JPH0330586Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0330586Y2 JPH0330586Y2 JP1983062039U JP6203983U JPH0330586Y2 JP H0330586 Y2 JPH0330586 Y2 JP H0330586Y2 JP 1983062039 U JP1983062039 U JP 1983062039U JP 6203983 U JP6203983 U JP 6203983U JP H0330586 Y2 JPH0330586 Y2 JP H0330586Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooler
- pipe
- pump
- cover
- storage pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 11
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000006424 Flood reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は配管内クーラー装置に関する。液体
を輸送するためのポンプの駆動用エンジンの冷却
水をエンジンを冷却して温たたまつた後、ポンプ
の吐出管内を通して冷却することは、冷却設備が
簡略化され、ポンプ設備全体の信頼性を向上させ
る等の効果があるので従来から行なわれている。
しかしこの従来の装置では、ポンプが洪水時に使
用される雨水排水用ポンプなどで液体中にゴミが
多量に含まれる場合、ゴミが吐出管内のクーラー
管に引つかかることにより冷却能力が低下する。
またクーラー管表面がよごれたり損傷した場合、
クーラー管を清掃、修理するためにクーラー管を
取りつけたポンプ吐出管を吐出配管系から取り出
さなければならないなどの問題があつた。
を輸送するためのポンプの駆動用エンジンの冷却
水をエンジンを冷却して温たたまつた後、ポンプ
の吐出管内を通して冷却することは、冷却設備が
簡略化され、ポンプ設備全体の信頼性を向上させ
る等の効果があるので従来から行なわれている。
しかしこの従来の装置では、ポンプが洪水時に使
用される雨水排水用ポンプなどで液体中にゴミが
多量に含まれる場合、ゴミが吐出管内のクーラー
管に引つかかることにより冷却能力が低下する。
またクーラー管表面がよごれたり損傷した場合、
クーラー管を清掃、修理するためにクーラー管を
取りつけたポンプ吐出管を吐出配管系から取り出
さなければならないなどの問題があつた。
この考案は上記の欠点を解消しようとするもの
で、ポンプ直後の吐出管をクーラー収納パイプと
し、その一部を切り欠いて収納パイプから取り外
し可能なクーラーカバーを取りつけ、クーラー管
や水室を一体にクーラーカバーに取りつけカバー
もろとも簡単にクーラー管を取り外すことがで
き、クーラー管の点検、清掃、修理ができる。又
クーラーカバーを外側に張り出すように形成する
ことによりクーラー管を収納パイプの本流の外側
に位置せしめポンプで吐出される液体中のゴミが
クーラー管に引つかかることが少なく、冷却能力
を低下させる惧が少ないという作用効果を奏する
ものである。
で、ポンプ直後の吐出管をクーラー収納パイプと
し、その一部を切り欠いて収納パイプから取り外
し可能なクーラーカバーを取りつけ、クーラー管
や水室を一体にクーラーカバーに取りつけカバー
もろとも簡単にクーラー管を取り外すことがで
き、クーラー管の点検、清掃、修理ができる。又
クーラーカバーを外側に張り出すように形成する
ことによりクーラー管を収納パイプの本流の外側
に位置せしめポンプで吐出される液体中のゴミが
クーラー管に引つかかることが少なく、冷却能力
を低下させる惧が少ないという作用効果を奏する
ものである。
図について説明すれば、第1図はこの考案の装
置の全体概念図、第2図はクーラー収納パイプの
部分を取り出して拡大した断面図、第3図は従来
の装置を示す図であつて、1はポンプによつて輸
送される液体、2はポンプ、3はポンプ吐出管、
4は吐出管内の液体流、5はクーラー収納パイ
プ、9はポンプ駆動用エンジン、10は減速機を
夫々示し、ポンプ2はエンジン9によつて、減速
機10を介して駆動される。18はエンジン9の
冷却水の通路を示している。
置の全体概念図、第2図はクーラー収納パイプの
部分を取り出して拡大した断面図、第3図は従来
の装置を示す図であつて、1はポンプによつて輸
送される液体、2はポンプ、3はポンプ吐出管、
4は吐出管内の液体流、5はクーラー収納パイ
プ、9はポンプ駆動用エンジン、10は減速機を
夫々示し、ポンプ2はエンジン9によつて、減速
機10を介して駆動される。18はエンジン9の
冷却水の通路を示している。
第3図に示す従来の装置では、エンジン冷却水
を冷却するクーラー管14がポンプ吐出管13内
