JPH03292125A - プラスチック製容器の密封方法 - Google Patents
プラスチック製容器の密封方法Info
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Landscapes
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プラスチック製容器の密封方法に関するもの
で、本発明のプラスチック製容器の密封方法は、特に、
熱媒、蓄熱剤等の充填密封に適している。
で、本発明のプラスチック製容器の密封方法は、特に、
熱媒、蓄熱剤等の充填密封に適している。
(従来の技術]
物を容器内に密封して使用に供することは従来より様々
な産業分野で行われている。例えば、建築材料関係では
、熱媒、蓄熱剤等がプラスチ・ツク製容器に密封された
形で、天井又は床に敷設、あるいは埋め込んで使用され
る。また、液体と装飾品とを容器内に密封した形の置物
、文具、玩具等も存在する。さらに、化学工業において
は、通常の雰囲気下では不安定な物質は、その変化、分
解を防止するために密封状態で保存されることが従来よ
り広く行われている。
な産業分野で行われている。例えば、建築材料関係では
、熱媒、蓄熱剤等がプラスチ・ツク製容器に密封された
形で、天井又は床に敷設、あるいは埋め込んで使用され
る。また、液体と装飾品とを容器内に密封した形の置物
、文具、玩具等も存在する。さらに、化学工業において
は、通常の雰囲気下では不安定な物質は、その変化、分
解を防止するために密封状態で保存されることが従来よ
り広く行われている。
而して、プラスチック製容器の密封方法としては、栓を
用いた方法が一般的であり、具体的には栓及び容器の口
部をネジ切りしてネジ込み式とする方法や、栓と容器の
面を接着剤で接着する方法等があり、その他、高周波ウ
エルダーにより口部を溶着する方法等もある。
用いた方法が一般的であり、具体的には栓及び容器の口
部をネジ切りしてネジ込み式とする方法や、栓と容器の
面を接着剤で接着する方法等があり、その他、高周波ウ
エルダーにより口部を溶着する方法等もある。
しかしながら、栓を用いたプラスチック製容器の密封方
法は、部品としての栓を必要とし、またネジ込み式では
、噛み合わせを精密に行うか又は適当なバッキング材を
必要とするため、密封に要する費用が高くなる欠点があ
り、一方、接着剤で接着する方法では、接着剤が必要で
あるため、ネジ込み式と同様に密封に要する費用が高く
なる欠点を持つと共に、ポリエチレン、ポリプロピレン
製等のプラスチック製容器に対しては、良好な接着性を
発揮する接着剤が無いのが現状である。また、高周波ウ
ェルダーによる密封方法は、確実ではあるが多額の装置
費用を必要とするため、上記方法と同様に密封に要する
費用が高くなる欠点がある。
法は、部品としての栓を必要とし、またネジ込み式では
、噛み合わせを精密に行うか又は適当なバッキング材を
必要とするため、密封に要する費用が高くなる欠点があ
り、一方、接着剤で接着する方法では、接着剤が必要で
あるため、ネジ込み式と同様に密封に要する費用が高く
なる欠点を持つと共に、ポリエチレン、ポリプロピレン
製等のプラスチック製容器に対しては、良好な接着性を
発揮する接着剤が無いのが現状である。また、高周波ウ
ェルダーによる密封方法は、確実ではあるが多額の装置
費用を必要とするため、上記方法と同様に密封に要する
費用が高くなる欠点がある。
従って、本発明の目的は、熱可塑製プラスチックからな
るプラスチック製容器を、栓を用いることなく、簡単且
つ確実に密封できるプラスチック製容器の密封方法を提
供することにある。
るプラスチック製容器を、栓を用いることなく、簡単且
つ確実に密封できるプラスチック製容器の密封方法を提
供することにある。
また、本発明の別の目的は、特に、熱媒、蓄熱剤等の充
填密封に適したプラスチック製容器の密封方法を提供す
ることにある。
填密封に適したプラスチック製容器の密封方法を提供す
ることにある。
尚、蓄熱剤は、太陽熱や夜間電力等を利用する暖房装置
等に使用されており、例えば、Na、SDa ・10H
1OSNazszos’ 5Hz○、CaC1−16H
t○等の含水塩化合物を主体とし、これに過冷却訪止剤
、融点調節剤、固液分離防止剤、濃化剤等が必要に応し
て添加されており、30〜80°C程度で融解し、25
〜70°C程度で凝固し、凝固の際に凝固熱を放散する
組成物である。
等に使用されており、例えば、Na、SDa ・10H
1OSNazszos’ 5Hz○、CaC1−16H
t○等の含水塩化合物を主体とし、これに過冷却訪止剤
、融点調節剤、固液分離防止剤、濃化剤等が必要に応し
て添加されており、30〜80°C程度で融解し、25
〜70°C程度で凝固し、凝固の際に凝固熱を放散する
組成物である。
〔課題を解決するための手段]
本発明は、熱可塑性プラスチックからなるプラスチック
製容器の口部の密封方法において、上記容器の口部を、
上記プラスチックの可塑化温度以上に加熱された、所望
の密封形状に対応する形状の凹部を有する金型の該凹部
に、該凹部中で可塑化させながら圧入し密封することを
特徴とするプラスチック製容器の密封方法を提供するこ
とにより、上記の目的を連成したものである。
製容器の口部の密封方法において、上記容器の口部を、
上記プラスチックの可塑化温度以上に加熱された、所望
の密封形状に対応する形状の凹部を有する金型の該凹部
に、該凹部中で可塑化させながら圧入し密封することを
特徴とするプラスチック製容器の密封方法を提供するこ
とにより、上記の目的を連成したものである。
本発明のプラスチック製容器の密封方法によれば、熱可
塑性プラスチックからなるプラスチック製容器の口部を
、上記プラスチックの可塑化温度以上に加熱された金型
の凹部に圧入すると、上記プラスチック製容器の口部は
、軟化しながら、金型の凹部の底部の形状に沿って変形
して、上記口部の周縁が相互に融着し密封される。
塑性プラスチックからなるプラスチック製容器の口部を
、上記プラスチックの可塑化温度以上に加熱された金型
の凹部に圧入すると、上記プラスチック製容器の口部は
、軟化しながら、金型の凹部の底部の形状に沿って変形
して、上記口部の周縁が相互に融着し密封される。
[実施例]
以下、本発明のプラスチック製容器の密封方法を、その
好ましい一実施態様について図面を参照しながら説明す
る。
好ましい一実施態様について図面を参照しながら説明す
る。
図面は、何れも本発明の一実施態様の概要を示すもので
、第1図は、密封対象とされる円筒形のプラスチック製
容器(筒体)を金型の凹部に挿入する前の状態を示す縦
断面図、第2図は、プラスチック製容器(筒体)の口部
が挿入された金型を加熱炉に挿入する前の状態を示す断
面図、第3図(1)、(2)及び(3)は、それぞれプ
ラスチック製容器(t1体)の口部の密封工程を工程順
序に従って示す縦断面図、第4図は、口部が密封された
プラスチック製容器を金型から取り出した状態を示す縦
断面図である。
、第1図は、密封対象とされる円筒形のプラスチック製
容器(筒体)を金型の凹部に挿入する前の状態を示す縦
断面図、第2図は、プラスチック製容器(筒体)の口部
が挿入された金型を加熱炉に挿入する前の状態を示す断
面図、第3図(1)、(2)及び(3)は、それぞれプ
ラスチック製容器(t1体)の口部の密封工程を工程順
序に従って示す縦断面図、第4図は、口部が密封された
プラスチック製容器を金型から取り出した状態を示す縦
断面図である。
本発明を実施するには、先ず、第1図及び第2図に示す
如く、密封対象とされる円筒形のプラスチック製容器(
筒体)1を、その一端の口部1a側から、金型2の凹部
2aに挿入する。
如く、密封対象とされる円筒形のプラスチック製容器(
筒体)1を、その一端の口部1a側から、金型2の凹部
2aに挿入する。
上記金型2の凹部2aは、所望の密封形状に対応する形
状のものが用いられ、図示の例の凹部2aは、その底部
が半球状の凹曲面となした筒状に形成されている。凹部
2aの内径は、金型2内の脱気が良好に行われる様に、
プラスチック製容器1の口部1aの外径よりも若干大き
くすることが好ましい。
状のものが用いられ、図示の例の凹部2aは、その底部
が半球状の凹曲面となした筒状に形成されている。凹部
2aの内径は、金型2内の脱気が良好に行われる様に、
プラスチック製容器1の口部1aの外径よりも若干大き
くすることが好ましい。
また、金型2の厚さは、特に限定されないが、急速加熱
及び急速冷却に対応できる様に薄くすることが好ましい
。
及び急速冷却に対応できる様に薄くすることが好ましい
。
次に、第3図(1)に示す如く、容器1の口部1aを挿
入した金型2を加熱炉3に載置した後、加熱炉3により
加熱を開始し、金型2の温度が、プラスチック製容器1
を形成するプラスチックの可塑化温度より高くなった時
点で、プラスチック製容器1の口部1aを圧入する。
入した金型2を加熱炉3に載置した後、加熱炉3により
加熱を開始し、金型2の温度が、プラスチック製容器1
を形成するプラスチックの可塑化温度より高くなった時
点で、プラスチック製容器1の口部1aを圧入する。
その結果、既に加熱により軟化しているプラスチック製
容器1の口部1aは、第3図(2)に示す如く金型2の
凹部2aの底部の形状に沿って変形し、第3図(3)に
示す如く口部1aの周縁が相互に融着し、密封される。
容器1の口部1aは、第3図(2)に示す如く金型2の
凹部2aの底部の形状に沿って変形し、第3図(3)に
示す如く口部1aの周縁が相互に融着し、密封される。
この際、金型2の加熱温度及びプラスチック製容器1の
口部1aの圧入の程度を制御することにより、上記容器
1の密封部11の厚みを任意に制御できる。
口部1aの圧入の程度を制御することにより、上記容器
1の密封部11の厚みを任意に制御できる。
然る後、加熱炉3よりプラスチック製容1iLを金型2
と共に取り出し急冷した後、第4図に示す如く金型2か
らプラスチック製容器1を取り出し、口部1aが密封さ
れたプラスチック製容器1を得る。
と共に取り出し急冷した後、第4図に示す如く金型2か
らプラスチック製容器1を取り出し、口部1aが密封さ
れたプラスチック製容器1を得る。
プラスチック製容器1の口部1aの金型2への圧入から
、プラスチック製容器1を急冷して金型2から取り出す
までの工程は速やかに行う必要があり、好ましくは10
秒〜3分で完了させる。
、プラスチック製容器1を急冷して金型2から取り出す
までの工程は速やかに行う必要があり、好ましくは10
秒〜3分で完了させる。
また、容器1内に蓄熱剤を充填する場合には、口部1a
が密封されたプラスチック製容器1に、該容器1の他端
の口部から蓄熱剤を充填した後、該口部を前記口部1a
の密封と同様にして密封する。但し、該口部の密封は、
容器1内に充填した蓄熱剤を保持するために、該口部を
上向きにして、金型の凹部に圧入するようにして行う。
が密封されたプラスチック製容器1に、該容器1の他端
の口部から蓄熱剤を充填した後、該口部を前記口部1a
の密封と同様にして密封する。但し、該口部の密封は、
容器1内に充填した蓄熱剤を保持するために、該口部を
上向きにして、金型の凹部に圧入するようにして行う。
この様にして、両端の口部が密封されたプラスチック製
容器を得ることができる。
容器を得ることができる。
尚、密封対象とされるプラスチック製容器の形状及び該
容器の口部の形状は、上記実施態様のものに限定される
ものではない。
容器の口部の形状は、上記実施態様のものに限定される
ものではない。
また、金型の凹部の底部の形状も、上記実施態様のもの
に限定されるものではなく、所望の密封形状に応じて適
宜変更可能であるが、作業効率及び仕上がり具合を考慮
した場合、上記実施a様の如く半球状の凹曲面とするこ
とが好ましい。
に限定されるものではなく、所望の密封形状に応じて適
宜変更可能であるが、作業効率及び仕上がり具合を考慮
した場合、上記実施a様の如く半球状の凹曲面とするこ
とが好ましい。
また、プラスチック製容器の形成材料である熱可塑性プ
ラスチックとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、アクリル
、硬質塩化ビニール等、ブローオフ底形又は射出成形に
用いられているあらゆる材料を用いることができるが、
特に、ポリエチレン、ポリプロピレンが好ましい。
ラスチックとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、アクリル
、硬質塩化ビニール等、ブローオフ底形又は射出成形に
用いられているあらゆる材料を用いることができるが、
特に、ポリエチレン、ポリプロピレンが好ましい。
また、使用する金型の材質としては、特に限定されるも
のではなく、鉄、ステンレス、銅、アルミニウム等の一
般的な金属材料を用いることができる。また、金型とプ
ラスチック製容器との離型性を向上させるために、必要
に応して金型表面にクロムメツキを施したり、離型剤を
使用するのが好ましい。
のではなく、鉄、ステンレス、銅、アルミニウム等の一
般的な金属材料を用いることができる。また、金型とプ
ラスチック製容器との離型性を向上させるために、必要
に応して金型表面にクロムメツキを施したり、離型剤を
使用するのが好ましい。
[発明の効果]
本発明のプラスチック製容器の密封方法によれば、容器
自体の材質を可塑化熔融することにより容器口部の密封
が行われるため、熱可塑性プラスチックからなるプラス
チック製容器を、栓を用いることなく、簡単且つ確実に
密封でき、また栓を用いる従来の方法に較べて密封状態
が極めて強固であり、しかも必要に応して金型の加熱温
度及び容器口部の圧入の程度を制御することにより、容
器の密封部の厚みを任意に制御でき、加圧下でも密封状
態を完全に保持できるので、容器内に充填された熱媒、
蓄熱剤等の薬剤を安定に保持できる利点がある。また、
本発明では、密封時に接着剤を使用しないので、容器の
加熱時或いは冷却時における膨張或いは収縮による接着
剤の異常を排除できる。
自体の材質を可塑化熔融することにより容器口部の密封
が行われるため、熱可塑性プラスチックからなるプラス
チック製容器を、栓を用いることなく、簡単且つ確実に
密封でき、また栓を用いる従来の方法に較べて密封状態
が極めて強固であり、しかも必要に応して金型の加熱温
度及び容器口部の圧入の程度を制御することにより、容
器の密封部の厚みを任意に制御でき、加圧下でも密封状
態を完全に保持できるので、容器内に充填された熱媒、
蓄熱剤等の薬剤を安定に保持できる利点がある。また、
本発明では、密封時に接着剤を使用しないので、容器の
加熱時或いは冷却時における膨張或いは収縮による接着
剤の異常を排除できる。
図面は、何れも本発明の一実施M様の概要を示すもので
、第1図は、密封対象とされる円筒形のプラスチック製
容器(筒体)を金型の凹部に挿入する前の状態を示す縦
断面図、第2図は、プラスチック製容器(筒体)の口部
が挿入された金型を加熱炉に挿入する前の状態を示す断
面図、第3図(1)、(2)及び(3)は、それぞれプ
ラスチック製容器(筒体)の口部の密封工程を工程順序
に従って示す縦断面図、第4図は、口部が密封されたプ
ラスチック製容器を金型から取り出した状態を示す縦断
面図である。 1;プラスチック製容器(筒体) 1a;口部 2;金型 2aH凹部 3;加熱炉
、第1図は、密封対象とされる円筒形のプラスチック製
容器(筒体)を金型の凹部に挿入する前の状態を示す縦
断面図、第2図は、プラスチック製容器(筒体)の口部
が挿入された金型を加熱炉に挿入する前の状態を示す断
面図、第3図(1)、(2)及び(3)は、それぞれプ
ラスチック製容器(筒体)の口部の密封工程を工程順序
に従って示す縦断面図、第4図は、口部が密封されたプ
ラスチック製容器を金型から取り出した状態を示す縦断
面図である。 1;プラスチック製容器(筒体) 1a;口部 2;金型 2aH凹部 3;加熱炉
Claims (1)
- 熱可塑性プラスチックからなるプラスチック製容器の口
部の密封方法において、上記容器の口部を、上記プラス
チックの可塑化温度以上に加熱された、所望の密封形状
に対応する形状の凹部を有する金型の該凹部に、該凹部
中で可塑化させながら圧入し密封することを特徴とする
プラスチック製容器の密封方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9422890A JPH03292125A (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | プラスチック製容器の密封方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9422890A JPH03292125A (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | プラスチック製容器の密封方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03292125A true JPH03292125A (ja) | 1991-12-24 |
Family
ID=14104451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9422890A Pending JPH03292125A (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | プラスチック製容器の密封方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03292125A (ja) |
-
1990
- 1990-04-10 JP JP9422890A patent/JPH03292125A/ja active Pending
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