JPS61244889A - 無給油式バキユ−ムポンプ - Google Patents
無給油式バキユ−ムポンプInfo
- Publication number
- JPS61244889A JPS61244889A JP8449385A JP8449385A JPS61244889A JP S61244889 A JPS61244889 A JP S61244889A JP 8449385 A JP8449385 A JP 8449385A JP 8449385 A JP8449385 A JP 8449385A JP S61244889 A JPS61244889 A JP S61244889A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- side plate
- rotor shaft
- casing
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は車載用のバキュームポンプに係り、特にロータ
の円滑な回転に好適な無給油式バキュームポンプに関す
る。
の円滑な回転に好適な無給油式バキュームポンプに関す
る。
従来の給油式バキュームポンプでＦｉ潤滑油によって満
されていたベーンおよびロータの両側面とサイドプレー
トとの隙間とサイドプレート内のベアリング両側の空間
が無給油式では空気であるため、これらの空間に圧力差
を生じやすく、その力でベーン、ロータが軸方向の片側
に押され、接触摩耗などで円滑な回転を妨げる原因とな
った。さらに潤滑油の各部分べ送るための機構、たとえ
ば実開昭５０−５７０４号公報の場合では、補数のベー
ン溝が結ばれている形になり圧縮した空気がベーン溝を
通って吸入側の他のベーン溝に逃げたシ、特開５３−１
１３０８号公報の場合は、通路がポンプ作用をするケー
シングとロータで形成される空間に直接つながっている
ため、この空間の圧力変動を通路で結ばれている空間に
伝えてしまうなどの問題がアシ、圧力差を無くする手段
として給油式の機構をそのまま用いることはできないの
である。
されていたベーンおよびロータの両側面とサイドプレー
トとの隙間とサイドプレート内のベアリング両側の空間
が無給油式では空気であるため、これらの空間に圧力差
を生じやすく、その力でベーン、ロータが軸方向の片側
に押され、接触摩耗などで円滑な回転を妨げる原因とな
った。さらに潤滑油の各部分べ送るための機構、たとえ
ば実開昭５０−５７０４号公報の場合では、補数のベー
ン溝が結ばれている形になり圧縮した空気がベーン溝を
通って吸入側の他のベーン溝に逃げたシ、特開５３−１
１３０８号公報の場合は、通路がポンプ作用をするケー
シングとロータで形成される空間に直接つながっている
ため、この空間の圧力変動を通路で結ばれている空間に
伝えてしまうなどの問題がアシ、圧力差を無くする手段
として給油式の機構をそのまま用いることはできないの
である。
本発明の目的は密閉されたポンプ内のロータの回転に対
して影響の大きい空間であるロータ両側面およびロータ
シャフト部分に発生する圧力差をなくシ、ロータの円滑
な回転を可能にした無給油式バキュームボングを提供す
ることにある。
して影響の大きい空間であるロータ両側面およびロータ
シャフト部分に発生する圧力差をなくシ、ロータの円滑
な回転を可能にした無給油式バキュームボングを提供す
ることにある。
本発明の特徴は、ロータ両端面とサイドプレートの隙間
とサイドプレート内にあるベアリングの外側の空間とを
ロータシャフト内に設けた通路で全てつないだことによ
シ、圧力差の発生をなくしたことくある。
とサイドプレート内にあるベアリングの外側の空間とを
ロータシャフト内に設けた通路で全てつないだことによ
シ、圧力差の発生をなくしたことくある。
以下、本発明の実施例を第１図に示す。
ケーシング１と、その両端をサイドプレート２ｍ、サイ
ドプレー）２ｂ、で密閉された中にロータ３がロータシ
ャフト４と一体に形成され、両サイドプレート２ａ、２
ｂ内にあるベアリング５によシ回転自在に支持されてい
る。ａ−夕３に設けられた溝６にはベーン７がラジアル
方向に摺動支持され、ロータ３の回転にょシ遠心力でベ
ーン７はケーシング１の内面に押圧される。ケーシング
１の適当な位置に吸気孔８および排気孔９が設けられて
、ケーシング１、ロータ３、サイドプレー）２ａ、
２ｂ、ベーン７で囲まれた空間の容積が吸気孔８付近で
大きく、排気孔９付近で小さくなるように決められてい
る。したがってロータ３が回転すると吸気孔８から吸入
された空気は、圧縮されて排気孔９よシ吐出される。ロ
ータシャフト４の軸方向の動きは、サイドプレート２ｂ
内にあるスラストネジ１０によシ、ロータ３の端面がサ
イドプレー）２ｂｉＣ接触しない最小の隙間を作る位置
で位置決めされ、また他方のサイドプレート２ｂ内のス
プリングエエによってベアリング５を介してロータシャ
フト４をスラストネジ１ｏに押圧しである。
ドプレー）２ｂ、で密閉された中にロータ３がロータシ
ャフト４と一体に形成され、両サイドプレート２ａ、２
ｂ内にあるベアリング５によシ回転自在に支持されてい
る。ａ−夕３に設けられた溝６にはベーン７がラジアル
方向に摺動支持され、ロータ３の回転にょシ遠心力でベ
ーン７はケーシング１の内面に押圧される。ケーシング
１の適当な位置に吸気孔８および排気孔９が設けられて
、ケーシング１、ロータ３、サイドプレー）２ａ、
２ｂ、ベーン７で囲まれた空間の容積が吸気孔８付近で
大きく、排気孔９付近で小さくなるように決められてい
る。したがってロータ３が回転すると吸気孔８から吸入
された空気は、圧縮されて排気孔９よシ吐出される。ロ
ータシャフト４の軸方向の動きは、サイドプレート２ｂ
内にあるスラストネジ１０によシ、ロータ３の端面がサ
イドプレー）２ｂｉＣ接触しない最小の隙間を作る位置
で位置決めされ、また他方のサイドプレート２ｂ内のス
プリングエエによってベアリング５を介してロータシャ
フト４をスラストネジ１ｏに押圧しである。
わずかな隙間を生ずるベーン７の両側面およびロータ３
両側面とサイドプレー）２ａ、２ｂとｃＱ間には、ロー
タ３とケーシング１よシなる空間のポンプ作用による圧
力変動が、隙間で弱められはするが影響をおよぼす。ま
た機構上空間を生じゃすい部分、特にロータ３の位置固
定機構（スラストネジ１０、スプリング１１）のあるベ
アリング５の外側は、スプリング１１側の空間がほぼ密
閉状態であるのに対しスラストネジ１ｏ側が駆動源の７
ランジ１２で密閉されているとしても駆動源から回転軸
が貫いているためスプリング１１側よシも密閉度が弱く
なっているなど、ベーン７、ロータ３およびロータシャ
フト４まわシに圧力差が発生しやすい。これらを、ロー
タ３の両側面付近およびベアリング５の外側になる部分
のロータシャフト４に開孔部のある通路１１で全てつな
いであるため圧力は均等になシ、ロータ３やベーン７の
サイドプレー）２ａ、２ｂ、側面への接触を小さくでき
る効果があるとともに回転に対して余計々力が加わらな
いため、回転が円滑になる効果もある、またこれらの効
果によってポンプ自体の温度上昇を押さえる効果もあシ
、潤滑油などの空気以外の冷却手段を持たない無給油式
バキュームポンプにおいては重要な効果のひとつである
。またポンプ作用で圧縮された空気の逃げによる損失に
おいては、通路がロータシャフトのみ有しておシ、通路
による損失はない、また通路がロータシャフトのみとい
うことは、加工する上においても大きな損失にはならな
いという効果もある。
両側面とサイドプレー）２ａ、２ｂとｃＱ間には、ロー
タ３とケーシング１よシなる空間のポンプ作用による圧
力変動が、隙間で弱められはするが影響をおよぼす。ま
た機構上空間を生じゃすい部分、特にロータ３の位置固
定機構（スラストネジ１０、スプリング１１）のあるベ
アリング５の外側は、スプリング１１側の空間がほぼ密
閉状態であるのに対しスラストネジ１ｏ側が駆動源の７
ランジ１２で密閉されているとしても駆動源から回転軸
が貫いているためスプリング１１側よシも密閉度が弱く
なっているなど、ベーン７、ロータ３およびロータシャ
フト４まわシに圧力差が発生しやすい。これらを、ロー
タ３の両側面付近およびベアリング５の外側になる部分
のロータシャフト４に開孔部のある通路１１で全てつな
いであるため圧力は均等になシ、ロータ３やベーン７の
サイドプレー）２ａ、２ｂ、側面への接触を小さくでき
る効果があるとともに回転に対して余計々力が加わらな
いため、回転が円滑になる効果もある、またこれらの効
果によってポンプ自体の温度上昇を押さえる効果もあシ
、潤滑油などの空気以外の冷却手段を持たない無給油式
バキュームポンプにおいては重要な効果のひとつである
。またポンプ作用で圧縮された空気の逃げによる損失に
おいては、通路がロータシャフトのみ有しておシ、通路
による損失はない、また通路がロータシャフトのみとい
うことは、加工する上においても大きな損失にはならな
いという効果もある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、回転に対して影響の大きい空間である
ロータ両側面およびロータシャフト部分は、ロータシャ
フト内にある通路で全てつながっているため、圧力が常
に均等になシ、ロータの円滑な回転が可能になる。
ロータ両側面およびロータシャフト部分は、ロータシャ
フト内にある通路で全てつながっているため、圧力が常
に均等になシ、ロータの円滑な回転が可能になる。
図面は本発明無給油式バキュームポンプを示すもので、
