JPH03296013A - ローパスフィルタ - Google Patents

ローパスフィルタ

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JPH03296013A
JPH03296013A JP9859890A JP9859890A JPH03296013A JP H03296013 A JPH03296013 A JP H03296013A JP 9859890 A JP9859890 A JP 9859890A JP 9859890 A JP9859890 A JP 9859890A JP H03296013 A JPH03296013 A JP H03296013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pass filter
low
solid
image pickup
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP9859890A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Fukuda
拓己 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Copal Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
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Publication of JPH03296013A publication Critical patent/JPH03296013A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多画素が1次元もしくは2次元に整、列して
配列された固体撮像素子により被写体重を取り込む撮影
装置においてローパスフィルタとして作用する機構に関
する。
〔従来技術〕
一般には被写体を上述したような固体撮像素子により撮
影する装置が知られている。ここで、固体撮像素子を用
いた場合には画素ピッチの限界から画像にモワレが発生
し、このモワレ防止のために光路中に水晶等の複屈折板
や波長板を挿入する光学的なローパスフィルタが用いら
れている。
そのような光学的ローパスフィルタの一例を第7図に示
し説明すると、被写体を光学レンズ1を通して結像させ
る場合、光学レンズ1の結傷光東中に複屈折板10を介
在させると常光線POによる固体撮像素子2上の像に対
し、異常光線Peによる像は輻dだけ垂直方向にずれた
状態で結像する。
ここで、常光線Poと異常光線Peとが同じ輝度で分離
したとすると固体撮像素子2に投影された像の輝度は、
分離方向を横軸、強度を縦軸として点像としてとらえる
と、第8図に示すような輝度分布となる。
この輝度分布をフーリエ変換することにより求めたロー
パスフィルタのMTF特性は、R+(u)=CO3yr
 d u           −fil(R+(u)
 : O−バスフィルタのMTF、u:空間周波数) で表されて、このMTF特性のグラフは第9図曲線■に
示す如くなる。
(1)式および@9図を見れば明らかなよう空l!1I
Jl波数Uが0≦U≦1/2dの範囲では上述した複屈
折板10をローパスフィルタとして利用することができ
、カットオフ周波数us”I/2dで与えられる。
このように複屈折板10は、空間周波数Uが0≦U≦1
/2dの範囲ではローパスフィルタとして利用できるが
、MTF特性R,(u)はcosカーブであり、カット
オフ周波数u、=]/2d以上の空間周波数においても
固体撮像素子は十分なレスポンスをもつために、空間周
波数U≧1/2d以上の部分が折り返し歪となって生起
され、この状態のまま画像を再生すると、再生画面にち
らつき現象となって現れてしまうという問題があった。
この折り返し歪を軽減するために、多数枚の複屈折板を
組合せることにより像を3点以上に分離させる方法が知
られている。
例えば、像を一列に4点で等しい輝度としてd/3の間
隔で第10図に示すような輝度分布で分離させた場合、
そのローパスフィルタのMTF特性は、 で表され、このMTF特性のグラフは第11図曲線■に
示す如くなり、折り返し歪を軽減することができる。
〔本発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した水晶板等の複屈折板を用いた光
学的ローパスフィルタでは、折り返し歪を軽減するため
には、多数枚の複屈折板が必要となり、水晶板等の部材
は比較的高価であるために装置のコストアップにつなが
るという問題があると共に、フィルタの肉厚の増大によ
りレンズのバックフォーカスを大きくとらなければなら
ず装置の大型化につながり、また、フィルタ厚を考慮し
て装置の設計をする必要があった。
さらに、撮影する被写体によっては周期構造を持たない
場合には、ローパスフィルタはかえって不当なコントラ
ストの低下を招くため不要であり、また被写体に応じて
カットオフ周波数U、を変えたい場合であっても、複屈
折板を使用している場合には、複屈折板を交換しなけれ
ばならず、そのための交換の手間は容易ではなかった。
本発明は上述の問題点に鑑みて、光路上に複屈折板等の
挿入物を必要とせず簡易な構造で折り返し歪の少ないM
TF特性を得ることができるローパスフィルタを提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために本発明のローパスフィルタは
、被写体を集光する光学部材と、肢光学部材の光軸と直
交する方向で画素面が配置された固体撮像素子とからな
る光学系において、該光学部材から集光された像と固体
撮像素子の面とを周期的かつ相対的にずらすことによっ
て達成される。
〔作用〕
上記手段によって、光学部材から集光された像が周期的
に固体撮像素子の画面上を往復移動することにより、像
が一定範囲内で分布する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ詳細に説明
する。
第1図は本発明のローパスフィルタを示した概略図であ
る。
被写体は光学レンズlを通して固体撮像素子2上に結像
される。
固体撮像素子2は画素面が光軸方向と直交する方向とな
るように支持枠3に支持されていると共に、この支持枠
3は光学レンズlの光軸3と直交する方向に振幅dで微
小振動をさせるための圧電素子4,5によって外枠6へ
と支持されている。
