JPH0329667A - 透析装置の制御データ入力装置 - Google Patents

透析装置の制御データ入力装置

Info

Publication number
JPH0329667A
JPH0329667A JP1162747A JP16274789A JPH0329667A JP H0329667 A JPH0329667 A JP H0329667A JP 1162747 A JP1162747 A JP 1162747A JP 16274789 A JP16274789 A JP 16274789A JP H0329667 A JPH0329667 A JP H0329667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dialysis
water removal
target water
removal amount
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1162747A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2804519B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kashiwamori
栢森 宏
Masatake Akagawa
赤川 雅健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Medical Co Ltd
Original Assignee
Asahi Medical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Medical Co Ltd filed Critical Asahi Medical Co Ltd
Priority to JP1162747A priority Critical patent/JP2804519B2/ja
Publication of JPH0329667A publication Critical patent/JPH0329667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2804519B2 publication Critical patent/JP2804519B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、透析を行う透析装置の制御データ入力装置に
関し、詳しくは予め定められた目標除水量および透析時
間に基いて透析患者の血液から除水を行う透析装置の制
御データ入力装置に閏する。 [従来の技術1 従来の透析装置は、透析患者から血液を抜き取り、ダイ
ヤライザ(透析器)により血液中の老廃物を含む水分を
取り除いた後、除水された血液を透析患者に戻している
。 透析の目標量は予め透析時間と共に、透析装置の操作ス
イッチから設定入力され、入力された除水量となるよう
に、装置で血液を循環させる血液循環ポンプや、ダイヤ
ライザに透析液を供給する透析液ボンブの流量が制御部
により可変設定されている。 透析装置の透析設定条件として用いられる目標除水量は
一般的に透析患者の透析直前の体重と日常の標準体重と
の差分を体重の測定結果から看護婦により計算される。 体重としては透析患者の標準体重,透析当日の透析前体
重,前回の透析直後の体重が参酌される。 また、透析時間は、透析患者が不均衡症候群を起こさな
い程度の時間,通常約5時間程度が透析思考のこれまで
の透析履歴から定められる。 このようにして決定された目標除水量および透析時間が
透析設定条件として、カルテに転記され、実際の透析を
行うときに、操作者がこのカルテを見て、単位時間あた
りの目標除水量を電卓などにより計算し、その計算結果
を透析設定条件(作動条件)として透析装置に設定入力
する。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来装置では、透析設定条件を手動入力
するために、操作ミスを起こす可能性があった。また、
透析設定条件はカルテなどに直筆で記載されるので、カ
ルテへの転記ミス,カルテからの読取りミス.設定条件
の計算ミスを起こす可能性もあった。 さらに、多人数の透析患者を扱う病院でも透析担当の職
員は少いので、透析処理に関する、装置の操作処理.カ
ルテの作成処理に省力化が望まれていた。 そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑みて、透析の設
定条件の作成における事務処理を簡略化し、装置の入力
操作が確実.容易で、その操作ミスの少い透析装置の制
御データ入力装置を提供することにある。 〔課題を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明の第1形態は
、机帯用記憶媒体に記憶されている最新の目標除水量デ
ータおよび透析時間データを読出す読出し手段と、読出
し手段により読出されたデータに基いて、単位時間あた
りの目標除水量を算出して、透析部に出力する設定手段
とを具えたことを特徴とする。 本発明の第2形態は最新の目標除水量データおよび透析
時間データを携帯用記憶媒体に書き込む書き込み手段を
さらに具えたことを特徴とする。 本発明の第3形態は今回の透析の目標除水ffi情報お
よび透析時間情報ならびに前回の目標除水量情報および
透析時間情報を携帯用記憶媒体から読出す読出し手段と
、読出し手段により読出した各情報に基き、今回および
前回の目標除水量の差分ならびに今回および前回の透析
時間の差分をそれぞれ演算する演算手段と、演算手段に
より演算された目標除水量の差分値および透析時間の差
分値のそれぞれを今回または前回の情報を基に定めた閾
値と比較する比較手段と、比較手段による比較の結果、
目標除水量の差分値および透析時間の差分値のそれぞれ
が対応の閾僅の範囲内の場合は今回の透析の目標除水量
および透析時間に基き透析部の作動条件として単位時間
あたりの目標除水量を設定する作動条件設定手段と、目
標除水量の差分値および透析時間の差分値の少なくとも
いずれか一方の差分値が対応の閾値の範囲外の場合は、
警告を発生する警告手段とを具えたことを特徴とする。
【作 用】
本発明では、透析の設定条件の基礎情報となる目標除水
時間および透析時間を示す医療情報を透析前の都合のよ
いときに、携帯用記録媒体に記憶させておく。透析の直
前に読出し手段により上記医療情報を携帯用記録媒体か
ら読み出し、この医療情報を作動条件の設定手段により
透析装置を作動させるための単位時間あたりの目標除水
最に変換して信号出力する。この結果、操作者は透析装
置に対して手動操作の条件入力を行う必要がないので、
操作者の操作ミスや計算ミスがなくなり、透析装置の操
作処理が簡素化.省力化される。 また、本発明に書き込み手段を具えることにより、携帯
用記憶媒体の書き込み装置と透析装置の入力部を兼用す
ることができ、装置の低減化に寄与することができる。 さらに、携帯用記憶媒体に前回の目標除水量および透析
時間をも記憶させておき、今回の設定条件と前回の設定
条件の差が著しいときは操作者に警告を発生する。この
ため、今回の目標除水量および透析時間の計算ミス.携
帯用記憶媒体への記憶ミス、あるいは透析患者の体調の
異常などを操作者は知ることができるので、医療事故を
未然に阻止することができる。 【実施例] 以下、図面を参照して木発明の実施例を詳細に説明する
。 第1図(A)は本発明第1実施例の基本構成を示す。 第1図(^)において、l001は前記最新の目標除水
量データおよび前記透析時間データを携帯用記憶媒体l
000に書き込む書き込み手段である。 l002は前記携帯用記憶媒体に記憶されている最新の
目標除水量データおよび透析時間データを読出す読出し
手段である。 1003は該読出し手段により読出された前記データに
基いて、単位時間あたりの目標除水量を算出して、透析
部に出力する設定手段である。 第1図(B)は本発明第2実施例の基本構成を示す. 第1図(B)において、200lは今回の透析の目標除
水量情報および透析時間情報ならびに前回の目標除水量
情報および透析時間情報を携帯用記憶媒体2000から
読出す読出し手段である.2002は該読出し手段によ
り読出した各前記情報に基き、今回および前回の前記目
標除水量の差分ならびに今回および前回の前記透析時間
