JP2804525B2 - 透析装置 - Google Patents

透析装置

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JP2804525B2 JP1184414A JP18441489A JP2804525B2 JP 2804525 B2 JP2804525 B2 JP 2804525B2 JP 1184414 A JP1184414 A JP 1184414A JP 18441489 A JP18441489 A JP 18441489A JP 2804525 B2 JP2804525 B2 JP 2804525B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、透析装置に関し、さらに詳しくは、限外濾
過圧に基づいて透析を行なう陽圧式または陰圧式の透析
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の透析装置は、透析患者から血液を抜き取り、ダ
イヤライザ(透析中)により血液中の老廃物を含む水分
を取り除いた後、除水された血液を透析患者に戻してい
る。
除水の方法としては、除水ポンプによって除水を行な
う容積式の他、ダイヤライザの血液圧と透析液圧の差圧
によって除水を行なう陽圧式または陰圧式の方法が広く
知られている。血液圧と透析液圧の差圧を限外濾過圧と
いい、血液ポンプにより定まる血液圧と透析液ポンプに
より定まる透析液圧のそれぞれの圧力を可変設定するこ
とにより限外濾過圧が調整される。
また、単位時間のあたりの一定の限外濾過圧の状態で
の除水量は限外濾過率と呼ばれている。透析に使用され
るダイヤライザは、様々な種類のものが多数存在するた
め限外濾過率も多数のものがある。さらに、同種類のダ
イヤライザについても限外濾過率に個々のバラツキも有
り、限外濾過率も個々に測定するのが望ましい。ダイヤ
ライザの除水能特性は一定ではなく透析開始と共に除水
能力が低下していく。
第4図は、ダイヤライザの除水能特性の一例を示す。
透析開始時と透析実施後4〜5時間経過した後の特性
のダイヤライザ,透析液量,血液流量,個人差等により
異なるが、上述したように同一の限外濾過圧の条件下で
は時間の経過に応じて、ダイヤライザの除水能力は低下
する。また、各時点における除水能力は、第4図に示す
ように、限外濾過圧に比例する。この特性を利用して、
単位時間あたりの除水量、例えば透析開始時の除水量特
性500ml/時間を維持するためには、透析開始時には150m
mHgであった限外濾過圧を4〜5時間後には223mmHgにな
るように、透析装置を手動操作して少しずつ高めていく
必要がある。
この限外濾過圧の増加率は経験的に技師、看護婦によ
りダイヤライザの除水傾向を基に計算され、補正され
る。かつ、現在の限外濾過圧を測定しながら、除水の傾
向を先取り的に補正して行くことが一般的になされてい
る。
加えて、透析装置の透析設定条件としての透析の開始
時に設定される目標除水量は一般的に透析患者の透析前
の体重と日常の標準体重との差分と透析中に摂取した水
分量に基いて体重の測定結果から看護婦により計算され
る。体重としては透析患者の標準体重,透析当日の透析
前体重,前回の透析直後の体重が参酌される。
また、透析時間は、透析患者が不均衡症候群を起こさ
ない程度の時間、通常約5時間程度が透析患者のこれま
での透析履歴から定められる。
このようにして決定された目標除水量および透析時間
が透析設定条件として、カルテに転記され、実際の透析
を行うときに、操作者がこのカルテを見て、単位時間あ
たりの目標除水量を電卓などにより計算し、その計算結
果を透析設定条件(作動条件)として透析装置に設定入
力する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来装置では、透析設定条件を手動入
力するために、操作ミスを起こす可能性があった。ま
た、透析設定条件はカルテなどに直筆で記載されるの
で、カルテへの転記ミス,カルテからの読取ミス,設定
条件の計算ミスを起こす可能性もあった。
さらに、多人数の透析患者を扱う病院でも透析担当の
