JPH03288794A - クライミングクレーン - Google Patents
クライミングクレーンInfo
- Publication number
- JPH03288794A JPH03288794A JP8867890A JP8867890A JPH03288794A JP H03288794 A JPH03288794 A JP H03288794A JP 8867890 A JP8867890 A JP 8867890A JP 8867890 A JP8867890 A JP 8867890A JP H03288794 A JPH03288794 A JP H03288794A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast
- piece
- boom
- crane
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000009194 climbing Effects 0.000 title claims description 9
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 16
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 16
- 241000282376 Panthera tigris Species 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 239000004035 construction material Substances 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、住宅建築用クレーンに関し、主として鉄骨コ
ンクリ−1−造住宅の施工に適したものである。
ンクリ−1−造住宅の施工に適したものである。
(従来の技術)
最近、我国の住宅建築においても、鉄骨コンクリート造
のものが盛んになってきている。このような住宅を施工
する場合、構造の骨格となる鉄骨、又は床材、壁材等と
しての既製のコンクリート製品を一定の高さにまで吊り
上げる作業が不可欠であるが、従来その作業は、施工現
場脇の道路に駐車させたクレーン車によって行われるの
が一般的であった。
のものが盛んになってきている。このような住宅を施工
する場合、構造の骨格となる鉄骨、又は床材、壁材等と
しての既製のコンクリート製品を一定の高さにまで吊り
上げる作業が不可欠であるが、従来その作業は、施工現
場脇の道路に駐車させたクレーン車によって行われるの
が一般的であった。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、前記クレーン車を用いる場合において、それ
を駐車すべき道路の幅員が狭い場合には、交通の邪魔と
なって交通渋滞の原因となる等の多大な迷惑をかけるこ
とがあり、特に施工場所の周囲に他の住宅が立ち並んで
いる場合には、クレーン車の駐車場所も限られて来るの
で、そのことがいっそう顕著となる。
を駐車すべき道路の幅員が狭い場合には、交通の邪魔と
なって交通渋滞の原因となる等の多大な迷惑をかけるこ
とがあり、特に施工場所の周囲に他の住宅が立ち並んで
いる場合には、クレーン車の駐車場所も限られて来るの
で、そのことがいっそう顕著となる。
本発明は、このような実情に鑑みて威されたものであり
、その目的とするところは、施工場所付近の交通の邪魔
になることなく鉄骨の組立て等を行なうことができ、し
かも、それ自体の組立てを非常に簡単かつ迅速に行なう
ことができる住宅建築用のクライミングクレーンを提供
することにあ(課題を解決するための手段) 上記目的を達成ずべく、本発明は次のような技術的手段
を講した。
、その目的とするところは、施工場所付近の交通の邪魔
になることなく鉄骨の組立て等を行なうことができ、し
かも、それ自体の組立てを非常に簡単かつ迅速に行なう
ことができる住宅建築用のクライミングクレーンを提供
することにあ(課題を解決するための手段) 上記目的を達成ずべく、本発明は次のような技術的手段
を講した。
即ち、本発明は、基礎上に立設された1木のマスト1と
、該マスト1の先端に配備され、水平回動かつ縦方向回
動自在のブーム13を備えたクレーン装置10とから戒
り、前記マスト1ば長手方向に分割されて複数本のマス
トピースPnより成り、前記ブーJ、13は、その長手
方向に伸縮自在とされていることを特徴とする。
、該マスト1の先端に配備され、水平回動かつ縦方向回
動自在のブーム13を備えたクレーン装置10とから戒
り、前記マスト1ば長手方向に分割されて複数本のマス
トピースPnより成り、前記ブーJ、13は、その長手
方向に伸縮自在とされていることを特徴とする。
(作 用)
本発明のクライミングクレーンは個人住宅建築用に使用
され、家屋建築予定地の略中夫にマスト1が立設される
