JPH03291127A - 鋳型の圧着方法 - Google Patents

鋳型の圧着方法

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JPH03291127A
JPH03291127A JP9058690A JP9058690A JPH03291127A JP H03291127 A JPH03291127 A JP H03291127A JP 9058690 A JP9058690 A JP 9058690A JP 9058690 A JP9058690 A JP 9058690A JP H03291127 A JPH03291127 A JP H03291127A
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JP
Japan
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mold
casting
upper mold
pushing member
cavity
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JP9058690A
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English (en)
Inventor
Masato Goie
政人 五家
Shigetaka Morita
茂隆 森田
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋳物を鋳造する際に使用する上下1対の鋳型
を相互に圧着させる方法に関するもので〔従来の技術〕 従来鋳物を鋳造する場合には、キャビティを形成すべき
模型を表面に固着してなる模型定盤を使用して1例えば
上型と下型との1対の鋳型を造型し、鋳型内に形成した
キャビティ内に溶融金属を注湯するのが最も一般的な手
段である。
第4図ないし第6図は夫々鋳型を造型する例を示す要部
縦断面図である。まず第4図において1aは下型用の模
型定盤であり1例えば鉄鋼材料により平板状に形成し、
その表面に下型キャビティを形成すべき模型2aを固着
すると共に、模型定盤1aの周縁部近傍にブツシュ3a
を設けである。4aは下型用の鋳枠であり1例えば鋳鉄
により形成すると共に、鋳枠4aの周縁部近傍に、前記
ブツシュ3aと嵌合可能に形成したガイドビン5aを突
設しである。
上記の構成により、ブツシュ3aおよびガイドビン5a
を介して鋳枠4aを模型定盤la上に載置した後、鋳枠
4a内に鋳物砂6を充填し、造型装置(図示せず)を介
して鋳物砂6をスクイズし下型7aを造型する0次に造
型装置を構成する型抜き装置(図示せず)を介して、模
型定盤1aから下型7aを型抜きし、上下反転して例え
ばキャリアプレート(図示せず)上に静置し、下型7a
の清掃、中子納め等の作業を行なう、模型定盤la上に
次の鋳枠4aを載置し、上記造型作業を繰返す。
次に第5図においてlbは上型用の模型定盤であり、前
記模型定盤1aと同様に形威し、その表面に上型キャビ
ティを形威すべき模型2bを固着すると共に、模型定盤
1bの周縁部近傍の前記第4図に示すブツシュ3aと対
めする位置に、前記ブツシュ3aと嵌合間係を形威する
ガイドビン5bを突設する0次に4bは上型用の鋳枠で
あり前記鋳枠4aと同様に形威すると共に、鋳枠4bの
周縁部近傍に前記ガイドビン5bと嵌合可能にフ゛ンシ
ュ3bを設けである。
上記の構成により、ブツシュ3bおよびガイドビン5b
を介して鋳枠4bを模型定盤Ib上に載置した後、鋳枠
4b内に鋳物砂6を充填し、前記第4図と同様にして上
型7bを造型し、型抜き後セットプレート(図示せず)
上において上型7bの清掃その他の作業を行なう。
次に上記のようにして造型した下型7aおよび上型7b
は、第6図に示すようにガイドビン5aおよびブツシュ
3bを介して型合せされ1例えば上型7b上に重錘(図
示せず)を!!置して、キャビティ8a、Bb内に溶融
金属を注湯し、所定の鋳物を鋳造するのである。
しかしながら、模型定盤1a、lbおよび鋳枠4a、4
b等の機材の剛性不足等に起因して、主として模型窓1
i1a、lbに変形が生じ、造型後の下型7aおよび上
型7bは、第7図に示すように見切面9a、9bが各々
凸面となり易いため。
完全に密着しない、このように見切面9a、9bが凸面
となった下型7aと上型7bとを型合わせすると、キャ
ビティ8a、8bの外周の型合わせ面に間隙を生じ、注
湯時において溶融金属が侵入して鋳張りを発生するとい
う問題点がある。上記見切面9a、9b間の間隙が0.
2〜0.3閣を超えると、鋳張りを発生することが経験
的に認識されている。
このため従来は第8図に示すように、型合わせ後例えば
相当の重量の重錘lOを上型7b上に乗せるか、あるい
は図示していない油圧シリンダのロンド下端の押さえ板
によって上型7bの上方から押圧して型合わせ面を密着
させ、鋳張りの発生を防いでいる。
また、鋳張りを防止する技術として特開昭621420
52号公報に開示されたものがある。これは鋳型のキャ
