JPH03294253A - 消化管ホルモン拮抗物質 - Google Patents

消化管ホルモン拮抗物質

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JPH03294253A
JPH03294253A JP2096661A JP9666190A JPH03294253A JP H03294253 A JPH03294253 A JP H03294253A JP 2096661 A JP2096661 A JP 2096661A JP 9666190 A JP9666190 A JP 9666190A JP H03294253 A JPH03294253 A JP H03294253A
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JP
Japan
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acid
compound
amyl
formula
amino
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Application number
JP2096661A
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English (en)
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Tadahiko Tsushima
津島 忠彦
Teruichi Ishihara
石原 照一
Yamaji Hagishita
萩下 山治
Kaoru Seno
薫 瀬野
Nobuhiro Ihii
伊比井 信廣
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Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はペプチド性消化管ホルモン拮抗物質に関し、さ
らに詳しくは、コレシストキニンおよびガストリン受容
体に対する拮抗物質に関するものである。
[従来技術と発明が解決すべき課題] ペプチド性消化管ホルモンは、通常、アミノ酸10数個
〜数10個のペプチドであって、いずれも、消化管の粘
膜上皮で産生されて血中に放出された後、それぞれの受
容体との結合(相互作用)を介して作用を発揮する物質
である。ペプチド性消化管ホルモンは、化学構造に基づ
いてガストリン群、セクレチン群、およびその他に大別
される。
ガストリン群の内、コレストキニン(CCK)には末梢
性受容体の外、脳や自律神経系にも受容体が存在し、こ
れらの中枢系受容体を介した免疫活性の存在が認められ
ている。末梢性および中枢性受容体はそれぞれ、CCK
−AおよびCCK−B受容体と呼ばれている(“神経ペ
プチドコレシストキニン:解剖学、生化学、受容体、薬
理学および生理学”、  J 、 Hugheg、 G
 、 D ockray、およびG、W。
odruff編、  Ellis Horvood L
td、、  ChichesterU、 K、(198
9) : G、 J、Dockray、 R,Dima
line、  S 、 P auvels、 およびA
、Varro+ ”プロホルモンとしてのペプチドホル
モン”中、ガストリンおよびCCK−関連ベブチド、 
 J、Martinez編。
Ellis  Horvood  Ltd、、   C
hichester  U、に、。
1989、pp245〜284参照)。また、ガストリ
ンにも中枢性受容体の存在を示唆する研究がある。
CCKおよびガストリンは、末端アミノ酸4残基が共通
であり、その受容体、特にCCK−B受容体とガストリ
ン受容体との間には高い相同性が認められている[ポッ
ク(M、 G 、 B ock)、ディバルド(R,M
、 D 1pardo)、エバンス(B、 E、 Ev
ans)、リトウル(K、 E、 R1ttle)、ウ
イットラ−(W、 LWhitler)、ペーパー(D
、F、Veber)、アンダーマン(P 、 S 、 
A nderson)、およびフライディンガー(R,
M、 F reidinger)、J 、 Med、 
Chem、、(1989)、32.13参照コ。
今日では、ガストリンおよびCCKと、それらの受容体
との相互作用に関する研究の結果、様々な生理学的作用
が明らかにされている。それらの事実から、CCK−受
容体およびガストリン受容体に対する拮抗剤は、CCK
およびガストリンに関連した異常または疾患の治療また
は予防に有効であると予測されている。
例えば、CCK−A受容体拮抗物質には、食欲改善効果
、膵液分泌抑制による膵炎治療と膵臓がん(Carci
no■a)抑制、胆のう収縮抑制による胆のう炎、胆石
発作症状の改善、あるいは感応性腸症候群(I rri
table bowel 5yndroa+e)および
オピエート拮抗作用等が期待される。CCK−B受容体
阻害剤は、CCK−B受容体の中枢あるいは末梢(特に
胃)における役割り等の解明に有用であると共に、CC
K−Bの関与する病態の治療・改善における有効性が期
待される。また、ガストリン受容体拮抗物質には、抗胃
潰瘍作用が期待される。
そのような観点から、天然物から高いCCKA受容体拮
抗作用を有する物質アスペルリジンが単離された[Me
rck社コ。CCK−B受容体拮抗物質としては、CC
K−A阻害剤アスベルリシンとベンゾジアゼピン化合物
との構造比較によって開発された、CCK−AおよびC
CK−B受容体に強い作用と選択性を存する阻害剤が報
告されている[シルバーマン(M、 A 、 S i 
lverman)、グリーンバーブ(R、E 、 G 
reenberg)およびバンク(S、Bank)、A
 m、 )、 G astroenterology、
(1987)、82.703、並びにフライディンガ−
(R,M、Freidinger)、Medicina
l Re5each Reviews、 (1989)
、旦、271参照コ。また、ガストリン拮抗剤として、
抗胃潰瘍剤のプロゲルミド[抗胃潰瘍剤、Rotta社
(特開昭62−501705号公報)]やロルグルミド
がある。その能様々な化合物が提供されている(特開昭
63−27468、特開昭63−201156号公報等
)。
上記のごとく、臨床適用を目的として多くのCCK−A
、CCK−Bおよびガストリン受容体拮抗物質か提供さ
れているが、さらに有効な物質が得られれば、各種疾患
の予防のみならず新たな用途の開発研究および治療に大
いに役立つと考えられる。そのためには、より高い阻害
活性と選択性、および経口吸収性、代謝的安定性等の(
哺乳動物特に人間に対する)医薬として優れた性質を有
する化合物を合成し、薬理学的に有用な物質の探索が望
まれる。
U課題を解決するための手段〕 本発明者らはこれらの条件を満たす新規な化合物を合成
することを目的として研究を重ねた結果、一般式(I)
: 3 / R1Z  (CHりn  CHCON \ R。
NH−C−Y−R。
1 (式中、R4は−COOH,−CONH,、−CN。
テトラゾリルまたは置換基を有していてもよいアリール
、R2は置換基を有していてもよいアリールまたは異項
環基、R5およびR4は独立して水素、低級アルキルま
たは置換基を有していてもよいアリール、nは0ないし
2、Xは酸素または硫黄、Yは単結合または−NH−1
Zは Aは水素、ハロゲンまたは水酸基を表す。ただし、Aが
水素のとき、R1はアリールであるか、または、R8が
テトラゾリルであり、Rfはアリールであることを条件
とする。) で示される化合物が、上記の諸条件を満たし得ることを
見いだし、本発明を完成するに至った。これらの化合物
はCCKまたはガストリンの関与する病態、例えば、消
化管、中枢神経および食欲制御系の疾患の予防および治
療に有用であり、さらにはCCKあるいはガストリンに
よって助長されるある種の腫瘍の治療にも有用と予測さ
れる[ビューチャンブら(R,O,BeauchamL
 et al、)、  Ann。
Surg、、  (1,985)、   202.  
30コ。
以下に、本発明の目的に従い、明細書中で用いた語句を
定義する。
「低級アルキル」とは炭素数1〜8個の直鎖状または分
枝鎖状アルキル基を意味し、そのようなアルキル基の例
として、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、第3級ブチル、ペンチル、インペン
チル、ネオペンチル、第3級ペンチル、ヘキシル、メチ
ルペンチル、ジメチルブチル、ヘプチル、メチルヘキシ
ル、メチルシクロヘキシル、ジメチルペンチル、オクチ
ルなどを列挙できる。
「アリール」とは、フェニル、ナフチル、アンスリルな
どを意味する。
「置換基を有していてもよいアリール」における置換基
としては、低級アルキル基、フッ素、塩素または臭素等
のハロゲン、メトキシ、エトキシ等のアルコキシ、水酸
基、トリフルオロメチル等の置換アルキルおよび置換さ
れていてもよいアミノ(ホルミルアミ7等)等を挙げる
ことができ、置換基は1またはそれ以上であってよい。
「異項環基」は、少なくとも1個以上の窒素原子を含有
するC4〜C9の異項環基を意味し、インドリル、イン
ダゾリル、キノリル、キノリニル等を挙げることがてき
るか、インドリルおよびキノリルが好ましい。
本発明の化合物群のうち、R1が−COOHまたはテト
ラゾリル、R1がインドリルまたはキノリル、R8およ
びR4がそれぞれ独立して、低級アルキルまたは置換基
を有していてもよいフェニル、2がハローメチレンであ
る化合物あるいはR6が置換基を有していてもよいフェ
ニル、Rffiがインドリル、キノリルまたは置換基を
有していてもよいフェニル、R5およびR4がそれぞれ
独立して、低級アルキルまたは置換基を有していてもよ
いフェニルである化合物が好ましい。とりわけ、R1が
−COOHまたはテトラゾリル、R2がインドリル、キ
ノリル、R1およびR4がそれぞれ独立して、メチル、
ペンチルまたは2位に置換基を有していてもよいフェニ
ル、Zがハロメチレンである化合物あるいはR1が2位
に置換基を有していてもよいフェニル、R1がインドリ
ル、キノリルまたは3位および4位またはそのいずれか
に置換基を有していてもよいフェニル、R1およびR4
がそれぞれ独立して、メチル、ペンチルまたは2位に置
換基を有していてもよいフェニルである化合物が好まし
い。
本発明の化合物は適当なアミノ酸を出発物質として、以
下に示す工程式1−IVのいずれかに従い、またはそれ
らを組み合わせた方法に従って製造することができる。
なお、以下の工程の実施に際し、当該技術分野既知の方
法でカルボキシル基およびアミ7基を適宜保護する。そ
のような保護基は当業者に既知であり、明細書記載の実
施例ではカルボキシ保護基としてベンジル基、ベンズヒ
ドリル基、低級アルキル基、t−ブチルジメチルシリル
基およびp−ニトロフェニル基を使用した。
また、アミ7基保護基としてカルバメート型保護基、主
としてt−ブトキシカルボニル基(式中、Bocと表示
)、未置換もしくは置換ペンジルオキシカルボニル基、
あるいはトリチル基等をラセミ化を抑制する目的で使用
したが、いずれも制限的なものではない。アミノおよび
カルボキシ保護基の組合わせは、後に、還元もしくは酸
処理によってそれぞれ選択的に脱保護できるものであれ
ば、上記以外のものであってよい。
好ましくは、カルボキシル基保護基としてベンジルもし
くはベンズヒドリル基、アミノ保護基として3級ブト牛
ジカルボニル基(t−Boa基)を使用する。
R,がテトラゾリルである式(I)の化合物は、アスパ
ラギン酸またはグルタミン酸(あるいはアスパラギンま
たはグルタミン)を出発物質として工程式■または工程
式■のいずれかに従って合成される。工程式Iは、1,
3−環化付加によるテトラゾール合成工程を最終工程と
した点に特徴を有し、工程式■は、この工程をC2−位
アミ7基の化学修飾以前、即ち中間工程に置く点に特徴
を有する。
第1工程 本工程に先立ち、市販品として入手可能なω−2−アミ
ノアルキルジカルボン酸のうち式(1)におけるnがO
ないし3であるアスパラギン酸、グルタミン酸、2−ア
ミノアジピン酸、2−アミノピメリン酸の各光学活性体
(R体およびS体)またはそれらの混合物を出発原料と
し、ペプチド化学の常法に従い、カルボキシル保護基お
よびアミノ保護基で保護した後、原料化合物[1a]、
[1b]に変える。
第1工程は、ジ置換アミン化合物との縮合である。低反
応性の場合を除き、縮合は、定法に従い[ボダンズ牛−
(M、 B odanszky)およびボダンズキ−(
A 、 B odanszky)、  “The Pr
actice of Peptide S ynthe
sis″、  S pringer −V erlag
、  T okyo。
1984、泉屋信夫、加藤哲夫、大野素徳、青柳東彦、
“ペプチド合成”、丸善、東京、1985]、ジシクロ
へキシルカルボジイミド(DCC)、水溶性カルボジイ
ミド(WSCD+1−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)−カルボジイミド)等のカップリング試薬
を使用し、補助剤として1−ヒドロキシベンズトリアゾ
ール(HO8Tと略称)を適宜用いて行う。ジフェニル
アミン等、カップリングが遅い場合あるいは大量合成等
の場合には、より安価な手法、例えば混合酸無水物法(
塩化ビス=(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)−ホ
スフィン酸、オキシ塩化リン、塩化ジフェニルリン酸等
)あるいは酸クロリド法を用いる。溶媒は、例えば、塩
化メチレン、クロロホルム、アセトニトリル、ジメチル
ホルムアミド、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン
、ジメチルスルホキシドもしくはこれらの混合溶媒とす
る。反応副成物は、酸、塩基雨水溶液による洗浄、ある
いはシリカゲルカラムクロマトにより容易に除去される
第2工程 本工程は、アミノ基の脱保護である。Boc基あるいは
トリチル基は、酸処理で容易に除去される。
使用し得る酸は、塩酸(ガスもしくは酢酸エチル溶液)
、臭化水素酸、フッ化水素酸等の鉱酸類、塩化アルミニ
ウム、四塩化チタン、四塩化スズ、三臭化ホウ素等のル
イス酸、あるいはギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、スル
ホン酸類の有機酸である。
必要に応じて、カチオン捕捉剤としてアニソール、チオ
アニンールを用いる。反応を円滑に行うために溶媒を用
いてもよい。溶媒としては、酢酸エチル、ハロゲン化炭
化水素溶媒(塩化メチレン、クロロホルム等)、ニトロ
メタン、アセトニトリル、エーテル系溶媒(テトラヒド
ロフラン、ジメトキシエタン等)を用いる。また、ベン
ジルオキシカルボニル基等の脱保護は、酸性条件(上記
)でも可能であるが、接触還元、主としてPd−Cを触
媒として実施することが好ましい。本反応では通常の溶
媒、例えば、アルコール類(メタノール、エタノール等
)、酢酸エチル、エーテル系溶媒(エーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等)、アミド系溶媒(ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド等)、水およびこ
れらの混合物、酸触媒として酢酸等を用いる。本工程で
アミノ化合物は、使用した酸の塩、あるいは遊離体とし
て得られる。生成物は、そのまま次工程に使用できるが
、必要に応じて酸抽出後、塩基による再沈澱、抽出によ
って精製してもよい。
第3工程 本工程は、置換アミノ銹導体の合成である。N−アシル
誘導体は、酸塩化物あるいは酸無水物を塩基存在下直接
反応させるか、あるいは、工程1で示されるカルボン酸
とのカップリング反応により容易に得られる。反応を円
滑に行うためには、溶媒を用いてもよい。溶媒としては
、ハロゲン化炭化水素系溶媒(塩化メチレン、クロロホ
ルム等〉、エーテル系溶媒(テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、ジメトキシエタン等)、アミド系溶媒(ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等)、あるいは
、アセトニトリル、ニトロメタン、ジメチルスルホキシ
ド等を用い得る。また、ウレア、チオウレア型化合物は
、公知の方法[マーチ(J、March)、  Adv
anced  Organic  Chemistry
  、  第3版、  John Wiley & 5
ons、 Inc、、 New York。
1985、p802]によりN−置換インシアナート、
N−置換インチオシアナートあるいはカルバメートと反
応させることにより容易に得られる。
必要ならば、溶媒としてハロゲン化炭化水素系溶媒(塩
化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等)、エーテル
系溶媒(エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメトキシエタン等)、アルコール系溶媒(メタノール
、エタノール等)、アミド系溶媒(ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等)、その他、酢酸エチル、
ジメチルスルホキシド、ニトロメタン、アセトニトリル
等を用いる。
反応は、中性もしくは弱塩基性下(例えば、トリエチル
アミン存在下等)、室温もしくは冷却〜加熱(0〜15
0℃)下で行う。生成物の精製は、酸あるいは塩基によ
る洗浄、あるいは再結晶によって容易に実施できる。必
要な場合には、シリカゲルカラムクロマトを使用する。
第4工程 本工程は、カルボキシ保護基の除去である。低級アルキ
ル基は、塩基性もしくは酸性加水分解によって容易に除
去される。塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化リ
チウム、水酸化カリウム、また、酸としては鉱酸(塩化
水素酸、臭化水素酸、硫酸)等、あるいはトリフルオロ
酢酸、スルホン酸等が用いられる。通常、主として水−
アルコール系溶媒を用い、0−100℃の温度で実施す
る。
しかし、これらの条件下では2位−N−置換基の切断、
あるいは分子内環化反応等の副反応が起こり得るので、
そのような副反応の併発しない還元的脱保護が最適であ
る。ベンジル基等の脱保護は、R,基の脱保護と同様、
もしくは、より緩和な条件下で実施される。触媒として
は、主にPd−Cを用い、第2工程と同様の溶媒中で行
う。
第5工程 本工程は、カルボン酸もしくは、そのエステル誘導体か
らアミドを得る工程である。本工程のエステル([4a
]、[4bコ、[2a]、[2b])から直接1工程で
目的とするアミド([7a]、[7b]、[8a〕、[
8b])に導くことは、通常困難であることから、主ト
してカルボン酸[5a]、[5b]を経由する間接法を
用いる[ベックウィズ(A 、 L 、 J 、 B 
eclvitb)。
“The Chesisty of Am1des r
  Zabicky&i、  r nterscien
ce発行、  New York、  197 (L 
pp96−105]。
間接法では、第4工程で得られたカルボン酸化合物を、
混合酸無水物、活性化エステル(p−ニトロフェニルエ
ステル、2.4−ジニトロ−フェニルエステル、コハク
酸エステル等)、あるいは酸ハロゲン化物に変換、活性
化した後、アンモニアとカップリングさせ、N−未置換
アミド体を得る。
反応は、好ましくは有機溶媒、例えばエーテル系溶媒(
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキ
シエタン等)、塩化メチレン、アミド系溶媒(ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド)中、−40℃〜
室温下で行う。後処理等は、第1工程と同様に行う。
一方、エステルから直接アミドに変換する方法ではジメ
チルアルミニウムアミドを用いる[(バシャ(A、 B
 asha)、  リブトン(M、 L 1pton)
およびウエインレブ(S、M、Weinreb)、 T
etrahedronLett、、1977.4171
]。
第6エ程 本工程は、アミドの脱水によるニトリルの合成である。
反応は、公知の脱水剤である五酸化リン、オキシ塩化リ
ン、5−塩化リン、トリフェニルホスフィン−四塩化炭
素、四塩化チタン、トリフルオロ酢酸−ビリジン、シア
ヌル酸、塩化チオニル等、さらには、N−未置換アミド
に高選択的なりurgess塩を使用する方法[クラレ
モン(D、 A、 CIareaon)、およびフィリ
ップス(B、 T、 Ph1llips)、T etr
ahedron L ett、(1988)、29.2
155]で容易に達成される〔マーチ(J 、 M a
rch)。
”Advanced Organic Cheaigt
ry r第3版、John Wiley & 5ons
、  1985. pp932〜933コ。溶媒として
は、ハロゲン化炭化水素系溶媒(塩化メチレン、クロロ
ホルム、四塩化炭素)、エーテル系溶媒(エーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン等)
がfE[に使用される。反応温度は、用いた試薬、溶媒
によって変化するが、冷却もしくは室温〜加熱下で行わ
れる(−30℃〜60℃)。
第7エ程 本工程は、ニトリルとアンド試薬との1,3−環化付加
反応によるテトラゾール化合物の合成である。アジド試
薬としては、公知のトリーn−ブチルアジド錫、トリメ
チルシリルアジド、ナトリウムアジド等を用い得る。反
応は、通常加熱条件下(25℃〜150℃)で行う。反
応を容易にするために溶媒を用いてもよい。使用し得る
溶媒は、エーテル系溶媒(ジメトキシエタン、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン等)、アミド系溶媒(ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド)、ハロゲン化炭
化水素系溶媒(四塩化炭素、りσルベンゼン等)の他、
ジメチルスルホキシド、スルホラン、ニトロメタン等で
ある。得られた環化付加生成物を希塩酸、希硫酸等で酸
処理することにより、トリーn−ブチル錫あるいはトリ
メチルシリル残基を脱離除去して目的のテトラゾール誘
導体に変換し得る。生成物は、アルカリ抽出後、酸によ
る再沈澱抽出の後、得られた結晶性化合物を再結晶して
精製する。油状物質は、逆相またはシリカゲルカラムク
ロマトにより精製する。
工程式■ 本工程式の出発物質は、市販のグルタミン、アスパラギ
ン等のアミノ酸、あるいは、工程式Iから導かれたN−
保護アミノ酸誘導体([8a]、[8b])である。本
工程の特徴は、N−保護基を使用してテトラゾールに変
換した後、2位N−の脱保護を行い、次いで、再度化学
修飾を行う点にある。
本工程式における各工程は、工程式I中の対応する工程
と同一手法で行うことができるので概略のみを記載する
第1工程 工程式Iの第1工程と同一手法を使用する。ただし、本
工程のカップリング反応では、分子内アミド基とα−カ
ルボキシル基との分子内環化反応による環状イミド化合
物の副成を抑制するため、アミン過剰かつ高濃度(低溶
媒量)にて反応を行う。
第2工程:工程式■の第6エ程と同一手法を使用する。
第3工程:工程式Iの第7エ程と同一手法を使用する。
第4工程:工程式■の第2工程と同一手法を使用する。
第5工程:工程式Iの第3工程と同一手法を使用する ただし、本工程では、テトラゾール基の酸性を考慮して
トリエチルアミン等の塩基使用量を1当量多く使用する
工程式■ 本工程式はホモフェニルアラニンを出発物質とし、 R1がアリールである化合物(1)を合成する工程に関
する。
第1工程 工程式lの第1工程と同一手法を使用する。保護基とし
てはt−ブトキシカルボニル(Boa)基が好ましい。
第2工程 脱保護の後、ウレタン及びアミド化合物を得る。
工程式Iの第2および第3工程と同一手法を使用する。
(以下余白) 工程式■ [18a] [18b] [19aコ [19b] [18aコ [18b] [28a] [28bl [29a] [29b] [30a] [30b〕 (以下余白) [20ar [2t a] [20b] [2lb] 本工程式は、インドール環を有するアミノ酸、トリプト
ファンを出発物質として、R8がアリールである光学活
性な化合物を合成する工程に関する。
第1工程 トリプトファンをアミドに変換する。工程式Iの第1工
程の後半部と同一手法を使用する。
第2工程 インドール環の開環反応である。二酸化マンガン、過マ
ンガン酸カリウム、過ヨウ素酸ナトリウム、三酸化クロ
ム、過酸化水素、過酸などを用いて酸化的に開環する。
好ましくは、中性条件下に低温でオシニドを生成する。
オシニドは水素化ホウ素ナトリウム、亜鉛末、トリフェ
ニルホスフィンなどによる還元的な方法、過酸化水素な
どによる酸化的な方法などにより分解できる。好ましく
は、ジスルフィドを用いて還元的に開裂する[F。
Sakiyama et al、、 Chemistr
y Letter、  893゜(1978)、]。
第3工程 アミノ保護基の脱保護ならびにアシル基の導入。
工程式■の第2および第3工程と同一手法を使用する。
ただしトリフルオロ酢酸処理後、アミンのトリフルオロ
酢酸塩として単離し、インシアナート又は酸クロリドの
存在下に遊離アミンとして反応させる。
第4工程 ケトンの還元により配位の異なる2異性体を得る工程で
ある。接触還元、金属水素化物、Meer會sin −
P ondorf −V erley法など公知の方法
が用いられる。しかしアミド結合が、還元されない方法
が最適であり、水素化ホウ素ナトリウム還元が好ましい
第5工程 アセチル化工程。当該技術分野既知の方法による。
第6エ程 第3工程と同一手法を使用する。
第7エ程 選択的加水分解工程である。不斉炭素上でのラセミ化を
防ぎ、アミド基が加水分解されない弱塩基性や弱酸性条
件が好ましい。
第8工程 ベンジル位(A)の水酸基の除去反応である。水素化分
解やハロゲン化物を経由する還元的方法が公知である。
Pd−C等を用いる接触還元が好ましい。
第9工程 第3工程と同一手法を使用する。
第10工程 アミ7基の脱保護である。ホルミル基は酸やアルカリ加
水分解で脱保護できる。さらにパラジウム−炭素などを
用いる接触還元、過酸化水素などを用いる酸化反応など
も用いられる。ヒドラジンヒトラードによるアシル交換
反応が好ましい。
第11工程 アミン基をハロゲンに変える工程である。公知のS a
ndmeyer反応で行われる〇第12工程 脱ホルミル化し、アミン化合物を得る。第1゜工程と同
一手法を使用する。
第13工程 第3工程と同一手法を使用する。
本発明化合物は上記の各工程式に従って製造することが
好都合であるが、これらに限定されるものでなく当業者
既知の任意の方法で製造される式(1)の化合物を包含
するものである。
[作用] 本発明のジペプチド類のインビトロ生物活性は、後述の
実験例に示したように、膵臓あるいは大脳皮質のコレシ
ストキニン(CCK)受容体への[プロピオニル−3H
]・コレシストキニン・オクタベブ++’([’H]−
CCK−8)結合を50%阻害する濃度(I C,。)
から知ることができる(サイトウら、ジャーナル・オブ
・二二−口・ケミストリー37巻、483−490頁等
)。摘出したマウスの大脳および膵臓を用いた実験で、
本発明化合物には、表に示すように、対照化合物(CR
i409)に比較して高い活性を示すものまたはCCK
−人受容体またはCCK−B受容体をより選択的に阻害
するものを含む。
従って、本発明化合物は、上記の様々な疾患または異常
の治療および予防効果、即ち食欲改善、膵液分泌抑制に
よる膵炎治療と膵臓がん抑制、胆のう収縮抑制による胆
のう炎、胆石発作症状の改善または感応性腸症候群の治
療、オピエート拮抗作用、ガストリン拮抗作用による抗
胃潰瘍効果が期待される。また、CCK−B受容体の中
枢あるいは末梢(特に胃)における役割り等の解明にも
貢献し得る。
本発明化合物を治療目的として使用するためには、当該
技術分野既知の薬学上許容される賦形剤と本発明化合物
の有効量とを、投与方法に適した剤形に製剤化する。投
与は経口、鼻内、静脈内または皮下的に行うことができ
る。
投与量は、目標とする治療効果、投与方法、年齢、体重
等によって変わるので、−概には規定できないが、通常
、−日投与量は成人1人あたり約0.1+ygないし約
3000mg、好ましくはInないし100C1+9の
範囲であり、これを1〜5回に分割して投与すれば良い
以下に実施例を挙げ、本発明をさらに詳しく説明する。
製造例1 工程式(I)の工程1に従って化合物[2a]および[
2b]を製造する。
1)(R)−N−Boa−アスパラギン酸−7−ベンジ
ルエステル([1aコー0.5g、15 、5 gao
l)、ジ−n−アミルアミン(2,6sg、17m@o
l)、1−ヒドロキシベンズトリアゾール(f(OBT
X2゜0899.15 、5 mmol)を容量300
酎ナス型フラスコ中で塩化メチレン(150xf2)に
溶かし、これに窒素気流中、水冷撹拌下、塩化メチレン
(50jIQ)中ジシクロヘキシルカルボジイミド(D
CC)(3,519,17m5iol)溶液を速やかに
滴下する。
約数時間水冷下に反応させた後、室温で一夜撹拌し放置
する。反応終了後、減圧下に溶媒を留去した後、酢酸エ
チル(100112)を加えて不溶の副成物(ジシクロ
へキシルウレア等)を濾別除去する。
酢酸エチル抽出液を冷重炭酸ソーダ水溶液、冷希塩酸、
冷水、飽和食塩水にて、それぞれ2回洗浄した後、有機
層を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去する。
残渣に再びアセトニトリル(50xQ)を加えた後、再
度不溶のウレア誘導体を濾別除去し、溶媒を減圧留去し
て、油状組成物を得る。このものをシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー[メルク社、ローパーカラム型式〇、
M開m媒ニジクロヘキサン−酢酸エチル(3:1)]に
て精製し、目的物、(R)−N、N−ジー(n−アミル
)−2−(N−Boa−アミノ)−3−ペンジルオキシ
力ルボニループロバン酸アミド(E2s’J−0,既知
=物)7.09(収率97.8%)を得た。
2)上記1)と同様にして(S)−N−Boc−アスパ
ラギン酸−γ−ベンジルエステルJ2b]−0を反応さ
せ、同一収率で目的生成物(S)−N、N−ジー(n−
アミル) −2−(N −Boc−アミノ)−3−ペン
ジルオキシカルボニループロバン酸アミドを得た[2b
]−0゜ 3)(R)−N−Boa−グルタミン酸−γ−ベンジル
エステル(7,099,21、Oma+ol)、N−メ
チルアニリン(3,38g、31 、5 mo+ol)
、HOBT(2,84g、21 、0 +uol)およ
びDCC(5,209,25、2m+aol)を混合溶
媒中[りooホルム(120R(2)−ジメチルホルム
アミド(80貢σ月で上記1)と同様に反応させて処理
し、目的生成物(R)−N−メチル−N−フェニル−4
−ベンジルオキシカルボニル−2−(N−Boc−アミ
ノ)−ブタン酸アミド([2a]  i )(8,33
g、収率92.9%)を得た。物理恒数等を表1に示す
4)(S)  N−Boc−グルタミン酸=7−ベンジ
ルエステルを3)と同様に反応させて処理し、(S )
−N−メチル−N−フェニル−4−ベンジルオキシカル
ボニル−2−(N−Boc−アミノ)−ブタン酸アミド
([2bl−ii)を収率97,4%で得た。
物理恒数を表1に示す。
5)(R)−N−Boc−グルタミン酸−γ−ペンジノ
Cエステル(1,81?、5 gaol)、4−ヒドロ
キシジフェニルアミン(1,029,5、5mmol)
、HoBT(o、6s9.5 gaol)およびDCC
(1,149,5,5g++1ol)を1)と同様に3
日間反応させて処理し、目的生成物(R) −N −(
p−ヒドロキシフェニル)−N−フェニル−4−ベンジ
ルオキシカルボニル−2(Boc−アミノ)−ブタン酸
アミド([2a]  1ii)(1,519,59,8
%)を得た。物理恒数を表1に示す。
同様にして対応する化合物から[2]−iv、[2a]
v、[2al−viを合成した。その物理恒数を表1に
示す。
(以下余白) 製造例2 工程式Hの第1工程に従って[8a]および[8b〕を
製造する。
1)(R)−N−Boa−グルタミン(5,12y、2
0 、8 mmol)、ジ−n−アミルアミン(3,2
79,20、8a+a+ol)、HOBT(2,819
,20、8mmol)およびDCC(5,159,25
mmol)を上記製造例1、l)と同様に反応させて処
理し、目的生成物(R)−N、N−ジー(n−アミル)
  2  (Boa−アミ/)−4〜カルバモイル−ブ
タン酸アミド([8a]−i )(5,399,67,
3%)を得た。物理恒数を表2に示す。
2)上記1)と同様に(S)−N−Boc−グルタミン
(5,009,20、3+u+ol)、ジ−n−アミル
アミ ン(3,36g、 2 1 、3 gaol)、
 HOBT(2,75g、20 、3 gaol)およ
びDCC(4,819,22゜3 mmol)を反応さ
せて、(S)−N、N−ジー(n−アミル)−2−(B
oc−アミノ)−4−カルバモイルブタン酸7 ミド(
[8b] −i;X5.539.70゜6%)を得た。
物理恒数を表2に示す。
3)(R)−N、N−ジー(n−アミル)  2−(B
C−アミノ)−3−カルボキシ−プロパン酸アミド(2
,60g、7 mmol)をトリエチルアミン(0゜9
74xQ、7゜37mmol)と共にテトラヒドロフラ
ン(25峠)に溶かす。この溶液に、温度−20℃〜−
10°Cで塩化炭酸イソブチル(0,956峠、737
mmol)を加え、同一温度を保ったままで約1時間反
応させる。次いで、アンモニアガスを吹込みつつ徐々に
温度をO’Cに上げた後、飽和アンモニア水を加えてさ
らに温度を室温まで上昇させ、約2時間反応させる。減
圧濃縮してアンモニアを留去した後、水中に投入し、酢
酸エチルで抽出する。育線層をそれぞれ冷希重炭酸ソー
ダ水溶液および冷希塩で洗浄し、さらに冷水および飽和
食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムにより乾燥し、
濾別し、溶媒を減圧留去して固形残渣を得る。これをヘ
キサン−エーテル−アセトン混合溶媒から再結晶して目
的物(R)−N、N−ジー(n−アミル)−2−(Bo
c−アミ/)−4−カルバモイル−プロパン酸・アミド
([8a]  v)(2,259,86,4%)を得た
。物理恒数を表2に示す。
4)上記3)と同様にして(S)−N、N−ジー(n−
アミル)−2−(Boc−アミノ)−3−カルボキシ−
プロパン酸アミド[2bl−viを出発物質として(S
)−N、N−ジー(n−アミル)−2−(Boc−アミ
ノ)−4−カルバモイル−プロパン酸アミド([8b]
−viX2.539.84.9%)を得た。物理恒数を
表2に示す。
5)(S)−N−Boc−ホモグルタミン(1,309
,5gaol)、ジーn−アシルアミン(865xy、
5゜5 mgol)、 DCC(1,139、5,5+
uol)、 HOBT(675zy、5 g−ol)を
塩化メチレン(82,5yの一ジメチルホルムアミド(
12、5zI2)中実施例1と同様に反応、処理して、
(S)−N、N−ジー(n−アシル)−2−(Boa−
アミン)−4−カルバモイル−ペンタン酸アミド([8
bコーvi)(1,9229,96%)を得た。
同様にして得られた化合物[8m]−1iiおよび[8
a]−ivの物理恒数を表2に示す。
製造例3 工程式Iの第2工程に従って化合物[3a]および[3
b]を製造する。
製造例1で調製した化合物([2a]−1ii(2,5
2g)を酢酸エチル(25a+Q、19/ l Oxg
比)に溶かし、水冷下、4N−塩酸酢酸エチル溶液を酢
酸エチルと等量加えて、2N−塩酸酢酸エチルとする。
反応混合物を室温に徐々に戻して約2時間反応させて脱
保護する。次いで、溶媒を減圧留去し、さらに酢酸エチ
ルを2度加えて留去しHCIガスを完全に除去する。得
られた粗生成物にエーテル、もしくはヘキサン−エーテ
ル混合溶媒を加えて固化させて濾別し、さらに、結晶を
同溶媒で洗浄後、(R)−N−(p−ヒドロキシフェニ
ル)−N−フェニル−2−アミノ−4−ベンジルオキシ
カルボニルブタン酸アミド([3aコーii)の粗結晶
(2,19)を得る。
上記の方法または工程式■の第2工程の方法に従い、化
合物[2a]または[2b]を出発物質として化合物[
3a]または[3b]を製造した。それらの内、[3]
−iから[3a]−viの物理恒数を表3に示す。
(以下余白) 上記の方法は化合物ごとに反応条件を適宜修正すればよ
い。例えば、脱保護を、酢酸エチル溶液に一25℃で直
接塩酸ガスを導入して飽和した後、0℃で約2時間反応
させて行う。また、反応後、粗生成物が固化しない場合
には、塩酸塩を水に溶解させてエーテルで洗浄した後、
水層をI N−苛性ソーダでアルカリ性としくpH10
,0)、塩析酢酸エチル抽出を行って遊離アミノ化合物
を得ることができる。
本製造例で得られた生成物[3]は精製することなくそ
のまま次工程で使用される。
製造例4 1)製造例3記載の方法に従って合成された(RS)−
N、N−ジー(n−アミル)−2−アミノ−4−ベンジ
ルオキシカルボニル−4−フルオロ−ブタン酸アミド塩
酸塩([3]  i)(430mg、1 sm。
l)、トリエチルアミン(306μg、2 、2 ma
+ol)を塩化メチレン(3,51のに溶かし、水冷下
2−インドールカルボン酸クロリド(197i9.1.
1mmo1.)を加えて徐々に室温に戻し、約4時間反
応させだ後、氷水中に投入する。酢酸エチルで抽出した
後、冷希塩酸、次いで冷希重炭酸水溶液で各2回洗浄し
た後、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を減圧留
去する。得られた油状残渣をシリカゲルカラムクロマト
で精製[酢酸エチル−トルエン(2: 8)]すること
により、目的生成物N、N−ジー(n−アミル)−4−
ペンジルオ牛ジカルボニルー4−フルオロ−2−(N−
2−インドールカルボニル−アミノ)−ブタン酸アミド
([4]−475貢?、88.5%)を得た。同様にし
て[4a]゛1を得た。これらの物理恒数を表4に示す
2)(R)−N−メチル−N−フェニル−4−メトキシ
カルボニル−2−アミノ−ブタン酸アミド塩酸塩([3
a]  1iiX173zil、0.6mmol)、ト
リエチルアミン(184Jl、  1.3+u+ol)
を乾燥塩化メチレンに溶かし、水冷上量−トリルインチ
オシアナート(84,1uQ、 0.62]mol)を
加え同様に反応させた後、冷希塩酸に投入、塩化メチレ
ンにて抽出する。抽出液を順次、希重炭酸ソーダ水溶液
、冷水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
した後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムにかけて、目的とする(R)−4−(メトキシカ
ルボニル)−2−[N−(m−トリルフェニルチオカル
バモイル)−アミz]−ブタン酸フェニル・メチルアミ
ド(I4 a]−1ii)(158wg、65.6%)
を得た。同様にしてU48コーiv、[4a]−vを得
た。これらの物理恒数を表4に示す。
製造例5 工程式Iの第4工程に従って、化合物[2]より[5]
を製造する。
(R)−N−フェニル−N−メチル−2−(NBoa−
アミノ)−4−ベンジルカルボキシブタンアミド([2
al −i X4.369.10.2mM)を酢酸エチ
ル6011I2に溶かした溶液を、予め活性化した10
%Pd−C19の酢酸エチル8xff溶液に加え、水素
雰囲気下、室温で1時間撹拌する。触媒のPd−Cをろ
去し、酢酸エチルで洗浄、減圧下に溶媒を留去する。油
状の(R)−N−フェニルN−メチル−2−(N−Bo
a−アミ/)−4−カルボキシブタンアミド(E5aJ 定量的に得た。
同様にして、[5a] 恒数を表4に示す。
電を得た。
)(3 437)を これらの物理 (以下余白) 製造例6 工程式Iの第6エ程または工程式Hの第2工程に従って
化合物[9]または[10]を製造する。
l)製造例2で調製した(R)−N、N−ジー(n−ア
ミル)−2−(Boc−アミ/)−4−カルバモイル−
ブタン酸アミド([8a]−i ) (4,o 99.
10.6−鵬o1)を乾燥塩化メチレン(551のに溶
かし、B urgss塩(5,35y、21 、2 g
amol)を室温下−度に加えて約3時間反応させる。
この反応液をそのまま冷水中に投入し、酢酸エチルで抽
出した後、有機層を冷希塩酸、冷希重炭酸ソーダ水溶液
、水、飽和食塩水で順次洗浄する。次いで、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲル
カラムクロマト[(メルク・ローパーカラム・C型;酢
酸エチル:トルエン(1:5)]で精製し、目的生成物
(R)−N、N−ジー(n−アミル)−2−(Boc−
アミノ)−4−シアノ−ブタン酸アミド([10al−
+83.63g、93.2%)を得た。物理恒数を表5
に示す。
2)(S)−N、N−ジー(n−アミル)−2−(B。
C−アミノ)−4−カルバモイル−ブタン酸アミド([
8b]  1i)(4,279,11,08sa+ol
)を出発物質として用い、上記1)と同様にして(S)
−N、N−ジー(n−アミル)−2−(BOC−アミン
)−4−シアノ−ブタン酸アミド([10bコー1iX
3.859.94.6%)を得た。物理恒数を表5に示
す。
3)(R)−N、N−ジー(n−アミル)−2−(B。
C−アミノ)−3−カルバモイル−プロパン酸アミド(
[8aコーVB1.869.5 ms+ol)およびB
 uege8B塩(2,409,1@a+ol)を塩化
メチレン(15zff)に溶かし、上記l)と同様にし
て(R)−N、N−ジー(n−アミル)  2−(Bo
c−アミン)−3−シア/−プロパン酸アミド([10
a] −v )(1,449,82,3%)を得た。物
理恒数を表5に示す。
4)(S)−N、N−ジー(n−アミル)−2−(B。
C−アミノ)−3−カルバモイル−プロパン酸・アミド
([8b]−viXl、 869.5+uol)を出発
物質とし、上記1)と同様にして(S)−N、N−ジー
(n−アミル)−2−(Boc−アミ/)−3−シアノ
−プロパン酸アミド([10b]−vi)(1,76g
、83.1%)を得た。物理恒数を表5に示す。
5)製造例2の5)によって得られた(S)−N。
N−ジー(n−アミル)  2  (Boa−アミノ)
−5カルバモイル−ペンタン酸アミド(「8bJ−vi
i)(400119,11Iiol)、E3 urge
ss塩(480zg、2mo+ol)を塩化メチレン(
3m+2)に溶かし、同様にして目的物(S)−N、N
−ジー(n−アミル)−2−(Boc−アミノ)−5−
シアノ−ペンタン酸アミド([lOb]−viiX34
71g、91.1%)を得た。
6)工程式1才たはHに従って得られるN−置換誘導体
、N、N−ジー(n−アミル)−2−(置換カルボニル
アミノ)−4−カルバモイル−ブタン酸アミド[7]を
上記と同様に処理し、対応するニトリル誘導体[9]を
高収率で得た。得られたニトリル体とその収率を以下に
示す。
これらの化合物の物理恒数を表5に示す。
同様にして製造した化合物[9aコおよび[9b〕なら
びに[10a]および[1oblの物理恒数を表5に示
す。
(以下余白) 製造例7 工程式■の第3工程に従って、化合物[11]を製造す
る。
1)上記製造例6で得られた(R)−N、N〜レジ−n
−アミル)−2−(Boc−アミノ)−4−シアノ−ブ
タン酸アミド([10aコーi X2.079.5゜6
3 mmol)をn−トリブチルアミドスズ(5,58
9,16、81111C11)で乾燥したジメトキシエ
タン(30zQ)に溶かし、封管して100℃で5日間
加熱反応させる。TLCで原料ニトリル体の消失を確認
した後、溶媒を減圧留去する。残渣に0.5N−苛性ソ
ーダ水溶液とへ牛サンを加えて完全に溶解させ、水層を
分岐、洗浄する(ヘキサンにて2回)。
水層をIN−塩酸でpH3,oOに調節し、塩析し、酢
酸エチル抽出を2回行う。さらに冷水、飽和食塩水で洗
浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去
し、結晶性残渣として目的生成物(R)−N、N−ジー
(n−アミル)−2−(Boc−アミノ)−4−(テト
ラゾール−5−イル)−ブタン酸アミド(fl 1a]
−1)(1,999,86,0%)を得た。ヘキサン−
エーテル−アセトンで再結晶して精製した。物理恒数を
表6に示す。
2)同様にして製造例6で調製して得られた(S)−N
、N−ジー(n−アミル)−2−(Boc−アミン)−
4−シアノ−ブタン酸アミド([10b、1−ii )
(2,319,6、30ms+ol)を出発物質とし、
目的生成物(S)−N、N−ジー(n−アミル)−1−
(BQC−アミン)−4−(テトラゾール−5−イル)
ブタン酸・アミド([1lb] −1i82.419.
932%)を得た。物理恒数を表6に示す。
3)製造例6記載の方法で調製した(R)−N。
N−ジー(n−アミル)−2−(Boc−アミノ)〜3
−シアノープロパン酸アミド([10al−v)(1゜
249.3 、5 u+ol)とトリー11−トリブチ
ルアジドスズ(4,649,14a+mol)をジメト
キシエタン(175g6)に溶かし、2)と同様に反応
させ、目的とする(R)−N、N−ジー(n−アミル)
−2−(Boa−アミノ)−3−(テトラゾール−5−
イル)−プロパン酸アミド([11a]−1ii81.
05g、758%)を得た。物理恒数を表6に示す。
4)同様にして製造例6で得た(S)−N、N−ジー(
n−アミル)−2−(Boc−アミノ)−3−/アノ−
プロパン酸アミド([10b]−vi)(1,41g、
4 mmol)から目的とする(S)−N、N−シー(
n−アミル)−2−(Boc−アミノ)−3−(テトラ
ゾール5−イル)−プロパン酸アミド(Ellb]−i
〜・)(1,219,764%)を得た。物理恒数を表
6に示す。
5)製造例6で得た(S)−N、N−ジ〜(n−アミル
)−2−(Boc−アミノ)−5−シアノ−ペンタン酸
アミド([10b]−vii)(762gg、2 mn
ol)、トリーローブチルアジドスズ(2,649,8
,0龍。
1)をジメトキシエタン(1010に溶かし、同様に反
応せしめて、目的とする(S)−N、N−ジー(n−ア
ミル)−2−(Boc−アミノ)−5−(テトラゾール
−5〜イル)−ペンタン酸アミド([11b]−v )
”(769xy、90,7%)が得られた。
(以下余白) 製造例8 工程式Hの第4工程に従い、化合物[+ +’lを製造
する。
製造例7て得た化合物[11a]およびczb:を用い
、製造例3と同様に反応、処理して脱保護腰対応する化
合物群[11’a]および[11’b]群を得た。各化
合物の物理恒数を表7に示す。
(以下余白) 実施例1 工程式Iの第3および第4工程に従い、化合物[6a]
[6b]を製造する。
1)(R)−アスパラギン酸−α−N、N−ジーn−ア
ミルアミド・塩酸塩(155zg、0 、5 mll1
ol)、トリエチルアミン(146ttQ、  1.0
5mmol)を塩化メチレンに溶かし、水冷下、m−ト
リルイソンアナート(67,6μ(1,0,53mm+
ol)ヲ加え、室温下、約5時間反応させた後、冷希塩
酸中に投入し、酢酸エチルで抽出する。冷水で抽出液を
洗浄した後、減圧濃縮し、油状残渣をIN−苛性ソーダ
水溶液を用いて水溶化する。次いで、水層をヘキサン−
エーテル混合溶媒で洗浄した後、水層を再びIN−塩酸
水溶液で酸性(pH2,oo)にし、塩析後、酢酸エチ
ル抽出を2回行う。抽出液を冷水、飽和食塩水で洗浄し
た後、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾別し、溶媒を減圧
留去して油状残渣を得る。このものをベンゼンを用いて
凍結乾燥することにより目的生成物(R)−N、N−ジ
ー(n−アミル)−3−カルボキシル−2−(m−トリ
ルカルバモイルアミノ)−プロパン酸・アミド([6a
]1v)(132mg、65.2%)を得た。物理恒数
を表8に示す。
2)製造例4で得られた(RS )−N、 N−ジー(
n−アミル)−4−ペンジルオキシカルボニル−4−フ
ルオロ−2−(2−インドールカルボニルアミノ)−ブ
タン酸アミド(4−i )(55C)tg、102mm
ol)をメタノール(20i++2)に溶かし、これに
50%酢酸(2011I2)を加えて10%Pd−C(
72巧)を懸濁し、室温で撹拌下、接触還元を行う。
反応終了後、反応液をハイフロス−パーセルで濾過して
触媒を除去した後、溶媒を減圧濃縮する。
再びトルエンを加えて酢酸を完全に留去した後、残渣を
重炭酸ソーダ水に再び溶かし、エーテル洗浄を2回行う
。水層をIN−塩酸でpH2,oOにした後、塩析し、
酢酸エチルで2回抽出する。抽出液を冷水、および飽和
食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒
を減圧留去することにより、目的物(R3)−N、N−
ジー(n−アミル)−4−カルボキシ−4−フルオロ−
2−(2−インドールカルボニルアミノ)−ブタン酸ア
ミド(〔−1i)(422Q、92.1%)を得た。物
理恒数を表8に示す。
別法として、水性エタノール中でのアルカリ加水分解に
よっても同一化合物を容易に得た。
1)または2)と同様にして得られた他の化合物の物理
恒数を表8に示す。
実施例2 工程式Iの第5工程に従い、化合物[7コを製造する。
実施例1で調製した(RS)−N、N−ジー(n −ア
ミル)−4−カルボキシル−4−フルオロ−2(2−イ
ンドールカルボニルアミノ)−ブタン酸アミド([6]
   1iX224zy、0.5maol)、トリエチ
ルアミン(84a(l、0 、8 m1ol)をTHF
(2酎)に溶かし、−45℃〜−40℃で塩化炭酸イソ
ブチル(77,8μQ、 Q、6vamoL)を加え、
約1時間反応させる。製造例2.3)と同様に処理し、
目的生成物(R3)−N、N−ジー(n−アミル)−4
−カルバモイル−4−フルオロ−2−(2−イン) ドールカルボニルアミノ)−ブタン酸アミド[7]−1
(178u、79.8%)を得た。物理恒数を表8に示
す。
(以下余白) 実施例3 製造例6の5)で調製したニトリル体[9]を出発物質
として工程式lの第7エ程に従い化合物[12]を製造
する。
以下に製造された化合物の構造式と収率を示す。
これらの化合物の物理恒数を表9に示す。
実施例4 工程式■の第5工程に従いN−アシル体生成物[12コ
を製造する。
1)製造例8で調製した(R)−N、N〜レジ−n−ア
ミル)−2−アミノ−4−(テトラゾール−5−イル)
−ブタン酸アミド・塩酸塩(11“a−iX138.6
o、0 、4 mmol)と3−牛ノリンカルボン酸(
72,7jI9.0 、42 mm+ol)を塩化メチ
レン(2zQ)に溶かし、−10℃〜0℃でトリエチル
アミン(166,9μQ、s  1 、2 mmol)
およびオキシ塩化す7(39,211Q%0.42+n
ol)を加えて約2時間反応させる。温度を徐々に室温
に戻し、約1時間反応させた後、反応液を冷希塩酸に投
入して酢酸エチルで2回抽出する。次いで、抽出液を冷
水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムにより乾燥
する。溶媒を減圧留去して得られる残渣を、逆相カラム
クロマトグラフィー(カラム: L 1chropre
pRP8B型:メタノール(8)−水(2)で精製し、
目的生成物(R)−N、N−ジー(n−アミル)−2−
(3−キメリンカルボニルアミノ)、=4−(テトラ゛
/−ルー5−イル)〜ブタン酸アミド([12alvi
)(951g、547%)を得た。このものは実施例3
て得られた化合物と一致した。また、同様にして、(S
)−N、N−ジー(n−アミル”)−2−(3キノリン
カルボニルアミ/)−4−(テトラゾール−5−イル)
−ブタン酸アミド([12b3−vii)を収率40.
1%収率で得た。物理恒数を表9に示す。
2)製造例8で調製した(S)−N、N−ジー(nアミ
ル)−2−アミ7−4−(テトラゾール−5イル)−ブ
タン酸アミド・塩酸塩([11“b]−1i)(124
R9、Q 、 313 gimol)および2−インド
ール酸クロリド(67,411?、0 、38 mmo
l)を乾燥塩化メチレン(2村)に溶かし、室温下トリ
エチルアミン(158,5μ12. 11.4imol
)を加え、3時間反応させた後、上記1)と同様に処理
した。次いで、シリカゲルカラムクロマト(240〜4
00Iesh、 259 column、クロロホルム
−メタノール溶出)により精製して目的生成物(S) 
 N、N−ジ(n−アミル)−2−(2−インドールカ
ルボニルアミ/)−4−(テトラゾール−5−イル)−
ブタン酸・アミド([12b]  1)(99u、61
.1%)を得た。物理恒数を表9に示す。
同様に、化合物[11“]を出発物質とし、Nアシル体
[12]を製造した。これらの物理恒数を表9に示す。
実施例5 (R)−型ウレア誘導体[12]の製造を示す。
1)製造例8記載の方法で調製された(R)−N。
N−ジー(n−アミル)−2−アミノ−4−(テトラゾ
ール−5−イル)−ブタン酸アミド・塩酸塩([11’
a]−1)(138,6x9.0 、4 nmol)お
よびトリエチルアミン(122,4,cl、0 、88
 mmol)を塩化メチレン(1,6zのに溶かし、室
温で撹拌下mトリルイソシアナー)(56,8μC,4
゜4 mmol)を滴下する。約4時間反応後、反応混
合物を冷希塩酸に投入し、酢酸エチルで抽出する。抽出
液を冷水、次いで、飽和食塩水により洗浄した後、硫酸
マグネシウムで乾燥し溶媒を減圧留去する。得られた結
晶性残渣をn−ヘキサンーアセトンーエ−チルの混合溶
媒から再結晶し、目的生成物(R)−N、N−ジー(n
−アミル)−4−(テトラゾール−5−イル)−2−m
−)リルカルバモイルアミノ)−ブタン酸アミド([1
2a] −x)(156mg、87゜9%)を得た。物
理恒数を表9に示す。
2)上記1)と同様に(S)−N、N−ジー(n−7ミ
ル)−2−アミノ−4−(テトラゾール−5−イル)−
ブタン酸アミド・塩酸塩([11’b]  ii)を出
発物質とし、目的生成物(S)−N、N−ジー(n−ア
ミル)−4−(テトラゾール−5−イル)−2−(+−
)リルカルバモイルアミノ)−ブタン酸アミド([12
b]−xi)を83,4%収率で得た。物理恒数を表9
に示す。
上記1)と同様にして製造例8記載の方法で得られた化
合物[11°]を出発物質とし、各種(S)−型ウレア
誘導体を合成した。これらの物理恒数を表9に示す。
実施例6 1)上記実施例5の1)と同様に(R)−N、N−ジー
(n−アミル)−2−アミノ−3−(テトラゾール−5
−イル)−プロパン酸・塩酸塩(「ll’a]−1ii
 )から目的生成物(R)−N、N−ジー(n−アミル
)3−(テトラゾール−5−イル)−2−(露−トリル
カルバモイルアミノ)−プロパン酸アミド([12a]
−xxvi)を収率87.8%で得た。物理恒数を表9
に示す。
2)各種(R)−型ウレア誘導体112a]を製造する
実施例5の1)と同様にして(S)−N、N−ジー(n
−アミル)−2−アミノ−3−(テトラゾール−5−イ
ル)−プロパン酸アミド([11’bコーiv)から目
的生成物(S)−N、N−ジー(n−アミル)−3(テ
トラゾール−5−イル)−2−(m−トリルカルバモイ
ルアミノ)−プロパン酸アミド([12b]−xxix
)を収率83.1%で得た。物理恒数を表9に示す。
同様に各種(S)−型ウレア誘導体[12b]が合成で
きる。これらの物理恒数を表9に示す。
実施例7 N−アシル誘導体 1)製造例8記載の方法で調製された(R)−NN−ジ
ー(n−アミル)−2−アミ/−3−(テトラゾール−
5−イル)−プロパン酸アミド([11a]iii)(
133m9.0 、4 maiol)およびトリエチル
アミン(167μQ、1.2朋o1)を塩化メチレン(
IJIのに溶かし、この溶液に水冷下34−ジクロロフ
ェニルベンゾイルクロリド(88mg、0.42mmo
1)を加える。次いで、室温下に約3時間反応させた後
、上記実施例6と同様に後処理、精製して目的生成物(
R)−N、N−ジー(n−アミル)−2(3,4−ジク
ロロベンゾイルアミノ−3−(テトラゾール−5−イル
)−プロパン酸アミド(f12aコ−vi)(135x
9.71.9%)を得た。物理恒数を表9に示す。
同様にして各種(R)−型、N−アシル誘導体を製造し
た。各化合物の物理恒数を表9に示す。
2)上記1)と同様にして(S)−N、N−ジー(n−
アミル)−2〜アミノ−3−(テトラゾール−5−イル
)−プロパン酸アミド([11’b]−1v)から目的
生成物(S)−N、N−ジー(n−アミル)−2−(3
,4−ジクロロベンゾイルアミ/)−3−(テトラゾー
ル−5−イル)−プロパン酸アミド([12b] −i
x )を76.0%収率で得た。物理恒数を表9に示す
同様にして各種(S)−型N−アシル誘導体[12b]
を得た。これらの物理恒数をも表9に示す。
(以下余白) 実施例8 1)工程式(III)の第1工程に従い、S−及びR−
ホモフェニルアラニンからのアミ7基をtブトキシカル
ボニル基で保護して、カルボン酸をアミドにする。
ジーし一ブチルジカーボネート無水物1.35fFとト
リエチルアミン0.9zlをρ−(±)−ホモフェニル
アラニン1.09のンオキサン5RQと水5峠の懸濁液
に加えて、室温で4時間撹拌する。稀塩酸を加えて、酢
酸エチルで抽出する。抽出液を水洗、無水硫酸すl−I
Jウムで乾燥後、濃縮してN−B○C−ホモフェニルア
ラニンを定量的に得る。
上記油状物質をテトラヒドロフランlOI&Qに溶かし
、N−メチル−〇−1ルイジン1.86g、■ヒドロキ
シベンブトリアゾール0.19とN、 N’ジシクロへ
牛ジルカルボジイミド1609のテトラヒドロフランl
O峠溶液に室温で加える。
夜放置後、結晶を濾過して除去し、濾液を減圧下に濃縮
する。残渣を酢酸エチルに溶解して、稀塩酸、及び水で
洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧下に濃縮する。
残渣をシリカゲル309を用いたフラッシュクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル−3・2)で精製して
1 、159(53゜6%)の油状物質Ct4b1を得
る。
[α]”−2,8 D Uαコ”   +31.9(c、1.018;CHCρ
、)IRνa+ax(フィルム):3320,1713
゜1655cx−’ NMRδ(CD CJ!、) : 1.42および1.43(9H,two s)、1.7
5(2H,s)、 2.20および2.22 (3H,two s)、2.
45(2H,m)、 3.18および3.20(3H,tvo t)、4.0
8および4.37(IH,tvos)、5.30(I 
H,d、 J = 10Hz)、6.9〜7.3(9H
) R一体[14a]も同様に合成する。
2)第2工程に従い、保護基BOCをはずし、目的とす
るウレタン及びアミド化合物を得る。
トリフルオロ酢酸2zI2を上記の[14a]の塩化メ
チレン2xQ溶液に加え、室温で2時間撹拌する。
炭酸ソーダ水溶液を注意しながら加えアルカリ性にする
。混合物を塩化メチレンで抽出する。抽出液を水洗、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去して油
状物質655x9(77,5%)を得る。
NMRδ(CDCら): 1.75(2H,■)、2.
15および2.19(3H,two s)、2.50(
2H,s)、 3.15および3.18(3H,two s)、3.0
〜3.3(I H,耐、 6.9〜7.3(9H) 3)得られたアミンとインシアナート化合物を下記の一
般法を用いてウレタン化合物を合成する。
1.2当量のインシアナート化合物を上記アミンのトリ
エチルアミンとN、N’−ジメチルホルムアミド溶液に
加え、2時間室温に放置する。水を加えて、酢酸エチル
で抽出する。抽出液を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧下に溶媒を留去する。残渣をシリカゲルを用い
たフラッシュクロマトグラフィーで精製して目的化合物
[15a]を得る。得られた化合物の物理定数を表10
に示す。
4)得られたアミンとカルボン酸のクロリドを下記の一
般法を用いてアミド化合物を合成する。
1.2当量の酸クロリドを上記アミン、及びトリエチル
アミンの塩化メチレン溶液を室温で一夜放置する。稀塩
酸、炭酸水素ナトリウム水溶液、次いで水で洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を減圧下に留去して
得られる残渣をシリカゲルを用いたフラッシュクロマト
グラフィーで精製して目的のアミド化合物[15a][
15b]を得る。
得られた化合物の物理定数を表10に示す。
同様にして得られた化合物の物理恒数を表10に示す。
(以下余白) [18b] [19b:1 1) N−Boc−L −トリプトファン[16b]を
アミド[17b]にする。実施例8.1)の後半部と同
様に行なった。収率568%、ap138℃、[αコ”
  +4 7.3(c、1.066  ;  CHCQ
s)I Rv wax(nujol) : 3320.
1694.1648cr’ NMRδ(CDCQ、) : 0.84.0.94およ
び1.36(9H,three s)、1.76. 216および2.19(3H,three s)、2.
68〜3.30(2H)、3.09.3.15および3
.21(3H,three s)、4.32および4.
62(I H,two m)、5、05 (0,5H,
+m)、 5.32(0,5H,d、J=10Hz)、5.95(
0,5H,d、J=8Hz)、6.56〜7.40(8
,5H)、 7495〜8.15(IH) 元素分析 (C□H1゜N、0.として)計算値:C,
70,74:H,7,17:N、10.31 実測値:C,70,68、H,7,20;N、10.3
2 2)工程式(IV)の第2工程に従い、オゾンによ・リ
インドール環を開環する。Me、Sで還元的にオシニド
を分解する。
オゾン化した酸素ガスを[1,7b]20.09のメタ
ノール溶液に一70°Cで導入する。カッ色溶液に変化
した後徐々に無色に変わり、少し青味かかったところで
オゾンの導入を止める。ジメチルスルフィド20xQを
加え、0°Cで1時間、室温で3時間撹拌する。ヨード
デンプン紙に反応しない事を確かめて、減圧下に濃縮す
る。残渣をシリカゲル450gを用いたフラッシュクロ
マトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1=1→1:
2)で精製して油状物1t[18b]11.79(54
,2%)を得る。
[α]” −106,6(c、1.002 ;MeOH
)IRνmax(nujol):3290. 1705
゜1654.1513゜ 1165c+++ NMRδ(CDOff、):  1.33.136およ
び1.46(9H,three s)、253および2
.36(3H,two s)、3、10(l H,m)
、 323および3.24 (3H,two s)、3、4
8(I H,m)、4.64(IH,m)、5、] 8
(I H,m)、 7.04(IH,t、J=6Hz)、 718〜7.42(4H)、 7.54(2H,q、J=7Hz)、 8.42〜8.54(IH)、 8.66〜9.02(I H)、 10.89および11.43(LH,two s)元素
分析 (C、、H,。N 30 s・0.2CHC乙と
して)計算値:C,62,75;H,6,35:N9.
07 実測値・C,62,90,H,6,45゜N、 9.3
8 3)工程式(IV)の第3工程に従い保護基BOCをは
ずし、目的のウレタンとアミドを得る。実施例8の2)
と同様に行なったがトリフルオロ酢酸処理後、アミンの
トリフルオロ酢酸塩として単離し、インシアナート又は
酸クロリドの存在下に遊離アミンとして反応する。
得られた8体の化合物[19b]の物理定数を表11−
1に示す。
4)N−Boa−D−トリプトファン[16a]を出発
物質として、実施例9の1)と同様にして、[17b]
の鏡像異性体[17a]を得た。
収率:64.1% −p、 + 139〜141℃ [α] ”  −45,0(c、 1.146 ; C
HCi2s)元素分析 (C,、H□N、○、として)
計算値:C,70,74;H,7,17;N、10.3
1 実測値:C,70,44;H,7,17。
N、10.34 5) [17aコを実施例9の2)と同様にして、[1
8b]の鏡像異性体[18a]を得た。
収率:57.2% [α] ”  +75.8(e、1.039 ;CHC
Q−)元素分析 (C□H*eN so s・0.2H
,Oとして)計算値:C,65,05、H,6,69N
、 9.48 実測値・C,65,02;H,6,71+N、 9.4
9 6)[18a]を実施例9の3)と同様にして、下記一
般式で示されるR体の化合物[19a]を得た。
一般式。
得られた化合物[19a]の物理定数を表11−2に示
す。
IRと’H−NMRは、表11−1に示したそれぞれの
鏡像異性体のそれらのものと一致した。
(以下余白) 実施例10 [18b] [20b](2S、 4S)一体 [22bコ [21b](2S、 4S)一体 [23b] [24bコ [25bコ 1)工程式■の第4工程に従い、ケトン体を還元し二種
の異性体を得る。
水素化ホウ素ナトリウム1,1vを少しづつ、実施例9
.2)で調製したケトン[18b]1 i、o9のメタ
ノール溶液に水冷下に加える。混合物を2時間O℃で撹
拌する。稀塩酸、次いで水を加えて、酢酸エチルで抽出
する。抽出物を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶
媒を減圧下に留去する。
残渣をシリカゲルを用いてフラッシュクロマトグラフィ
ー(ヘキサン:酢酸エチル=1:2)で分離精製して、
二種の異性体[20b](2S、4S)−体 7.41
9(67,1%)と[21bl(2S、4R)一体2.
519(22,7%)を得る。
[20b]: [ff]” + 13.5(c、 1. OOO; C
HCl23)D IRν*ax(CHCQs):3230,3330゜1
6B7. 1656゜ 1500cff−’ NMRδ(CDCI2s) : 1.45.1.46お
よび1 、48 (9H,three s)、1.5〜
2.1(2H,s)、2.17.2.20および2.2
2 (3H,three s)、3.18および3.2
1(3H,tvos)、4.27および4.60 (2
H,two m)、5.6〜6.0(IH)、6.95
〜7.5(8H)、8.15〜9.20(3H) 元素分析 (C=4Hs1N−Os・l/2H,Oとし
て)計算値:C,63,98;H,7,38;N、 9
.32 実測値+C,84,23;H,7,14;N、9.21 [21b]: [α]” +48.8(c、 1.008 ; CHC
ffs)、IRνtsax<CHCQs>:3430.
3330゜1687、 1655cr’ NMRδ(CDCI2.)・ 1.42および1.43(9H,two s)、1、.
85〜2.10(2H,m)、2.12.2.15およ
び2.18(3H,three s)、3.18. 3.19および3.23(3H,three s)、3
.95〜4.72(2H)、5.63(LH,a)、6
.9〜7.3(8H)、 8.00〜8.64 (2H)、 9.0〜9.25(IH,m) 元素分析 (C,、H,、N、O,・1/20CHCQ
sとして) 計算値:C,64,55、H,6,99。
N、 9.39 実測値:C,64,43;H,6,95;N、 9.3
9 2)工程式■の第5工程に従いアセチル化する。
異性体[20b1363肩9、無水酢酸0.!5xQと
ピリジン5jIQを一夜室温で放置し、次いで水に注ぐ
酢酸エチルで抽出し、抽出物を稀塩酸、炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、水で順次洗浄する。無水硫酸ナトリウムで
乾燥後減圧下に溶媒を留去する。シリカゲルを用いたフ
ラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
1+2)で精製して[22b]352xt(88,5%
)を得る。
I Rνaax(CH(j!s) : 3430.33
00.1700.1654cz NMRδ(CDC12,): 1.39および1.41(9H,two  s)、1.
71゜ 1.73および1.75(3H,three  s)、
2.1〜2.45 (2H,m)、 223および2.32 (3H,two s)、3.1
9. 3.20および3.21 (3H,three s)、
4.28および4.60(IH,twom)、5.60
(IH,m)、 5.59(IH,t、J=10Hz)、71〜7.5(
7H)、 7.83(LH,d、J=8Hz)、 8.35〜8.6(2H,m) 元素分析 (C,、H33N30.−1/l0CHCC
3として) 計算値:C,63,26;H,6,73;N、 8.4
8 実測値:C,63,20;H,6,74: 844 異性体[23b]も同様に合成する。
収率89.9% IRνmax(CHCC3) 二 3430. 328
01700.1654cx−’ NMRδ(CDCC,): 1.39.1.41および
1 、42 (9H,three s)、1、92〜2
.2(2H,a+)、1.9日、1.99および2.0
2 (3H,three s)、211. 2.12および2.13(3H,three s)、3
16、 319および3.21 (3H,three s)、3
.8〜4.2(LH,m)、5.32(1!(、耐、5
、74 (I H,a+)、6.9〜7.4(6H)、
7、84(L H,m)、8.39(LH,m)、8.
96(I H,鵬) 元素分析 (C1,H,、N、O,・o、 i 5CH
CI23として) 計算値:C,62,63;8.6.66:N、 8.3
8 実測値:C,62,79;H,6,71;N、 8.3
9 3)実施例8.2)ひきつづき3)または4)と同様に
行い、化合物[24]および[25]を得た。
結果を表12−1に示す。
4)実施例9の5)で得られた式: で示される化合物[18a]を実施例10の1)と同様
にして還元し、二種の異性体[20al ((2R。
4R)一体)および[21a]((2R,4S )一体
)を得る。
[20a]: 収率:65.3% [α] ”   15.9(c、 1.016 ; C
HC(!s)元素分析 (C14H□N、O,として)
計算値:C,65,29;H,7,08;N、 9.5
2 実測値:C,65,07;H,7,20。
N、 9.59 [21a]: 収率:20.2% [α]”  −49,7(c、 1.013 ; CH
Cl2−)元素分析 (C,、H,、N、O,として)
計算値:C,65,29;H,7,08;N、 9.5
2 実測値:’C,65,31:H,7,16;N、 9.
45 5)[20a]および[21a]をそれぞれ実施例1O
の2)と同様にアセチル化し、[22a]((2R。
4R)一体)および[23a]((2R,4S)一体)
を得た。
「22aコ : 収率ニア6.4% [α] !3−57.6(c、 1.014 ; CH
CC3)元素分析 (Ct s H33N s Oaと
して)計算値:C,64,58;H,6,88;N、8
69 実測値: C,64,14; H,6,96+N、 8
.74 [23aJ: 収率:85.1% [αコ ”、’  −29,0(c、1.013;CH
C&!s)元素分析 (C,、H,、N、O,として)
計算値:C,64,58;H,6,88;N、 8.6
9 実測値・C,64,23; H,6,91N、 8.8
6 6)実施例10の3)と同様にして、[22a、lおよ
び[23a]からそれぞれ下記一般式[24a]および
[25a]で示される化合物を得た。
一般式: %式% 一般式: [25aコ 結果を表12−2に示す。
実施例11 [24a] [26aコ :  (2R,4R)一体工程式■の第7
エ程に従い選択的な加水分解をアンモニア水で行う。大
過剰の28%アンモニア水を酢酸エステル[24a]の
メタノール溶液に加える。濁った時はメタノールで均一
溶液として、−夜装置する。水を加え、酢酸エチルで抽
出する。
抽出液を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒
を減圧下に留去する。残渣をシリカゲルを用いたフラッ
シュクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:
1→1:2)で精製して[26a]を得る。同様にして
[25aコ、[24bコ、[25bコよりそれぞれ下記
一般式で示される[27a]、[2実施例12 [20bコ [28bコ [29bコ 1)工程式■の第8工程に従い、還元によりベンジル位
の水酸基を除去する。
実施例10で調製したアルコール誘導体[20b]6、
899と10%パラジウム−炭素1.19の氷酢酸lo
om(混合物を3日間水素ガス雰囲気下に撹拌する。触
媒を濾別し、濾液を減圧下に濃縮する。
残渣を酢酸エチルに溶かし、炭酸水素ナトリウム水溶液
及び水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。減圧下
に溶媒を留去し、残渣をシリカゲルを用いてフラッンユ
クロマトグラフィー(酢酸エチル:へキサン=4 : 
1)で精製して[28bll。
69g(25,5%)を得る。
[α]” +20.1 io、6(c、0.854 :
CHC(ls>IRνmax(CHC(2a): 34
30.3280゜1692、 1647゜ 1.494cxす NMRδ(CD(J!−): 1.41(9H,s)、
2.06. 2.15および2.17 (3H,three s)、
2、44 (2H,m)、3.17(3H,s)、CO
Oおよび4.15(I H,two s)、5.41(
IH,a)、6.8〜7.3(6H)、7676および
7.88(LH,tvod、J=8Hz)。
8.3〜8.8(2H,m) 元素分析 (C,、H,、N、04として)H’il!
=f′97 7A−IJ  ’7  ’JA  、kl
  Q  O7実測値:C,67,57;H,7,26
;N、9.642)実施例10.2)と同様に行って化
合物[29b]を得る。結果を表14に示す。
(以下余白) 実施例13 129bl−iii 1)実施例12で得たアミド体を工程式■の第10工程
に従って脱ホルミル化する。
ホルミルアミド化合物([29bコー1ii)1゜10
9.80%ヒドラジンヒトラード0.62zi2、氷酢
酸05xQ、水1.3m12、エタノール5xQの混合
物を50℃で19時間撹拌する。炭酸水素ナトリウム水
溶液を加え、酢酸エチルで抽出する。抽出液を水洗、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去する。
残渣をシリカゲルを用いたフラッシュクロマトグラフィ
ー(へ牛サン:酢酸エチル=1:2)で精製してアミン
化合物([30b]−1)7301Kg(70,7%)
を得る。
[a]  +68.2(c、1.013;CHCi2s
)IRνmax(CHCff−): 3360. 16
94゜1828、 1550゜ 1492c夏−車 NMRδ(cDccs): 1.7〜2.1 (L H
,m)、2.22. 2.27および2.33 (6H,three s)、
2.2〜2.6(IH,w)、 3.24および3.27 (3H,two s)、4.
47および4.68(L H,two s)、6、58
 (2H,m)、6.78(3H,m)、6.9〜7.
4(6H)、7.70(I H,s)元素分析 (C、
、H,。N、O,として)計算値:C,72,30、H
,6,95;N12.85 実測値:C,72,53、H,7,02。
N、 13.01 2)工程式■の第11工程に従いアミ7基をジアゾ化し
て塩素に変える。
亜硝酸ナトリウム5119の水1yt(l溶液をアミノ
化合物([30b] −i )300xgノ水19と濃
塩酸O’2tQの懸濁液に水冷下に加える。15分間撹
拌した後尿素1001gを加える。
別にメタ重亜硫酸水素ナトリウム45xりと水酸化ナト
リウム30宵9の水溶液0.5村を硫酸銅20Bxgと
塩化+)’J’7A177+y9の水溶液0.7IQに
加え70’Cで30分間撹拌する。この混合物を上記の
ジアゾニウム塩に加え、1時間70℃で撹拌する。水を
加え、酢酸エチルで抽出する。抽出物を水洗、無水塩化
ナトリウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去する。残
渣をシリカゲルを用いたフラッシュクロマトグラフィー
(酢酸エチル:ヘキサン=1 : 1)で精製して13
019<41 。
5%)のクロル化合物[31bi−iを得る。
[α]t′+37.9(c、1.007 ; CHCQ
x)IRνs+ax(CHC123):3370. 1
6961633、 1552cx−’ NMR(CDCI!3) δ1,74および1.76(2H,twom)、2.2
3.228および2.32(6H,three252お
よび2.74<28.two m)、3.24および3
.29 (3H,two s)、444および4.66
(IH,two a+)、6、78(l H,d、 J
 =6Hz)、6.95〜7.4(11H) 元素分析 (C□H□(JIN、○、として)計算値:
C,89,40;H,6’、27 ;N9.34 実測値:C,89,51;H,6,27;S)、 N9.24 (以下余白) 実施例14 [20bl [32bコ [26bコーV 1)実施例10. 1)で調製した[20b]を用い、 工程式■の第10工程と同様にして脱ホルミル化する。
収率42.1%、ap127.8°(エーテル:ヘキサ
ン) [α]” −11,3(c、 1.001;CHCl2
5) I RJ/ wax(nujol) + 3395+3
320゜ 1697゜ 1643cm−’ NMR(CDCC,): 61.41および1.42(9H,s)、1.1〜L、
5(IH,腸)、 2.20および2.25 (3H,two s)、1.
8〜2.3(IH,s)、 3.18および3.19(3H,two s)、4.2
5(LH,e)、4.53(LH,m)、5.69(L
H,m)、6.61 (2H,m)、6.88(IH,
@)、7.01(LH,m)、7.1〜7.4(4H) 元素分析 (Ct * Hs 1N s O4として)
計算値: C,66,80、H,7,56;CI2,7
.88 、N、9.34 実測値:C,66,84、H,7,51。
CQ、7.63 ;N、9.24 2)実施例9.3)[工程式■の第3工程]と同様に行
う。
収率85.2%、粉末、 [(Z]” +63.2(c、 1.002 ;CHC
l25)JRvtaaxccHc(13>:3350,
1622゜1550c「1 NMRδ(CDC12a)+ 1.52〜1.73.2
.02〜2.41(2H,tvos)、2.27および
2.31(3H,twos)、2.30(3H,s)、
3.24および3.27(3H,twos)、4.56
〜5.01(2H,s)、 6.57〜7.40(13H)、 7.70(IH,s) 元素分析 (C*sHs。N40.として)計算値:C
,69,93、H,6,77。
N、12.55 実測値:C,69,73;H,7;00 。
N、12.07 上記の実施例で得た本発明化合物の生物活性を以下の実
験例記載の方法で検討した。
実験例 イン・ビトロ生物活性は膵臓あるいは大脳皮質のコレシ
ストキニン(CCK)受容体への[プロピオニル−H]
・コレシストキニン・オクタヘフチド([’H]−CC
K−8)結合を50%阻害する濃度(I C,。)から
知ることができる。本実験例では、サイトウ(S ai
to)他(ジャーナル・オブ・二ニーロケミスドリー、
37巻、483〜490頁、1981年)およびファン
・ディジタ(Van Dijik)他(す・ジャーナル
・オブ・ニューロサイエンス、4巻、1021〜103
3頁、1984年)に記載のCCK受容体標品の作製法
と[”H]−CCK−8結合阻害実験法とに修正を加え
た方法を用いた。
1)標品の調製 話頭により屠殺した体重24〜28yの雄性ddYマウ
ス(SLC実験動物株式会社)の大脳皮質および膵臓を
速やかに取り出した。各組織を、重量の10倍量の水冷
50mMトリス塩酸緩衝液(Tri$・HCi2バッフ
ァー、pH7,4)中に浸した。これらをボッター型ホ
モジナイザーにより懸濁化した後、30. OOOXy
で15分間の遠心分離を行った。得られた残渣に10倍
量の氷冷トリス塩酸緩衝液を加えてポリトロンによるホ
モジネーシ9ン、次いで、30,0OOxyで15分間
の遠心分離からなる操作を2回繰り返した。得られた残
渣に10倍量の水冷インキュベーシッン緩衝液[10曽
M−ヘベス(HEPES、N−2−ヒドロキシ−エチル
−ピペラジン−N’−2−エタンスルホン酸)、120
iM−塩化ナトリウム、4.7mM−塩化カリウム、5
mM−塩化マグネシウム、1膳M−エチレングリコール
−ビス(β−アミノエチルエーテル)−N、 N、 N
’、 N’−四酢酸塩、5 o/酎−牛血清アルブミン
および0.25m9/wQ−バシトラシンで構成される
[3H]−CCK−8受容体結合阻害実験用緩衝液、p
H7,4,0℃を加えてポリトロンで懸濁化した。
次いで、大脳皮質ホモジネートの場合は水冷インキュベ
ーシヲン緩衝液で5倍に、また膵臓ホモジネートの場合
は20倍に希釈し、これらをCCK受容体標品として以
下の結合阻害実験に使用した。
2)[’H]−CCK−8受容体結合阻害実験ポリスチ
レンチューブに最終濃度1nMの[”H]−CCK−8
を10μQと1)で調製した受容体標品480μeを入
れ、次の試料のいずれかを10μe加えた。a)最終濃
度1μMのセルレチド・ジエチルアミン塩(非特異的結
合測定用)、b)任意の濃度の被検物質溶液(本発明の
新規化合物または比較のための既知物質([”H]−C
CK−8結合に対する拮抗性測定用)、またはC)ジメ
チルスルフオキシド(全結合測定用)。得られた試験溶
液を25℃で900分間インキュページンした。
その後、1%牛血清アルブミンを含むトリス・塩酸緩衝
液中に浸したワットマン(Whataan)ガラスGF
/Cフィルターを用いて反応液を速やかに吸引ろ過し、
フィルターを2.5zi2の氷冷トリス・塩酸緩衝液で
3回洗浄した。次いで、このガラスフィルターを5z(
lのアクアゾール−2(A quaso夏−2)中に1
8時間放置した後、液体シンチレーション・カウンター
で放射活性を計測した。特異的[3H〕−CCK−8受
容体結合を50%抑制する新規化合物の濃度、すなわち
IC,。は、縦軸に特異的[3H]−CCK−8結合を
、また横軸に被検化合物の濃度(Iogm度)をプロッ
トしたグラフから求めた。なお、特異的[3H]−CC
K−8結合は、下記の方法で算出した。
[特異的結合コ=[全結合コー[非特異的結合]ここで
[非特異的結合コおよび[全結合]は、それぞれセルレ
チド(1aM)の存在または不存在下での[″H]−C
CK−8結合を表す。
[3H]−CCK−8受容体結合阻害実験の結果を以下
の表15に示す。
表15 [”H]−CCK−8結合 化合物          ’ Cs、(nM)CR1
0490200 6−ii             2007− i 
            40012a−iii   
        1.200170、000 43.000 10 500 135、000 2a−vi 2a−x 2b−xi 12g−++1v 12a−xvi 12a−xvi 2a−xx 12a−xxii 12a−xxiv 12a−xxv+ 12a−xxvi 12a−xxx 12a−xxxii 12b−xxxiv 5a− 5a−v 5b−i 5b−ii 15b−iii 5b−iv 5b−vi 9b 9b−ii 19b−iii 9b−iv 00 >1.000 >i、 oo。
10 00 100 20 3、400 10 50 23 8、300 >to、 oo。
 400 6、500 600 6、700 200 3、200 2、900 3、200 5、800 3、200 5.200 900 >100.Goo 9G、 000 36、000 >100.Go。
>roo、 Go。
>too、 000 >too、 oo。
>100.000 >too  Go。
>LOo、 000 40 000 R2,000 16,000 34、00G >ioo、 oo。
>100,000 >100.000 86、000 100 000 >100. Go。
)100. Go。
4、 to。
4、100 g、000 5、300 19b−V 19b−vi 9b−vi 9b−vi 24b−iii 4b−vi 5b−i 5b−ii 25b−iii 5b−iv 5b−vi 6b−i 6b−ii 26b−iii 6b−iv 6b−V 6b−vi 6b−vi 7b−vi 2、700 200 700 8、300 4、700 3、800 >10.000 5、000 5、400 7、000 90 1、500 65 90 50 10 20 1、050 4、200 500 3、300 2、200 300 37、000 g、oo。
 300 22、000 15、 Go。
25、000 is、 000 65、100 15、500 41、 Go。
36、000 29.000 15、500 30、000 18、500 (以下余白) 1)CR1409

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は−COOH、−CONH_2、−CN
    、テトラゾリルまたは置換基を有していてもよいアリー
    ル、R_2は置換基を有していてもよいアリールまたは
    異項環基、R_3およびR_4は独立して水素、低級ア
    ルキルまたは置換基を有していてもよいアリール、nは
    0ないし2、Xは酸素または硫黄、Yは単結合または−
    NH−、Zは ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼、 Aは水素、ハロゲンまたは水酸基を表す。ただし、Aが
    水素のとき、R_1はアリールであるか、または、R_
    1がテトラゾリルであり、R_2はアリールであること
    を条件とする。) で示される化合物。
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