職員は少いので、透析処理に関する、装置の操作処理,
カルテの作成処理に省力性が望まれていた。
そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑みて、透析の
設定条件の作成における事務処理を簡略化し、装置の入
力操作が確実,容易で、その操作ミスの少い透析装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、本発明は、透析患
者の透析前のおよび透析中の体重を測定可能な体重測定
手段と、透析患者の正常時の標準体重情報、透析患者に
適した透析時間情報および透析に使用するダイヤライザ
の限外濾過率情報を携帯用記憶媒体に書き込む情報書き
込み手段と、情報書き込み手段により書き込まれた情報
を携帯用記憶媒体から読出す読出し手段と、体重測定手
段により透析の実行前に測定された透析患者の体重の測
定結果、および読出し手段により読出された標準体重情
報に基き、予め定められた演算式にしたがって目標除水
量の値を算出する目標除水量設定手段と、目標除水量設
定手段により算出された目標除水量の値、読出し手段に
より読出された濾過率情報に基き、予め定められた演算
式にしたがってダイヤライザに対して初期設定すべき限
外濾過圧の値を透析前に算出し、透析実行中には体重測
定手段により時系列的に測定された透析患者の体重の測
定結果を監視し、体重の測定結果の変化が規定の範囲を
超えたときには、体重の測定結果を用いて、予め定めら
れた演算式により限外濾過圧の値を修正する限外濾過圧
設定手段と、該限外濾過圧設定手段により設定又は修正
された限外濾過圧の値となるようにダイヤライザの限外
濾過圧を可変に制御する透析制御手段とを具えたことを
特徴とする。
〔作 用〕
本発明は、携帯用記憶媒体の透析患者のカルテとして
用いて、透析患者に個有の設定情報、すなわち、標準体
重,透析時間および使用ダイヤライザの限外濾過率の情
報を携帯用記憶媒体に書き込み手段により予め記憶して
おく。
透析の実行時には、体重測定手段と携帯用記憶媒体の
記憶情報から読出された、装置の作動条件となる限外濾
過圧が自動的に限外濾過圧設定手段により算出されるの
で、従来では人間が介在してた透析処理の条件作成,入
力処理を自動化することができ、以って操作者の計算ミ
ス,操作ミスをなくすと共に省力化に寄与することがで
きる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明実施例の基本構成を示す。
第1図において、1001は透析患者の透析前および透析
中の体重を測定可能な体重測定手段である。
1002は前記透析患者の正常時の標準体重情報、当該透
析患者に適した透析時間情報および透析に使用するダイ
ヤライザ1008の限外濾過率情報を携帯記用憶媒体1003に
書き込む情報書き込む手段である。
1004は該情報書き込む手段により書き込まれた前記情
報を前記携帯用記憶媒体から読出す読出し手段である。
1005は前記体重測定手段により透析の実行前に測定さ
れた前記透析患者の体重の測定結果、および前記読出し
手段により読出された前記標準体重情報に基き、予め定
められた演算式にしたがって目標除水量の値を算出する
目標除水量設定手段である。
1006は該目標除水量設定手段により算出された前記目
標除水量の値、前記読出し手段により読出された前記濾
過率情報に基き、予め定められた演算式にしたがって前
記ダイヤライザに対して初期設定すべき限外濾過圧の値
を透析前に算出し、透析実行中には前記体重測定手段に
より時系列的に測定された前記透析患者の体重の測定結
果を監視し、当該体重の測定結果の変化が規定の範囲を
超えたときには、当該体重の測定結果を用いて、予め定
められた演算式により前記限外濾過圧の値を修正する限
外濾過圧手段である。
1007は該限外濾過圧設定手段により設定または修正さ
れた限外濾過圧の値となるように前記ダイヤライザの限
外濾過圧を可変に制御する透析制御手段である。
第2図は、本発明実施例の透析装置の具体的な回路構
成を示す。
第2図において、1は携帯用記憶媒体として用いるIC
カードであり、ICカード1には書込装置50により次の情
報が予め記憶されている。