。マスト1は長手方向に分割構成されているので、平屋
、2階建又は3階建等、家屋の高さに応してマスト1の
長さが調整される。
され、家屋建築予定地の略中夫にマスト1が立設される
。マスト1は長手方向に分割構成されているので、平屋
、2階建又は3階建等、家屋の高さに応してマスト1の
長さが調整される。
そして、マスト1の先端に配備されたクレーン装置10
によって建築資材を吊り上げ、ブーム13を上下抹動、
水平旋回させて所定場所まで移動し、X、■立てる。
によって建築資材を吊り上げ、ブーム13を上下抹動、
水平旋回させて所定場所まで移動し、X、■立てる。
このブーム13は伸縮自在であるので、マス1〜1から
遠方の作業を行なうときは、ブーム13を伸長させる。
遠方の作業を行なうときは、ブーム13を伸長させる。
(実施例)
以下、図面に基づいて本発明に係る実施例について説明
する。
する。
第1図乃至第9図は第1実施例を例示する。第1図にお
いて、1はマストであり、本例では3木のマストピース
Pnより成り、該ピースPnは夫々鋼製で略円柱形を呈
する。各マストピースPnは、夫々両端に連結板2が溶
着されており、第3図に示す如く、この連結板2を互い
に重ね合わせてボルト3とナツト4で締めイ」けること
により、夫々互いに連結され、1本のマスト1として構
成される。
いて、1はマストであり、本例では3木のマストピース
Pnより成り、該ピースPnは夫々鋼製で略円柱形を呈
する。各マストピースPnは、夫々両端に連結板2が溶
着されており、第3図に示す如く、この連結板2を互い
に重ね合わせてボルト3とナツト4で締めイ」けること
により、夫々互いに連結され、1本のマスト1として構
成される。
また、第3図に示す如く、各結合部における下側の連結
板2には位置決めピン5が、上側の連結板2には同ピン
5と同し平面位置に位置決め孔6が、夫々マストピース
Pnの軸心から偏心した位置に設けられている。更に、
7はハシゴであり、各マストピースPnの側面から左右
に突設されており、8は掛止フックであり、マスト1の
最上部周囲に設けられており、トラロープ9を掛止する
ためのものである。
板2には位置決めピン5が、上側の連結板2には同ピン
5と同し平面位置に位置決め孔6が、夫々マストピース
Pnの軸心から偏心した位置に設けられている。更に、
7はハシゴであり、各マストピースPnの側面から左右
に突設されており、8は掛止フックであり、マスト1の
最上部周囲に設けられており、トラロープ9を掛止する
ためのものである。
10はクレーン装置で、基台11と、その上の支持アー
ム12と、該アーム12先端に枢支されたブーム13と
から成る。即ち、当該クレーン装置10は、基台11と
支持アーム12との相対回動を介して水平回動自在とな
っており、更に、基台11 J:部とブーム13のつけ
根部間に枢支されたシリンダ14の伸縮を介して、前記
ブーム13が縦方向回動自在となっている。また、前記
ブーム13は、第1図仮想線に示す如く、断面方形の多
段式筒材内部に多段式油圧シリンダを内装することによ
り、その長手方向に伸縮自在となっており、その先端に
は、長さ調整可能に巻きつけ自在とされたワイヤロープ
15を介してフック16が吊り下げられている。そして
、このように構成されたクレーン装置10は、その基台
11下端側の連結板17において、前記マスト1の先端
に図外のボルトとナンドにより締付固定される。
ム12と、該アーム12先端に枢支されたブーム13と
から成る。即ち、当該クレーン装置10は、基台11と
支持アーム12との相対回動を介して水平回動自在とな
っており、更に、基台11 J:部とブーム13のつけ
根部間に枢支されたシリンダ14の伸縮を介して、前記
ブーム13が縦方向回動自在となっている。また、前記
ブーム13は、第1図仮想線に示す如く、断面方形の多
段式筒材内部に多段式油圧シリンダを内装することによ
り、その長手方向に伸縮自在となっており、その先端に
は、長さ調整可能に巻きつけ自在とされたワイヤロープ
15を介してフック16が吊り下げられている。そして
、このように構成されたクレーン装置10は、その基台
11下端側の連結板17において、前記マスト1の先端
に図外のボルトとナンドにより締付固定される。
尚、図示省略しであるが、このクレーン装置10側の連
結板17にも前記位置決め孔6が設けられている。
結板17にも前記位置決め孔6が設けられている。
次に、当該クライミングクレーンの組立てについて説明
する。
する。
即ち、先ず前記マストピースPnのうち、最下段ニくル
べきピースP、をコンクリ−1・基礎18上に立てかけ
、連結板2をその基礎18に対してボルト締めすること
により当該マストピースP、を固定する。
べきピースP、をコンクリ−1・基礎18上に立てかけ
、連結板2をその基礎18に対してボルト締めすること
により当該マストピースP、を固定する。
次いで、第7図に示す如く、2段目のマストビスP2を
図外のクレーン車等により吊り」二げて、1段目のマス
1〜ピースP1に連結する。この際、先述のように、位
置決めピン5及び位置決め孔6が偏心したところに設け
られているので、まずこのピン5を孔6に嵌合させ、そ
の孔6を中心として2段目のマストピースP2を1段目
のマストピースPに対して軸心回りに回動させることに
より、上下の連結板2,2のボルト挿入孔の位置合わせ
を瞬時にして行なうことができる。これと同様心こして
、3段目のマストピースP3を連結した後、第8図に示
す如(、前記掛止フック8及びコンクリ−1・基礎18
に埋設しアンカー19間に、トラロープ9を張ってマス
ト1を安定さセ、次いで、クレーン装置10を吊り上げ
てマスト1の先端に取付ジノることにより、組立が略完
了する。
図外のクレーン車等により吊り」二げて、1段目のマス
1〜ピースP1に連結する。この際、先述のように、位
置決めピン5及び位置決め孔6が偏心したところに設け
られているので、まずこのピン5を孔6に嵌合させ、そ
の孔6を中心として2段目のマストピースP2を1段目
のマストピースPに対して軸心回りに回動させることに
より、上下の連結板2,2のボルト挿入孔の位置合わせ
を瞬時にして行なうことができる。これと同様心こして
、3段目のマストピースP3を連結した後、第8図に示
す如(、前記掛止フック8及びコンクリ−1・基礎18
に埋設しアンカー19間に、トラロープ9を張ってマス
ト1を安定さセ、次いで、クレーン装置10を吊り上げ
てマスト1の先端に取付ジノることにより、組立が略完
了する。
このように、本実施例においては、クレーンの組立ては
、各連結板2の締付は固定のめで足り、各マストピース
Pにハシゴ7が設けられているので、それらの締付けに
おいても足場を絹む必要がなく、非常に簡単かつ迅速に
組立てることができる。
、各連結板2の締付は固定のめで足り、各マストピース
Pにハシゴ7が設けられているので、それらの締付けに
おいても足場を絹む必要がなく、非常に簡単かつ迅速に
組立てることができる。
尚、クレーン装置10の旋回、ブーム13の伸縮等の操
作は、地上でリモコンによって行えるようになっている
。
作は、地上でリモコンによって行えるようになっている
。
このようにして組立てられたクライミングクレーンによ
って、先ず鉄骨の組立が行なわれる。このとき、第8図
に示す如く、なるへくマスト1に近い方の鉄骨から組み
立てて行くのが通常であるが、この場合、本実施例にお
いては、クレーン装置10のブーム13として前述の多
段式のものを採用しているので、鉄骨を吊り上げたとき
のワイヤロー115の長さをできるだけ短かく調整する
ことができ、特に、垂直方向の鉄骨、即ち柱20の位置
決めがなされやすい。即ち、ブーム13自体の仰角を略
水平に保ったまま柱20を運1般することができるので
、柱20の下端側におけるふれが少なくなり、位置決め
がなされやすいのである。
って、先ず鉄骨の組立が行なわれる。このとき、第8図
に示す如く、なるへくマスト1に近い方の鉄骨から組み
立てて行くのが通常であるが、この場合、本実施例にお
いては、クレーン装置10のブーム13として前述の多
段式のものを採用しているので、鉄骨を吊り上げたとき
のワイヤロー115の長さをできるだけ短かく調整する
ことができ、特に、垂直方向の鉄骨、即ち柱20の位置
決めがなされやすい。即ち、ブーム13自体の仰角を略
水平に保ったまま柱20を運1般することができるので
、柱20の下端側におけるふれが少なくなり、位置決め
がなされやすいのである。
そして、鉄骨の組立てがある程度まで完了すると、今度
は鉄骨構造の梁21から当該クレーンのマスト1を支持
するための支持機構22が構成される。
は鉄骨構造の梁21から当該クレーンのマスト1を支持
するための支持機構22が構成される。
第4図乃至第6図は、本実施例における支持機構22を
例示する。同図において、23は止め輪であり、3段目
のマストピースP、の−に部に外嵌され、第4図に示す
如く、中途で分断されている両端を、ポルト24とナン
ド25で締めイ寸けることにより、マストピースPnに
対して締付固定される。この止め輪23の周囲を4分割
する位置には、夫々ボルト26が螺合できるねし孔が設
けられており、このホルト26に支持アーム27の一端
側が取付けられている。
例示する。同図において、23は止め輪であり、3段目
のマストピースP、の−に部に外嵌され、第4図に示す
如く、中途で分断されている両端を、ポルト24とナン
ド25で締めイ寸けることにより、マストピースPnに
対して締付固定される。この止め輪23の周囲を4分割
する位置には、夫々ボルト26が螺合できるねし孔が設
けられており、このホルト26に支持アーム27の一端
側が取付けられている。
支持アーム27の他端側は、取付板28を介してH鋼2
9(前記梁21に同し)側に取付けられる。即ち、第5
図に示す如く、取付板28の下面からは、その長手方向
両端に夫々係合爪30.30及びボス31が突設されて
おり、それらの間にH1ii129のフランジ32を挟
みこんで、ボス31の外側からホルト33を螺合して締
め込むことにより、取付板28はH鋼29の長手方向任
意の位置に取付けられる。取付板29の上面略中央から
ば、ねし軸34が溶着されており、前記支持アーム27
の他端側に設けられた長孔35にそのわし軸34が挿入
され、その上からボルト36が螺合されて、取付板28
と支持アーム27が固定される。
9(前記梁21に同し)側に取付けられる。即ち、第5
図に示す如く、取付板28の下面からは、その長手方向
両端に夫々係合爪30.30及びボス31が突設されて
おり、それらの間にH1ii129のフランジ32を挟
みこんで、ボス31の外側からホルト33を螺合して締
め込むことにより、取付板28はH鋼29の長手方向任
意の位置に取付けられる。取付板29の上面略中央から
ば、ねし軸34が溶着されており、前記支持アーム27
の他端側に設けられた長孔35にそのわし軸34が挿入
され、その上からボルト36が螺合されて、取付板28
と支持アーム27が固定される。
従って、このマス目の支持機構22によれば、取付板2
8のH鋼29上の位置を調整すること、若しくは前記止
め輪23をマスト1に対して回動させることにより、マ
スト1と梁21との水平距離が少々変化して4)、1分
適応”J r!uとなっている。
8のH鋼29上の位置を調整すること、若しくは前記止
め輪23をマスト1に対して回動させることにより、マ
スト1と梁21との水平距離が少々変化して4)、1分
適応”J r!uとなっている。
第10171乃J1’箪+ 4し目、1第2丈施例を例
示する。本実施例が第1実/+fli例とY! 、j(
るところは、マス1〜1が多段fいJ(ト)成き41−
(いる、■、1.i、乙こある。即ち、第10図に示ず
々U<、IVよ110)マストピース1)1の内部には
2段目のマストピースP2が、2段目のマストヒースP
2には3段目のマストピースP3が、順次内装されてお
り、従って各マス1−ピースPnは互いに軸方向に摺動
可能となっている。第11図は各マストピースPnを互
いに固定する固定手段を示し、37は止め輪、38はね
し軸である。止め11iii37は各マストピースPn
の軸方向の摺動を阻止するためのものであり、より」二
段のマストピースPnに巻き付いた恰好で締付固定され
、当該止め輪37の下端がより下段のマストピースPn
、の上端に当接することにより、上下のマストピースP
n、 Pn、の摺動を阻止する。また、止め輪37の周
方向一定位置にはねし孔39が設けられており、図外の
わしをそのねし孔39及び及び上段のマストピースPn
に設けたねし孔40るこ螺合することにより、−に段の
マストピースPnとの固定がより確実になされる。ねし
軸38は、各マストピースPnの相対回動を阻止するた
めのものであり、上段及び下段のマストピースPn、に
夫々設けられた挿通孔41を位置合わせした後、該孔4
1にねし軸38を挿通し、両端からポルト42によって
締付けられる。
示する。本実施例が第1実/+fli例とY! 、j(
るところは、マス1〜1が多段fいJ(ト)成き41−
(いる、■、1.i、乙こある。即ち、第10図に示ず
々U<、IVよ110)マストピース1)1の内部には
2段目のマストピースP2が、2段目のマストヒースP
2には3段目のマストピースP3が、順次内装されてお
り、従って各マス1−ピースPnは互いに軸方向に摺動
可能となっている。第11図は各マストピースPnを互
いに固定する固定手段を示し、37は止め輪、38はね
し軸である。止め11iii37は各マストピースPn
の軸方向の摺動を阻止するためのものであり、より」二
段のマストピースPnに巻き付いた恰好で締付固定され
、当該止め輪37の下端がより下段のマストピースPn
、の上端に当接することにより、上下のマストピースP
n、 Pn、の摺動を阻止する。また、止め輪37の周
方向一定位置にはねし孔39が設けられており、図外の
わしをそのねし孔39及び及び上段のマストピースPn
に設けたねし孔40るこ螺合することにより、−に段の
マストピースPnとの固定がより確実になされる。ねし
軸38は、各マストピースPnの相対回動を阻止するた
めのものであり、上段及び下段のマストピースPn、に
夫々設けられた挿通孔41を位置合わせした後、該孔4
1にねし軸38を挿通し、両端からポルト42によって
締付けられる。
本実施例におけるタライごングクレーンの組立は以下の
ように行なう。
ように行なう。
先ず、第12図に示す如く、マスト1を縮んだ状態のま
ま、コンクリート基礎18上に立設し、先に前記クレー
ン装置10を備えつける。尚、トラロープ9もこのとき
にあらかしめ掛止フック8に取り付けておく。次に、ク
レーン装置10を図外のクレン等により吊り上げること
により、マスト1を上方に伸ばして行く。このとき、第
13図に示す如く、3段目のマストピースP3のみが上
昇するようにして、所定の高さに来たときに、3段目と
2段目のマストピースJl+ p2を固定する。そして