の差分をそれぞれ演算する演算手段である. 2003は該演算手段により演算された前記目標除水量
の差分値および前記透析時間の差分値のそれぞれを今回
または前回の情報を基に定めた閾値と比較する比較手段
である。 2004は該比較手段による比較の結果、前記目標除水
量の差分値および前記透析時間の差分値のそれぞれが対
応の前記閾僅の範囲内の場合は前記今回の透析の目標除
水量および透析時間に基き透析装置部の作動条件として
単位時間あたりの目標除水量を設定する作動条件設定手
段である。 2005は前記目標除水量の差分値および前記透析時間
の差分値の少なくともいずれか一方の差分値がヌ1応の
前記閾値の範囲外の場合は、警告を発生する警告手段で
ある。 第2図は本発明第1実施例の透析装置の具体的な回路構
成を示す。 第2図において、lは携帯用記憶媒体として用いるIC
カードであり、ICカード1には書込装置50により次
の情報が予め記憶ざれている。 (1)今回、実行する透析の設定条件(目標除水量.透
析時間) (2)前回の透析の設定条件(除水量.透析時間.透析
液の濃度値) (3)透析患者のカルテ情報 (イ)氏名,年齢,性別等の個人情報,ICカードの登
録ロa証番号 (0)透析履歴および身体情報(透析日時,そのときの
体重,血圧,脈搏.体温.ヘマクリット値,ヘパリン量
.抗生物質の使用量,輸血量)、なお、身体情報には今
回の測定した身体情報を含む。 (ハ)透析患者の常用の機具情報(装置名.ダイヤライ
ザ名) 一点vR線ブロックlOは透析装置を示す。透析装置l
Oは、カードリーダライタ11,透析部100および濃
度調整部101および入力装置30から構成される。 カードリーダライタ11は書込手段,読出手段としてI
Cカードに対する情報の書き込みおよび読取りを行う. 入力装置30は透析装置10の制御部および透析装置l
Oの入力装置として動作する。 次に入力装置30の回路構成について説明する。 入力装置30を構成する人出力インターフェース12,
19,中央演算処理装置(CPU)13 リードオンメ
モリ(ROM) 14 .ランダムアクセスメモリ(R
AM) 15 ,印刷装置+6,コマンドキー17,表
示装置18およびタイマ2lが共通バスに接続されてい
る。 人出力インターフェース12はカードリーダライタ1l
と接続し、書き込み情報.読出し情報の転送を行う。 設定手段,演算手段.比較手段として動作するCPUI
3はコマンドキーl7からの動作指示に応じて次の制副
処理を行う。 (1)透析の直前に受付けたICカード1から今回およ
び前回の透析設定条件ならびにカルテ情報を読出し、R
AMl5 に一時記色する。 (2) IIAMI5に記憶された今回および前回の透
析設定条件ならびにカルテ情報を表示する。表示装置l
8又は印刷装M15に出力する。 (3)カルテ情報の中の身体情報をその種類毎に峙系列
的に(トレンド経過線図)表示する。 (4)透析部10Qおよび濃度調整部101の運転開始
に前だって、IIAIA15に記憶された+llJ報お
よび透析時間のそれぞれについて、今回と前回の差を求
め、その差が対応の規定値(しきい値)より太きいとき
は表示・装置l8にその旨の警告メッセージを表示する
. (5) nAM15に記憶された今回の目標除水量およ
び透析時間に基き、単位時間あたりの除水量を算出し、
透析部100および濃度調整部101を構成する各部(
後述)の設定値、例えばポンプの流量を設定する。 (6)上記設定値および透析部10Gおよび濃度調整部
101の各種検知器から送られてくる測定信号に碁き、
従来例と同様、透析部+00および濃度調整部lotの
動作制御を行う。また、検知器の測定拮果を表示装置1
Bに表示して透析状況を操作者に報らせる。 (7)透析が実行されている間、タイマ21により計時
した所定時間毎にその間実行された除水量を算出し、設
足された目標除水量に算出結果が到達したときは透析部
100および濃度調整部101の動作を停止する。 (8) ICカ一ド1に今回の透析履歴情報(透析実行
日.透析器具名,#5!作者名等)を書き込む。 ROM14は上述の制御処理を実行するための制御プロ
グラムを予め記憶している。 ROM15はCPU13に対する入出力情報を一時記憶
する。 人出力インターフェースl9は透析部l00および濃度