圧電素子4.5は図示せぬ駆動回路からの駆動パルスに
よって所望振動数で振動する。
尚、圧電素子の振動数は固体撮像素子からの画像の取り
込み速度より十分速い速度とする。
以上のような構成により、固体撮像素子2は圧電素子4
.5の振動によって光軸と直交方向で一定振幅内を振動
する。
この振動は振幅範囲内での像の存在確率を一定とし、振
動方向を横軸、像の輝度を縦軸とし、振幅d/2.像の
輝度Iとすると、点像は第2図に示すような矩形の輝度
分布として分布される。ここで、この輝度分布をフーリ
エ変換することによってMTF特性を求めると、 sinπdu Rs(u)=   いdu           ・・
・(3)となり、第3図曲線Iに示す如くなる。
この(3)式および第3図のMTF特性からも明らかな
ようにカットオフ周波数u、(=I/d)以上における
空間周波数Uの折り返し歪は軽減される。 そして、カ
ットオフ周波数us = I / dとなり振幅dの変
化により変化するので、駆動回路によって振動の振幅d
を変化させることによりカットオフ周波数を自由に設定
することが可能である。
次に本実施例の他の振動方法を示す。
振幅d/2・輝度1/2および振幅d/4・輝度■の2
つの振動を組合せた振動を固体撮像素子に与えることに
より、点像は第4図に示すような輝度分布となる。この
振動によるMTF特性をフーリエ変換により求めると、 ・・(4) で表され、このMTF特性のグラフは第5図曲線■に示
す如くなる。
(4)式及び第5図のMTF特性から明らかなように、
前述の(3)式および第3図に示す曲線Iと比較して大
幅に折り返し歪が軽減される。
C他の実施例〕 第6図に本発明に係るローパスフィルタの他の実施例を
示す。
被写体は光学レンズlを通して固体撮像素子2に結像さ
れるが、光学レンズ】は支持枠7によって支持されると
共に該支持枠7は圧電素子4.5によって外枠6に支持
されている。そして該支持枠6は圧電素子4.5に駆動
回路からの駆動パルスが与えられることによって、光学
レンズ1が光軸と直交する方向に振幅d/2で微小振動
される。
したがって、この光学レンズ1の振動によって像が固体
撮像素子2上を一定周期で振動し、前述の第1実施例と
同様に像が固体撮像素子2上を一定振幅で振動するので
、第1実施例と同様の効果が得られ、ローパスフィルタ
として作用される。
尚、固体撮像素子2を振動させる装置は上述した圧電素
子に限定されることなく、微小振動を起こすことが可能
な例えば電磁石装置等でもよく、また、上述した実施例
に限定されることなく、光学レンズで集光される像と固
体撮像素子の画素面とを相対的に振動させればよい。
さらに、以上では1次元的な振動によるローパスフィル
タについて述べたが、直交する2方向に振動を持たせれ
ば2次元的なローパスフィルタとしても適用できること
は当然である。
〔効果〕
以上説明したように本発明に係るローパスフィルタは、
複屈折板等を挿入したものと同等あるいはそれ以上のロ
ーパスフィルタとしての効果を得ることができ、モワレ
等を防止することができると共に、光路上に複屈折板等
のフィルタを挿入する必要がないので、装置の小型化お
よび低コスト化が可能であり、さらにカットオフ周波数
を自由に変化させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のローパスフィルタの一実施例を示した
概略図、 第2図は本発明による像の輝度分布を示す図、第3図は
第2図の輝度分布によるMTF特性を不す図、 第4図は本発明によるの他の像の輝度分布を示す図、 第5図は第4図の輝度分布によるMTF特性を示す図、 第6図は本発明の他の実施例を示す概略図、第7図は従
来例を示す概略図、 第8図は従来例のローパスフィルタによる像の輝度分布
を示す図、 第9図は第8図の輝度分布によるMTF特性を示す図、 第10図は従来例の他の像の輝度分布を示す図で、 第1I図は第1θ図の輝度分布によるMTF特性を示す
図である。 l・・・・光学レンズ、2・・・・固体撮像素子、4゜
5.8.9・・・・圧電素子、6・・・・外枠、7・・
・・支持枠、10・・・・複屈折板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写体像を集光する光学部材と、 該光学部材の光軸と直交する方向で画素面が配置された
    固体撮像素子と からなる光学系において、 該光学部材から集光された像と固体撮像素子の画素面と
    を周期的かつ相対的にずらす ことを特徴とするローパスフィルタ。
  2. (2)前記固体撮像素子を光軸と直交する方向で振動せ
    しめることを特徴とする請求項1記載のローパスフィル
    タ。
  3. (3)前記光学部材の全部または一部を光軸と直交する
    方向で振動せしめることを特徴とする請求項1記載のロ
    ーパスフィルタ。
JP9859890A 1990-04-16 1990-04-16 ローパスフィルタ Pending JPH03296013A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9859890A JPH03296013A (ja) 1990-04-16 1990-04-16 ローパスフィルタ

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JP9859890A JPH03296013A (ja) 1990-04-16 1990-04-16 ローパスフィルタ

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ID=14224066

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JP9859890A Pending JPH03296013A (ja) 1990-04-16 1990-04-16 ローパスフィルタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004335856A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Canon Inc 固体撮像素子、その製造方法、固体撮像素子を用いたカメラ、光学素子、及びこれを備えた撮影装置
JP2012209968A (ja) * 2012-07-10 2012-10-25 Nikon Corp ディジタルカメラ

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