッセ
    ンブリと、 (b)前記リングとロータの間のチャンバに順次作動
    油を供給し、前記ロータを自転させるとともに公転させ
    る手段と、 (c)前記ロータと出力軸の間に接続され、前記ロー
    タの自転を出力軸に伝達するドライブ軸と、 (d)該ドライブ軸における前記ロータ側の端面に、前
    記出力軸と偏心させて配設され、前記ドライブ軸のブレ
    ーキ係合穴に選択的に嵌入されて、ドライブ軸の公転を
    阻止する係合手段とを有することを特徴とする油圧モー
    タのブレーキ装置。
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