調整部101と接続し、cputからの動作指示信号を
透析部100および濃度調整部101に転送する。 書込手段としての書き込み装置50はカードリーダライ
タ11,入出力インターフェース12,CPUl3 ,
コマンドキー17,表示装置l8から主に構成され、コ
マントキーl7から入力された情報をカードリーダ11
を介してICカード11に書き込む。書き込み装置50
は従来から周知であり、その詳細な説明を省略する。書
き込み装置50は透析患者の血圧,脈搏.体重などの測
定場所に配置される。 第3図は第2図に示す透析部10Gおよび濃度調整部1
01の各溶液供給系およびその制御系を示す。 まず、透析部100について説明する。 透析患者から抜き取った血液を透析するために移送する
血液ライン6l中には、血液を循環させる血液ボンブ5
2および透析液により血液の透析を行うダイヤライザ5
3が設けられている。 また、血液ライン6lにはヘパリン溶液ライン66およ
び輸血液ライン67がそれぞれ分岐接続され、対応のボ
ンブ51,54によりヘバリン溶液および輸血液が血液
ライン61に供給することが可能になっている。 ダイヤライザ53には透析液を供給する透析液ライン6
2および血液から取り除かれた除水渣を排出ずる排液ラ
イン66が接続されている。 透析液は透析液ボンブ56の隔壁56−1の移動により
ダイヤライザ53に供給される。ダイヤライザ53で取
出された除水液は透析液ボンブ56又は除水ボンブ55
により排出される。 次に濃度調整郎101について説明する。 混合槽に給水ライン63と炭酸水素ナトリウム溶液ライ
ン64が接続され、混合4!58において濃度調整され
た炭酸水素ナトリウム溶液が混合槽57に供給される。 混合糟57には塩化宍トリウムや塩化カリウム溶液を供
給するライン65が接続されている。混合槽57におい
て透析液が作成され、この透析液が透析液ボンブ56に
供給される。 次に透析部IoOおよび濃度調整部101の制御系につ
いて説明する。 コントローラ70は第2図に示す入力装置30の入出力
インターフェースl9と接続し、入力装置3oのCIl
tll3から送信される動作指示信号を受信し、動作指
示信号により指示された流量となるように除水ボンプ5
5および供給ポンプ59.60に駆動信号を送信する。 濃度コントローラ7lは人出力インターフェースl9と
接続し、上記CPU13から送信される動作指示信号を
受信し、動作指示信号により指示された濃度値となるよ
うに供給ボンブs9,aoの流量を可変設定する。 さらに、濃度検知器61.62が入出力インターフェー
スl9に接続され、濃度検知?:!I61.62の濃度
検知信号が入出力インターフェースl9を介して、入力
装置30のCPU13に送信される。 このような構成における透析装置の動作を第4図(^)
 . (B)のフローチャートを参照して説明する。 第2図において、透析に先立って透析患者の個々に割当
てられたICカ一ドlに対して書き込み装置50のコマ
ンドキーl7から透析時間情報,目標除水量情報,カル
テ情報が入力されると書き込み装置50のCPII13
はICカード1の空き領域の予め割当てた各領域(第5
図参照)に透析時間情報.目標除水量情報およびカルテ
情報をカードリーダライタ11を介して書き込む(第4
図(八)のステップSl〜54)。 またICカード1に空き領域がないときは、その領域の
一番古いデータを消去して、空き領域を作成し、この空
き領域に新規入力情報を書き込む(第4図(A)のステ
ップS2→S3→S4)。 透析の実行時にはICカ一ド1が透析装置10のカード
リーダライタ11に挿入され、透析患者の個々に割当て
られたIll証番号がコマンドキーl7から入力される
と、CPUl3ではICカード1に予め記憶されている
登録口a証番号と、コマンドキーl7から入力された暗
証番号との照合が行われる。この照合結果に基きICカ
ード1の真偽および透析患者の確詔が行われる(第4図
(B)のステップ51)。 CPUl3において、ICカード1が真と判別されたと
きは、記憶情報、すなわち、今回および前回の透析設定
条件およびカルテ情報がICカード1からカードリーダ
ライダ11により読出され(第4図(B)のステップS
10→512)、人出力インタフェースl2を介してR
AM15に上記情報が記憶される。また、これら記憶情
報は表示装置l8にも表示される(第4図(B)のステ
ップ513)。 次に操作者により透析開始の指示がコマンドキ−17か
ら入力されると、CPU13において前回の透析設定条
件と今回の透析設定条件が比較される.今回の透析設定
条件が前回の透析設定条件と大幅に異なるとき、すなわ
ち、透析時間の差分値および除水量の差分値の少なくと
もいずれか一方が今回または前回の条件値の例えば20
%以上となるときは警告ブザーが発生され、表示器18
に警告メッセージが表示される(第4図(B)のステッ
プ521→S22→531)。 今回の透析条件が閾値以下のときはRAM15に設定記
憶されている今回の目標除水量および透析時間に基き、
単位時間当たりの除水量が算出される.この算出結果に
基き、除水ボンプ55の流量がCPU13により設定さ
れる(第4図(B)のステップS24→S25)。 これらの設定値が駆動開始指令と共に、透析部100お
よび濃度調整部101内の対応のコントローラ70.7
1 (第3図参照)に送信される(第4図(B)のステ
ップS25)。透析部100および濃度調整部101は
CPII13からの指示信号に基き、血液の透析を開始
する。CPtll3は透析を実行中は所定時間毎に実行
の除水量を算出すると共に、濃度検知器81.82の測
定結果を受信し、上記実行の除水量と共に表示装置l8
に表示して操作者に透析状況を知らせる(ステップS2
6)。 一方、透析部100および濃度調整部101  (第3
図参照)においては、供給ボンブ59,60の流量がI
Cカードlの指定する濃度に可変設定されて透析患者に
通した透析液が混合槽57を経て混合4!58で作製さ
れる。作製された透析液は透析液ボンプ56によりダイ
ヤライザ53に供給される。 他方、透析患者から抜取られた血液は血液ボンブ52に
よりダイヤライザ53に供給される。ダイヤライザ53
は血液の透析を行って除水を含む透析後の透析渣を除水
ボンブ55および透析液ボンプ56により外部排出する
。 木例ではダイヤライザ53の透析性能に基いて、一定時
間ごとに実行した除水量をCPUI:lにより算出し、
目標除水量に達したときに装置を停止する。ダイヤライ
ザ53の透析性能はROM14に記憶しておくとよい。 ICカード1により指示入力された目標除水量に達した
ことをCPUl3が検知すると動作停止指示信号がCP
U13からコントローラ7a,?fA度コントローラ7
1に送信される。コントローラ7oおよびlQ度コント
ローラ7lは制御対象機藩の動作を停止させる.また、
コントローラ70は表示ランプ67を点灯し、操作者に
透析終了を知らせる。 第2図に戻り、透析の終了に応じて今回の透析に実行さ
れた器具名,日付情報等が、透析の履歴情報としてCP
U13の指示でICカード1に書き込まれる(第4図C
B)のステップ528)。この後、透析装置10全体の
動作を終了する。 以上説明したように、本第1実施例ではICカード1を
カルテとして用いて、ICカード1から透析装置10に
直接、透析設定条件やカルテ情報を入力し表示するよう
にしたので、従来装置のような手動入力による操作くス
やカルテからの情報読み取りミスは全くなくなる。また
、ICカード1に記憶させておく情報は、透析を実行す
る前の操作者の都合のよいときに書き込めばよいので、
透析直前の操作者の操作労力が大幅に省略化される。 次に、第3実施例について第6図を参照して説明する。 上述の第1実施例では透析装置全体の制御部および透析
部100および濃度調整部101の入力装置として入力
装置30を用いる例を説明したが、第3実施例は上記制
御部および入力装置を上記透析部100および濃度調整
部101とは別体の携帯型の情報処理装置を用いて透析
部100および濃度調整部101に対する入力装置とし
ても使用する例である第6図は本発明第3実施例におけ
る情報処理装置の回路構成を示す。 第6図において、第2図に示す箇所と同様の箇所には同
一符号を付し、その詳細な説明を省略する。 第6図において、カードリーダライタ2、コマンドキー
l7、表示装置l8、入出力インタフェースl9、マイ
クロコンピュータ32が共通バスに接続されている。マ
イクロコンピュータ32はCPUl3,110M14.
8AMl5を1チップ化したものであり、第1実施例の
CPIIl3の処理と同様の処理を行う.表示装置1B
には液晶表示器やプラズマ表示器のような小型の表示器
を用いる。またコマンドキーl7として透明タッチパネ
ルを用いて表示装置l8の表示画面上に設けると装置を
より小型化することができる. このような携帯型の情報処理装置8oは病院に人院した
透析患者に対して定期巡回を行うときに看護婦等の人間
に携帯される。透析患者の血圧,脈拍,体温等の身体情
報を測定したとき、その測定場所において、上記身体情
報の測定値が直ちに携帯用情報処理装置80によりIC
カードlに記憶される。 また、ICカード1に記憶されたこれまでの測定値を種
類毎に時系列的に表示装置l8に表示させることにより
患者の健康情報を把握することも可能となる。 さらに、この携帯用情報処理装置8oの人出力インタフ
ェースl9が透析部100および濃度調整部10l(第
3図参照)と接続されたときは、透析部100および濃
度調整部101の入力部としても機能する.このように
、携帯用の情報処理装置を使用すると、この装置は透析
装置の制御部, ICカ一ド1の書き込み装置.1析装
置の入力装置としてもそれぞれ機能する. また、ICカードlに記憶された情報は表示装置l8に
表示され、修正が可能であるので、操作者は入力ミスに
気が{−1き、正しい情報がICカード1に記十,0さ
れる。 さらに、ICカード1は記録用紙形態のカルテよりも、
情報の保存性および機密性に優れているので、透析患者
のプライバシーが守られるという利点もある。 以上説明した実施例の他に次の例が挙げられる。 (+) INH’用記恨媒体としては、Icカ一ドの他
に、δI1気カード.尼他によりバックアップされたス
タティックRAMを用いるメモリカード.TL気的消去
可能なEEPROMを用いたメモリカード.光ディスク
カ一ドを用いることができる。特に、スタティックrl
AMや光ディスクを用いたカードは大容量の情報を記憶
しておくことができるので、患者のカルテ情報を記憶し
ておくのに好適てある。 (2)第1実施例では透析部iooおよび濃度調整部1
01をそれぞれ自動制御する例を示したが、濃度調整部
lotを備えていない透析部100および濃度調整部1
01については透析部100についてのみの制御を行え
ばよいことは言うまでもない。 (3)第1実施例では、ICカードlにのみ透析の履歴
情報を記憶するようにしているが、書き込み手段50に
ディスク記憶装置を接続し、ディスクなどに上述の履歴
情報をICカ一ド1のバックアップ用として記憶させて
おくと、情報の保存性が高まる。 (4)本実施例では、単位時間当たりの除水量を定め、
一定の除水率で除水を行う例を示したか、除水率をCP
IJ13の指示で可変設定することもできる.この場合
は、第7図に示すような時刻の経過毎に指示する単位時
間当たりの除水愈を予めROM14内にテーブル形態で
、総除水量の大きさに応じ各種記憶しておく。次に、I
Cカ一ド1から読出した目標除水量に該当するテーブル
を選択抽出して、以下、このテーブルに従って経時的に
単位時間当たりの除水量をCPUl3により可変設定す
る。 (5)本実施例では透析患者の個々にICカードを割当
てているが、複数の透析患者で1枚のICカード1を共
有するようにしてもよい. [発明の効果〕 以上説明したように、本発明では、携帯用記憶媒体から
透析装置の透析条件を設定入力するようにしたので、透
析直前の操作処理が省力化され、設定情報の入力ミスも
なくなる。また、携帯用記憶媒体に透析患者の身体情報
、例えば、体重.血圧,脈拍などを記憶させておくこと
により携帯用記憶媒体をカルテとして用いることが可能
である。 本発明に携帯用記憶媒体に対する書き込み手段を具えて
書き込み手段,読出し手段.透析条件設定手段を透析装
置とは別体に携帯型とすることにより、携帯用記憶媒体
に対する書き込み装置と透析装置の入力装置とを兼用す
ることができる.さらに携帯用記憶媒体から透析装置へ
透析設定条件を自動入力することにより操作者の操作I
A埋を省略化するのみならず、前回の透析設定条件と今
回の透析設定条件の大きな違いがあるときは警報が発せ
られるので、人間により算出された透析条件の算出ミス
,携帯用記憶媒体への記録ミス,透析患者の体調異常等
を知ることができ、医療事故を未然に阻止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図(八)は本発明第1実施例の基本構成を示すブロ
ック図、 第1図(B)は本発明第2実施例の基本構成を示すブロ
ック図、 第2図は本発明第1実施例の具体的な回路構成を示すブ
ロック図、 第3図は本発明第1実施例の溶液供給系およびその制御
系を示すブロック図、 第4図(^)は第2図に示す書き込み装置50のCPU
13が実行する制御手順を示すフローチャート、 第4図(8)は第2図に示す入力装置30のCPU13
が実行する制御手順を示すフローチャート、第5図は本
発明第1実施例のICカード1のメモリ構成を示すメモ
リマップ、 第6図は本発明第3実施例の情報処理装置80の回路構
成を示すブロック図、 第7図は本発明第4実施例の透析条件の時間特性を示す
説明図である。 l ・・・ICカード、 lO・・・透析装置、 l1・・・カードリーダライタ、 12.19・・・人出力インタフェース、l3・・・c
pu , 53・・・ダイヤライザ. ネeap.$1実施イ列のフローチャート第4図(A) 本虻四第1宍3七例のICカード10メ{ソ講成をホ1
メCリマップ第5図 10 本把朗fJ3亥施イ列の回1各蹟八を示すブロック図第
6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)携帯用記憶媒体に記憶されている最新の目標除水量
    データおよび透析時間データを読出す読出し手段と、 該読出し手段により読出された前記データに基いて、単
    位時間あたりの目標除水量を算出して、透析部に出力す
    る設定手段と を具えたことを特徴とする透析装置の制御データ入力装
