JPH03294677A - ギヤポンプ - Google Patents

ギヤポンプ

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JPH03294677A
JPH03294677A JP9676590A JP9676590A JPH03294677A JP H03294677 A JPH03294677 A JP H03294677A JP 9676590 A JP9676590 A JP 9676590A JP 9676590 A JP9676590 A JP 9676590A JP H03294677 A JPH03294677 A JP H03294677A
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JP
Japan
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gear
suction port
pressure
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Hideo Teruyama
照山 秀雄
Masaru Yano
賢 矢野
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KYB Corp
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ギヤポンプに係り、特に、構成部品の寸法精
度が若干悪い場合であっても、必要なギヤトラックを確
実に形成し、かつ、プレッシャー部材によるローディン
グ機能を維持できるものに関する。
(従来の技術) 第2図ないし第4図を参照して従来例を説明する。まず
、ボディ1があり、このホデイ1は、ギヤプレート3と
、このギヤプレート3の両側に配置されたカバー5、マ
ウンティングフランジ7とから構成されている。
上記ボディ1内には、ボディボア9が形成されていて、
このボディボア9内には、ドライブギヤ11とドリブン
ギヤ13が内装されている。
上記ドライブギヤ11の両側には、軸15.17が突設
されており、これら両軸15.17は、カバー5、マウ
ンティングフランジ7に形成された軸受穴16.18に
、巻ブツシュ19.21を介して内装されている。
又、ドリブンギヤ13の両側には、軸23.25が突設
されていて、これら両軸23.25は、カバー5、マウ
ンティングフランジ7に形成された軸受穴24.26に
、巻ブツシュ27.29を介して内装されている。
上記ドライブギヤ11、ドリブンギヤ13の両側には、
第2図に示すように、プレッシャー部材としてのサイド
プレート37.39が配置されている。このサイドプレ
ート37の背面側は、第3図に示すような構成になって
いる。すなわち、シール部材31によって、高圧エリア
Hと、低圧エリアLとに区画されている。上記高圧エリ
アHには、吐出ポート33側の高圧が導入され、一方、
低圧エリアLには、吸込ポート35側の低圧が導入され
る。そして、これら高圧エリアH及び低圧エリアLに導
入される圧力作用によって、上記サイドプレート37.
39が、ドライブギヤ11、ドリブンギヤ]3の側面に
圧接され、それによって、ドライブギヤ11、ドリブン
ギヤ13の歯溝をメタルシールする。
このような構成をなすギヤポンプを駆動すると、第4図
に示すように、αの範囲で深さdtのギヤトラックが形
成される。このギヤトラックの形成範囲αでは歯先隙間
が一定となり、又、この範囲αを超えた範囲βでは、歯
先隙間が回転方向に対して拡大していく。
上記ギヤトラックを形成したギヤポンプの歯溝内の圧力
分布は、次のようになる。まず、範囲αにあっては、歯
溝内圧力が回転方向に向がってリニアに昇圧していく。
これに対して、範囲αの終点Pを超えて範囲βに入ると
、吐出圧まで急激に昇圧する。
このような作動原理の下で、ドライブギヤ11ドリブン
ギヤ13が高速回転すると、範囲α、βとではその歯溝
内圧力が極端に相違することになる。
つまり、高速で回転すればする程、吐出ポート33側の
圧力か範囲αの歯溝内まで伝播しにくくなる。よって、
高速回転時には、範囲αの歯溝内圧力が低くなる。特に
、低温時には作動油の粘度が大きくなるので、範囲αの
歯溝内圧力が低くなる傾向が顕著になる。
これに対して、低速で回転する場合には、吐出ポート3
3側の圧力が範囲αの歯溝内まで伝播し易くなるので、
低速回転時には範囲αの歯溝内圧力が高くなる。特に、
油温が上昇して作動油の粘度が下がった場合には、吐出
ポート33側の高圧油が範囲αの歯溝内に流入し易くな
るので、歯溝内圧力がますます上昇することになる。
そこで、通常は歯溝内の圧力が低い高速回転時を想定し
て、高圧エリアHと低圧エリアLとの面積比を決定し、
高速回転時の過剰ローディングを防止するとともに、ド
ライブギヤ11、ドリブンギヤ13の焼き付き防止を図
っている。
ところで、上記ギヤトラックを必要な範囲で確実に形成
するためには、ボディー、すなわち、ギヤプレート3、
カバー5、マウンティングフランジ7を高い精度で加工
するとともに、高い位置精度で組み立てる必要がある。
そのために、第3図、第5図に示すように、ダウェル4
1.43.45.47を使用して、ギヤプレート3、カ
バー5、マウンティングフランジ7の位置を決めるよう
にしている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の構成によると次のような問題があった。
例えば、ボディ1を構成するギヤプレート3、カバー5
、マウンティングフランジ7の寸法精度が悪い場合があ
る。特に、最近では、量産低コストを企図して、ギヤプ
レート3、カバー5、マウンティングフランジ7等を焼
結成形部品とすることが考えられており、このような焼
結成形部品を使用した場合には、機械加工部品の場合よ
りも、さらに寸法精度の低下が懸念される。
寸法精度が悪い場合には、ダウェル41.43.45.
