JPH0329158A - カードリーダーの保安方法 - Google Patents

カードリーダーの保安方法

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JPH0329158A
JPH0329158A JP1163378A JP16337889A JPH0329158A JP H0329158 A JPH0329158 A JP H0329158A JP 1163378 A JP1163378 A JP 1163378A JP 16337889 A JP16337889 A JP 16337889A JP H0329158 A JPH0329158 A JP H0329158A
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JP1163378A
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Kiyoaki Takiguchi
清昭 滝口
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NIPPON KAADE CENTER KK
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NIPPON KAADE CENTER KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回数券、商品券、金券等として用いられる磁
気カードに記憶した情報を読み取ったり、また情報を書
き込んだりするために用いられるカードリーダーに関し
、特に、磁気カードへの情報の書換えの途中において磁
気カードのすり替えによる不正を防止することができる
カードリーダーの保安法に関するものである. 〔従来の技術〕 従来よりクレジットカード、キャッシュカード、身分証
明書用カード等のように紙、またはプラスチックの媒体
に磁気記録手段を付着させ、この磁気記録手段に各種の
情報を記録して証明書や商品券、金券等の代行をさせる
ことが多くなってきている.この磁気カードの情報記録
手段に記憶されている情報を読み取ったり、また読み取
った情報を加工処理して再度書き込むためにはカードリ
ーダーが用いられていた. 更に、近年においては例えば公衆電話の利用や、鉄道の
切符の購入のために予め料金を支払い、その料金に相当
する金額の情報を書き込んだプリペイドカードと称せら
れる磁気カードも利用されるようになってきている.こ
のブリペイドカード方式による磁気カードでは、予め払
い込んである金額を磁気情報で記録しておき、利用する
度に利用金額を記憶させてあった情報から差し引い《処
理を行い、差し引いた残りの金額の情報を再度書き込み
、残額情報が零になるまでその磁気カードを使用するこ
とができるものである. この磁気カードに記録された情報を読み取るためにはカ
ードリーダー(磁気読取書込機ともいう)が用いられ、
磁気カードをこのカードリーダーに挿通し、磁気カード
を一定方向に搬送させる作業で情報を読み取ったり、ま
たは再度情報を書き込ませることができるものであった
.このカードリーダーでは薄い厚紙状をした磁気カード
を搬送しなければならないため、スリット状をした搬送
路を設けてあり、この搬送路内で磁気カードを移動させ
るようにして構威させてあった. この搬送路は狭く、また内部で磁気情報の読取り書込み
を行うため、磁気ヘッドと接触を行わせているため、往
々にして磁気カードが引っ掛かり易く、磁気カードが搬
送路内で詰まる故障が生していた.このカード詰まりの
現象では、磁気カードが曲げられたり、または変形され
たりすることでカードが水平に搬送できないことから生
ずるものであった.また、搬送用のベルトまたはゴムロ
一ラーを長期にわたって使用するとスリップすることか
ら、搬送路内で磁気カードが確実に移送することができ
なくなることも原因であった.従来ではこのようなカー
ド詰まりの現象が生した場合にはカードリーダーを分解
し、搬送路中に詰まった磁気カードを取り出し、その後
再度カードリーダーを組み立てなければならないもので
あった.このため一度磁気カードがカードリーダー内で
詰まったり、引っ掛かったりする現象が起きると、その
保守のために多くの時間が掛かるものであった.このた
めカード詰まりの現象が生した場合にはその詰まった磁
気カードを迅速に取り出し、カードリーダーが普及する
までの時間を短縮させることが望まれていた. このように、従来のカードリーダーでは搬送路内で一旦
磁気カードが詰まるとそれを取り出すための時間が掛か
り、例えばスーパーマーケノトや飲食店などにおいて磁
気カードによる精算業務を迅速に行わなければならない
業態では、カードリーダーに磁気カードが詰まると、そ
のレジスターや精算機の機能が停止し、顧客への処理が
行われないため、サービス低下に繋がるものであった.
このため、カードリーダーで磁気カードが詰まる現象は
その機構上やむを得ないとしても、カード詰まりがあっ
た場合には迅速に保守を行い、再使用できるまでの復帰
のための時間を短縮させることができることが望まれて
いた. この要望のために、最近のカードリーダーの中には磁気
カードの移送方向の下側に水平な案内基板を設け、この
案内基板の上方に平行に案内蓋を位置させておき、案内
基板と案内蓋体によってスリット状をした磁気カードの
挿通路を形成し、この案内蓋を開閉できるようにした構
造のカードリーダーも開発されている.この新しいカー
ドリーダーでは案内蓋を引き上げたり、または開動する
ことによって磁気カードの搬送路を外部に大きく露出さ
せることができるので、詰まった磁気カードを外部から
手で取り出しすことかでき、保守、点検が容易となるも
のであった. 〔発明が解決しようとする問題点〕 このように案内蓋が開閉したり、取り外すことができる
構造のカードリーダーでは、磁気カードの搬送路が外部
に大きく露出するので、保守や磁気カードの詰まった場
合の除去作業が極めて迅速に行うことができるものであ
る.したがって、スーパーマーケットや飲食店などにお
いて、顧客の精算を迅速に行わなければならない場合で
は、磁気カードが詰まった場合でも短時間で詰まったカ
ードを取外し、正常な磁気カードと交換することができ
る。
しかしながらカードリーダーのa能では、挿入された磁
気カードの情報を読み取る作業と、精算後において減算
した金額の情報を書き込む作業があり、この作業は連続
して行われるものであった。
この機能があるために、正常な磁気カードをカードリー
ダーに挿入し、電気的に情報を内部で読み取らせた後、
演算の終わった情報を磁気カードに再書込みするまでの
間に、残額が零の磁気カードや或いは使用済みの磁気カ
ードを搬送路内にすり替えて、そのまま継続して動作さ
せることとなると残高が零や使用済みの磁気カードに正
常な残額のある磁気情報が書き込まれることになる.こ
のため、搬送路を容易に開閉させることができれば、カ
ード詰まりの対策や保守には便利であるが、不正な操作
で金額を書き込んだ磁気カードを発行させる行為も可能
となり、便利さと危険性をはらむものであった. (問題点を解決するための手段) 本発明は上述の欠点に鑑み、搬送手段と磁気読取書込手
段とを有し、磁気カードを一定方向で搬送させることで
磁気カードに記憧させた情報を読み取ったり、情報を書
き込むことのできるカードリーダーにおいて、情報の処
理途中において磁気カードがすり替えられたりする不正
な操作があった時、磁気カードのすり替えまたは磁気カ
ード搬送路の開閉操作を検出することができるカードリ
ーダーの保安方法を提供するものである.〔作用〕 本発明では、カードリーダーの搬送路を開閉したことを
検知し、カードリーダーの内部に挿通された磁気カード
の情報を再書込することを防止させている.そして、読
み取った情報を継続して動作させる際にそのまま再書込
するのではなく、再度磁気カードの情報を読み取ること
によって、常にカードリーダーの初期動作に戻し、不正
な書込の動作をさせないようにしている.このため、万
一不正な操作により残額が零の磁気カードや使用の終わ
った磁気カードをカードリーダーに差換え、再書込させ
ようとしても、カードリーダーは最後に挿入した磁気カ
ードの情報を読み取るため、不正な情報を再書込みする
ことができなくなるものである.このため不正な手段に
よって有効な磁気カードを再発行させようとしても、カ
ードリーダー側で情報を読み取ることができなくなるも
のである. 〔実施例] 以下、本発明の一実施例を図面により説明する.第1図
は、本実施例を実際にスーパーマーケット、百貨店、小
売店等の精算窓口に設置してあるボスレジスターとカー
ドリーダーを接続して使用している状態を示すものであ
る. レジスターlは従来から用いられているものと同し形状
をしており、その商品番号、金額等を打ち込むことによ
り、その料金集計がなされるものである.このレジスタ
ーlの側面に接近してカード読取機2が設置してある.
このレジスターlとカード読取機2等は電気的信号が伝
達できるように電気回線で接続してある.そして、この
カード読取機2の前方にある窓口にはブリペイト=カー
ド3が出し入れできるようになっている.このプリペイ
ドカード3の一面には磁気記録媒体が付着してあり、情
報を磁気記録媒体に磁気的に記録することによって金額
等の情報を記憶させるものであり、この磁気情報によっ
て料金を精算することができるものである. まずこのレジスター1を使うことにより顧客が買い上げ
た商品の種類、金額等を打ち込み、買物情報を集計させ
る.そして集計された金額をプリペイドカード3によっ
て精算する場合には、力一ド読取機2に顧客が差し出し
たプリペイドカード3を差込み、このプリペイドカード
3の磁気情報をカード読取機2によって読み取る.この
プリペイドカード3には予め顧客が支払った金額に対応
する金額情報が記録されているので、カード読取812
ではその金額を読み取り、レジスター1によって集計さ
れた売上金額とを比較し、レジスターlの集計金額をブ
リペイドカード3に記憶されている金額より差し引く演
算処理を行い、その後カード読取機2ではプリペイドカ
ード3に減算した残額の金額を磁気的に記録して排出す
る.この一連の操作によって、顧客と販売店とは現金を
受け渡すことなく、料金やサービスの決済を行うことが
できる. 次に、第2図は前記カード読取機2の内部構造を示すも
のである. このカード読取機2はその外形は机などに置く平坦な立
体形をした基台10と、この基台10の前方において被
せられる前カバー11と、基台10の上面後ろ半分を覆
う後カバー12とからなっている.この基台10の上面
中央にはカードリーダー13が取り付けられており、こ
のカードリーダーl3は前カバー11と後カバー12に
よって外部から遮蔽されるようになっている.そして、
後カバー12は基台10の上面に固定されており、基台
lOの上面であってカードリーダーl3の左右の位置に
は引掛け金具l4が固定されている.この引掛け金具1
4は薄肉鋼板を垂直に立てた形状をしており、上辺の2
カ所には内側に折れ曲がった係止溝15、l6が形威さ
れている.また前記前カバー11は薄肉鋼板を折り曲げ
て形成された内部が空洞となった立体形をしており、そ
の前面中央には長方形に開口してカードリーダー13の
挿入口が露出するための窓口l7が開口されている.そ
してこの前カバー11の内部の側面には、間隔をおいて
2つずつの係合ピン18、19が固定されている. この前カバー11は基台10に対して着脱自在であるが
、前カバー11を基台lOに固定するためには係合ピン
18、l9をそれぞれ係止溝15、l6に嵌め合わせ、
その内部に差し込むことによって前カバー11は基台1
0に固定されるようになっている.そして、前記基台1
0の中程であって後カバー12の開口端fナ近には、前
カバー11の開閉を検知するための検知スイソチ20が
固定されている.この検知スイッチ20は前カバー11
に接触して動作するものであり、前カバー11が取り外
された時にこの検知スイッチ20は動作して判断するも
のである. 次に、第3図は前記カードリーダーl3をカード読取機
2より取り出した状態を示す斜視図であり、第4図はこ
のカードリーダーの上方にある案内蓋を持ち上げた状態
を示すであり、第5図は同上の断面図、第6図は案内蓋
を固定するための係合機構を示す拡大図である. このカードリーダー13の全体の構或は、長方形に平坦
となった案内基板2lと、この案内基板2lの長さ方向
の側面にそれぞれ密着させられて固定された側板22、
23と、この案内基板2lの短い辺の前方において側板
22、23の前面と連結させられた前仮24とから構成
されている.この案内基板21,側板22、23、前板
24によって立体形をした枠型が組み立てられている. この案内基板21の上面は平坦な形状に加工されており
、この案内基板2lの表面をプリペイドカード3が円滑
に搬送させられる.そして、前板24の前面中央には横
長に形威された挿入体25が突出するように固定されて
いて、この挿入体25の前面には水平にスリット状をし
た挿道口26が前板24の背面にまで達するように貫通
開口されている.この挿入口26の下面は第6図で示す
ように前記案内基板21の上面の高さ位置に設定させて
ある.そして、両側板22、23の後部にはピン28に
よって平板状をした案内!27の後部が上下方向に播動
できるように軸支してある.また、前記前板24の背面
中央の上部にはやや台形をした係止板29が水平方向に
突起して固定してあり、この係止板29の上下方向には
係止孔30が上下に貫通開口されている.前記案内12
7の前側の短辺の中央はやや台形に削られていて、前記
係止板29を通過できるだけの形状となった切り掻き部
31が形威してある.そして案内@27の上面にはこの
切り掻き部3lの上部空間に位置してやや台形をした軸
支板32が固定してある。この軸支板32の上面にはっ
まみ33とこのっまみ33によって回転される軸棒34
が回転自在に軸支してある。
この係止板29と軸支板32付近の構或を詳しく示すの
が第6図である. 前記係止孔30は上下に貫通開口しており、この係止孔
30の内側の対向する内面には上下方向にピン溝35が
形成されており、上方からみて円の左右2カ所が掘り取
られた形状となっている.そして前記軸支Fi32には
上下に袖孔36がifiil開口させてあり、この軸孔
36には軸棒34が回転自在に挿通してある.この軸棒
34にはバネ37を挿通し、さらに軸棒34の上端には
つまみ33を固定してある。なお、軸棒34の下端には
左右方向に突起した固定用のピン38が固着してある. そして、前記側板24のやや中央側面には、案内1l2
7の開閉動を検知するための検知スイッチ56が固着し
てあり、この検知スイッチ56の接触子は上方に向けら
れている.そして、案内蓋27の上面であってその側部
には、少し側方に延長するようにして作動板57が固着
してある.この作動板は前記検知スイッチ56に対向し
た位置にあり、作動板57によって検知スイノチ56の
接触子が作動されるようになっている。そして、作動仮
57が検知スイッチ56と接触している時は、この案内
M21は前記案内基板2lに組み合わされている状態を
検知するものである。
また、案内仮2lの前板24に接近した位置の左右には
、長方形にローラー孔41とへ冫ド孔42が間隔をおい
て開口させてあり、このローラー孔41には駆動ローラ
ー43の上面が露出させてある.この駆動ローラー43
は案内基板2lの下部に固定したモーター44にベルト
45を介して連結されており、モーター44によって駆
動ローラー43は左右両方向に自由に回転させられる.
前記ヘッド孔42には磁気ヘッド46の上部が露出させ
てある。更に、案内基板21のやや中央側面にはプリン
ター孔47が貫通開口させてあり、このプリンター孔4
7にはサーマル方式のプリンターヘッド48がその上部
を露出させるよう固定させてある。
次に、前記案内蓋27の切り掻き部3lに接近して左右
にローラー孔50、5lが開口してあり、それぞれのロ
ーラー孔50、51にはガイドローラ−52、53が回
転自在に軸支してある.このガイドローラー52の下面
は前記駆動ローラー43の上面と接触し、ガイドローラ
−53の下面は前記磁気ヘッド46の上面と接触してい
る.また、この案内蓋27の中央であってやや側面に接
近した位置にはローラー孔54が開口してあり、このロ
ーラー孔54にもガイドローラー55が回転自在に軸支
してある.このガイドローラー55の下面は前記プリン
ターヘッド48のL面と接触させてある.この接触の状
態が第5図に示す位置関係に示される. 次に、第7図は本実施例におけるカードリーダー13の
制御系を示す回路図である。
このカードリーダー13内にはCPU,ROM、RAM
等を収納した演算回路58が設けてあり、この演算回路
58はカードリーダー13の駆動系を制御する制御回路
59と接続されている。そして、演算回路58には前記
検出スイッチ20、56がそれぞれ接続されている。こ
の制御回路59にはモーターコントローラー60が接続
され、モーターコントローラー60には前記モーター4
4が接続されている.そして制御回路にはプリペイドカ
ード3の位置を検出するための反射型のフォトセンサー
61,62が接続されており、搬送路の終端において取
り付けられたリミ・ントスインチ63も接続されている
.さらに、制御回路59には前記磁気ヘッド46、サー
マルプリンターのプリンターヘノド48とも接続されて
いる.次に、本実施例の作用を説明する。
このカードリーダー13は通常の使用状態では第1図に
示すように、前カバー11、後カバー12によってその
外形が覆われており、外部からカードリーダー13内に
埃、塵等が侵入するのを防止している.そして、プリペ
イドカード3を挿入口26に出し入れし、ブリペイドカ
ード3に記憶させた磁気情報の読取を行うが、カードリ
ーダー13内の搬送路(案内基板21の上面と案内12
7の下面によって形成された上下の間隔が薄いスリット
状をした空間)にこのプリペイドカード3が詰まったり
、引っ掛かったりすることがある.これはプリペイドカ
ード3が変形していて、この搬送路の中で引っ掛かる場
合と、駆動ローラー43がスリップすることによって生
ずる現象である. このようにプリペイドカード3がカードリーダー13内
で詰まった場合には、まず前カバー11を少し手前に引
くと共に、上方に持ち上げることで係合溝15、16よ
り係合ピンl8、l9を取外し、前カバ−11を基台l
Oより引き離す。第2図はこの前カバー11を取り外し
た状態を示すものである.この状態の時にはカードリー
ダー13の前半分は露出して外部からカードリーダーl
3を点検することができる。こののち、つまみ33を回
してピン38を係合溝35と一致するように合わせた後
、っまみ33を上方に引き上げるとピン38と係合板2
9の係をか外れ、案内蓋27はピン28を中心として上
方に大きく改造することができる.このように案内基板
2lの表面が外部に露出するのでカードリーダー13の
内部に手を挿入することができる.この、案内蓋27よ
り大きく開口した案内基板21の上面より搬送路内に詰
まっているプリペイドカード3を除去することができる
.この案内121を引き上げた状態が第4図に示す状態
である. この保守作業の後でカードリーダー13を再度動作させ
るための状態に復帰させるには、第4図の状態よりつま
み33を持って案内蓋27をピン28を中心として下方
に回動させ、軸棒34を係合孔30に挿通させる。この
時、ピン38と係合溝35とは同し方向に一致させてお
く.そしてピン38が係合孔30を通過した後、バネ3
7の弾性力に対抗しながらつまみ33をやや901回転
させるとピン38は係止板29の下面と密着し、係止板
29に軸支板32が密着して固定される.この操作の後
が、第3図または第5図の状態であり、案内ローラー5
2は駆動ローラー43と接触し、案内ローラー53は磁
気ヘッド46に接触する。また、案内ローラー55はプ
リンターヘッド48に接触して次のブリペイドカード3
の印字の動作に待機する. このようにして、カードリーダー13内に詰まったプリ
ペイドカード3の除去と保守を行うことができる. しかしながらこの除去作業の際において、挿入口26よ
り残額がある正規のプリペイドカード3を挿入し、レジ
スターlからの精算業務が完了しない前に前カバー11
を外して案内M27を開け、次いで残額が零であるプリ
ベイドカード3か使用済みのブリペイドカード3を入れ
替えることが可能となる.そうすると、使用価値の無い
プリペイドカード3にはその後の再書込みの処理が行わ
れ、正規の残金が記録されて挿入口26より排出される
ことになる.このような不正な操作によっては、正規の
プリペイドカード3が一枚あれば、何枚でも不正に作威
した価値を持つプリペイドカード3が製造することが可
能となってしまう。
このような不正の操作を防止するために、本実施例では
検知スイッチ20, 56が設置されでいる。
この検知スイッチ20、56によって前カバー11、ま
たは案内蓋27が開けられた場合には、ブリペイドカー
ド3への再書込みを防止して不正なブリペイドカード3
の発行を防止することができる.この勅作の流れを第8
図によって説明する.まずレジスター1とカード読取機
2は顧客からの精算依頼に対して待機している.現金で
支払う場合はレジスター1のみを操作するが、顧客がプ
リペイドカード3によって精算を依頼した場合には、レ
ジスターlよりカード読取機2に対してブリペイドカー
ド3による精算であることを指令する(ステップ101
 ).このためカード読取機2はプリペイドカード3の
挿入に対して待機することになる. そして、プリペイドカード3が挿入されると、フォトセ
ンサー6lがカードの読取があったことを検知して内部
の機構が作動を開始することになる(ステップ102)
 .このフォトセンサー6lの検出によりモーター44
は正方向に回転させられ、ブリペイドカード3を駆動ロ
ーラー53によって内側に取り込む.それと同時に制御
回路59は情報の読取に対して準備することになる(ス
テップ103) .そして、磁気ヘッド46はプリペイ
ドカード3の表面に付着してある磁気記録媒体に記録さ
れている情報を読み取り、その信号を制御回路59を通
じて演算回路58に伝える(ステップ104) .この
動作は、磁気ヘッド46による読み取りが完了するまで
行われ(ステップ105)、この読み取りが完全に終了
したならばモーター44の動作を停止させる(ステップ
106). この情報の読み取りの動作が終了すると、演算回路58
には挿入されたプリペイドカード3の残高情報が記録さ
れていることになり、この間において案内蓋27を開け
て残高記録のないプリペイドカード3に取り替える不正
が行われることがある.案内127を開けた時には、前
記検出スイッチ20、56によりこの案内通路が開けら
れたことを検知し、この検知信号で今まで内部で保留し
ていた残高情報を消去し、再度プリペイドカード3の情
報の読み取りの動作を開始することになる.このためス
ーテソプ103に戻ってプリペイドカード3の記録情報
の読み取りを再度行うことになる. この再読取りの動作があるため、プリペイドカード3が
不正にすり替えられれたとしても、すり替えられた後の
プリペイドカード3の情報を読み取るため、それ以前読
み取った正常なプリペイドカード3の残高を記憶せず、
新しく差し換えられた方のプリペイドカード3の情報を
読み取ることになる。したがって、残高情報がないプリ
ベイドカード3をすり替えたとしても、再度その残高情
報を読み取るために、残額が無いことから精算は行われ
ない。
次に、プリペイドカード3から読み取った情報により残
高金額が記憶され、この残高のレジスターlからの精算
に必要な金額とが突き合わされる(ステップ107)。
そして、プリペイドカード3に記憶されている残高情報
が精算金額よりも多い場合には、そのプリペイドカード
を利用して精算が行われる(ステノプ108). Lか
し、プリペイドカード3の残高が精算金額よりも少ない
場合には現金で処理させるものとしてレジスターlにそ
の旨報告し(ステップ109)、挿入されたプリペイド
カード3は挿入口26より排出される. このステソブ109においてプリベイドカード3の残高
が精算金額よりも多い場合には演算回路58ではカード
の残高より精算金額を差し引く演算を行う(ステップ1
10) , そして、この差し引いた金額を前記ブリペイドカード3
に再度書き込ませることになる.このためまずモーター
44を回転させ、ブリペイドカード3をカードリーダー
13内で移動させる(ステップ111).そして、磁気
ヘッド46で演算処理によって生じた減算した金額をプ
リペイドカード3に記憶させる(ステップ112). このプリペイドカード3に減算した金額が完全に書き込
まれた場合には(ステップ113),次の印字の操作に
移る.書き込みが不完全な場合には、その書き込みをチ
ェックしステップ+11に戻り、減算した金額が正確に
記録されるまで再度動作を行う. 次に、ブリペイドカード3の表面には磁気情報で記録さ
れている残高と同時に、印字によって目に見える文字で
残高が記録される.制御回路59ではプリンターヘッド
48に残高の信号を伝え、プリペイドカード3の表面に
その磁気情報に記録されているのと同一の金額を数字と
して印字する(ステップ114).この後モーター44
の動作を停止し、一時動作を停止する(ステップ115
).この後、磁気ヘッド46によって書き込んだ情報が
本来書き込むべき情報であるかどうかをベイファイして
iil 認をすることになるが、この間においてもプリ
ペイドカード3がすり替えられる場合もある。
このため検知スイッチ20, 56は前カバー11若し
くは案内121が開けられたかどうかを検知し、案内通
路が開けられたならば前述のステップ111に戻り、す
り替えられたプリペイドカード3の減算を行う. ステップ116で案内通路が開けられなかった場合には
、モーター44を回転させてプリベイドカード3を移動
させる(ステップ117),そして、ブリペイドカード
3に磁気ヘッド46を接触させることで情報を読み取り
(ステップ118)、再度書き込んだ情報と演算回路5
8によって減算した金額が一致するかどうか判断する.
減算が一致していれば次のステップに進み、減算額が一
致しない場合にはステップ111に戻り、減算した金額
を正確に書き込むまで動作を続ける(ステノプ119)
この一連の動作によってプリペイドカード3の情報の読
み取り、減算、再書込が行われ、次いでモーター44を
反対方向に回転させてプリペイドカード3を排出させる
ように行う(ステップ121) .そして、挿通口26
よりプリペイドカード3が排出され、操作者がプリベイ
ドカード3を抜き取ることによってそのブリペイドカー
ド3が排出されたことはフォトセンサー61によって検
出され(ステップ122)、この後モーター44を停止
させて全ての動作を終了する(ステップ123). 尚、第9図は本発明の他の実施例を示すものである. この実施例では、基台lの内部中央にはカードリーダー
13が固定されており、このカードリーダ−13の上部
後半を覆うようにして後カバー12が基台10上に固定
されている。そして、後カバー12の前端上部と前カバ
ー11の後端上部とは蝶番66によって連結されている
.この実施例におし)ても基台10の中央には検出スイ
ッチ20があり、カードリーダー13の一側には検出ス
イ・冫チ56が取り付けられている. この実施例では、カード読取機2内に収納されたカード
リーダー13でカード詰まりが生じた場合には、蝶番6
6を回転の中心として前カノ<−1 1を上方に持ち上
げることによって内部を開放し、力一ドリーダ−13の
案内蓋27を上方に引き上げるのに充分な空間を形成す
ることができる. (発明の効果) 本発明は上述のように構成したので、カードリーダー内
に磁気カードが詰まった場合や、!fi%カ一ドが搬送
路内で移動しなくなった場合において、その磁気カード
を容易に取り出して保守を迅速に行うことができる.そ
して、この保守の動作と裏腹に磁気カードのすり替えに
よって、不正に使用価値のある情報を書き込んだ磁気カ
ードを発行させまうとした場合であっても、案内通路の
開閉を検知し、それによって磁気カードの情報を再度書
き込ませないようにしているので、不正な操作によって
磁気カードを発行させることができなくなるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるカードリーダーを用いたカード
読取機とレジスターを組み合わせて精算業務を行う端末
装置の具体例を示す斜視図、第2図はカード読取機の前
面を開いた状態を示す斜視図、第3図は本発明における
カードリーダーの全体を示す斜視図、第4図は案内蓋を
持ち上げた状態を示すカードリーダーの斜視図、第5図
はカードリーダーの断面図、第6図は案内蓋の固定機構
を示す部分拡大図、第7図はカードリーダーの制御系を
示す電気回路図、第8図は同上のフローチャート、第9
図はカード読取機の他の実施例を示す斜視図である. 2・・・カード読取機、3・・・プリペイドカード、1
3・・・カードリーダー、20・・・検出スイッチ、2
l・・・案内基板、22・・・案内蓋、29・・・係止
板、30・・・係止孔、32・・・軸支仮、34・・・
軸棒、46・・・磁気ヘッド、56・・・検出スイッチ
. 第  1  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  搬送手段と磁気読取書込手段とを有し、磁気カードを
    一定方向で搬送させることで磁気カードに記憶させた情
    報を読み取ったり、情報を書き込むことのできるカード
    リーダーにおいて、情報の処理途中において磁気カード
    がすり替えられたりする不正な操作があった時、磁気カ
    ードのすり替えまたは磁気カード搬送路の開閉操作を検
    出することができるカードリーダーの保安方法。
JP1163378A 1989-06-26 1989-06-26 カードリーダーの保安方法 Pending JPH0329158A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04115386U (ja) * 1991-03-20 1992-10-13 株式会社コパル カード処理装置
FR2754007A1 (fr) * 1996-09-30 1998-04-03 Fontaine Sa Serrure electromecanique a controle electronique

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04115386U (ja) * 1991-03-20 1992-10-13 株式会社コパル カード処理装置
FR2754007A1 (fr) * 1996-09-30 1998-04-03 Fontaine Sa Serrure electromecanique a controle electronique

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