(1)今回、実行する透析の設定条件(正常時の標準体
重,透析時間) (2)前回の透析の設定条件(除水量もしくは透析直前
の測定体重,透析時間,透析液の濃度値) (3)透析患者のカルテ情報 (イ)氏名,年齢,性別等の個人情報、ICカードの登録
暗証番号 (ロ)透析履歴および身体情報(透析日時,そのときの
体重,血圧,脈搏,体温,ヘマクリット値,ヘパリン
量,抗性物質の使用量,輸血量)、なお、身体情報には
今回の測定した身体情報を含む。
(ハ)透析患者の常用の機具情報(装置名,ダイヤライ
ザ名,ダイヤライザの標準限外濾過率) 一点鎖線ブロック10は、透析装置を示す。透析装置10
は、カードリーダライタ11,体重計102,透析部100,その
制御部101、およびCPU13とその周辺装置12〜21から構成
される。
カードリーダライタ11は書込手段,読出し手段とし
て、ICカードに対する情報の書き込みおよび読取りを行
う。
CPU13およびその周辺装置は、透析装置10の全体の制
御部として動作する。周辺装置として、入出力インター
フェース12,19,20、リードオンリメモリ(ROM)14,ラン
ダムアクセスメモリ(RAM)15,印刷装置,コマンドキー
17,表示装置18およびタイマ21がCPU13の共通バスに接続
されている。
入出力インターフェース12はカードリーダライタ11と
接続し、書き込み情報,読出し情報の転送を行う。
目標除水量設定手段,限外濾過圧設定手段として動作
するCPU13はコマンドキー17からの動作指示に応じて次
の制御処理を行う。
(1)透析の直前に受け付けたICカード1から今回およ
び前回の透析設定条件ならびにカルテ情報を読出し、RA
M15に一時記憶する。
(2)透析部100の運転開始に先だって、RAM15に記憶さ
れた情報および体重計102の情報,透析中の摂取水分量
に基づいて目標除水量を算出し、目標除水量および使用
ダイヤライザの限外濾過率から限外濾過圧を設定する。
ここで限外濾過圧は次のように求められる。
目標除水量=透析前体重−標準体重+加算水分量 限外濾過圧=目標除水量/(標準限外濾過率×透析時
間) (3)上記設定値および透析部の各種検知器から送られ
てくる測定信号に基き、従来例と同様、透析部100の動
作制御を行なう。
(4)透析が実行されている間、タイマ21により計時し
た所定時間例えば2〜30分毎にその間の体重減を算出
し、 限外濾過率を算出し(以下算出限外濾過率という)、標
準限外濾過率あるいは前回算出限外濾過率との差が数パ
ーセント(例えば5%程度)以内であれば透析を続行す
る。上記差が数パーセント以上であれば、限外濾過圧を
修正する。
限外濾過圧の修正は、通常、限外濾過率の下降率分に
比例する限外濾過圧を加えて新たに設定する。
算出限外濾過率および修正するべき限外濾過圧は以下
のように求められる。
この修正処理は所定時間に、目標除水量の除水が行な
われるまで繰り返される。設定された目標除水量に実行
の除水量が到達したときは透析部100の動作を停止す
る。
(5)ICカード1に今回の透析履歴情報(透析実行日,
透析器具名,操作者名等)を書き込む。
ROM14は上述の制御処理を実行するための制御プログ
ラムを予め記憶している。
ROM15はCPU13に対する入出力情報を一時記憶する。
入出力インターフェース19は制御部101(透析制御手
段)と接続し、CPU1からの動作指示信号を制御部101に
転送する。
入出力インターフェース20は、体重計102と接続し、
体重計102からの測定信号をCPU13に転送する。
書き込み装置50は書き込み手段としてのカードリーダ
ライタ11,入出力インターフェース12,CPU13,キーボード
17,表示装置18から主に構成され、キーボード17から入
力された情報をカードリーダライタ11を階してICカード
1に書き込む。
第3図は第2図に示す透析部100の各溶液供給系およ
びその制御系と体重測定系を示す。
透析患者から抜き取った血液を透析するために移送す
る血液ライン22中には、血液を循環させる血液ポンプ2
3、透析液により血液の透析を行うダイヤライザ24、圧
力を発生させるための加圧部25(例えば電動で絞り調整
が可能なオートクレンメ)が設けられている。
第4図に示す透析能を有するダイヤライザ24には透析
液を供給する透析液ライン25および血液から取り除かれ
た除水液を排出する排液ライン26が接続されている。
透析液26は透析液の水圧によりダイヤライザ24に供給
される。
制御部101は、入出力インターフェース19と接続し、C
PU13から送信される動作指示信号を受信し、動作指示信
号により指示された限外濾過圧となるように血液ポンプ
23,加圧部25に駆動信号を送信する。さらに、圧力計28
〜30で各部の圧力が測定され、制御部101へ測定結果が
送信される。なお、制御部101には従来装置を用いるこ
とができるので、詳細な説明を省略する。
ここで、限外濾過圧は従来の方法で次のようにして制
御される。
したがって、駆動ポンプ23,加圧部25の少なくとも一
方の圧力を制御(可変設定)して、設定すべき限外濾過
圧を定める。
体重計102は、入力インタフェース20と接続され、患
者の体重を測定する。体重計102としては、例えば患者
が寝るベッドの4本の足と床間にストレインゲージ等の
重量発信器を設置した、いわゆるベッドスケールを用い
るとよい。
このような構成における透析装置の動作を第5図
(A),(B)のフローチャートを参照して説明する。
第3図において、透析に先立って透析患者の個々に割
当てたICカード1に対して書き込み装置50のキーボード
7から透析時間情報,標準体重情報,カルテ情報が入力
されると書き込み装置50のCPU13はICカード1の空き領
域の予め割当てた各領域(第6図参照)に上記情報をカ
ードリーダライタ11を介して書き込む(第5図(A)の
ステップS1→S2→S4)。
またICカード1に空き領域がないときは、その領域の
一番古いデータを消去して、空き領域を作成し、この空
き領域に新規入力情報を書き込む(第5図(A)のステ
ップS2→S3→S4)。
透析の実行時にはICカード1が透析装置10のカードリ
ーダライタ11に挿入され、透析患者の個々に割当てられ
た暗証番号がコマンドキー17から入力されると、CPU13
ではICカード1に予め記憶されている登録暗証番号と、
コマンドキー17から入力された暗証番号との照合が行わ
れる。この照合結果に基きICカード1の真偽および透析
患者の確認が行われる(第5図(B)のステップS1
0)。
CPU13において、ICカード1が真と判別されたとき
は、記憶情報、すなわち、カルテ情報がICカード1から
カードリーダライタ11により読出され(第5図(B)の
ステップS10→S12)、入出力インタフェース12を介して
RAM15に上記情報が記憶される。
次に操作者により透析開始の指示がコマンドキー17か
ら入力されると、標準体重および体重計102からの受信
した透析前体重から目標除水量が算出される。
次に、目標除水量に基づいて、上述の演算式により限
外濾過圧が設定され、制御部101へ設定条件が送信され
る(ステップS16→S18→S20)。
制御部101では、ポンプ23,27、加圧部25を制御し、所
定の限外濾過圧となるように動作する。
透析開始後、一定期間の体重減からCPU13はこの時点
での限外濾過率を算出する。算出された限外濾過率の、
予め設定された濾過率に対する変動率を算出し、現時点
の限外濾過率が数パーセント以上変動していれば、新た
に限外濾過圧を修正して透析を続ける(ステップS22→S
24→S26)。この修正処理には上述した修正のための演
算式を用いる。限外濾過率に変動がない場合は限外濾過
圧を修正せず、そのまま透析を続ける(ステップS22→S
24)。透析が続いている間は上述の限外濾過圧の監視を
続ける(ステップS28→S22→S24→S26→S28)。
除水量の計数により所定時間で所定の目標除水量に達
したことをCPU13が検知すると、動作停止指示信号がCPU
13から制御部101に送信され、透析動作は停止される。
また透析の終了に応じて透析データがICカード1に記憶
される(ステップS28→S30)。この後透析装置10全体の
動作を終了する。
以上説明したように、本第1実施例ではICカード1を
カルテとして用いて、ICカード1から透析装置10に直
接、透析設定条件やカルテ情報を入力し表示するように