47によって位置決めしたとしても、高い精度で組み立
てることができず、第6図、第7図に示すように、ギヤ
トラックが設定値よりも短か過ぎたり、あるいは長過ぎ
たりすることがある6 第6図に示す場合には、θ1の範囲でギヤトラックが形
成され、ギヤトラックが短か過ぎる場合であり、この場
合には、過小ローディングであって、内部リークが増大
して、容積効率の低下を誘発してしまう。
又、第7図に示す場合には、θ2の範囲でギヤトラック
が形成され、過剰ローディングの状態であり、ドライブ
ギヤ11、ドリブンギヤ13の側面の焼き付きが懸念さ
れる。
又、ポンプ組み立て直後のならし運転にあってドライブ
ギヤ11、ドリブンギヤ13の歯先がボディボア9をか
じってしまうことがあり、その場合には、切削屑の発生
、パリの発生により、サイドプレート37.39がドラ
イブギヤ11、ドリブンギヤ13から離間してしまって
、ローディング機能が損なわれるといった問題があった
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目
的とするところは、構成部品の寸法精度が若干悪いよう
な場合であっても、必要なギヤトラックを確実に形成し
、かつ、プレッシャー部材によるローディング機能を確
実に維持することが可能なギヤポンプを提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するべく本願発明によるギヤポンプは、
ボディに形成されたボディボアに内装した一対のギヤで
ギヤトラックを形成するとともに、少なくともこのギヤ
の一側にブツシュ又はサイドプレート等のプレッシャー
部材を設け、このプレッシャー部材の背面に吐出ポート
と連絡する高圧エリアと吸込ポートと連絡する低圧エリ
アとを区画し、この各エリアの圧力作用によってプレッ
シャー部材をギヤの側面に押し付けて、メタルシール機
能を発揮させるようにしたギヤポンプにおいて、上記ボ
ディに形成され上記ギヤの軸が内装される軸受穴の中心
をボディボア中心に対して吸込ポート側に偏寄させてギ
ヤトラックを積極的に確保し、かつ、吸込ポートの両サ
イドに上記ギヤの回転方向に延長された逃げ部を設けて
ギヤによるかじりを防止するようにしたことを特徴とす
るものである。
(作用) まず、軸受穴の中心をボディボア中心に対して吸込ポー
ト側に偏寄させることにより、ギヤトラックを積極的に
確保する。これによって、構成部品の寸法精度が若干悪
くても、必要なギヤトラックを確実に確保することが可
能となる。
又、その場合には、ギヤトラックが深過ぎてギヤによる
ボディボアのかじりが懸念される。
そこで、吸込ポートの両サイドに、ギヤの回転方向に延
長された逃げ部を設け、それによって、ギヤによるかじ
りを抑制しようとするものである(実施例) 以下第1図を参照して本発明の一実施例を説明する。
尚、従来と同一部分には同一符号を付して示しその説明
は省略する。
本実施例の場合には、軸受穴16.18.2426(第
2図に示す)の中心を吸込ポート35側に偏寄させてい
る。これによって、構成部品の寸法精度が悪いような場
合であっても、ギヤトラックを確実に形成するようにし
ている。
このように、ギヤトラックを積極的に設けた場合には、
ギヤトラックが深くなり過ぎて、ドライブギヤ11、ド
リブンギヤ13により、ギヤトラックの縁部がかしられ
てしまうことが懸念される。そして、前述したように、
ギヤトラックの両サイドにパリが発生し、このパリによ
って、サイドプレート37.39が、ドライブギヤ11
、ドリブンギヤ13より離れてしまい、内部リークの増
大ひいては容積効率の低下を誘発してしまう。
そこで、第1図に示すように、ボディボア9と吸込ポー
ト35の境界部、すなわち、吸込ポート35の両サイト
において、ギヤプレート3を削り落として、ドライブギ
ヤ11、ドリブンギヤ13の回転方向に延長された逃げ