に位置し、ポンプから吐出される流体内のゴミが
クーラー管14に引つかかつて冷却能力を低下さ
せる惧があつた。
を冷却するクーラー管14がポンプ吐出管13内
に位置し、ポンプから吐出される流体内のゴミが
クーラー管14に引つかかつて冷却能力を低下さ
せる惧があつた。
この考案の装置では、第2図に示す如くクーラ
ー収納パイプ5の一部を切り欠いて、クーラーカ
バー6をその前後部16のところで取りつける。
そしてこのクーラーカバー6の前後に水室8,
8、クーラー管7を一体に取りつける。エンジン
9の冷却水は第1図に示す配管18から冷却水入
口管11に入り、そこから水室8を経てクーラー
管7を流れ、水室8を経て冷却水出口管12から
再び冷却水の配管に戻り、エンジンに還流する。
このようにエンジン冷却水はエンジンを冷却した
後、クーラー管7を通つて、ポンプ2から吐出さ
れた液体流4によつて冷却される。そして水室8
とクーラー管7はクーラーカバー6と一体になつ
ているので、クーラー管7の点検、清掃、修理を
する場合はクーラーカバー6を取り外すだけでよ
く、クーラー収納パイプ5自体を吐出管系から外
す必要はない。
ー収納パイプ5の一部を切り欠いて、クーラーカ
バー6をその前後部16のところで取りつける。
そしてこのクーラーカバー6の前後に水室8,
8、クーラー管7を一体に取りつける。エンジン
9の冷却水は第1図に示す配管18から冷却水入
口管11に入り、そこから水室8を経てクーラー
管7を流れ、水室8を経て冷却水出口管12から
再び冷却水の配管に戻り、エンジンに還流する。
このようにエンジン冷却水はエンジンを冷却した
後、クーラー管7を通つて、ポンプ2から吐出さ
れた液体流4によつて冷却される。そして水室8
とクーラー管7はクーラーカバー6と一体になつ
ているので、クーラー管7の点検、清掃、修理を
する場合はクーラーカバー6を取り外すだけでよ
く、クーラー収納パイプ5自体を吐出管系から外
す必要はない。
更に図に示す如く、クーラーカバー6を外側に
張り出すように形成し、クーラー管7が収納パイ
プ5の本流4の外側に位置していて、収納パイプ
の中心からクーラー管7までの距離Aが収納パイ
プ5の直径Dの1/2位とし、本流4の分岐流17
によつてクーラーパイプ7が冷却されるようにす
れば、ゴミは余り冷却管に引つかからず、冷却能
力も充分に確保される。15はこの分岐流の流れ
る上部流路を示す。ゴミの中で浮力が大きく、ク
ーラーカバー6の上部流路に侵入するゴミがある
が、このゴミはクーラーカバーの前後部16の形
状を液体流4が分岐流17となつてスムーズに流
れるようにしてあるので、上部流路15に滞留す
ることなく、分岐流17とともに流れてしまうも
のである。尚水室8はゴミの引つかかりをなくす
ためにカバー6の外側(即ち収納パイプ5の外
側)に取りつける。
張り出すように形成し、クーラー管7が収納パイ
プ5の本流4の外側に位置していて、収納パイプ
の中心からクーラー管7までの距離Aが収納パイ
プ5の直径Dの1/2位とし、本流4の分岐流17
によつてクーラーパイプ7が冷却されるようにす
れば、ゴミは余り冷却管に引つかからず、冷却能
力も充分に確保される。15はこの分岐流の流れ
る上部流路を示す。ゴミの中で浮力が大きく、ク
ーラーカバー6の上部流路に侵入するゴミがある
が、このゴミはクーラーカバーの前後部16の形
状を液体流4が分岐流17となつてスムーズに流
れるようにしてあるので、上部流路15に滞留す
ることなく、分岐流17とともに流れてしまうも
のである。尚水室8はゴミの引つかかりをなくす
ためにカバー6の外側(即ち収納パイプ5の外
側)に取りつける。
この考案はこのような構成であつて、ポンプの
吐出管内でエンジン冷却水の冷却を行なうに当つ
て、クーラー管、水室をクーラーカバーと一体と
し、かつクーラー管をクーラー収納パイプの本流
の外側に位置するようにしたので、クーラー管に
ゴミが引つかかる惧が少なく、かつクーラー管の
修理、点検、清掃の際にもクーラーカバーを取り
外すだけでよくきわめて実用的価値の高い、信頼
性を向上させた装置を得たものである。
吐出管内でエンジン冷却水の冷却を行なうに当つ
て、クーラー管、水室をクーラーカバーと一体と
し、かつクーラー管をクーラー収納パイプの本流
の外側に位置するようにしたので、クーラー管に
ゴミが引つかかる惧が少なく、かつクーラー管の
修理、点検、清掃の際にもクーラーカバーを取り
外すだけでよくきわめて実用的価値の高い、信頼
性を向上させた装置を得たものである。
第1図はこの考案の装置の全体概念図、第2図
はクーラー収納パイプを取り出した拡大断面図、
第3図は従来の装置を示す図である。 符号の説明、1……液体、2……ポンプ、3…
…吐出管、4……液体流、5……クーラー収納パ
イプ、6……クーラーカバー、7……クーラー
管、8……水室、9……駆動エンジン、10……
減速機、11……冷却水入口管、12……冷却水
出口管、15……上部流路、16……カバー前後
部、17……分岐流。
はクーラー収納パイプを取り出した拡大断面図、
第3図は従来の装置を示す図である。 符号の説明、1……液体、2……ポンプ、3…
…吐出管、4……液体流、5……クーラー収納パ
イプ、6……クーラーカバー、7……クーラー
管、8……水室、9……駆動エンジン、10……
減速機、11……冷却水入口管、12……冷却水
出口管、15……上部流路、16……カバー前後
部、17……分岐流。
Claims (1)
- 液体1を輸送するポンプ2の吐出管3の途中に
クーラー管7を内蔵するクーラー収納パイプ5を
取り付け、上記のポンプ2を駆動するエンジン9
などを通過し温度上昇した冷却水をクーラー管7
を通過させることにより液体流4で冷却する装置
において、収納パイプ5の一部を切り欠いた部分
に、クーラーカバー6、クーラー管7、水室8を
一体に構成して取り付け、クーラーカバー6はク
ーラー収納パイプ7から外側に張り出す如く形成
し、クーラー管7はクーラー収納パイプの本流か
ら外れた流れ17の中に位置する如くしたことを
特徴とする配管内クーラー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6203983U JPS59167924U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 配管内ク−ラ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6203983U JPS59167924U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 配管内ク−ラ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59167924U JPS59167924U (ja) | 1984-11-10 |
JPH0330586Y2 true JPH0330586Y2 (ja) | 1991-06-27 |
Family
ID=30192239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6203983U Granted JPS59167924U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 配管内ク−ラ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59167924U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013142496A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Ebara Corp | 管内クーラー |
JP2013142495A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Ebara Corp | 管内クーラー |
JP2013142322A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Ebara Corp | 管内クーラー |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55116090A (en) * | 1979-03-01 | 1980-09-06 | Kiichi Amano | Stream tube type cooler |
-
1983
- 1983-04-27 JP JP6203983U patent/JPS59167924U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55116090A (en) * | 1979-03-01 | 1980-09-06 | Kiichi Amano | Stream tube type cooler |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013142496A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Ebara Corp | 管内クーラー |
JP2013142495A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Ebara Corp | 管内クーラー |
JP2013142322A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Ebara Corp | 管内クーラー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59167924U (ja) | 1984-11-10 |
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