、第14図に示す如く、更にクレーン装置10を吊り上
げて、今度は2段目と1段目のマストピースp、 +P
Iを固定して、あらかしめ取付けておいたトラローブ9
をアンカー19に掛止することにより、クライミングク
レーンの組立てが完了する。
ま、コンクリート基礎18上に立設し、先に前記クレー
ン装置10を備えつける。尚、トラロープ9もこのとき
にあらかしめ掛止フック8に取り付けておく。次に、ク
レーン装置10を図外のクレン等により吊り上げること
により、マスト1を上方に伸ばして行く。このとき、第
13図に示す如く、3段目のマストピースP3のみが上
昇するようにして、所定の高さに来たときに、3段目と
2段目のマストピースJl+ p2を固定する。そして
、第14図に示す如く、更にクレーン装置10を吊り上
げて、今度は2段目と1段目のマストピースp、 +P
Iを固定して、あらかしめ取付けておいたトラローブ9
をアンカー19に掛止することにより、クライミングク
レーンの組立てが完了する。
このように、本実施例によれば、各マストピースPnを
互いに固定するためのボルト締め等の作業が、比較的低
い位置、即ち、1段目のマストピースP1の上方で行わ
れるので、高所作業を回避することができ、非常に安全
である。また、本実施例におけるマスト1は、多段式に
構成されているので嵩ばらず、運搬等にも非常に好適で
ある。
互いに固定するためのボルト締め等の作業が、比較的低
い位置、即ち、1段目のマストピースP1の上方で行わ
れるので、高所作業を回避することができ、非常に安全
である。また、本実施例におけるマスト1は、多段式に
構成されているので嵩ばらず、運搬等にも非常に好適で
ある。
尚、本発明の実施例は上記したものに限られず、例えば
、2階建て住宅の場合には、マストピースを2本にする
とにしてもよいことは勿論である。
、2階建て住宅の場合には、マストピースを2本にする
とにしてもよいことは勿論である。
(発明の効果)
以上述べたように、本発明によれば、施工場所付近の交
通の邪魔になることなく、鉄骨等の組立てを行なうこと
ができる。更に、マスト1を複数本のマストピースPn
により構成したので、その組立も簡単かつ迅速に行なう
ことができる。また、クレーン装置10のブーム13が
長手方向に伸縮自在となっているので、特に鉄骨の柱2
0を吊り上げたときのワイヤの長さをできるだけ短かく
調整することができ、従って、柱20の下端でのふれが
少なくなって位置決めがなされやすい。
通の邪魔になることなく、鉄骨等の組立てを行なうこと
ができる。更に、マスト1を複数本のマストピースPn
により構成したので、その組立も簡単かつ迅速に行なう
ことができる。また、クレーン装置10のブーム13が
長手方向に伸縮自在となっているので、特に鉄骨の柱2
0を吊り上げたときのワイヤの長さをできるだけ短かく
調整することができ、従って、柱20の下端でのふれが
少なくなって位置決めがなされやすい。
1
2
第1図乃至第9図は本発明の第1実施例を示し、第1図
はマスト及びクレーン装置の正面図、第2図は第1図A
−A線断面図、第3図は連結部分の縦断面図、第4図は
支持機構の平面図、第5図は第4図B−B線断面図、第
6図は取付板の背面図、第7図はマストピースの組立説
明図、第8図及び第9図はクライミングクレーンの概略
側正面図、第10図乃至第14図は本発明の第2実施例
を示し、第10図はマストの縦断面図、第11図は固定
手段の組立斜視図、第12図乃至第14図はクライミン
グクレーンの組立説明図である。 ■−マスト、10− クレーン装置、13− ブーム、
P +v−−−マストピース。
はマスト及びクレーン装置の正面図、第2図は第1図A
−A線断面図、第3図は連結部分の縦断面図、第4図は
支持機構の平面図、第5図は第4図B−B線断面図、第
6図は取付板の背面図、第7図はマストピースの組立説
明図、第8図及び第9図はクライミングクレーンの概略
側正面図、第10図乃至第14図は本発明の第2実施例
を示し、第10図はマストの縦断面図、第11図は固定
手段の組立斜視図、第12図乃至第14図はクライミン
グクレーンの組立説明図である。 ■−マスト、10− クレーン装置、13− ブーム、
P +v−−−マストピース。
Claims (1)
- (1)基礎上に立設された1本のマスト(1)と、該マ
スト(1)の先端に配備され、水平回動かつ縦方向回動
自在のブーム(13)を備えたクレーン装置(10)と
から成り、前記マスト(1)は長手方向に分割されて複
数本のマストピース(Pn)より成り、前記ブーム(1
3)は、その長手方向に伸縮自在とされていることを特
