JPH0329948Y2 - - Google Patents

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JPH0329948Y2
JPH0329948Y2 JP1983112830U JP11283083U JPH0329948Y2 JP H0329948 Y2 JPH0329948 Y2 JP H0329948Y2 JP 1983112830 U JP1983112830 U JP 1983112830U JP 11283083 U JP11283083 U JP 11283083U JP H0329948 Y2 JPH0329948 Y2 JP H0329948Y2
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JP
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deck plate
conduit
cylindrical
conduit end
ceiling wall
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JP1983112830U
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JPS6024125U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コンクリートを打設する際には型枠
として機能し、その後、取外すことなくコンクリ
ート天井壁面を構成するデツキプレートに取付け
られ、コンクリート天井壁内に配管された電線管
の端末を保護すると共に、コンクリート天井外へ
配線を引出すデツキプレート用電線管端末固定具
に関する。
(従来技術) 従来、コンクリート天井壁を構成するデツキプ
レートへは、第1図に示すようにボツクスカバー
Aをビス固定し、電線管(図示略)を接続したボ
ツクスBを取付けて、コンクリート天井壁外へ配
線していた。すなわち、デツキプレートC取付面
へボツクスカバーAが臨む孔D(通常90φ位の大
きさである)を穿設し、別体の鉄筋E,Eをデツ
キプレートCとボツクスカバーAとに当接させて
複数個所溶接することにより、デツキプレートC
へボツクスBを固定していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、デツキプレート90φという大径
孔を穿設する作業は極めて困難であり、また、鉄
筋を介してデツキプレートへボツクスを溶接固定
する作業は多大な作業時間の浪費を招き、作業能
率の低下が著しい。
本考案は、かかる欠点に臨みて、デツキプレー
ト取付面に穿設する孔を小径(通常25φ位)に
し、その孔へ電線管端末固定具の筒状ネジ部を挿
入してデツキプレート上で位置決めた後、電線管
端末固定具を鉄板ビス等にてデツキプレートへ固
定するという簡単な作業で取付けできると共に、
コンクリート天井壁内に配管された電線管の端末
の保護及びコンクリート天井外へ配管の引出しを
可能とするデツキプレート用電線管端末固定具を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案のデツキプレート用電線管端末固定具
は、コンクリート天井壁面を構成するデツキプレ
ートに取り付けられ、コンクリート天井壁内に埋
設される電線管を保持する継手が連結され、コン
クリート天井壁外へ配線する電線管端末固定具で
あつて、 一端に、デツキプレート取付面に対して傾斜し
て形成されると共に電線管を接続する継手が連結
される筒状連結部を有し、他端に、該筒状連結部
と連通し、デツキプレートに穿設した孔に挿入さ
れてデツキプレート上での位置決めとなる筒状ネ
ジ部を有する電線管端末固定具本体と、 該筒状ネジ部により位置決めされた電線管端末
固定具本体をデツキプレートに固定する固定座と
からなるものである。
(作用) 本考案のデツキプレート用電線管端末固定具
は、筒状ネジ部をデツキプレートに穿設した孔に
挿入してデツキプレート上での位置決めした後、
固定座を鉄板ビス等にてデツキプレートに固定す
ることができる。
また、筒状連結部に電線管を保持する継手が連
結して電線間の端部を保護することができ、さら
に筒状連結部は、デツキプレート取付面に対して
傾斜して形成されることにより、電線管を緩やか
な屈曲で連結できる。
また、デツキプレートに穿設した孔に挿入され
た筒状ネジ部からコンクリート天井壁外に配線を
引出すことがきる。
また、コンクリート天井壁外に突出した筒状ネ
ジ部にボツクス等のノツクアウト孔を挿通させ、
ナツトを筒状ネジ部に螺合して、ボツクス等をデ
ツキプレートに当接させた状態でコンクリート天
井壁外へ配置することができる。
(実施例) (イ) 第1実施例 第2図によれば、電線管端末固定具1は、筒状
の雄ネジ部2とその上部に電線管を保持する継手
が連結される雄ネジを形成した筒状連結部3がデ
ツキプレート取付面に対して傾斜して一体に形成
される電線管端末固定具本体4を形成し、この筒
状連結部3の外面外方に突出しデツキプレート取
