JPH03297338A - 底刺網 - Google Patents
底刺網Info
- Publication number
- JPH03297338A JPH03297338A JP9783390A JP9783390A JPH03297338A JP H03297338 A JPH03297338 A JP H03297338A JP 9783390 A JP9783390 A JP 9783390A JP 9783390 A JP9783390 A JP 9783390A JP H03297338 A JPH03297338 A JP H03297338A
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- yarn
- seawater
- sea water
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- Pending
Links
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- 239000013535 sea water Substances 0.000 claims abstract description 24
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- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 18
- 230000009193 crawling Effects 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 abstract description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 6
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は漁業において、「あば」 (立ち上がり部の上
辺に直接とりつける浮子のこと)を必要としない底刺網
に関するものである。
辺に直接とりつける浮子のこと)を必要としない底刺網
に関するものである。
従来の底刺網は、第2図乃至第4図に示すように、底刺
網Nは立上り網Tの部分も、底這い網Hの部分もすべて
海水より比重の大きいナイロン糸の同一の素材で編製さ
れていたので、立上り網Tの部分を立上がらせるために
、立上り網の上縁に海水より比重の小さいポリエチレン
製の上張りロープR4を介して等間隔に多数の「あば」
(浮子)Aを取り付けねばならず、これが多大な労力
と費用を要していた。
網Nは立上り網Tの部分も、底這い網Hの部分もすべて
海水より比重の大きいナイロン糸の同一の素材で編製さ
れていたので、立上り網Tの部分を立上がらせるために
、立上り網の上縁に海水より比重の小さいポリエチレン
製の上張りロープR4を介して等間隔に多数の「あば」
(浮子)Aを取り付けねばならず、これが多大な労力
と費用を要していた。
しかもこれら「あばJの間隔は天候、潮流、温度、漁場
および魚類の種類により、微妙に変えて調節しなければ
ならず、これがまた大変に労力のいる作業であるばかり
でなく、調整に時間を浪費しているうちに、魚群に逃げ
られてしまい漁獲の機会を逸して大きな損失となるとい
う不具合があった。
および魚類の種類により、微妙に変えて調節しなければ
ならず、これがまた大変に労力のいる作業であるばかり
でなく、調整に時間を浪費しているうちに、魚群に逃げ
られてしまい漁獲の機会を逸して大きな損失となるとい
う不具合があった。
第2図中、Bは海底、Cは沈子、Fは魚、■は錨、Sは
海中、S′は海面、■はブイ、R,は上縁ロープ、R2
は後縁ロープ、R3は立上りロープ、R4は「あば」を
取付ける上張りロープを示す。
海中、S′は海面、■はブイ、R,は上縁ロープ、R2
は後縁ロープ、R3は立上りロープ、R4は「あば」を
取付ける上張りロープを示す。
本発明は、労力と費用を要せず、かつ漁機を逸しないた
め、「あば」 (浮子)を必要としない底刺網であり、
漁業界において、このような底刺網の開発が要望されて
いた。
め、「あば」 (浮子)を必要としない底刺網であり、
漁業界において、このような底刺網の開発が要望されて
いた。
本発明は、上述の課題を解決するため、立上り網の部分
を海水より比重の小さい糸材で、底這い網の部分を海水
より比重の大きい糸材により編製した底刺網を開発した
。
を海水より比重の小さい糸材で、底這い網の部分を海水
より比重の大きい糸材により編製した底刺網を開発した
。
底刺網の立上り綱の部分の糸は海水より比重の小さい素
材で編まれているので、「あばJがなくても、自然に立
ち上がり、網全体に浮力があるので、天候、海流、水温
、漁場等に対する調整の必要がなく、立上り網の部分は
常に最良の状態で立上っている。立上り網と底這い網の
境界部は海水より比重の小さい糸とナイロン糸の海水よ
り比重の大きい糸とを交互に編み込んであるので、海中
では徐々に局面をもって立ち上がるようになる。後縁は
鉛入りの沈子ロープにより海底面を押圧するので、沈子
ロープの両端の錨とともに潮流等による底刺網の移動を
防止する。
材で編まれているので、「あばJがなくても、自然に立
ち上がり、網全体に浮力があるので、天候、海流、水温
、漁場等に対する調整の必要がなく、立上り網の部分は
常に最良の状態で立上っている。立上り網と底這い網の
境界部は海水より比重の小さい糸とナイロン糸の海水よ
り比重の大きい糸とを交互に編み込んであるので、海中
では徐々に局面をもって立ち上がるようになる。後縁は
鉛入りの沈子ロープにより海底面を押圧するので、沈子
ロープの両端の錨とともに潮流等による底刺網の移動を
防止する。
本発明の実施例を図面により説明する。
第1図に示すように、底刺網lは海中Sにおいて立ち上
がる立上りw42と海底B上を這う腹違い網3とからな
る底刺網本体4の立上り網2と腹違い網3との境界には
後述の海水より比重の小さい糸と比重の大きい糸を交互
に編製した中間部5が編組されており、前記立上り網2
の上縁は海水より軽いポリエチレンよりなる上縁ロー1
6が挿通され、前記腹違い網3の後縁には鉛入りロープ
よりなる沈子ロー17が挿通され、両端に錨■が取付け
られ、立上り網2にほぼ等間隔に前記上縁ロープ6から
海中Sを立上った立上りロープ8の海面S9にはブイ■
が連結されて底刺網1が設置される。
がる立上りw42と海底B上を這う腹違い網3とからな
る底刺網本体4の立上り網2と腹違い網3との境界には
後述の海水より比重の小さい糸と比重の大きい糸を交互
に編製した中間部5が編組されており、前記立上り網2
の上縁は海水より軽いポリエチレンよりなる上縁ロー1
6が挿通され、前記腹違い網3の後縁には鉛入りロープ
よりなる沈子ロー17が挿通され、両端に錨■が取付け
られ、立上り網2にほぼ等間隔に前記上縁ロープ6から
海中Sを立上った立上りロープ8の海面S9にはブイ■
が連結されて底刺網1が設置される。
前記底刺網本体4を詳述すると、第1図に示すように、
底刺網本体4はナイロン糸のように海水より比重の大き
い糸による前記底這い網3の部分と海水より比重の小さ
い糸による前記立上り網2の部分と、前記中間部5とか
らなり、中間部5はナイロン糸と海水より比重の小さい
糸とを交互に編込んで左右それぞれ素材の異なり重さの
異なる長大な底刺網本体4を編み上げる。この底刺網本
体4に第1図に示すように、立上り網2の上縁に軽い前
記上縁ロープ6を挿通し、前記腹違い綱3の後縁には前
記沈子ロープ7を挿通ずる。上方の立上り網2の上縁ロ
ー16に適宜間隔で前記立上りロープ8を取付けて海中
Sを立上らせて先端にそれぞれブイVを取付ける。前記
沈子ロープ7の両端に錨Iを取付けて海底Bに設置し、
底刺綱1が構成される。
底刺網本体4はナイロン糸のように海水より比重の大き
い糸による前記底這い網3の部分と海水より比重の小さ
い糸による前記立上り網2の部分と、前記中間部5とか
らなり、中間部5はナイロン糸と海水より比重の小さい
糸とを交互に編込んで左右それぞれ素材の異なり重さの
異なる長大な底刺網本体4を編み上げる。この底刺網本
体4に第1図に示すように、立上り網2の上縁に軽い前
記上縁ロープ6を挿通し、前記腹違い綱3の後縁には前
記沈子ロープ7を挿通ずる。上方の立上り網2の上縁ロ
ー16に適宜間隔で前記立上りロープ8を取付けて海中
Sを立上らせて先端にそれぞれブイVを取付ける。前記
沈子ロープ7の両端に錨Iを取付けて海底Bに設置し、
底刺綱1が構成される。
本発明は、底刺網の立上り網の部分を海水より比重の小
さい素材で編み、底這い網の部分をナイロン糸のように
海水より比重の大きい素材により編製したので、海中に
設置するときは、立上り網の上縁に、来のように多数の
「あば」を、天候、海流、温度、漁場等によりそのつど
間隔を調整して取付けるような面倒なことは一切なくな
ったので、「あば」の調整に時間をかけているうちに、
負部を取り逃がして漁果を逸するという損害を防止でき
た効果は絶大である。また「あば」を必要としなくなっ
た経済的効果も大きい。また、立上り網と底這い網との
中間にナイロン糸と海水より比重の小さい糸とを交互に
編組した中間部を設けたので、この部分は海中では曲面
をなして折れ曲がるため、魚に気付かれない効果は大き
く、さらにまた、「あば」がなくなったので、投網のと
き、「あば」が絡むことなく容易で、投網の作業性が良
好となった効果は極めて大きく、また、網を引き揚げる
ときも、「あば」がないので、円滑に引き揚げができ、
作業性が良好となる。
さい素材で編み、底這い網の部分をナイロン糸のように
海水より比重の大きい素材により編製したので、海中に
設置するときは、立上り網の上縁に、来のように多数の
