JPH03289733A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録中捷たは再生中の映像や音声を公衆電話
回線を用いての出力および操作が可能な磁気記録再生装
置である。

従来の技術 近年、販売店舗の大型化や２４時間営業のスーパー等の
増加で自動監視装置の需要が高１って来つつあり、自動
監視装置のほとんどは、長時間の記録機能を持つ磁気記
録再生装置が用いられている。しかし、記録された映像
や音声を遠隔地より確認するには、高価な専用回線を設
置しなければならない。また、その操作も遠隔地からは
不可能である。

発明が解決しようとする課題 大型店舗などの場合、警備保障会社などに依頼し専用の
回線を設置した大規模な自動監視装置と警備員を配備し
、遠隔地の経営者が店内に異常がないか確かめたければ
警備員等に連絡をとることで可能であるが、自営業など
の小型店舗の場合、小規模の自動監視装置を導入しても
店員もいない閉店中の店内に異常がないかどうかを遠隔
地より確認することは不可能である。

本発明はかかる点に鑑み、公衆電話回線を用いて遠隔地
よりの装置の操作が可能で、その記録映像や記録音声、
再生画像や再生音声を公衆電話回線に出力する機能を持
つ磁気記録再生装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的を遠戚するために本発明の磁気記録再生装置は
、映像信号、音声信号を記録、再生する記録再生回路と
、記録再生回路を制御する制御回路と、公衆電話回線を
制御する回線制御回路と、記録再生回路より出力される
映像信号と、音声信号を回線用の信号に変調し回線に出
力する変調回路と、回線からのダイヤル信号を解読し制
御回路に指令を出力する通信回路とを備え、映像、音声
を公衆電話回線を用いて出力する機能とダイヤル信号で
装置を操作できる機能を有するものである。

作用 本発明は上記構成により、公衆電話回線を用いることに
よって高価ｉ専用の回線を設置することなく、遠隔地よ
り磁気記録再生装置の操作が可能になり、寸た映像受信
機能を持つ電話機を用いれば、装置の出力する映像や音
声を容易に且つ安価に確認できるようにするものである
。

実施例 以下、本発明の一実施例の磁気記録再生装置について第
１図、第２図を参照しながら説明する。

はじめに第１図を用いて説明する。１は電話回線の接続
を制御し、着信動作や映像音声信号を回線に出力する回
線制御回路である。２は回線制御回路１で受信されたダ
イヤル信号を解読し、制御回路３に指令を出す通信回路
である。３は制御回路で、記録、再生や変調信号の出力
左ど全体的な制御を行う回路である。４は記録再生回路
で、磁気テープに信号を記録したり、磁気テープ上の信
号を取り出す回路である。５は変調回路で、記録再生回
路４よ勺出力された映像、音声信号を電話回線に出力す
るために変調を行う回路である。７は公衆電話回線で一
般に使用されている電話回線である。

以上のように構成された磁気記録再生装置について、そ
の動作を説明する。

回線制御回路１は、絶えず電話回線７を監視し、着信を
検知すると電話回線７と通信回路２を接続する。逆に発
信側の回線遮断を検知すると電話回線７と通信回路２を
切り放す。回線が接続されると通信回路２が回線上の信
号を監視し、ダイヤル信号が入力されると、それを解読
し、制御回路３に指令を出力する。制御回路３ば、通信
回路からの指令に応じて記録再生回路を制御し、映像信
号。

音声信号を出力する。オた通信回路２からの指令によっ
て映像、音声信号を回線上に出力する場合には変調回路
６に記録再生回路４からの出力信号を変調するように制
御する。変調回路５ば、制御回路３の制御によって記録
再生回路からの映像。

音声信号を変調し、電話回線７に出力する。但し、映像
信号は情報量が多く、電話回線下の通信速度に制約があ
るため、−時的に映像信号を内部に蓄え、変調しながら
順次出力していくようになっている。また、本発明の磁
気記録再生装置を自動監視装置として使用する場合、使
用者を限定するため、通信回路２に暗唱番号による保護
機能を追加する。これによって使用者以外の人間が電話
回線から装置を操作するのを防ぐことができる。

このようにして、映像と音声を公衆電話回線を用いて遠
隔地に出力することが可能になる。

第２図は、本実施例の＠気記録再生装置を用いて自動監
視システムを構成した例である。使用者は、磁気記録再
生装置１０の接続された回線に電話をかける。磁気記録
再生装置１０は、電話の着信を検知し暗唱番号の入力待
の状態になる。使用者は装置に登録された暗唱番号をダ
イヤルを用いて入力する。装置は暗唱番号が一致しなけ
れば回線を遮断し、一致すれば操作入力待になる。装置
が操作入力待になると、使用者はダイヤルを用いて再生
や記録などの操作をすることができるようになる。電話
機１１に映像信号の受信機能を備えていれば、ダイヤμ
により装置に映像の送信を要求し、装置から出力される
映像を電話機１１のモニター１２によって見ることがで
きる。例えば、操作によって監視カメラＢの映像を要求
すると、監視カメラＢの映像が出力され、再生画を要求
すると装置は磁気テープを再生し、使用者は装置の再生
画を見ることができる。

上記実施例によれば、高価な専用回線を設置する事なく
、磁気記録再生装置１０の映像、音声を確認することが
でき、特別な装置を必要としないで磁気記録再生装置１
０が遠隔地より操作でき、より安価に自動監視システム
としての運用が可能になるものである。

なお、本実施例では映像出力の変調方式は現在使用され
ているテレビ電話、ファクシミリなどで受信可能な方式
を用いたが、電話回線の性能が向上し、通信技術が進め
ば一時的に映像信号を蓄える必要はなくなり、実時間で
の映像と音声の出力が可能である。さらに装置の状態（
再生中、記録中など）を出力画像に合皮すれば、遠隔地
からの装置の状態も確認できるようになる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、高価な専用回線を設置せ
ずに遠隔地から磁気記録再生装置操作し、その映像と音
声を確認することが出来るようになり、操作するために
装置のある場所１で出かける必要がなくなるため、磁気
記録再生装置の利用度が高着るものである。また監視装
置として用いた場合、非常に安価に大型監視装置と同等
の機能を持った監視システムの構築が可能になるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
構成を示すブロック図、第２図は同実施例の磁気記録再
生装置を用いて自動監視システムを構成した場合のブロ
ック図である。 １・・・・・・回線制御回路、２・・・・・・通信回路
、３・・・・・・制御回路、４・・・・・・記録再生回
路、５・・・・・・変調回路、６・・・・・・磁気記録
再生装置、７・・・・・・公衆電話回線。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）映像信号、音声信号を記録、再生する記録再生回
   路と、記録再生回路を制御する制御回路と、公衆電話回
   線を制御する回線制御回路と、記録再生回路より出力さ
   れる映像信号、音声信号を電話回線用の信号に変調し回
   線に出力する変調回路と、電話回線からのダイヤル信号
   を解読し制御回路に指令を出す通信回路とを備え、映像
   、音声を電話回線を用いて出力する機能を有する磁気記
   録再生装置。
2. （２）通信回路に暗唱番号による使用者を限定する機能
   を備えた請求項１記載の磁気記録再生装置。