JP2521058Y2 - 放射状物干具 - Google Patents
放射状物干具Info
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- JP2521058Y2 JP2521058Y2 JP1990102000U JP10200090U JP2521058Y2 JP 2521058 Y2 JP2521058 Y2 JP 2521058Y2 JP 1990102000 U JP1990102000 U JP 1990102000U JP 10200090 U JP10200090 U JP 10200090U JP 2521058 Y2 JP2521058 Y2 JP 2521058Y2
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- Japan
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- rod
- clothes
- mounting
- radial
- opening
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- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は多数の物干杆が取付け部材の外縁部に折畳み
展開可能かつ放射状に軸支され、物干杆取付部材を吊下
げるための上下に長い吊杆が該部材の中心部に取付けら
れた放射状物干具に関するものである。
展開可能かつ放射状に軸支され、物干杆取付部材を吊下
げるための上下に長い吊杆が該部材の中心部に取付けら
れた放射状物干具に関するものである。
(従来の技術) この種の物干具は多数の物干杆を使用できる利点があ
る。しかし高い位置へ吊下げるには放射状物干杆が邪魔
になって不便なため、下面に棒状の握り柄を突出させて
設けたものがある(意匠登録第776754号並びに類似
1)。
る。しかし高い位置へ吊下げるには放射状物干杆が邪魔
になって不便なため、下面に棒状の握り柄を突出させて
設けたものがある(意匠登録第776754号並びに類似
1)。
ところが前記握り柄は、物干杆を取付けた取付部材と
一体に形成されているため、上下寸法が長くなってしま
い、折角折畳み構造とした利点が損なわれる問題があっ
た。また吊下げ状態では不必要な握り柄が下方に突出す
るため邪魔で人の頭部等へぶつかることがある。
一体に形成されているため、上下寸法が長くなってしま
い、折角折畳み構造とした利点が損なわれる問題があっ
た。また吊下げ状態では不必要な握り柄が下方に突出す
るため邪魔で人の頭部等へぶつかることがある。
(技術的課題) 本考案は前記の点に鑑みなされたもので、その課題と
するところは、吊杆の長さを下方へ延長しなくても握り
柄として使用することができ、しかも吊下げ状態では握
り柄が殆んど突出しないようにすることにある。
するところは、吊杆の長さを下方へ延長しなくても握り
柄として使用することができ、しかも吊下げ状態では握
り柄が殆んど突出しないようにすることにある。
(技術的手段) 前記課題を解決するため本考案は、多数の物干杆1…
が物干杆取付部材2の外縁部に折畳み展開可能に放射状
に軸支され、前記物干杆取付部材2を吊下げるための上
下に長い吊杆3が該部材2の中心部に取付けられた放射
状物干具として、前記吊杆3を取付ける取付口4が物干
杆取付部材2の中心部を上下に貫通して設けられてお
り、吊杆3は、前記取付口4へ上下動可能に嵌挿される
摺動杆部5を下部に備えており、該摺動杆部5は、取付
口4の上縁26に係止可能な上係止部8が設けられた杆本
体11と、取付口4の下縁27に係止可能な下係止部9が下
端に設けられた、握り柄となる筒状体12とからなり、杆
本体11の下端に形成された係合突起13と、筒状体上部の
開口内に形成された係合孔14との係合により一体化され
た構造を具備せしめるという手段を講じたものである。
が物干杆取付部材2の外縁部に折畳み展開可能に放射状
に軸支され、前記物干杆取付部材2を吊下げるための上
下に長い吊杆3が該部材2の中心部に取付けられた放射
状物干具として、前記吊杆3を取付ける取付口4が物干
杆取付部材2の中心部を上下に貫通して設けられてお
り、吊杆3は、前記取付口4へ上下動可能に嵌挿される
摺動杆部5を下部に備えており、該摺動杆部5は、取付
口4の上縁26に係止可能な上係止部8が設けられた杆本
体11と、取付口4の下縁27に係止可能な下係止部9が下
端に設けられた、握り柄となる筒状体12とからなり、杆
本体11の下端に形成された係合突起13と、筒状体上部の
開口内に形成された係合孔14との係合により一体化され
た構造を具備せしめるという手段を講じたものである。
(作用) 前記の構成を有する放射状物干具は、吊杆3の下部
に、物干杆取付部材2の取付口4へ上下動可能に嵌挿さ
れる摺動杆部5を吊杆3の杆本体11の下端と握り柄とな
る筒状体12とを係合により一体化した構造を有するの
で、吊杆3の上部によって吊下げたときは物干杆取付部
材2が下がって下係止部9に係止され、下方への突出量
を少なくする。また取付部材2を上係止部8まで押上げ
るときは摺動杆部5の下部が下方へ突出して握り易い柄
となる。特に握り柄となる筒状体12と杆本体11との係合
により一本の吊杆3が形成できるので、物干具の製造と
組み立てを容易化する。
に、物干杆取付部材2の取付口4へ上下動可能に嵌挿さ
れる摺動杆部5を吊杆3の杆本体11の下端と握り柄とな
る筒状体12とを係合により一体化した構造を有するの
で、吊杆3の上部によって吊下げたときは物干杆取付部
材2が下がって下係止部9に係止され、下方への突出量
を少なくする。また取付部材2を上係止部8まで押上げ
るときは摺動杆部5の下部が下方へ突出して握り易い柄
となる。特に握り柄となる筒状体12と杆本体11との係合
により一本の吊杆3が形成できるので、物干具の製造と
組み立てを容易化する。
(実施例) 以下図面を参照して説明する。
多数の物干杆1…は夫々先端部と基部の上面にクリッ
プ15、16を有し、基部両側に突出形成した支軸17によ
り、物干杆取付部材2の外縁上部に多数形成された開口
18内に軸支され、開口18の内外2支点で支持された、第
1図、第2図に示される展開状態と、略垂直に跳ね上げ
られた折畳状態の間で開閉可能である。
プ15、16を有し、基部両側に突出形成した支軸17によ
り、物干杆取付部材2の外縁上部に多数形成された開口
18内に軸支され、開口18の内外2支点で支持された、第
1図、第2図に示される展開状態と、略垂直に跳ね上げ
られた折畳状態の間で開閉可能である。
物干杆取付部材2は、上下2部材21、22を組合せた中
空殻状を有し、夫々の部材21、22を上下方向に貫通する
筒状部23、24からなる取付口4が中心部に形成されてい
る。25は上下2部材21、22の結合具、26、27は上、下筒
状部23、24の開口端即ち取付口4の上下縁を示す。前記
結合具25により上下2部材21、22が組合わされているの
で、上下2部材21、22が相互に動かず、強度及び耐久性
を向上させることができた。
空殻状を有し、夫々の部材21、22を上下方向に貫通する
筒状部23、24からなる取付口4が中心部に形成されてい
る。25は上下2部材21、22の結合具、26、27は上、下筒
状部23、24の開口端即ち取付口4の上下縁を示す。前記
結合具25により上下2部材21、22が組合わされているの
で、上下2部材21、22が相互に動かず、強度及び耐久性
を向上させることができた。
吊杆3は上端にフック31を有する上下に長い直杆状
で、下部に、前記取付口4へ嵌挿される摺動杆部5を有
し、跳ね上げた物干杆1の上端までと略同程度の長さを
有する。摺動管部5は、構造的に、杆本体11とその下部
に接続される筒状体12に分れており、夫々の端部に形成
された係合構造により一体化される。該係合構造は第5
図乃至第7図に示されるように杆本体11の下端に下向き
に形成された、幅広板状の矢形係合突起13と、これを挿
込むため筒状体12の上部に形成された、直状スリット状
の係合孔14とから成り、両部分11、12は一体化され、取
付口4内で軸方向へも軸周りにも一体に動く。32は係合
突起13の基部の受け面、33はそれと接触可能な、係合孔
14の周囲の停止面を示しており、両面32、33が接触可能
であるため、杆本体11と筒状体12は一体的に接続され
る。34は係合孔14の係合片、35は各係合片34の支持片を
示す。
で、下部に、前記取付口4へ嵌挿される摺動杆部5を有
し、跳ね上げた物干杆1の上端までと略同程度の長さを
有する。摺動管部5は、構造的に、杆本体11とその下部
に接続される筒状体12に分れており、夫々の端部に形成
された係合構造により一体化される。該係合構造は第5
図乃至第7図に示されるように杆本体11の下端に下向き
に形成された、幅広板状の矢形係合突起13と、これを挿
込むため筒状体12の上部に形成された、直状スリット状
の係合孔14とから成り、両部分11、12は一体化され、取
付口4内で軸方向へも軸周りにも一体に動く。32は係合
突起13の基部の受け面、33はそれと接触可能な、係合孔
14の周囲の停止面を示しており、両面32、33が接触可能
であるため、杆本体11と筒状体12は一体的に接続され
る。34は係合孔14の係合片、35は各係合片34の支持片を
示す。
摺動杆部5を構成する前記筒状体12は握り柄として使
用されるために筒状に形成されており、故に片手で握る
ことができる程度の長さを有し、摺動杆部5の下部7の
部分とほぼ等しく、上部6は杆本体11の部分で、取付口
4の上下長さにほぼ等しい。しかし、握り柄として使用
するとき、取付口上縁26に上係止部8が係止した状態で
筒状体12の上部が取付口4内に入り込むようになってい
る。スカート部28はそのために取付部材2の下部に延説
されたものである。上部6の上端には上係止部8が、下
部7の下端には下係止部9が夫々つば状に設けられてお
り、両係止部8、9は夫々取付口4の上縁26、下縁27に
係止する。36は杆本体11の下部の切欠で、筒状体12の上
部開口内に入り込む部分、また37は筒状体12の下端部に
取付けられた吊り輪を示す。
用されるために筒状に形成されており、故に片手で握る
ことができる程度の長さを有し、摺動杆部5の下部7の
部分とほぼ等しく、上部6は杆本体11の部分で、取付口
4の上下長さにほぼ等しい。しかし、握り柄として使用
するとき、取付口上縁26に上係止部8が係止した状態で
筒状体12の上部が取付口4内に入り込むようになってい
る。スカート部28はそのために取付部材2の下部に延説
されたものである。上部6の上端には上係止部8が、下
部7の下端には下係止部9が夫々つば状に設けられてお
り、両係止部8、9は夫々取付口4の上縁26、下縁27に
係止する。36は杆本体11の下部の切欠で、筒状体12の上
部開口内に入り込む部分、また37は筒状体12の下端部に
取付けられた吊り輪を示す。
(効果) 本考案は以上の如く構成されかつ作用するものである
から、物干杆取付部材2の取付口4に嵌挿された摺動管
部5の下部を下方へ引出して握り柄とし、また摺動杆部
5の上部を上方へ引出して吊下げられるので、吊杆3の
長さを延長しなくても握り柄として使用することがで
き、しかも物干具として使用する状態では握り柄部分は
殆んど突出しないので、邪魔にならない等、顕著な効果
を奏する。特に吊杆3を杆本体11と筒状体12で構成し、
それらを係合手段によって一体に接続したので、組み立
てが著しく容易化しかつ安定するという特徴を発揮す
る。
から、物干杆取付部材2の取付口4に嵌挿された摺動管
部5の下部を下方へ引出して握り柄とし、また摺動杆部
5の上部を上方へ引出して吊下げられるので、吊杆3の
長さを延長しなくても握り柄として使用することがで
き、しかも物干具として使用する状態では握り柄部分は
殆んど突出しないので、邪魔にならない等、顕著な効果
を奏する。特に吊杆3を杆本体11と筒状体12で構成し、
それらを係合手段によって一体に接続したので、組み立
てが著しく容易化しかつ安定するという特徴を発揮す
る。
図面は本考案に係る物干具の実施例に関するもので第1
図は斜視図、第2図は縦断面図、第3図は吊杆の斜視
図、第4図はその一部破断側面図、第5図は係合突起の
下面図、第6図は係合孔の下面図、第7図は同係合部分
の断面説明図である。 1……物干杆、2……物干杆取付部材、3……吊杆、4
……取付口、5……摺動杆部、6……上部、7……下
部、8、9……上下係止部、11……杆本体、12……筒状
体、13……係合突起、14……係合孔。
図は斜視図、第2図は縦断面図、第3図は吊杆の斜視
図、第4図はその一部破断側面図、第5図は係合突起の
下面図、第6図は係合孔の下面図、第7図は同係合部分
の断面説明図である。 1……物干杆、2……物干杆取付部材、3……吊杆、4
……取付口、5……摺動杆部、6……上部、7……下
部、8、9……上下係止部、11……杆本体、12……筒状
体、13……係合突起、14……係合孔。
Claims (2)
- 【請求項1】多数の物干杆1…が物干杆取付部材2の外
縁部に折畳み展開可能に放射状に軸支され、前記物干杆
取付部材2を吊下げるための上下に長い吊杆3が該部材
2の中心部に取付けられた放射状物干具であって、前記
吊杆3を取付ける取付口4が物干杆取付部材2の中心部
を上下に貫通して設けられており、吊杆3は、前記取付
口4へ上下動可能に嵌挿される摺動杆部5を下部に備え
ており、該摺動杆部5は、取付口4の上縁26に係止可能
な上係止部8が設けられた杆本体11と、取付口4の下縁
27に係止可能な下係止部9が下端に設けられた、握り柄
となる筒状体12とからなり、杆本体11の下端に形成され
た係合突起13と、筒状体上部の開口内に形成された係合
孔14との係合により一体化された構造を有することを特
徴とする放射状物干具。 - 【請求項2】係合突起13はその基部に受け面32を有し、
それと接触可能な停止面33が係合孔14の周囲に設けられ
ている請求項第1項記載の放射状物干具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990102000U JP2521058Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 放射状物干具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990102000U JP2521058Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 放射状物干具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0460193U JPH0460193U (ja) | 1992-05-22 |
JP2521058Y2 true JP2521058Y2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=31845895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990102000U Expired - Fee Related JP2521058Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 放射状物干具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521058Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160049405A (ko) * | 2014-10-27 | 2016-05-09 | 강병재 | 조립식 야구용품 거치대 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55121392U (ja) * | 1979-02-20 | 1980-08-28 | ||
JPS5842037Y2 (ja) * | 1979-10-01 | 1983-09-22 | 兼三 山本 | 薬液散布杆の遠達ノズル用拡散羽根 |
JPS5880990U (ja) * | 1981-11-25 | 1983-06-01 | サナダ精工株式会社 | 物干具 |
JPS62127296U (ja) * | 1986-02-03 | 1987-08-12 |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP1990102000U patent/JP2521058Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160049405A (ko) * | 2014-10-27 | 2016-05-09 | 강병재 | 조립식 야구용품 거치대 |
KR101674261B1 (ko) * | 2014-10-27 | 2016-11-22 | 강병재 | 조립식 야구용품 거치대 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0460193U (ja) | 1992-05-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |