JPH0330400Y2 - - Google Patents

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JPH0330400Y2
JPH0330400Y2 JP1985115618U JP11561885U JPH0330400Y2 JP H0330400 Y2 JPH0330400 Y2 JP H0330400Y2 JP 1985115618 U JP1985115618 U JP 1985115618U JP 11561885 U JP11561885 U JP 11561885U JP H0330400 Y2 JPH0330400 Y2 JP H0330400Y2
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JP
Japan
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potentiometers
swivel base
turning angle
potentiometer
swivel
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JP1985115618U
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JPS6223297U (ja
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、高所作業車における旋回台の旋回角
度を検出する装置に関する。
(従来の技術) 一般に、高所作業車は第3図に示すように、車
体1上に旋回台2が水平回転可能に設置され、該
旋回台2には伸縮自在なブーム7が起伏可能に取
付けられ、さらにブーム7の先端には作業台9が
取付けられた構成となつている。そして、作業台
上9において、作業者が車両の走行、旋回台2の
旋回、ブーム7の起伏、伸縮の各作動を遠隔操作
できるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、最近の傾向として、高所作業車にお
いても上記した各作動に関する自動化の要求が高
まつてきているが、従来は自動化に対応できるよ
うに位置センサーを備えていなかつた。仮に検出
装置を設置するとした場合、最も一般的な方法と
してはエンコーダを利用することが考えられる。
しかしながら、このエンコーダの場合は、制御電
源遮断後の停止時の位置が不明で、再起動時にお
ける旋回台の現在位置を確認することが技術的に
困難もしくは不可能であり、そのため実際には適
用することができないものである。一方、回転が
360゜可能なポテンシヨメータでも旋回角信号の出
力が可能な範囲は0゜〜270゜の範囲であり、1個の
ポテンシヨメータでは0゜〜360゜の全角度範囲で旋
回信号を出力することは不可能であつた。
そこで本考案は、以上の問題に鑑み、自動化に
対する対応策の一環として有効な旋回角度検出装
置を提供することを、その解決すべき技術的課題
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記課題解決のための技術的手段は、車体上に
旋回台が水平回転可能に設置された高所作業車の
前記車体と旋回台との間に、旋回台の旋回角を検
出させるための、信号出力不可域を有する2個の
ポテンシヨメータを、それぞれポテンシヨメータ
の信号出力不可域をずらすように配置するととも
に、2個のポテンシヨメータのそれぞれから出力
される旋回角検出信号のうちのいずれを有効とす
るかを判断する判断部を設けた構成とすることで
ある。
(作用) 上記構成の高所作業車における旋回角度検出装
置によれば、信号出力不可域を有する2個のポテ
ンシヨメータが、それぞれのポテンシヨメータの
信号出力不可域をずらすように配置され、それぞ
れのポテンシヨメータから旋回台の旋回角度に応
じた信号が出力されると、判断部において有効な
信号が選択されるため、旋回台の360度旋回範囲
において旋回角度に対応した信号が検出される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて具体的に
説明する。高所作業車の全体を示す第3図におい
て、図中1は車体、2は車体1上に旋回体3を介
して水平回転(旋回)可能に設置された旋回台で
あり、車体側に固定された大歯車4に噛合するピ
ニオン5を備えた油圧モータ6によつて旋回され
るようになつている。7は旋回台2の上端部に上
下回動(起伏)可能に取付けられ、リフトシリン
ダ8によつて起伏作動される伸縮ブームであり、
該伸縮ブーム7の先端には作業台9が取付けられ
ている。
第1図に示すように、旋回体3は車体1側に固
定されたアウターレース3aと、このアウターレ
ース3aにボール3bを介して回転可能に嵌合さ
れ、かつ旋回台2側に固定されたインナーレース
3cとから構成されている。しかして、車体1側
に取付けられたブラケツト10にはフレキシブル
ワイヤ11の一端が固定されており、該フレキシ
ブルワイヤ11は旋回体3の中央空洞部を通つて
上方に延在されるとともに、旋回台2側に固定さ
れた旋回角度センサーとしての2個のポテンシヨ
メータ12A,12Bにおける摺動子の軸13と
連結されている。すなわち、ポテンシヨメータ1
2A,12Bは、旋回台2の旋回時にはその軸1
3回りに回転することによつて抵抗値を変化する
ものであり、この抵抗値の変化による電圧変化を
利用して旋回角度を検出する。
なお、ポテンシヨメータ12A,12Bはその
構造上、第2図に示すように360゜のうちの或る範
囲に関して検出不可部a,bを有することから、
その検出不可部a,bを互いにずらせた状態で同
軸上に取付けることにより、その検出不可部a,
bを検出可能部によつて補い全回転に関して旋回
角度を検出し得るように構成される。また、ポテ
ンシヨメータ12A,12Bの軸13はフレキシ
ブルワイヤ11を介して車体側と連結したことに
より、旋回台2の旋回中心線上から外れた位置で
あつても取付けることが可能となつている。
つぎに、上述のように2個のポテンシヨメータ
12A,12Bをもつて構成された旋回角検出装
置の検出作用に基く旋回台2の旋回制御を第4図
〜第6図を参照して説明する。