付面に当接する平板状の固定座5を一体形成して
いる。固定座5には、電線管端末固定具1をデツ
キプレートへ固定する鉄板ビス等の挿入孔6を設
けている。
この電線管端末固定具1をデツキプレート7に
取付けることは第3図に示すように、まず、デツ
キプレート7に孔8(通常25φ位の大きさであ
る)を穿設し、この孔8へ電線管端末固定具1の
筒状雄ネジ部2を挿入して電線管端末固定具1を
デツキプレート上に位置決めする。次いで、固定
座5に設けた挿入孔6へ鉄板ビス9を挿入してデ
ツキプレート7へ螺入させ電線管端末固定具1を
デツキプレート7に固定する。次に、電線管端末
固定具1の筒状連結部3へ継手10を連結し、こ
の継手10に電線管11を挿入保持する。その
後、コンクリートを打設してコンクリート天井壁
を形成する。コンクリート養生後、デツキプレー
ト7から下方へ突出した筒状雄ネジ部2へボツク
ス12底面のノツクアウト孔13を挿通し、ボツ
クス12内より雄ネジ14を有するブツシング1
5を螺合し、もつてボツクス12をデツキプレー
ト7に当接させた状態でコンクリート天井壁外へ
設置する。ボツクス12の開口面にはボツクスカ
バー16をビス固定して、筒状雄ネジ部2からコ
ンクリート天井壁外に引出された配線が接続され
る感知器等をボツクスカバー16の下へ取付け
る。
(ロ) 第2実施例 第4図によれば、筒状雄ネジ部17と、その上
方へデツキプレート取付面に対して傾斜して一体
形成された筒状雄ネジ部18とからなる継手19
があり、この継手19と同一構成たる筒状雄ネジ
部20と、筒状雌ネジで形成される筒状連結部2
1とからなる継手22がある。これら二部品の継
手19,22を螺合して一端に筒状雄ネジ部1
7、他端に筒状連結部21を有する電線管端末固
定具本体23を形成する。螺合手順については後
記する。尚、組付け方法は螺合に限らず嵌合、接
着等適宜選択し得る。
次に、固定座24は、電線管端末固定具本体2
3とは別部材で形成されたその構成は、継手22
の筒状雄ネジ部20が挿入される孔25を平板状
の一辺26に有する略L字状の支持部27と、こ
の支持部27の他辺28から一体に延出され、電
線管端末固定具本体23に組付けた時デツキプレ
ート付面に当接する座部29とからなり、座部2
9には鉄板ビス等を挿入する挿入孔30を有して
いる。これらの組付けは、まず固定座24の孔2
5へ継手22の筒状雄ネジ部20を挿入し、継手
19の筒状雌ネジ部18に螺合して継手22、継
手19、固定座24を組付け、電線管端末固定具
31を形成する。尚、固定座24の孔25は、単
なる丸孔でもよいが、第5図イ,ロの如くしても
よい。すなわち、第5図イは、孔25の一部を切
欠32し、スプリングワツシヤーの如くねじり段
差を形成することにより弾性を付与したものであ
る。第5図ロは、孔25に連通して、その周囲2
個所に切起し部33,33を形成して弾性を付与
したものである。このように孔25に弾性を付与
することにより継手19へ継手22を螺合する
際、微調整ができるので電線管端末固定具本体2
3の傾斜を正確に維持でき、かつ外力(例えば振
動等)が加わつても容易に螺脱しない。
第6図は、かかる電線管端末固定具31の使用
状態を示し、その使用手順は、第1実施例と同様
である。第1実施例、第2実施例共にコンクリー
ト天井壁外に突出する筒状雄ネジ部へは、配線ボ
ツクスを固定したが、配線を要するものであれば
ボツクスに限定されることはなく、例えば感知器
等の器具を直接取付けてもよい。更に、デツキプ
レートに穿設した孔へ挿入する筒状ネジ部は、雄
ネジで形成したが、これに限らず雌ネジでもよ
い。同様に筒状連結部は雌ネジで形成したが、螺
合連結に限らず、嵌合連結でもよい。更に、第1
実施例、第2実施例共に、固定座は、デツキプレ
ートに固定するための鉄板ビス挿入孔が設けられ
たもので説明したが、本考案にあつては、固定座
の固定方法はこれに限定されず、例えば接着によ
り固定する場合はビス挿入孔は不要である。
(考案の効果) 以上のように、本考案のデツキプレート用電線
管端末固定具によれば、デツキプレートに穿設す
る孔を25φ位の小径孔にすることができるため、
従来のように大径孔を穿設することなく、穿設作
業が非常に簡単になつた。
また、デツキプレートに穿設した孔に筒状ネジ
部を挿入することにより、デツキプレート上での
位置決めを行うことできるため、その後、固定座
を利して正確な位置に簡単な作業で堅固に取付る
ことができる。従つて、従来の溶接作業のような
煩わしい作業を行うとなく、作業能率が著しく向
上すると共に、溶接機の運搬が必要となる。さら
に、コンクリート打設時においては、デツキプレ
ートに穿設した孔に筒状ネジ部が挿入されて位置
決めされているため、その打設圧等で端末固定具
が位置ずれするのを確実に防止することができ
る。
また、筒状連結部に電線管を保持する継手を連
結して電線管の端部を保護することができ、さら
に筒状連結部は、デツキプレート取付面に対して
傾斜して形成されることにより、電線管を緩やか
な屈曲で連結することができるため、後のケーブ
ル配線において、通線作業を極めて容易に行うこ
とが出来、かかる後工程の作業も含めて全体とし