したので、従来装置のような手動入力による操作ミスや
カルテからの情報読み取りミスは全くなくなる。また、
ICカード1に記憶させておく情報は、透析を実行する前
の操作者の都合のよいときに書き込めばよいので、透析
直前の操作者の操作労力が大幅に省力書される。
さらに、ICカード1は記録用紙形態のカルテよりも、
情報の保存性および機密性に優れているので、透析患者
のプライバシーが守られるという利点をある。
以上説明した実施例の他に次の例が挙げられる。
(1)携帯用記憶媒体としては、ICカードの他に、磁気
カード,電池によりバックアップされたスタティックRA
Mを用いるメモリカード,電気的消去可能なEEPROMを用
いたメモリカード,光ディスクカードを用いることがで
きる。特に、スタティックRAMや光ディスクを用いたカ
ードは大容量の情報を記憶しておくことができるので、
患者のカルテ情報を記憶しておくのに好適である。
(2)本実施例では、ICカード1にのみ透析の履歴情報
を記憶するようにしているが、書き込み手段にディスク
記憶装置を接続し、ディスクなどに上述の履歴情報をIC
カード1のバックアップ用として記憶させておくと、情
報の保存性が高まる。
(3)本実施例ではICカード1を透析患者の個々に割当
てているが、複数の透析患者のデータを1枚のICカード
1に記憶してもよい。
〔発明の効果〕
以上、説明したように本発明では、目標除水量の算
出,限外濾過圧の設定,補正等,従来では人間により行
なわれていた処理が自動的に行なわれるので、操作者の
省力化が達成される。さらに、携帯用記憶媒体の記憶情
報から、透析装置の作動条件の入力も自動的に行なわれ
るので、透析実行時の装置の入力ミスがなくなるばかり
か、透析装置への情報の入力の時間も大幅に短縮化され
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の基本構成を示すブロック
図、 第2図は、本発明実施例の具体的な回路構成を示すブロ
ック図、 第3図は第2図に示す透析部の各溶液供給系およびその
制御系と体重測定系の構成を示すブロック図、 第4図は、本発明実施例のダイヤライザの除水能特性を
示す説明図、 第5図は、透析装置の動作を示すフローチャート、 第6図は、本発明の実施例のICカードのメモリ構成を示
すメモリマップである。 1……ICカード、 10……透析装置、 24……ダイヤライザ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透析患者の透析前のおよび透析中の体重を
    測定可能な体重測定手段と、 前記透析患者の正常時の標準体重情報、当該透析患者に
    適した透析時間情報および透析に使用するダイヤライザ
    の限外濾過率情報を携帯用記憶媒体に書き込む情報書き
    込み手段と、 該情報書き込み手段により書き込まれた前記情報を前記
    携帯用記憶媒体から読出す読出し手段と、 前記体重測定手段により透析の実行前に測定された前記
    透析患者の体重の測定結果、および前記読出し手段によ
    り読出された前記標準体重情報に基き、予め定められた
    演算式にしたがって目標除水量の値を算出する目標除水
    量設定手段と、 該目標除水量設定手段により算出された前記目標除水量
    の値、前記読出し手段により読出された前記濾過率情報
    に基き、予め定められた演算式にしたがって前記ダイヤ
    ライザに対して初期設定すべき限外濾過圧の値を透析前
    に算出し、透析実行中には前記体重測定手段により時系
    列的に測定された前記透析患者の体重の測定結果を監視
    し、当該体重の測定結果の変化が規定の範囲を超えたと
    きには、当該体重の測定結果を用いて、予め定められた
    演算式により前記限外濾過圧の値を修正する限外濾過圧
    設定手段と、 該限外濾過圧設定手段により設定又は修正された限外濾
    過圧の値となるように前記ダイヤライザの限外濾過圧を
    可変に制御する透析制御手段と を具えたことを特徴とする透析装置。
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