JPH03289040A - ニッケル極板の製造法

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はアルカリ蓄電池用二フケ／Ｌ’極板の製造法に
関するものである。

従来技術とその問題点ニッケｙ繊維焼結体あるいは発泡二フケμ多孔体を導電
性基板とするぺ一、Ｘ）式ニッケル極板のリード端子の
取付は方法として次の６つが提案されている。

■　基板に予めリード端子を溶接し、その後正極活物質
ペーストを充填する方法。

■　正極活物質ペーストを基板に充填した後、端子溶接
部め充填活物質を除去してリード端子を溶接する方法。

■　リード端子溶接部に活物質ペーヌトが充填されない
ように、基板をプレスして高密度化するあるいは、マス
キングテープにより被覆し、活物質ペーストを充填した
後、高密度部あるいはマスキングテープを除来した部分
にリード端子を溶接する方法。

これらはいずれも電極基板の露出部とリード端子の一方
の極面をスポット溶接するものである。ここで■及び■
では、予め溶接されたリード端子やマスキングテープが
活物質ペーストの充填時の妨げとなり、工程が複雑化さ
れ、連続生産ができない。

又、予めリード端子を取付けているために、決まったサ
イズの極板しか製造できないという問題点を有している
。

■では電極基板とリード端子を直接的に溶接するため、
正極板の溶接部には活物質等の絶縁し、極板内に充填さ
れた活物質を完全に除去することは非常に困難である。

活物質粒子が介在した場合、スパークし、溶接不良を生
じるという欠点を有している。

発明の目的本発明は上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、
任意の場所に端子が形成できる、信、頼性の高いニッケ
ル極板を容易に製造できるニッケル極板の製造法を提供
することを目的とするものである。

発明の構成本発明は上記目的を達成するべく、導電性基板に活物質である水酸化ニッケル粉末を充填し
た後、表面部分の活物質を除去し該部分に端子を溶接し
たことを特徴とするニッケル極板の製造法である。

又、基板が二、ヶｌｖ繊維炉結体又は三次元構造のニッ
ケｙ体である前記のニッケル極板の製造法である。

又、水酸化ニッケルが球状の高密度粉末である前記のニ
ッケル極板の製造法である。

実施例以下、本発明の詳ｍについて実施ｆ１１により説明する
。

ニフケ／Ｌ／繊維を焼結したニフケＩｖｍ維基板を用い
て、ペースト状活物質を充填した。ペースト状活物質は
、水酸化ニッケル粉末に１％の力〜ボキシメチｙ七μロ
ースを溶解した水溶液を加えて調製した。

これを乾燥後プレス成型し、ニフヶ／Ｉ／極板とした。

尚、水酸化ニッケルは球状の高密度粉末である１５〜３
０人の細孔半径を有し、その空孔容積が０．０５ｄ／９
以下で且つ比表面積が１５〜３０ｗｒ　２　／　ｇであ
る粉末を用いた。

このニッケル極板の端子形成予定部に水をシャワー状に
かけて、水で濡らされた部分の活物質をプフｙ　Ｖング
により除去する。この時、基板表面部の活物質を除去し
、内部の活物質は残った状態でよい。

次に、活物質が除去された部分にニッケル板よりなる端
子をスポット溶接により溶接する。

溶接後、カシメ又はリベットにより止めてもよい。

本発明によるニッケル極板は、端子が溶接により接続さ
れているので、接続強度に優れており、信頼性が高い。

又、ニッケル極板の任意の部分に端子が形成できる。さ
らに、その製造において、活物質が容易に除去できるの
で、容易に製造できる。

この場合、水酸化ニッケ〜が球状の高密度粉末であれば
より容易に活物質が除去できる〇尚・上記実施例におい
ては、基板としてニッケル繊維焼結体を記したが三次元
構造のニッケル体あるいは発泡ニッケルでも同様の効果
がある。

発明の効果上述した如く、本発明は任意の場所に端子が形成できる
、信頼性の高い二、ケル極板を容易に製造できるニッケ
ル極板の製造法を提供することが出来るので、その工業
的価値は極めて大である。

【特許請求の範囲】