ビティの外周に沿って所定の高さと幅の帯状突起部を形
威し、型合わせ後上型と下型とを押圧して型合わせ面の
間隙をなくし鋳張りの発生を防止しようとするものであ
る。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記いずれの場合も、型合わせ後上型7
bの上方から押圧する等、上型7bと下型7aとを互い
に圧着し、型合わせ面の隙間をなくして鋳張りの発生を
防止することはできるが押圧力によって第8図に示すよ
うにキャビティ8a、8bが変形し1例えば垂直面のふ
くらみ8c。
8dによる形状不良や上下方向の寸法lの縮小による寸
法不良が発生するという問題を有するものである。
本発明は上記従来技術に存在する問題点を解決し、見切
面における鋳張りの発生が極めて小であると共に9寸法
精度が高くかつ鋳仕上作業が極めて容易である鋳物を鋳
造し得る鋳型の圧着方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために2本発明においては見切面を
上方にして載置した下型上に、見切面を下方にして上型
を載置した後、この上型の上方から圧力を印加する鋳型
の圧着方法において、上型の上方に流体圧シリンダによ
って作動する複数個の押圧部材を配設し、前記上型と下
型とによって形成されるキャビティの平面への投影外形
輪郭線と鋳枠の内縁とによって包囲される領域内に、前
記押圧部材を介して選択的に押圧力を印加する。
という技術的手段を採用した。
〔作 用〕
上記の構成により、上型と下型との見切面に存在した間
隙は、押圧部材によって押圧されて無くなり、鋳張りの
発生を防止する。またキャビティ部分には押圧部材の押
圧力が直接に印加されないため、鋳物の形状不良や寸法
不良の発生を防止できるのである。
〔実施例〕
第1図(a)は本発明の実施例を示す要部構成説明図、
第1図(ロ)は第1図(司におけるA−A線矢視図であ
り、同一部分は前記第4図ないし第8図と同一の参照符
号で示す、第1図(a) (b)において、11は流体
圧シリンダであり、上型7bの上方にホルダー13を介
して複数個配設すると共に、流体圧シリンダ11には上
下動可能の押圧部材12を介装させる。14は制御バル
ブであり、流体圧源15からの圧力流体を流体圧シリン
ダ11に供給排出可能に接続する。なお制御バルブ14
は出力インターフェース回路16を介してCPU17 
と接続する。18は入力インターフェース回路。
19は入力手段であり1例えば英数字その他のキーボー
ド等によって構成する。すなわちCPU17は例えば読
み取り専用記憶装置ROMに格納されたプログラムに従
って、前記入力手段19からの信号を取り込み5所定順
序に従って制御バルブ14を作動させ、複数個の流体圧
シリンダ11を介して押圧部材12を選択的に駆動する
。この場合−時的に得られる必要情報は一時記憶装置R
AMに格納される。
上記の構成により、下型7a上に上型7bを載置した状
態で、ホルダー13の下方に装入した後。
入力手段19から例えば前記キャビティ8a、8bに対
応する品番を入力すると、CPU17からの指示により
、制御バルブ14を介して流体圧シリンダ11に圧力流
体を供給し、押圧部材12を作動させて、上型7b内の
鋳物砂6を押圧する。
この場合第1図中)にハツチングを付した押圧部材12
 、すなわちキャビティ8a、8b直上若しくはキャビ
ティ8a、8bに近接した押圧部材12は作動させず、
キャビティ8a、8bの平面への投影外形輪郭線と鋳枠
4bの内縁とによって包囲される領域内に存在する押圧
部材12のみを選択的に作動させる。
以上のようにして下型7a、上型7bの各見切面9a、
9bを完全に密着させることができ、前記第7図に示し
たような凸面に形成された見切面9a、9b間に存在し
た間隙を無くすることができる。この場合、キャビティ
8a、8bの部分には押圧力は作用しないから、前記第
8図に示したような垂直面のふ(らみ8c、8dによる
形状不良や、上下方向の寸法lの縮小による寸法不良の
発生は完全に防止される。従って寸法精度が高くかつ鋳
張りの発生が極めて小である鋳物を容易に鋳造し得るの
である。
第2図は本発明の他の実施例を示す要部構成説明図であ
り、前記第1図0)と対応するものである。
第2図において、13aはホルダーであり、上型7b上
を矢印方向に移動可能に設ける。なおホルダー13aの
駆動手段(図示せず)は、前記第1図(a)におけると
同様の構成のCPU17によって制御可能に形成する。
その他の構成は前記実施例と同様である。
上記の構成により、  CPLI (図示せず)の指令
により押圧部材12が上型7bの鋳物砂6を押圧し2次
に押圧部材12を上昇させた後、逐次矢印方向に所定距
離移動して押圧を繰り返す、そしてホルダー13aがキ
ャビティ8a、8bの上方に到達した際には、キャビテ
ィ8a、8b直上若しくはその近傍の押圧部材12は作
動せず、キャビティ8a、8bの平面への投影外形輪郭
線と鋳枠4bの内縁とによって包囲される領域内に存在
する押圧部材12のみを選択的に作動させる。上記の動
作を繰り返しつつ、ホルダー13aが鋳枠4bの右端か
ら左端に到達した時点で圧着を完了し、前記実施例と同
様の作用効果を奏し得る。なおホルダー13aを上型7
bの左右方向、若しくは斜め方向に介装させて、横行さ
せても同様の作用効果が得られる。
次に上型7bに印加する圧着力と鋳張り発生との関係を
把握するために、試験片について実験した結果について
記述する。第3図は試験片用鋳型を示す要部平面図であ
り5図中の数字は寸法(単位■)である、第3図におい
て試験片用のキャビティ20は夫々100mX 100
mX深さ10mに形威し、鋳枠21内に8個を配設した
。このような構成の鋳型を20枠鋳造し、外周に配設し
た4個の試験片20a(合計80個)について鋳張り発
生状況を調査した結果を表に示す0表中の鋳型平面度は
中央部の中高量を上型/下型(単位間〉で表示しである
。また表中の鋳張り発生「無」は鋳張りの高さが0.5
閣以下のものしか発生しなかったもの。
「有」は0.5鱗を超えるものが発生したものである。
表から明らかなように、圧着力を印加しない場合には平
面度0.410.45のものにおいて鋳張り発生無は8
0個中8個のみに留まり572個に鋳張り発生が認めら
れ、平面度0.810.6のものにおいては80個全数
に鋳張り発生が認められた0次に圧着力を印加した場合
には、何れの平面度においても鋳張り発生無が有を上回
り、圧着力の印加が鋳張り発生を抑制するのに有効であ
ることを示している。一方圧着力が1.5kg/dの場
合においては。
圧着力が大きすぎるため、鋳型の一部に型環れを誘発し
、これに起因する鋳張り発生が認められた。
なお上記の実験において、第3図に示す中央部のキャビ
ティ20によって鋳造された試験片には鋳張り発生は全
く認められていない。これは前記第7図に示すように見
切面9a、9bは一般的に凸面となり易いため、中央部
分は容易に密着されて本来的に鋳張り発生が無いか、仮
に有っても極めて小であることによる。
〔発明の効果〕
本発明は以上記述するような構成および作用であるから
、鋳型の型合わせ面若しくは見切面に生ずる間隙が押圧
部材によって押圧されて無くなり。
鋳張りの発生を大幅に低減させ得る。またキャビティ部
分には押圧部材の押圧力若しくは圧着力が直接に印加さ
れないため、鋳物の形状不良や寸法不良の発生を防止で
きる。この結果5寸法精度が高くかつ鋳仕上作業が極め
て容易であるという効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図(alは本発明の実施例を示す要部構成説明図、
第1図(′b)は第1図(alにおけるA−Atii矢
視図矢視同第2図明の他の実施例を示す要部構成説明図
、第3図は試験片用鋳型を示す要部平面図、第4図ない
し第6図は夫々鋳型を造型する例を示す要部縦断面図、
第7図および第8図は各々従来の鋳型圧着方法の一例を
示す要部縦断面図である。 4a、4b:鋳枠、7a:下型、7b=上型8a、8b
:キャビテ4.9a、9b:見切面11:流体圧シリン
ダ、I2:押圧部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 見切面を上方にして載置した下型上に、見切面を下方に
    して上型を載置した後、この上型の上方から圧力を印加
    する鋳型の圧着方法において、上型の上方に流体圧シリ
    ンダによって作動する複数個の押圧部材を配設し、前記
    上型と下型とによって形成されるキャビティの平面への
    投影外形輪郭線と鋳枠の内縁とによって包囲される領域
    内に、前記押圧部材を介して選択的に押圧力を印加する
    ことを特徴とする鋳型の圧着方法。
JP9058690A 1990-04-05 1990-04-05 鋳型の圧着方法 Pending JPH03291127A (ja)

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JP9058690A JPH03291127A (ja) 1990-04-05 1990-04-05 鋳型の圧着方法

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JPH03291127A true JPH03291127A (ja) 1991-12-20

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JP (1) JPH03291127A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5682941A (en) * 1994-12-09 1997-11-04 Sintokogio, Ltd. Device for producing molds

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5682941A (en) * 1994-12-09 1997-11-04 Sintokogio, Ltd. Device for producing molds

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