徴とするクライミングクレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8867890A JPH03288794A (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | クライミングクレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8867890A JPH03288794A (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | クライミングクレーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03288794A true JPH03288794A (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=13949488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8867890A Pending JPH03288794A (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | クライミングクレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03288794A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07309586A (ja) * | 1994-05-18 | 1995-11-28 | Kajima Corp | 円筒体利用の多段式旋回走行クレーン |
-
1990
- 1990-04-02 JP JP8867890A patent/JPH03288794A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07309586A (ja) * | 1994-05-18 | 1995-11-28 | Kajima Corp | 円筒体利用の多段式旋回走行クレーン |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4083156A (en) | Apparatus for bracing a tilt-up wall panel | |
US10563365B2 (en) | Articulating work platform support system, work platform system, and methods of use thereof | |
CA2462182C (en) | Method and adjustable apparatus for anchor-free masonry wall bracing | |
US7823347B1 (en) | Structural member and structural systems using structural member | |
US4470574A (en) | Support structure for building forms | |
KR102144434B1 (ko) | 커튼월 설치용 가시설장치 및 커튼월 설치용 가시설장치의 설치방법 | |
JP2002356297A (ja) | 鉄塔建設用クレーン及び該クレーンを用いた鉄塔建設方法 | |
JPH06200625A (ja) | アーチトラス式構造物の架構方法 | |
US20020166722A1 (en) | Mobile outrigger scaffolding system | |
JPH03288794A (ja) | クライミングクレーン | |
US9376799B2 (en) | Transportable building and foundation beams therefor | |
JP2745004B2 (ja) | 鉄骨建方法 | |
JP3241196B2 (ja) | 装置搭載用据付け台 | |
AU2019203972B2 (en) | Lifting apparatus | |
JP6953655B1 (ja) | 足場を構成する一組の箱 | |
JP3185069B2 (ja) | タワークレーンを使用する構造物の構築方法 | |
JPH0735026Y2 (ja) | 支柱立設装置 | |
AU2017248411A1 (en) | Method for erecting a portal frame | |
US20030047385A1 (en) | Mobile outrigger scaffolding system | |
RU1821535C (ru) | Способ возведени сооружени | |
JPH0726797A (ja) | テントの躯体構築方法 | |
CA2594047A1 (en) | Concrete slab depth varying system | |
JPH0530949B2 (ja) | ||
JPH08108990A (ja) | 組立式クレーン | |
JPH10205120A (ja) | 足場用ブラケット及びそれを用いた足場構造 |