JPH0328878Y2 - - Google Patents

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JPH0328878Y2
JPH0328878Y2 JP8556189U JP8556189U JPH0328878Y2 JP H0328878 Y2 JPH0328878 Y2 JP H0328878Y2 JP 8556189 U JP8556189 U JP 8556189U JP 8556189 U JP8556189 U JP 8556189U JP H0328878 Y2 JPH0328878 Y2 JP H0328878Y2
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clothes
rod
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radial
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は放射状に展開される多数の物干杆を有
する物干具に関するものである。
(従来の技術) 放射状に配列された開閉可能な多数の物干杆を
有する物干具は公知であり、多数のものがかけら
れ、不使用時は小型になり、合成樹脂製のため金
属製のように錆が付着しないなどの利点を有する
(実公昭52−45455号、同56−40398号等参照)。
(技術的課題) しかし従来のものは、物干杆の基部に設けた軸
を取付口の内側に係止させて軸支した構造のた
め、展開、起立の際に軸部の動きが節度感に欠け
る問題があつた。また、物干具を、高い位置にか
け易くするため、下に握りを突出したものも知ら
れているが、こうような構造のものでは握りを十
分な長さにすると全体が長くなり過ぎ、短いと握
りが不安定になる問題が生じた。
本考案の目的は前記の問題を解決し、展開、起
立の動作が安定してかつ節度感をもつて行なえる
放射状物干具を提出することにある。
また物干杆の起立を安定させる構造を利用して
握り部の突出量を少なくすることができる放射状
物干具の提供も本考案の目的の一つである。
(技術的手段) 前記目的は、つり支柱1の下部に取り付けられ
た中空な軸支ケース2を有し、該ケース2の周縁
部に支柱1を中心に放射状に並ぶ多数の物干杆3
が展開乃至起立可能に設けられた構成を有する放
射状物干具であつて、ケース周縁部の多数の取付
口4に差込まれた、各物干杆の基部5を軸支する
枢軸6が遊嵌される上下に細長い軸孔7と、前記
基部5に係止し物干杆3を展開状態に保つ手段8
と、起立時に物干杆基部5を収める凹部9と、展
開乃至起立操作の際各物干杆3の基部5を案内す
る彎曲面10、を備えた構成により達せられる。
前記の物干杆基部5を収める凹部9と、基部5
を案内する彎曲面10を、軸支ケース2に設ける
ことにより該ケース2の下面には中央部に空所1
4が形成れ得るので、該ケース2の下面に設けら
れる握り13の長さを十分にとつてもケース下端
から突出する量は相対的に短くなる。
(実施例) 以下図面を参照して説明すると、つり支柱1は
撓み難い断面形を有する直杆状に形成され、上端
につりフツク18、下端に軸支ケース2への取付
軸19を備えており、取付軸19は軸支ケース中
心に設けられた中心筒20に嵌挿され、回転可能
に一体化される。
その軸支ケース2は、上半部2aと下半部2b
から成り、夫々中心筒20,21とその周辺に設
けられた複数の嵌合孔22,23を有し、嵌合ピ
ン24を上下嵌合孔22,23に嵌合させて一体
に組合わされる。上半部2aは偏平な半球殻状を
有し、多数の物干杆3の基部5を差込む取付口4
は縦長で、周縁部に沿つて多数放射状に設けられ
ている。取付口4は左右の側壁15と、奥壁に当
る中心側に上部から垂設された係止部11を有す
る。この係止部11は上向きに突片12を突設し
た物干杆3の基端上面と係止する。4aは外側の
支点を示す。これらは物干杆3を展開状態に保つ
手段8を構成する。
物干杆3は直状で、撓み難く形成され先端と基
部に夫々挟持片25,26を有し、基部左右に一
体に設けられた枢軸6によつて軸孔7に嵌め込ま
れている。軸孔7はケース上半部2aの左右側壁
15から、該側壁に位置的に対応した下半部2b
の隔壁27にわたつて形成され、ケースが組合わ
されると上部軸孔7aと下部軸孔7bは連続して
上下に細長い1個の軸孔7となる。28,29は
両軸孔7a,7bを設けた軸受形成部分を示す。
なお、物干杆3を起立させたときに掛止する突起
17も上半部側壁15に突設されている。
ケース下半部2bは周縁部に形成された凹部9
がドーナツ状空間を形成するような形態を備えて
おり、凹部9の外側は下方に向つて突出すること
になるため、それで囲まれた中央部分に片手が入
る空所14が形成される。凹部9は起立時に物干
杆3の基端を受け支えられるような溝状で、その
溝内壁30から中央台部31にかけての部位は、
展開乃至起立の際物干杆3の基部5を案内する凸
状の彎曲面10で滑らかに結ばれている。枢軸6
は起立時軸孔7の下部に位置し、展開時上部に位