    置。 2)前記最新の目標除水量データおよび前記透析時間デ
    ータを前記携帯用記憶媒体に書き込む書き込み手段をさ
    らに具えたことを特徴とする請求項1に記載の透析装置
    の制御データ入力装置。 3)今回の透析の目標除水量情報および透析時間情報な
    らびに前回の目標除水量情報および透析時間情報を携帯
    用記憶媒体から読出す読出し手段と、 該読出し手段により読出した各前記情報に基き、今回お
    よび前回の前記目標除水量の差分ならびに今回および前
    回の前記透析時間の差分をそれぞれ演算する演算手段と
    、 該演算手段により演算された前記目標除水量の差分値お
    よび前記透析時間の差分値のそれぞれを今回または前回
    の情報を基に定めた閾値と比較する比較手段と、 該比較手段による比較の結果、前記目標除水量の差分値
    および前記透析時間の差分値のそれぞれが対応の前記閾
    値の範囲内の場合は前記今回の透析の目標除水量および
    透析時間に基き透析部の作動条件として単位時間あたり
    の目標除水量を設定する作動条件設定手段と、 前記目標除水量の差分値および前記透析時間の差分値の
    少なくともいずれか一方の差分値が対応の前記閾値の範
    囲外の場合は、警告を発生する警告手段と を具えたことを特徴とする透析装置の制御データ入力装
    置。
JP1162747A 1989-06-27 1989-06-27 透析装置の制御データ入力装置 Expired - Fee Related JP2804519B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1162747A JP2804519B2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 透析装置の制御データ入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1162747A JP2804519B2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 透析装置の制御データ入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0329667A true JPH0329667A (ja) 1991-02-07
JP2804519B2 JP2804519B2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=15760495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1162747A Expired - Fee Related JP2804519B2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 透析装置の制御データ入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2804519B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2804519B2 (ja) 1998-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5620608A (en) Information entry validation system and method for a dialysis machine
US6695806B2 (en) Artificial kidney set with electronic key
US4718891A (en) Automated hemodialysis control based upon patient blood pressure and heart rate
EP1320394B1 (en) Dialysis machine and method of checking the functionality of a dialysis machine
EP0311709A1 (en) Automated hemodialysis control based upon patient blood pressure and heart rate
CN110265133A (zh) 处理配置文件
JP3106712B2 (ja) 血液透析装置
JPH0329667A (ja) 透析装置の制御データ入力装置
JP2804518B2 (ja) 透析装置の制御データ入力装置
JP3345099B2 (ja) 透析システム
JP2752650B2 (ja) 人工腎臓の入力装置
JPH05220221A (ja) 人工透析治療の管理方法
JP2804525B2 (ja) 透析装置
CN113368329A (zh) 一种血透患者自助测量及智能分析系统
JPH01126978A (ja) 患者の血圧及び心拍度数に基づく自動化された血液透析制御方法
US12001341B2 (en) Device and method for storing real-time data of a medical treatment
JP6286876B2 (ja) 透析装置
CN117995354A (zh) 一种数据处理方法、装置、电子设备及存储介质
JPH0467267A (ja) 医用データ処理システム
JPH05115546A (ja) 透析装置
JPH03131267A (ja) 透析システム
EP3792929A1 (en) Secure processing of alarm messages for a medical device
JPH0548948U (ja) 体外循環装置
JP6398152B2 (ja) 透析装置
CN116134542A (zh) 具有用于重放肾脏治疗机警报和事件的循环缓冲区的系统、方法和装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees