JPH03292433A - 制振装置 - Google Patents
制振装置Info
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- JPH03292433A JPH03292433A JP9473490A JP9473490A JPH03292433A JP H03292433 A JPH03292433 A JP H03292433A JP 9473490 A JP9473490 A JP 9473490A JP 9473490 A JP9473490 A JP 9473490A JP H03292433 A JPH03292433 A JP H03292433A
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- Japan
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- vibration
- vibration damping
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- modes
- damper
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Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 title claims abstract description 37
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 8
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 10
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、建築物や構造物一般に用いられる制振装置に
関する。
関する。
［従来の技術］
駆動装置を持つアクティブ系の制振装置によって複数の
固有振動成分を含む構造物の振動を抑える場合、該制振
装置は上記複数の固有振動成分中の最も高い固有振動数
にも対応できるように応答性が充分高く、能力の大きい
ものが必要とされる。
固有振動成分を含む構造物の振動を抑える場合、該制振
装置は上記複数の固有振動成分中の最も高い固有振動数
にも対応できるように応答性が充分高く、能力の大きい
ものが必要とされる。
また、アクティブ系の制振装置では駆動に要する駆動エ
ネルギー（消費電力）が大きいため、大型の構造物用と
しては実現側に乏しかった。
ネルギー（消費電力）が大きいため、大型の構造物用と
しては実現側に乏しかった。
［発明が解決しようとする課題］
上述した如〈従来のアクティブ系の制振装置では、複数
の固有振動成分を含む構造物の振動を抑える場合、応答
性が高く、能力の大きいものが必要とされる一方、駆動
に要する駆動エネルギー（消費電力）が大きいために、
大型の構造物用としては実現性に乏しかった。
の固有振動成分を含む構造物の振動を抑える場合、応答
性が高く、能力の大きいものが必要とされる一方、駆動
に要する駆動エネルギー（消費電力）が大きいために、
大型の構造物用としては実現性に乏しかった。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、大型の構造物が複数の固有振動
モードを有する場合でもこれに対応して充分少ない消費
電力で制振可能なアクティブ系の制振装置を提供するこ
とにある。
の目的とするところは、大型の構造物が複数の固有振動
モードを有する場合でもこれに対応して充分少ない消費
電力で制振可能なアクティブ系の制振装置を提供するこ
とにある。
［課題を解決するための手段及び作用］すなわち本発明
は、構造物の複数の固有振動モードに対応して、それぞ
れに駆動装置を備え、個々のモードの固有振動数に略等
しい振動数を有する小型の制振機構を複数設置するよう
にしたもので、個々のモードの固有振動を制振する制振
機構は小形のもので構成することが可能であるため、装
置全体の消費電力も大幅に削減すること力（でき、充分
実現性のあるものとすることができる。
は、構造物の複数の固有振動モードに対応して、それぞ
れに駆動装置を備え、個々のモードの固有振動数に略等
しい振動数を有する小型の制振機構を複数設置するよう
にしたもので、個々のモードの固有振動を制振する制振
機構は小形のもので構成することが可能であるため、装
置全体の消費電力も大幅に削減すること力（でき、充分
実現性のあるものとすることができる。
［実施例］
以下水゛発明を２自由度に理想化できる構造物１こ適用
した場合の一実施例について図面を参照して説明する。
した場合の一実施例について図面を参照して説明する。
まず第２図及び第３図により構造物を理想化した固有振
動モードを示す。第２図が構造物を理想化した状態を示
し、第３図（ａ）が同構造物の１次固有振動モード、第
３図（ｂ）が同じく２次固有振動モードを示す。構造物
は、各々の質量をｍ ５１． ｍ ５２とすると、２つ
の質点ｍ Ｓ １１ ＋ ｍ ３２２．２本のばねｋｓ
＋３ 、 ｋｓ□４及び減衰系定数Ｃ５１５＋０５□
６により構造物を理想化できる。これらの諸元を用いて
公知の固有振動解析を行なうことにより、以下に示す構
造物の固有振動特性が得られる。
動モードを示す。第２図が構造物を理想化した状態を示
し、第３図（ａ）が同構造物の１次固有振動モード、第
３図（ｂ）が同じく２次固有振動モードを示す。構造物
は、各々の質量をｍ ５１． ｍ ５２とすると、２つ
の質点ｍ Ｓ １１ ＋ ｍ ３２２．２本のばねｋｓ
＋３ 、 ｋｓ□４及び減衰系定数Ｃ５１５＋０５□
６により構造物を理想化できる。これらの諸元を用いて
公知の固有振動解析を行なうことにより、以下に示す構
造物の固有振動特性が得られる。
すなわち、
とするものである。
このような構造物の各質点に対して第１図に示すような
１次振動モード用制振装置と２次振動モード用制振装置
を設置する。
１次振動モード用制振装置と２次振動モード用制振装置
を設置する。
この第１図中で、１次振動モード用制振装置は振動体質
量ｍＤ１７、ばねｋＤ１９、減衰器Ｃｏ＋１１及び上記
振動体質量ｍ Ｏ，７を駆動する駆動装置１３から構成
され、２次振動モード用制振装置は振動体質量ｍＤ２８
、ばねｋ ０２１０、減衰器ＣＬ２１２及び上記振動体
質量ｍＤ２８を駆動する駆動装置１４から構成されるも
のである。
量ｍＤ１７、ばねｋＤ１９、減衰器Ｃｏ＋１１及び上記
振動体質量ｍ Ｏ，７を駆動する駆動装置１３から構成
され、２次振動モード用制振装置は振動体質量ｍＤ２８
、ばねｋ ０２１０、減衰器ＣＬ２１２及び上記振動体
質量ｍＤ２８を駆動する駆動装置１４から構成されるも
のである。
図中のＸ ｓ＋１５は質点ｍ５１１の変位、ｘＳ２１６
は質点ｍ ５□２の変位、Ｘｏ＋１７は質点ｍ、１７の
変位、Ｘ ０２１ｇは質点ｍ５２８の変位を示す。
は質点ｍ ５□２の変位、Ｘｏ＋１７は質点ｍ、１７の
変位、Ｘ ０２１ｇは質点ｍ５２８の変位を示す。
また、Ｌ１１９は１次振動モード用制振装置の駆動装置
１３が発生する制御力（駆動力）を示し、Ｌ２２０は２
次振動モード用制振装置の駆動装置１４が発生する制御
力（駆動力）を示す。
１３が発生する制御力（駆動力）を示し、Ｌ２２０は２
次振動モード用制振装置の駆動装置１４が発生する制御
力（駆動力）を示す。
さらに、各質点ｍ ｓ＋１ 、 ｍ ５２２ ＋ ｍ
ｏＩ７ｍ Ｄ２ｇには、振動を検出する加速度計２１〜
２４を設置する。
ｏＩ７ｍ Ｄ２ｇには、振動を検出する加速度計２１〜
２４を設置する。
上記のような構成にあって、まず質点ｍＳ、ｌと質点ｍ
、２２の加速度Ｘ Ｓｌ＋ Ｘ ５２を加速度計２１
．２２で検出し、演算制御回路２５によって下記の演算
を行なって１次、２次の加速度の開存振動モード成分（
’ ｌ ＋ ” ２を求める。すなわち、となるもの
である。
、２２の加速度Ｘ Ｓｌ＋ Ｘ ５２を加速度計２１
．２２で検出し、演算制御回路２５によって下記の演算
を行なって１次、２次の加速度の開存振動モード成分（
’ ｌ ＋ ” ２を求める。すなわち、となるもの
である。
次に上記” ｌ ＋ α２を積分演算することにより
、１次、２次の速度の固有振動モード成分ａ１ｄ２、変
位の固有振動モード成分αｌ、α２を求める。
、１次、２次の速度の固有振動モード成分ａ１ｄ２、変
位の固有振動モード成分αｌ、α２を求める。
同時ニ、質点ｍ ０４ ＋ ｍ Ｄ２８の加速度Ｍ Ｄ
Ｉ。
Ｉ。
ＸＤ２も加速度計２３．２４で検出し、同じく演算制御
回路２５の中で積分演算することにより、速度ＸＤｌ＋
灸、２、変位Ｘ Ｄ＋＋ Ｘ Ｄ２を求める。
回路２５の中で積分演算することにより、速度ＸＤｌ＋
灸、２、変位Ｘ Ｄ＋＋ Ｘ Ｄ２を求める。
以上の処理により求めた各固有振動モード成分と、各制
振装置の振動体の振動を用いて、同じく演算制御回路２
５により各制振装置の制御力（駆動力） ｕｌ １９．
Ｌ１２２０を以下のように求め、各制振装置の駆動
装置１３．１４を駆動する。
振装置の振動体の振動を用いて、同じく演算制御回路２
５により各制振装置の制御力（駆動力） ｕｌ １９．
Ｌ１２２０を以下のように求め、各制振装置の駆動
装置１３．１４を駆動する。
上記フィードバックゲインは、公知の最適制御理論によ
り得られる。
り得られる。
また、上記フィードバックゲインｋｌｌ〜に４１゜ｋ１
２〜に４２、非線形制御力ｕＮｌｌｕＮ２は、必ずしも
すべての項を与える必要はない。
２〜に４２、非線形制御力ｕＮｌｌｕＮ２は、必ずしも
すべての項を与える必要はない。
ここで、各制振装置のばね定数ｋＤＩｒ ｋＤ２を以
下の式 て示すように制振装置の振動数が構造物の固有振動モー
ドの固有振動数にほぼ等しくなるように設定することに
より、ばねがない通常のアクティブ制振装置の場合、す
なわち ｋＤＩ←ｋＤ２←０ の場合と比較して、同じ制振効果を得るために必要な上
記制振力（駆動力）を大幅に小さくすることができる。
下の式 て示すように制振装置の振動数が構造物の固有振動モー
ドの固有振動数にほぼ等しくなるように設定することに
より、ばねがない通常のアクティブ制振装置の場合、す
なわち ｋＤＩ←ｋＤ２←０ の場合と比較して、同じ制振効果を得るために必要な上
記制振力（駆動力）を大幅に小さくすることができる。
なお、上記実施例では、複数の振動モードを有する最も
基本的な構造物として、例えば２階建ての建築物等のよ
うに２自由度に理想化できる構造物を用いて説明したが
、本発明がこれに限るものではないことは勿論であり、
同様の手段を発展させることで、より複雑な振動モード
を有する構造物についても応用可能となるものである。
基本的な構造物として、例えば２階建ての建築物等のよ
うに２自由度に理想化できる構造物を用いて説明したが
、本発明がこれに限るものではないことは勿論であり、
同様の手段を発展させることで、より複雑な振動モード
を有する構造物についても応用可能となるものである。
［発明の効果］
以上詳記した如く本発明によれば、構造物の複数の固有
振動モードに対応して、それぞれに駆動装置を備え、個
々のモードの固有振動数に略等しい振動数を有する小型
の制振機構を複数設置するようにしたので、個々のモー
ドの固有振動を制振する制振機構は小形のもので構成す
ることか可能であるため、装置全体の消費電力も大幅に
削減することができ、大型の構造物が複数の固有振動モ
ードを有する場合でもこれに対応して充分小ない消費電
力で制振可能なアクティブ系の制振装置を提供すること
ができる。
振動モードに対応して、それぞれに駆動装置を備え、個
々のモードの固有振動数に略等しい振動数を有する小型
の制振機構を複数設置するようにしたので、個々のモー
ドの固有振動を制振する制振機構は小形のもので構成す
ることか可能であるため、装置全体の消費電力も大幅に
削減することができ、大型の構造物が複数の固有振動モ
ードを有する場合でもこれに対応して充分小ない消費電
力で制振可能なアクティブ系の制振装置を提供すること
ができる。
第１図は本発明の一実施例の基本構成を示す図、第２図
は構造物を理想化して示す図、第３図は第２図の構造物
の固有振動モードを示す図である。 ■・・・質量（質点）ｍｓ□、２・・・質量（質点）ｍ
、２．３・・・ばねｋｓ＋、４・・・ばねｋｓ２．５・
・・減衰系定数Ｃ５Ｉ、６・・・減衰系定数Ｃ５２，７
・・・振動体質量ｍ（、、、ｇ・・・振動体質量ｍＤ２
．９・・・ばねｋ。１．１０・・・ばねｋＤ２．１１・
・・減衰器ＣＤＩ、１２・・・減衰器ＣＤ２．１３、１
４・・・駆動装置、１５・・・質点ｍｓ、の変位ＸＳＩ
、１６・・・質点ｍ５２の変位ＸＳ２．１７・・・振動
体質量ｍ□＋の変位Ｘｏ＋、１８・・振動体質量ｍ０２
の変位Ｘ。２、Ｊ９・・制振装置制御力（駆動力）ｕ＋
２０・・・制振装置制御力（駆動力）ｕ２．２１〜
２４・・・加速度計、２５・・・演算制御回路。
は構造物を理想化して示す図、第３図は第２図の構造物
の固有振動モードを示す図である。 ■・・・質量（質点）ｍｓ□、２・・・質量（質点）ｍ
、２．３・・・ばねｋｓ＋、４・・・ばねｋｓ２．５・
・・減衰系定数Ｃ５Ｉ、６・・・減衰系定数Ｃ５２，７
・・・振動体質量ｍ（、、、ｇ・・・振動体質量ｍＤ２
．９・・・ばねｋ。１．１０・・・ばねｋＤ２．１１・
・・減衰器ＣＤＩ、１２・・・減衰器ＣＤ２．１３、１
４・・・駆動装置、１５・・・質点ｍｓ、の変位ＸＳＩ
、１６・・・質点ｍ５２の変位ＸＳ２．１７・・・振動
体質量ｍ□＋の変位Ｘｏ＋、１８・・振動体質量ｍ０２
の変位Ｘ。２、Ｊ９・・制振装置制御力（駆動力）ｕ＋
２０・・・制振装置制御力（駆動力）ｕ２．２１〜
２４・・・加速度計、２５・・・演算制御回路。
Claims (1)
- 設置される構造物の複数の固有振動モードに対応し、そ
れぞれに駆動装置を備えて個々のモードの固有振動数に
略等しい振動数を有する複数の制振機構からなることを
特徴とした制振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2094734A JP2930363B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2094734A JP2930363B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 制振装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03292433A true JPH03292433A (ja) | 1991-12-24 |
| JP2930363B2 JP2930363B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=14118346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2094734A Expired - Lifetime JP2930363B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 制振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2930363B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0854039A (ja) * | 1994-04-04 | 1996-02-27 | Applied Power Inc | 剛性アクチュエータ能動振動絶縁装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62233537A (ja) * | 1986-04-03 | 1987-10-13 | Kazuto Sedo | 構造物の制振方法 |
| JPH01318671A (ja) * | 1988-06-17 | 1989-12-25 | Shimizu Corp | 構造物の振動抑制装置 |
-
1990
- 1990-04-10 JP JP2094734A patent/JP2930363B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62233537A (ja) * | 1986-04-03 | 1987-10-13 | Kazuto Sedo | 構造物の制振方法 |
| JPH01318671A (ja) * | 1988-06-17 | 1989-12-25 | Shimizu Corp | 構造物の振動抑制装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0854039A (ja) * | 1994-04-04 | 1996-02-27 | Applied Power Inc | 剛性アクチュエータ能動振動絶縁装置 |
| US5823307A (en) * | 1994-04-04 | 1998-10-20 | Technical Manufacturing Corporation | Stiff actuator active vibration isolation system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2930363B2 (ja) | 1999-08-03 |
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Legal Events
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