置する。
ケース下半部2bの下部中心部には、つり支柱
1の取付軸19が挿入される筒状の握り部13が
突設されており、これは物干具を握るために必要
な長さを有する。取付軸19は握り部13内の下
部に設けられた係止爪32に係止される膨らみ3
3を下端に有し、そこにはS形環等34を通す透
孔35が形成されている。36はケース上半部2
aの中心筒20の入口段部、37はそれに係止さ
れるようにつり支柱1に設けられた鍔を示す。ま
た38は周縁に、起立させた物干杆3と係合する
多数の凹部39を有する杆固定板で、つり支柱1
に着脱可能に取付けられる。40はつり支柱1へ
の取付部を示す。
(作用) 以上の構成により、多数の物干杆3は枢軸6に
より展開乃至起立可能であり、第5図に示す展開
時各物干杆3は取付口4の外側支点4aと中心側
係止部11で支えられ、一様な開角度になる。故
に多数の物干杆3に物を掛けることができ、各物
干杆3は前後左右に安定した状態にある。
物干杆3を展開した状態から先端を上に上げる
と、その基端は中央台部31から彎曲部10及び
溝壁30に案内されて溝状の凹部9内に入り、立
上がつて端部近くの側縁16が取付口側壁15の
突起17に掛止して安定する。起立状態で物干杆
3の先端部は杆固定板38に当るので、先端部側
縁もその周縁凹部39に係合させることができ、
物干杆3は基部とその近く及び先端近くの計3箇
所で抑えられれる。
全部或いは一部の物干杆3を展開して物を干す
ときに、物干具を高い位置に掛ける場合には握り
13が用いられるが、本考案の握り13は十分な
長さを持ち得るので取扱い易い。また保管時等に
は全ての物干杆3を起立させ、全体は細長くなる
が、握り13は上部が軸支ケース2の下面の空所
14内にあるので、突出量が相対的に少なくな
る。
(効果) 本考案は以上の如く構成されかつ作用するので
物干杆3を展開乃至起立させる動作が安定し、節
度感をもつて行なえる効果が得られ、放射状物干
具の操作性を著しく向上することができ、また物
干杆3の軸支ケース2の構造を利用して、ケース
下部に設けられる握り部13の突出量を相対に少
なくでき、全体として取扱い易さを高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る放射状物干具の実施例を示
すもので第1図は分解斜視図、第2図は断面図、
第3図、第4図は作動状態の断面説明図、第5図
は全体側面図である。 1……つり支柱、2……軸支ケース、3……物
干杆、4……取付口、5……基部、6……枢軸、
7……軸孔、8……掛止手段、9……凹部、10
……彎曲面、11……係止部、12……突片、1
3……握り部、14……空所、15……側壁、1
6……側縁、17……突起、2a……ケース上半
部、2b……同下半部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) つり支柱1の下部に取り付けられた中空な軸
    支ケース2を有し、該ケース2の周縁部に支柱
    1を中心に放射状に並ぶ多数の物干杆3が展開
    乃至起立可能に設けられた構成を有する放射状
    物干具であつて、ケース周縁部の多数の取付口
    4に差込まれた、各物干杆の基部5を軸支する
    枢軸6が遊嵌される上下に細長い軸孔7と、前
    記基部5に係止し物干杆3を展開状態に保つ手
    段8と、起立時に物干杆基部5を収める凹部9
    と、展開乃至起立操作の際各物干杆3の基部5
    を案内する彎曲面10、を有することを特徴と
    する放射状物干具。 (2) 物干杆3を展開状態に保つ係止手段8は、各
    取付口4の中心側に上部から垂設された係止部
    11と、各物干杆基端に上向きに突設された突
    片12を有する請求項第1項記載の放射状物干
    具。 (3) 軸支ケース2の下部中心部に、つり支柱1と
    同軸上の握り部13が、片手で握り持つのに適
    した長さに突設されており、軸支ケース2の下
    部周縁部は、起立時に物干杆基部5を収める凹
    部9の外側が下向きに突出していて、握り部1
    3との間にそれを握る片手が入る空所14が形
    成されている請求項第1項記載の放射状物干
    具。 (4) 軸支ケース2は、取付口4等を有する上半部
    2aと、凹部9等を有する下半部2bとからな
    る請求項第1項記載の放射状物干具。 (5) 取付口4は側壁15を有しており、物干杆3
    を起立させたときにその側縁16と掛止する突
    起17が該側壁に設けられている請求項第1項
    記載の放射状物干具。
JP8556189U 1989-07-20 1989-07-20 Expired JPH0328878Y2 (ja)

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JPH0324088U JPH0324088U (ja) 1991-03-13
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