第4図に示す如く、マルチプレクサ14は2個
のポテンシヨメータ12A,12Bから出力され
る旋回角度対応の電圧Va,Vbを、CPU17から
の切替信号に基いて定められたタイミングで交互
に取込むように切替えられる。サンプルホールド
回路15は取込んだ瞬間の電圧Va又はVbを保持
し、その電圧Va又はVbはA/D変換器16を経
てCPU17に入力される。また、CPU17には
指令器18によつて旋回台2の目標旋回量、つま
り作業台9をどこまで移動させるかの目標位置θ
が入力されるようになつており、この目標位置θ
の設定は作業者によつて行なわれる。
しかして、CPU17はポテンシヨメータ12
A又は12Bから入力される電圧により現在位置
を計測するが、その計測にあたり、どちらのポテ
ンシヨメータ12A,12Bを使用するかは第6
図に示す使用判断のルーチンによつてなされる。
すなわち、ステツプ(1)では、一方のポテンシヨメ
ータ12Aに関する電圧VaのA/D変換が行な
われ、ステツプ(2)では、他方のポテンシヨメータ
12Bに関する電圧VbのA/D変換が行なわれ、
ステツプ(3)では、それら電圧Va又はVbが現在位
置としての旋回角度Θa(ただし、0゜<Θa≦180゜)
あるいはΘb(181゜<Θb≦360゜)にそれぞれ換算さ
れる。つぎに、ステツプ(4)では|Θa−180゜|と
|Θb−180゜|との値が比較され|Θa−180゜|>
|Θb−180゜|であれば、Θa、つまりポテンシヨ
メータ12Aを使用し、|Θa−180゜|<|Θb−
180゜|であればΘb、つまりポテンシヨメータ1
2Bを使用する。
このようにして、CPU17ではいずれか一方
のポテンシヨメータ12Aあるいは12bを使用
して現在位置を計測するとともに、その計測値と
指令器18によつて設定された目標値とを比較・
演算し、制御量を決定する。すなわち、現在位置
から目標位置までの旋回角度を算出する。そし
て、旋回角度が目標値に達すると、CPU17は
バルブ駆動回路19にバルブ閉鎖信号を指令す
る。これに基き旋回駆動用の油圧モータ6を制御
するコントロールバルブCVが作動し、油圧モー
タ6を停止させる。
以上のように、本実施例の旋回角検出装置によ
れば、旋回台2を自動旋回させる場合における旋
回台2、つまり作業台9の旋回角度を、2個のポ
テンシヨメータ12A,12Bを使い分けること
によつて全回転に関して検出し得るものである。
そして、高所作業車においては、同方向へのトー
タル旋回量が1回転に止まるものではなく、数十
回転あるいは数百回転となることも十分考えられ
るが、ポテンシヨメータによる検出方式であれ
ば、同方向のトータル旋回量がたとえ何回転にな
つてもその位置検出が可能であり、しかも再起動
時の現在位置も明確に検出することができる。
なお、図示の実施例では車体側とポテンシヨメ
ータ12A,12Bの軸とをフレキシブルワイヤ
11によつて連結する構成としたが、これに限定
するものではなく、相対回転の回転力を伝達し得
るものであれば他の手段でも差支えない。また、
2個のポテンシヨメータ12A,12Bは同軸設
置とせずに並行設置とし、歯車等により同期回転
する構成としても差支えなく、またポテンシヨメ
ータ12A,12Bは車体側に設置する構成に変
更することも可能である。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、高所作
業車における旋回台の旋回角度を検出できるもの
であり、このことは高所作業車の自動運転化の遂
行に大きく役立つものである。また、本考案の旋
回角度検出装置は2個のポテンシヨメータを組合
わせて構成したことにより、全回転について検出
し得ることは勿論のこと、トータル旋回量の如何
を問わず検出可能で、しかも、再起動時の位置検
出が明確であり、高所作業車用の旋回角度検出装
置として有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は旋回台
の旋回部及び旋回角検出装置を示す縦断面図、第
2図はポテンシヨメータの概略図、第3図は高所
作業車の全体を示す概略側面図、第4図は旋回制
御回路ブロツク図、第5図は旋回制御のフローチ
ヤート、第6図は使用判断ルーチンのフローチヤ
ートである。 1……車体、2……旋回台、3……旋回体、7
……伸縮ブーム、9……作業台、11……フレキ
シブルワイヤ、12A,12B……ポテンシヨメ
ータ、13……軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体上に旋回台が水平回転可能に設置された高
    所作業車の前記車体と旋回台との間に、旋回台の
    旋回角を検出させるための、信号出力不可域を有
    する2個のポテンシヨメータを、それぞれのポテ
    ンシヨメータの信号出力不可域をずらすように配
    置するとともに、2個のポテンシヨメータのそれ
    ぞれから出力される旋回角検出信号のうちのいず
    れを有効とするかを判断する判断部を設けた高所
    作業車における旋回角度検出装置。
JP1985115618U 1985-07-26 1985-07-26 Expired JPH0330400Y2 (ja)

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JP1985115618U JPH0330400Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

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JP1985115618U JPH0330400Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

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JPS6223297U JPS6223297U (ja) 1987-02-12
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ID=30999439

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