ての作業能率が著しく向上する。
また、従来は、コンクリート天井壁外へケーブ
ルを引出すのみで、電線管を直接取付けてコンク
リート天井壁外へ配管したり、ボツクス等をコン
クリート天井壁に設置することができなかつた
が、本考案にあつては、コンクリート天井壁外へ
筒状ネジ部が突出しているため、これを利用して
配線はもとより、コンクリート天井壁へのボツク
スの設置や接続具を介しての配管も容易に行うこ
とができる。
電線管を挿入保持する継手を電線管のサイズご
とに製作しておけば、使用電線管に応じた前記継
手を選択し、本考案の端末固定具と連結するのみ
で各サイズに電線管に対処できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の使用状態縦断面図、第2図
は、本考案第1実施例の縦断正面図、第3図は、
本考案第1実施例の一部破断した使用状態図、第
4図は、本考案第2実施例の縦正断面図、第5図
イ,ロは、本考案第2実施例の固定座の一部斜視
図、第6図は、本考案第2実施例の一部破断した
使用状態図である。 主要部分の符号の説明、1,31……電線管端
末固定具、2,17……筒状ネジ部、3,21…
…筒状連結部、4,23……電線管端末固定具本
体、C,7……デツキプレート、5,24……固
定座。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンクリート天井壁面を構成するデツキプレ
    ートに取り付けられ、コンクリート天井壁内に
    埋設される電線管を保持する継手が連結され、
    コンクリート天井壁外へ配線する電線管端末固
    定具であつて、 一端に、デツキプレート取付面に対して傾斜
    して形成されると共に電線管を接続する継手が
    連結される筒状連結部を有し、他端に、該筒状
    連結部と連通し、デツキプレートに穿設した孔
    に挿入されてデツキプレート上での位置決めと
    なる筒状ネジ部を有する電線管端末固定具本体
    と、 該筒状ネジ部により位置決めされた電線管端
    末固定具本体をデツキプレートに固定する固定
    座とからなることを特徴とするデツキプレート
    用電線管端末固定具。 (2) 固定座が筒状連結部外面に突出して一体形成
    されてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のデツキプレート用電線管端末固定具。 (3) 固定座が電線管端末固定具本体と別体に形成
    され、筒状連結部を支持する支持部と、デツキ
    プレート取付面に当接する座部とからなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のデツキプレー
    ト用電線管端末固定具。
JP11283083U 1983-07-19 1983-07-19 デッキプレート用電線管端末固定具 Granted JPS6024125U (ja)

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JP11283083U JPS6024125U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 デッキプレート用電線管端末固定具

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JP11283083U JPS6024125U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 デッキプレート用電線管端末固定具

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Publication Number Publication Date
JPS6024125U JPS6024125U (ja) 1985-02-19
JPH0329948Y2 true JPH0329948Y2 (ja) 1991-06-25

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JP11283083U Granted JPS6024125U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 デッキプレート用電線管端末固定具

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749529U (ja) * 1980-09-05 1982-03-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749529U (ja) * 1980-09-05 1982-03-19

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JPS6024125U (ja) 1985-02-19

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