JPH03294641A - 自動変速機付内燃機関の制御装置 - Google Patents

自動変速機付内燃機関の制御装置

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JPH03294641A
JPH03294641A JP9314590A JP9314590A JPH03294641A JP H03294641 A JPH03294641 A JP H03294641A JP 9314590 A JP9314590 A JP 9314590A JP 9314590 A JP9314590 A JP 9314590A JP H03294641 A JPH03294641 A JP H03294641A
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JP
Japan
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neutral
control
target value
control target
rotation speed
Prior art date
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Application number
JP9314590A
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English (en)
Inventor
Tatsuji Okubo
達司 大久保
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は自動変速機付内燃機関の制御装置に関し、詳し
くは、トルクコンバータ付自動変速機(以下、単にA/
Tという。)におけるセレクトレバーによるニュートラ
ル位置・非ニュートラル位置の選択操作によって内燃機
関の制御目標値がそれぞれに設定されるように構成され
た内燃機関の制御装置に関する。
〈従来の技術〉 この種の内燃機関の制御装置としては、特開昭62−1
29544号公報等に開示されるようなアイドル回転速
度制御装置において、目標アイドル回転速度を、A/T
車において運転者が操作するセレクトレバーのニュート
ラル位置・非ニュートラル位置に応じて切り換え設定す
るものがある。
即ち、前記アイドル回転速度制御装置は、機関の吸気系
に介装されたスロットル弁をバイパスする補助空気通路
の途中にアイドル制御弁を設け、このアイドル制御弁に
より補助空気量を調整してアイドル回転速度を所定の目
標アイドル回転速度に近づけるようにフィードバック制
御するよう構成されたものであり、前記目標アイドル回
転速度をセレクトレバーがニュートラル位置にュートラ
ル位置N又はパーキング位置P)であるか非ニュートラ
ル位置(ドライブ位置り等)であるかによってそれぞれ
に設定するようにしている。
従って、この場合、例えば運転者がアイドル運転状態に
おいてセレクトレバーをニュートラル(Nレンジ)の位
置から非ニュートラル位置(D。
1.2レンジ等)に操作すると、ニュートラル時用の目
標アイドル回転速度から非ニュートラル時用の目標アイ
ドル回転速度に切り換えられることになるが、セレクト
レバーを操作しても、実際に自動変速機がニュートラル
状態又は非ニュートラル状態に切り換わるまでには油圧
制御による遅れ時間が存在するため、セレクトレバーの
切り換えと同時に目標アイドル回転速度を切り換えるの
ではなく、第5図に示すように、前記遅れ時間だけ目標
アイドル回転速度の切り換えを遅延させるようにしてい
た。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、ニュートラル状態と非ニュートラル状態
とはオン・オフ的に切り換わるものではなく、前記遅れ
時間の間で徐々に機関出力トルクの伝達・遮断が進行す
るから、前記遅延時間中に目標アイドル回転速度が適合
せずにアイドル回転のハンチングやフィードバック制御
の応答遅れなどを発生させる原因となっていた。
即ち、例えば第5図に示すようにニュートラルから非ニ
ュートラルに切り換えられるときには、徐々に機関トル
クが駆動輪に伝達されるようになり、非ニュートラル時
用の目標アイドル回転速度に切り換えられるまでは、ニ
ュートラル時用の目標アイドル回転速度にフィードバッ
ク制御され、前述のようにしてトルク伝達が徐々に進む
に連れてアイドル回転速度が下がろうとするから逆に空
気量を増やしてニュートラル時用の目標回転速度を保と
うとする。
そして、所定の遅延時間が過ぎてニュートラル時よりも
低い非ニュートラル時用の目標アイドル回転速度に切り
換え設定されると、安定したニュートラル時よりも更に
多い空気量の状態から非ニュートラル時の目標速度に見
合った空気量にまで絞る必要が生じ、換言すれば、それ
までアイドル制御弁の開度を徐々に増大制御していたの
に今度は逆に開度を減少させる必要が生じ、この目標ア
イドル回転速度の切り換え時の大きな空気量段差(アイ
ドル制御弁の開度段差)によってフィードバック制御の
応答遅れが発生すると共に、アイドル回転のハンチング
を発生させる惧れがあったものである。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、セレク
トレバーのニュートラル位置と非ニュートラル位置とで
、目標アイドル回転速度などの機関制御目標値がそれぞ
れに設定される制御装置において、A/Tが実際にニュ
ートラル又は非ニュートラルに切り換わるまでの間にお
ける制御目標値の整合性を高めることができる制御装置
を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 そのため本発明では、第1図に示すように、トルクコン
バータを介して機関出力トルクが伝達される自動変速機
と組み合わせて使用される自動変速機付内燃機関の制御
装置であって、 自動変速機におけるセレクトレバーによるニュートラル
位置・非ニュートラル位置の選択操作を検出するニュー
トラル検出手段と、このニュートラル検出手段により検
出されるニュートラル位置・非ニュートラル位置の選択
に応じて内燃機関の制御目標値をそれぞれに設定する制
御目標値設定手段と、ニュートラル検出手段によりニュ
ートラル位置・非ニュートラル位置の切り換え操作が検
出されたときに、ニュートラル状態又は非ニュートラル
状態に実際にギヤシフトされるまでの期間に略対応させ
て、切り換え前の制御目標値から切り換え後の制御目標
値へ徐々に変化させる制御目標値移行手段と、前記制御
目標値に基づいて内燃機関の制御対象を制御する制御手
段と、を含んで構成するようにした。
ここで、前記制御目標値が目標アイドル回転速度であっ
て、前記制御手段が所定のアイドル運転状態において実
際の回転速度を前記目標アイドル回転速度に近づけるよ
うに制御対象としての機関の吸入空気量をフィードバッ
ク制御するよう構成することができる。
〈作用〉 かかる構成によると、セレクトレバーによるニュートラ
ル位置・非ニュートラル位置の選択に応じてそれぞれに
内燃機関の制御目標値が設定されるが、ニュートラル位
置・非ニュートラル位置の切り換え操作が検出されたと
きに、ニュートラル状態又は非ニュートラル状態に実際
にギヤシフトされるまでの期間に略対応させて、切り換
え前の制御目標値から切り換え後の制御目標値へ徐々に
変化させるので、これによりニュートラルと非ニュート
ラルとの切り換え操作時で実際の変速機が徐々にニュー
トラル又は非ニュートラルに切り換わるときに、かかる
実際の変速機の変化に応じて制御目標値を変化させるこ
とが可能となる。
ここで、前記制御目標値としては、所定のアイドル運転
状態において実際の回転速度を目標アイドル回転速度に
近づけるように機関の吸入空気量をフィードバック制御
する場合における前記目標アイドル回転速度が上げられ
る。
〈実施例〉 以下に本発明の詳細な説明する。
一実施例を示す第2図において、内燃機関1の吸気通路
2には、吸入空気流量Qを検出するエアフローメータ3
と、スロットル弁4の全閉位置(アイドル位置)でON
となるアイドルスイッチ5とが設けられ、これらの検出
信号はマイクロコンピュータを内蔵したコントロールユ
ニット6に入力される。
また、機関1には、電磁式の燃料噴射弁7が各気筒毎に
設けられており、これらの燃料噴射弁7は、前記コント
ロールユニット6から出力される駆動パルス信号により
オン・オフ的に開弁駆動され、燃料を機関1に噴射供給
する。
また、機関1の各気筒にはそれぞれ点火栓8が設けられ
ている。これらの点火栓8には、点火コイル9にて発生
する高電圧がディストリビュータ10を介して順次印加
され、これにより火花点火して混合気を着火燃焼させる
。ここで、点火コイル9は、付設されたパワートランジ
スタ11を介して高電圧の発生時期が制御されるように
なっており、点火時期(点火進角値)の制御は、パワー
トランジスタ11のON・OFF時期を、前記コントロ
ールユニット6からの点火信号で制御することにより行
う。
前記ディストリビュータ10には、光電式のクランク角
センサ12が内蔵されている。クランク角センサ12は
、ディストリビュークシャフト13と一体に回転するシ
グナルディスクプレート14と、検出部15とにより構
成されており、シグナルディスクプレート14には、1
°又は2°毎のポジション信号PO3用スリット16と
、4気筒の場合4個のリファレンス信号REF用のスリ
ット17とが形成されており、前記リファレンス信号R
EF用のスリット17のうち1個は気筒判別用信号を兼
ねるように他と区別できるようにしである。
検出部15は、前記スリット16.17を検出し、ポジ
ション信号PO3と、気筒判別信号を含むリファレンス
信号REFとをコントロールユニット6に出力する。尚
、単位時間当たりの前記ポジション信号PO3の出力数
をカウントするか、又は、前記リファレンス信号REF
の周期を計測することにより機関回転速度Nを算出する
ことができる。
更に、前記スロットル弁4をバイパスして設けられた補
助空気通路19には、補助空気量を制御してアイドル運
転時の機関回転速度Nを所定の目標アイドル回転速度N
3にフィードバック制御するためのアイドル制御弁18
が設けられている。前記アイドル制御弁18は、供給さ
れる駆動信号のデユーティ比l5Con(駆動信号のオ
ン時間割合)を制御することで開度調整される電磁弁で
ある。また、機関温度を代表する冷却水温度Twを検出
する水温センサ20が機関1のウォータジャケットに臨
んで設けられている。
また、前記内燃機関1には、トルクコンバータによって
機関出力トルクが伝達される自動変速機(A/T)21
が組み合わせられるようになっており、この自動変速機
21は、前記コントロールユニット6とは個別に設けら
れたマイクロコンピュータ内蔵のコントロールユニット
22によってその変速動作が制御される。前記A/T用
コシコントロールユニットには、自動変速機21の出力
軸に介装された車速センサ23からの車速信号や、車室
内に設置1 けられて運転者によって操作されるセレクトレバー24
のセレクトポジション(P、R,N、D、2゜1)を検
出する各インヒビタースイッチ25の信号の他、アクセ
ル開度信号(スロットル開度信号)。
キックダウンスイッチなどの各種信号が入力されるよう
になっており、これらの信号に基づいて各種の油圧コン
トロールバルブを制御することで自動変速を制御する。
ここで、前記インヒビタースイッチ25のうちニュート
ラル位置N(又はパーキング位置P;自動変速機におけ
るニュートラルを指示するセレクトポジション)にセレ
クトレバー24が操作されているときにONとなるニュ
ートラル検出手段としてのニュートラルスイッチ25a
の信号、及び、車速センサ23の検出信号が、機関制御
用のコントロールユニット6にも入力されるようにしで
ある。
次に、コントロールユニット6によるアイドル回転速度
制御を第3図のフローチャートに基づいて説明する。
尚、本実施例において、制御目標値設定手段。
2 制御目標値移行手段、制御手段としての機能は、第3図
のフローチャートに示すようにソフトウェア的に備えら
れており、第3図のフローチャートの場合、制御目標値
とは目標アイドル回転速度であり、制御対象はアイドル
制御弁18の開度を介しての補助空気量である。
まず、ステップ1(図中ではSlとしである。
以下同様)では、水温センサ20によって検出される冷
却水温度Twに基づいてアイドル制御弁18の駆動信号
の基本デユーティ比(ON時間割合)■SCT、を、マ
ツプから検索して求める。
次のステップ2では、アイドルスイッチ5のオン・オフ
を判別し、オンであってスロットル弁4が全閉位置であ
るときには、ステップ3で車速センサ23で検出される
車速か所定速度Skm/h (例えば81an/h)以
下であるか否かを判別する。
ここで、車速か前記所定速度Skm/hを越えていると
判別されたときには、ステップ4でニュートラルスイッ
チ25aのオン・オフを判別し、ニュートラルスイッチ
25aがオンであるとき(セレクトレバー24がニュー
トラル位置に選択操作されているとき)には、ステップ
6以降のアイドル回転速度のフィードバック制御を実行
させる。また、ステップ3で車速か前記所定速度Skm
/h以下であると判別されたときにも、ステップ6以降
のアイドル回転速度のフィードバック制御を実行させる
即ち、本実施例では、アイドルスイッチ5がオンである
ことを絶対条件とし、この条件を満たした上で車速が前
記所定速度Skm/h以下であるか、又はニュートラル
スイッチ25aがオンであるときをアイドル回転速度の
フィードバック制御を行う条件としている。
従って、前記フィードバック制御条件を満たさないとき
には、アイドル回転速度のフィードバック制御は実行せ
ず、ステップ5でフィードバック制御に関わる各種フラ
グをゼロリセットして、ステップ32へ進むことにより
、クランプされているフィードバック補正分l5Cfd
とステップ1で水温Twに基づいて新たに設定した基本
デユーティ3 比l5CT−とを加算して、最終的なデユーティ比l5
Con(アイドル制御弁18に送る駆動信号のオン時間
割合)を設定する。
フィードバック制御条件が揃っているときには、まず、
ステップ6でニュートラルスイッチ25aのオン・オフ
を判別し、かかる判別結果に基づいてそれぞれのマツプ
からニュートラル状態に対応した目標アイドル回転速度
N3N又は非ニュートラル状態に対応した目標アイドル
回転速度Nsnのいずれかを、冷却水温度Twに基づい
て検索して設定する(ステップ7.18)。
ニュートラルスイッチ25aがオンでステップ7でニュ
ートラル状態に対応した目標アイドル回転速度NSNを
設定した後は、ステップ8へ進み、■であるときに非ニ
ュートラル状態であることを示すフラグfDが1である
か否かを判別する。前記フラグf、は、フィードバック
制御領域においてセレクトレバー24がニュートラル位
置N及びパーキング位置P以外の非ニュートラル位置(
ドライブ位置り等)にシフトされているときに1がセラ
5 トされるようになっている。従って、フィードバック制
御領域において継続してニュートラル位置がシフトレバ
−24で選択されているときには、前記フラグfDはゼ
ロであり、非ニュートラル位置からニュートラル位置に
セレクトレバー24が操作された初回のみここでf n
 = 1の判別がなされる。
ステップ8でf、=1でないと判別されたときには、フ
ィードバック制御領域において継続してニュートラル位
置が選択されている状態であり、このときにはステップ
9で、前記フラグf、とは逆にニュートラル位置(N又
はP)がセレクトレバー24で選択されているときに1
がセットされるフラグfNに1をセットする。
そして、次のステップ10では、非ニュートラル状態か
らニュートラル状態への過渡状態であることを示すフラ
グf D−Hの判別を行い、このフラグf D−Nがゼ
ロであって安定したニュートラル状態であるときには、
ステップ11へ進み、ステップ7で設定したニュートラ
ル時用の目標アイドル回転速度N3Nを最終的な目標ア
イドル回転速度Nsに6 セットする。
同様な制御が、フィードバック制御領域で非ニュートラ
ル位置が安定して選択されているときにもなされ、この
ときには、f、に1が、また、fNには0がセットされ
、最終的な目標アイドル回転速度N3に非ニュートラル
時用としてステップ18で設定した回転速度N、。がセ
ットされることになる(ステップ19〜22)。
従って、フィードバック制御領域で非ニュートラル位置
が選択されている状態(目標アイドル回転速度Nsとし
てN、Dがセットされている状態)から、運転者のセレ
クトレバー24の操作によってニュートラル位置が選択
されると、ステップ7でニュートラル時用の目標アイド
ル回転速度NsNが設定された後、ステップ8でfn−
1であると判別されることになり、ステップ8がらステ
ップ12へ進む。
ステップ12では、前記フラグf D−Hに1をセット
し、次のステップ13では今回のニュートラル位置選択
を受けてフラグfNに1をセットし、更に、次のステッ
プ14ではf、をゼロリセットする。
そして、ステップ15では、前回までの目標アイドル回
転速度N3に所定微小値ΔN2を加算し、その加算結果
を新たな目標アイドル回転速度N3とする。従って、フ
ィードバック制御領域において非ニュートラル位置から
ニュートラル位置へ切り換え操作された初回においては
、非ニュートラル状態用の設定された目標アイドル回転
速度N、。
(<N5N)に前記所定微小値ΔN2を加算した回転速
度が、最終的な目標アイドル回転速度Nsとして設定さ
れることになる。
次のステップ16では、ステップ15で設定した目標ア
イドル回転速度Nsと、ニュートラル時用にステップ7
で設定された目標アイドル回転速度NSNとが略等しい
か否かを判別し、両者が略等しくなったときにはステッ
プ17で前記フラグf D−Nをゼロリセットするが、
略等しくないときにはステップ17をジャンプして進む
ことによりフラグfD−91のままとする。
前記フラグf D−Nが1であると、次回において7 もニュートラルスイッチ25aがオンでステップ7→8
→9→10と進んだときに、ステップ10でf、−8−
1の判別がなされることにより、ステップ1oがらステ
ップ15へ進むことになり、目標アイドル回転速度Ns
がN、Dから所定微小値ΔN2ずっ増加してN SN 
(> N sn )に近づくことになる(第4図参照)
即ち、フィードバック制御領域においてセレクトレバー
24が非ニュートラル位置からニュートラル位置に操作
されても、目標アイドル回転速度Nsが直ちに非ニュー
トラル状態用のN5tlからニュートラル状態用のNs
Hに切り換えられるのではなく、前記所定微小値ΔN2
の大きさで決定される所定割合で少しずつ増大変化して
所定期間後に最終的なN3Nにまで変化するようにしで
ある。
これは、たとえセレクトレバー24が非ニュートラル位
置からニュートラル位置に操作されても、実際に自動変
速機21がニュートラル状態になるまでには遅れ時間が
存在するから、この遅れ時間において徐々に目標アイド
ル回転速度N3を増大さ9 せ、実際に自動変速機21がニュートラルになったとき
からニュートラル時用の目標アイドル回転速度NSNで
フィードバック制御されるようにするためである。従っ
て、前記所定微小値ΔN2ずつの目標速度の増大制御に
よってNSDからNsNにまで変化する時間が、セレク
トレバー24の操作から実際にニュートラル状態になる
までの遅れ時間に略対応するようにしである。
尚、前記遅れ時間は、自動変速機21の種類によって異
なり、また、同じ自動変速機21であっても油温などの
条件で変化するから、これらの条件毎の遅れ時間を予め
実験で求めておき、コントロールユニット6のマイクロ
コンピュータのROMに、例えばそれぞれの油温条件に
対応する前記所定微小値ΔN2のマツプを記憶させてお
き、実際の油温検出値に基づいて、そのときの遅れ時間
に対応する所定微小値ΔN2が設定されるようにするこ
とが好ましい。
また、目標アイドル回転速度Nsを一定割合で増減させ
ることが好ましくないときには、NSNか0 らNsD、及び、NSDからN3Nまでの所望の変化パ
ターンを記憶させておき、この変化パターンを追って目
標アイドル回転速度N、を変化させるようにしても良い
このように、ニュートラル時用の目標アイドル回転速度
NSNと、非ニュートラル時用の目標アイドル回転速度
NsDとを切り換え設定するときに、オン・オフ的に切
り換えるのではなく、実際のシフト動作の遅れ時間に対
応させて徐々に切り換え後の目標速度に近づけるように
すれば、前記遅れ時間内において実際の駆動トルク変化
に応じた目標速度を設定させることができ、アイドル回
転の制御性が向上する。
例えば、非ニュートラル状態からニュートラル状態に切
り換えられるときに、前記遅れ時間を見込んでセレクト
レバー24の操作タイミングから所定時間遅延させてか
ら目標速度を切り換えるようにすると、前記遅れ時間中
においては非ニュートラル時用の目標にフィードバック
され、前記遅れ時間中においては徐々にニュートラル状
態に近づくからデユーティ比l5Conを小さくして回
転速度の上昇を抑止しようとするが、遅延時間後には更
に高い目標速度に切り換えられるから、逆にデユーティ
比l5Conを上げる制御を行うことになる。このため
、目標速度が切り換えられたときに、切り換え後の目標
速度に見合ったデユーティ比l5Conに対して大きさ
偏差を有することになり、かかる偏差を埋めるためにフ
ィードバック制御の応答遅れが発生すると共に、ハンチ
ングの原因となってしまう。
しかしながら、上記のように徐々に目標速度を上げるよ
うにすれば、デユーティ比l5Conが前記遅れ時間中
に大きく逆方向に制御されることを防止できるから、フ
ィードバック制御の応答遅れやアイドル回転速度のハン
チングの発生を防止できるものである。換言すれば、ニ
ュートラル状態及び非ニュートラル状態それぞれでの最
適な目標アイドル回転速度が設定されているから、これ
らの中間状態であるときには、目標アイドル回転速度も
相互の中間値に制御することが望まれるので、1 実際にシフト状態が変化しているときに徐々に目標を変
化させることで、中間状態に略マツチングした目標速度
に設定できるものである。
上記と同様な目標アイドル回転速度N、を徐々に変化さ
せる制御は、ニュートラル位置から非ニュートラル位置
に切り換え操作されたときにもなされ、この場合には、
目標速度が減少するからそれまでの目標速度N3から本
プログラム実行毎に所定微小値ΔN、を減算して新たな
目標速度Nsを設定させ(第4図参照)、減算結果が非
ニュートラル時用の目標N、Illになったところで、
目標速度の切り換え制御を終了させる(ステップ19〜
28参照)。
尚、ここでも、前記所定微小値ΔN、は、ニュートラル
状態から非ニュートラル状態への切り換え遅れ時間に対
応して目標が変化するように設定する必要がある。
上記のようにして設定される目標アイドル回転速度Ns
は、ステップ29においてクランク角センサ12からの
信号に基づき算出される実際の回転速3 度Nと比較され、目標を上回っているときにはデユーテ
ィ比のフィードバック補正分l5Cfbを所定値βだけ
減少させることによってアイドル制御弁18の開度をよ
り絞って回転速度Nを低下させ(ステップ30)、逆に
、目標を下回っているときにはデユーティ比のフィード
バック補正分l5Cfbを所定値αだけ増加させること
によってアイドル制御弁18をより開いて回転速度Nを
上昇させる(ステップ31)。
上記フィードバック補正分l5Cfbは、次のステップ
32において、ステップ1で設定される基本デユーティ
比l5CT、に加算されて、かかる加算結果が最終的な
デユーティ比l5Conとして設定され、次のステップ
33でこのデユーティ比l5Conの駆動信号がアイド
ル制御弁18に出力されて、前記デユーティ比l5Co
n相当の開度にアイドル制御弁18が制御される。
ところで、上記実施例では、目標アイドル回転速度N3
が、セレクトレバー24のニュートラル位置・非ニュー
トラル位置で切り換え制御される場4 合を説明したが、この他、セレクトレバー24がニュー
トラル位置にあるか非ニュートラル位置にあるかの違い
によって制御目標値としての点火時期を切り換える場合
においても、前記と同様にセレクトレバー24の操作に
対して遅れる実際のシフトを見込んで、徐々に点火時期
を変化させることが好ましい。
即ち、アイドル運転時(スロットル弁4全閉)で、かつ
、自動変速機がニュートラル状態であるときには、アイ
ドル回転を安定させるために機関出力が高い方向へ点火
時期を制御することがあるが、この場合にも、セレクト
レバー24が非ニュートラル位置とニュートラル位置と
の間で切り換え操作されるタイミングに合わせてオン・
オフ的に点火時期を切り換えるのではなく、実際のギヤ
シフトの遅れ時間に対応させて徐々に変化させれば、点
火時期制御をシフト制御中の状態にマツチングさせて滑
らかに移行させることができる。
更に、制御目標値としては、上記の目標アイドル回転速
度1煮火時期に限るものではなく、燃料噴射量を介して
の空燃比制御の目標値なとであっても良い。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によると、自動変速機におけ
るセレクトレバーがニュートラル位置であるか非ニュー
トラル位置であるかによって内燃機関の制御目標値がそ
れぞれに設定されるときに、セレクトレバーによる切り
換え選択から実際にニュートラル又は非ニュートラルに
ギヤシフトされるまでの期間に略対応させて、前記制御
目標値を徐々に変化させるようにしたので、ニュートラ
ル又は非ニュートラルに切り換わる途中における制御目
標値を整合させることができ、制御目標値が目標アイド
ル回転速度であるときには、フィードバック制御の応答
遅れや回転ハンチングの発生を抑止することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例を示すシステム図、第3図は同上実施例に
おけるアイドル回転速度のフィー5 6 ドパツク制御を示すフローチャート、第4図は同上実施
例における制御目標値としての目標アイドル回転速度の
変化を示すタイムチャート、第5図は従来制御の特性を
示すタイムチャートである。 1・・・機関  4・・・スロットル弁  5・・・ア
イドルスイッチ  6・・・コントロールユニット12
・・・クランク角センサ  18・・・アイドル制御弁
19・・・補助空気通路  20・・・水温センサ  
21・・・自動変速機  22・・・A/T用コントロ
ールユニット23・・・車速センサ  24・・・セレ
クトレバー25・・・インヒビタースイッチ  25a
・・・ニュートラルスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トルクコンバータを介して機関出力トルクが伝達
    される自動変速機と組み合わせて使用される自動変速機
    付内燃機関の制御装置であって、前記自動変速機におけ
    るセレクトレバーによるニュートラル位置・非ニュート
    ラル位置の選択操作を検出するニュートラル検出手段と
    、 該ニュートラル検出手段により検出されるニュートラル
    位置・非ニュートラル位置の選択に応じて内燃機関の制
    御目標値をそれぞれに設定する制御目標値設定手段と、 前記ニュートラル検出手段によりニュートラル位置・非
    ニュートラル位置の切り換え操作が検出されたときに、
    ニュートラル状態又は非ニュートラル状態に実際にギヤ
    シフトされるまでの期間に略対応させて、切り換え前の
    制御目標値から切り換え後の制御目標値へ徐々に変化さ
    せる制御目標値移行手段と、 前記制御目標値に基づいて内燃機関の制御対象を制御す
    る制御手段と、 を含んで構成したことを特徴とする自動変速機付内燃機
    関の制御装置。
  2. (2)前記制御目標値が目標アイドル回転速度であって
    、前記制御手段が所定のアイドル運転状態において実際
    の回転速度を前記目標アイドル回転速度に近づけるよう
    に制御対象としての機関の吸入空気量をフィードバック
    制御するよう構成されたことを特徴とする請求項1記載
    の自動変速機付内燃機関の制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998026170A1 (fr) * 1996-12-12 1998-06-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dispositif de commande de tour de ralenti destine a un moteur a combustion interne, a combustion de charge stratifiee
JP2005233076A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Nissan Motor Co Ltd エンジンのアイドル回転数制御装置

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WO1998026170A1 (fr) * 1996-12-12 1998-06-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Dispositif de commande de tour de ralenti destine a un moteur a combustion interne, a combustion de charge stratifiee
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