部101.103を設けている。
このように逃げ部101.103を設けることにより、
ドライブギヤ11、ドリブンギヤ13に0 よる噛りを抑制して、かじりによる切削量を極力少なく
するとともに、パリの発生を防止しようとするものであ
る。
以上本実施例によると次のような効果を奏することがで
きる。
まず、構成部品の寸法精度が若干悪くなった場合でも、
必要なギヤトラックを確実に形成することができる。こ
れは、軸受穴16.18.24.26(第2図に示す)
の中心を吸込ポート35側に偏寄させているからである
又、逃げ部101.103を設けることによりドライブ
ギヤ11、ドリブンギヤ13によるかじりを抑制するこ
とができ、サイドプレート3739によるローディング
機能を確実に維持することができる。
尚、本発明は前記一実施例に限定されるものではない。
前記一実施例では、プレッシャー部材として、サイドプ
レート37.39を使用したが、ブツシュを使用するも
のについても同様に適用できる。
又、前記一実施例では、構成部品の全部又は−部を焼結
成形部品とした場合について説明したが、機械加工部品
である場合についても同様に適用できる。
さらに、前記一実施例では、ボディ1を、ギヤプレート
3、カバー5、マウンティングフランジ7によって構成
した場合を示したが、一体物である場合、二つ割りのよ
うな場合であっても、同様に適用できることは勿論であ
る。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明によるギヤポンプによると、
軸受穴の中心をボディボア中心に対して吸込ポート側に
偏寄させるとともに、吸込ポートの両サイドに、ギヤの
回転方向に延長された逃げ部を設けたので、構成部品の
寸法精度が多少悪くても、必要なギヤトラックを確実に
形成することができ、又、プレッシャー部材によるロー
ディング機能を確実に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるギヤポンプの横断面図
、第2図ないし第7図は従来例の説明に使用した図で、
第2図はギヤポンプの縦断面図、第3図は第2図の■−
■断面図、第4図はギヤトラックを説明する図、第5図
はダウェルによる位置決めを示す図、第6図及び第7図
はギヤトラックを説明するための図である。 1・・・ボディ、9・・・ボディボア、11・・・ドラ
イブギヤ、13・・・ドリブンギヤ、37.39・・・
プレッシャー部材としてのサイドプレート、H・・・高
圧エリヤ、L・・・低圧エリヤ、101,103・・・
逃げ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ボディに形成されたボディボアに内装した一対のギヤ
    でギヤトラックを形成するとともに、少なくともこのギ
    ヤの一側にブッシュ又はサイドプレート等のプレッシャ
    ー部材を設け、このプレッシャー部材の背面に吐出ポー
    トと連絡する高圧エリアと吸込ポートと連絡する低圧エ
    リアとを区画し、この各エリアの圧力作用によってプレ
    ッシャー部材をギヤの側面に押し付けて、メタルシール
    機能を発揮させるようにしたギヤポンプにおいて、上記
    ボディに形成され上記ギヤの軸が内装される軸受穴の中
    心をボディボア中心に対して吸込ポート側に偏寄させて
    ギヤトラックを積極的に確保し、かつ、吸込ポートの両
    サイドに上記ギヤの回転方向に延長された逃げ部を設け
    てギヤによるかじりを防止するようにしたことを特徴と
    するギヤポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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