「あば」を、天候、海流、温度、漁場等によりそのつど
間隔を調整して取付けるような面倒なことは一切なくな
ったので、「あば」の調整に時間をかけているうちに、
負部を取り逃がして漁果を逸するという損害を防止でき
た効果は絶大である。また「あば」を必要としなくなっ
た経済的効果も大きい。また、立上り網と底這い網との
中間にナイロン糸と海水より比重の小さい糸とを交互に
編組した中間部を設けたので、この部分は海中では曲面
をなして折れ曲がるため、魚に気付かれない効果は大き
く、さらにまた、「あば」がなくなったので、投網のと
き、「あば」が絡むことなく容易で、投網の作業性が良
好となった効果は極めて大きく、また、網を引き揚げる
ときも、「あば」がないので、円滑に引き揚げができ、
作業性が良好となる。
第1図は本発明の実施例の設置状態の説明斜視図、第2
図は従来技術の設置状態の説明斜視図、第3図は同、「
あば」取付は部の拡大説明図、第4図は同、沈子取付は
部の拡大説明図である。 〔主要部分の符号の説明〕
図は従来技術の設置状態の説明斜視図、第3図は同、「
あば」取付は部の拡大説明図、第4図は同、沈子取付は
部の拡大説明図である。 〔主要部分の符号の説明〕
Claims (2)
- (1)立ち上がり部の立上り網を海水より比重の小さい
糸で、海底面を這う部分の底這い網を海水より比重の大
きい糸で編製したことを特徴とする底刺網。 - (2)立上り網と底這い網との境界部に海水より比重の
小さい糸と海水より比重の大きい糸とを交互に編製した
中間部を設けたことを特徴とする請求項(1)記載の底
刺網。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9783390A JPH03297338A (ja) | 1990-04-14 | 1990-04-14 | 底刺網 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9783390A JPH03297338A (ja) | 1990-04-14 | 1990-04-14 | 底刺網 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03297338A true JPH03297338A (ja) | 1991-12-27 |
Family
ID=14202721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9783390A Pending JPH03297338A (ja) | 1990-04-14 | 1990-04-14 | 底刺網 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03297338A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103392678A (zh) * | 2013-08-26 | 2013-11-20 | 中国水产科学研究院黄海水产研究所 | 一种新型鲅鱼流刺网渔具及装配方法 |
US11185065B2 (en) * | 2019-11-14 | 2021-11-30 | White Buffalo, Inc | Animal trap |
-
1990
- 1990-04-14 JP JP9783390A patent/JPH03297338A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103392678A (zh) * | 2013-08-26 | 2013-11-20 | 中国水产科学研究院黄海水产研究所 | 一种新型鲅鱼流刺网渔具及装配方法 |
US11185065B2 (en) * | 2019-11-14 | 2021-11-30 | White Buffalo, Inc | Animal trap |
US20220079134A1 (en) * | 2019-11-14 | 2022-03-17 | White Buffalo, Inc. | Animal trap |
US20220079133A1 (en) * | 2019-11-14 | 2022-03-17 | White Buffalo, Inc. | Animal trap |
US11974563B2 (en) | 2019-11-14 | 2024-05-07 | White Buffalo, Inc | Animal trap |
US11974564B2 (en) * | 2019-11-14 | 2024-05-07 | Field Engine Wildlife Research And Management Llc | Animal trap |
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