第１図は要部縦断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図
である。 １・・・ケーシング、２ａ・・・サイドプレート、２ｂ
・・・サイドプレート、３・・・ロータ、４・・・ロー
タシャフト、５・・・ベアリング、６・・・溝、７・・
・ベーン、８・・・吸気孔、９・・・排気孔、１０・・
・スラストネジ、１１・・・スプリング、１２・・・７
ランジ、１３・・・通路、篤 １の 茗 ２ の
第１図は要部縦断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図
である。 １・・・ケーシング、２ａ・・・サイドプレート、２ｂ
・・・サイドプレート、３・・・ロータ、４・・・ロー
タシャフト、５・・・ベアリング、６・・・溝、７・・
・ベーン、８・・・吸気孔、９・・・排気孔、１０・・
・スラストネジ、１１・・・スプリング、１２・・・７
ランジ、１３・・・通路、篤 １の 茗 ２ の
Claims (1)
- １．ケーシング、前記ケーシング内にあるロータ、前記
ロータを回転可能に取付けられたロータシヤフト、上記
ロータに設けられた複数の溝、前記溝により摺動支持さ
れるベーン、ケーシングの両端面をそれぞれ仕切りポン
プ内を密閉状態にするサイドプレート、前記サイドプレ
ートに取付けられロータシヤフトを回転支持するベアリ
ング、両方にある上記サイドプレートの片方に設けられ
上記ロータシヤフトの軸方向の位置を調整できる調整具
、上記サイドプレートの他方に上記ロータシヤフトを調
整具側へ押圧するスプリングを有し、上記ロータ、上記
ベーン、上記ケーシングおよび上記サイドプレートで囲
まれた空間の体積を変化させて、気体を吸気孔より排気
孔へ圧縮して押出すポンプ作用を行うベーン回転式ポン
プにおいて、上記ロータをはさんで両側にあるロータと
サイドプレートの隙間と、上記サイドプレート内にある
上記ベアリングの外側の空間を上記ロータシヤフト内に
ある通路で全て結び、気体の圧力を均等にすることを特
徴とする無給油式バキユームポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8449385A JPS61244889A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 無給油式バキユ−ムポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8449385A JPS61244889A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 無給油式バキユ−ムポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61244889A true JPS61244889A (ja) | 1986-10-31 |
Family
ID=13832173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8449385A Pending JPS61244889A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 無給油式バキユ−ムポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61244889A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02163492A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-22 | Nippon Carbureter Co Ltd | ベーン形真空ポンプ |
| JPH0424687U (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-27 |
-
1985
- 1985-04-22 JP JP8449385A patent/JPS61244889A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02163492A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-22 | Nippon Carbureter Co Ltd | ベーン形真空ポンプ |
| JPH0424687U (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-27 |
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