JPH03288163A - バーコード印字可能な二成分系現像剤 - Google Patents
バーコード印字可能な二成分系現像剤Info
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- JPH03288163A JPH03288163A JP2090013A JP9001390A JPH03288163A JP H03288163 A JPH03288163 A JP H03288163A JP 2090013 A JP2090013 A JP 2090013A JP 9001390 A JP9001390 A JP 9001390A JP H03288163 A JPH03288163 A JP H03288163A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は二成分系現像剤、特に高速プリンター用として
好適で、バーコード印字可能な二成分系現像剤に関する
ものである。
好適で、バーコード印字可能な二成分系現像剤に関する
ものである。
[従来の技術]
従来、トナー現像に使用される二成分系現像剤にあって
は、トナーとキャリアとが摩擦することによって生ずる
クーロンの力を利用するので、両者をよく摩擦させる必
要がある。しかるにトナーは樹脂粉で構成されているた
め柔らかいが、キャリアは金属などの硬い材料で形成さ
れているため、両者を摩擦させると、キャリア表面がト
ナーによって次第に汚されてくる。このトナーによるキ
ャリアの汚れは、高速プリンターにおいては、特にトナ
ーとキャリアとが激しくぶつかり合うため、大きな問題
であり、長時間にわたって安定な摩擦帯電を得ることは
困難である。
は、トナーとキャリアとが摩擦することによって生ずる
クーロンの力を利用するので、両者をよく摩擦させる必
要がある。しかるにトナーは樹脂粉で構成されているた
め柔らかいが、キャリアは金属などの硬い材料で形成さ
れているため、両者を摩擦させると、キャリア表面がト
ナーによって次第に汚されてくる。このトナーによるキ
ャリアの汚れは、高速プリンターにおいては、特にトナ
ーとキャリアとが激しくぶつかり合うため、大きな問題
であり、長時間にわたって安定な摩擦帯電を得ることは
困難である。
特に、大面積の黒化部を有するバーコード印字の場合に
は短時間に黒化部が白抜は状態になってしまうという問
題がある。
は短時間に黒化部が白抜は状態になってしまうという問
題がある。
[発明が解決しようとする課題]
本発明者らは、かかる従来技術の現状に鑑みその改良対
策について鋭意検討した結果、二成分系現像剤を構成す
るキャリアを特定の比表面積およびかさ密度を有する鉄
粉で構成した場合には従来の二成分系現像剤に見られる
ような欠点が良好に解決できることを知見し、本発明に
到達したものである。
策について鋭意検討した結果、二成分系現像剤を構成す
るキャリアを特定の比表面積およびかさ密度を有する鉄
粉で構成した場合には従来の二成分系現像剤に見られる
ような欠点が良好に解決できることを知見し、本発明に
到達したものである。
したがって、本発明の目的は、極めて良画質の画像を得
ることができるとともに、トナーによるキャリアの汚れ
が極めて少なく、高速プリンターにおいて大面積にわた
って黒化部を有するバーコード印字を長時間にわたって
安定に印字することを可能とする二成分系現像剤を提供
することにある。
ることができるとともに、トナーによるキャリアの汚れ
が極めて少なく、高速プリンターにおいて大面積にわた
って黒化部を有するバーコード印字を長時間にわたって
安定に印字することを可能とする二成分系現像剤を提供
することにある。
[課題を解決するための手段]
かかる本発明の目的は、トナーとキャリアとの混合物か
らなり、該キャリアはその比表面積が少なくとも250
cm2/g以上であり、かつかさ密度が3.10g/c
m3以下である鉄粉からなることを特徴とするバーコー
ド印字可能な二成分系現像剤により達成される。
らなり、該キャリアはその比表面積が少なくとも250
cm2/g以上であり、かつかさ密度が3.10g/c
m3以下である鉄粉からなることを特徴とするバーコー
ド印字可能な二成分系現像剤により達成される。
すなわち、本発明はキャリアとトナーの二成分系現像剤
からなるもので、ここで使用されるキャリアとしては鉄
粉から構成され、かつその比表面積が250cm2/g
以上であることが必要であり、これにより摩擦帯電の安
定性を確実に保持することができるため大面積の黒化部
の安定な印字が可能となるのである。より好ましくは2
70cm 2 / g以上である。キャリアの比表面積
の上限については特に限定されないが、キャリアの組成
が鉄であることおよびキャリアの製造条件の限界などの
点からは750cm2/g以下であることが好ましい。
からなるもので、ここで使用されるキャリアとしては鉄
粉から構成され、かつその比表面積が250cm2/g
以上であることが必要であり、これにより摩擦帯電の安
定性を確実に保持することができるため大面積の黒化部
の安定な印字が可能となるのである。より好ましくは2
70cm 2 / g以上である。キャリアの比表面積
の上限については特に限定されないが、キャリアの組成
が鉄であることおよびキャリアの製造条件の限界などの
点からは750cm2/g以下であることが好ましい。
ここで、キャリアの比表面積とは周知のBET法により
求めたものである。
求めたものである。
本発明において使用されるキャリアはこのように鉄粉か
ら構成され、かつその比表面積が2500m2/g以上
であるとともに、さらに、そのかさ密度が3.10g/
am3以下であることが必要である。
ら構成され、かつその比表面積が2500m2/g以上
であるとともに、さらに、そのかさ密度が3.10g/
am3以下であることが必要である。
かさ密度を3.10g/cm3以下となすことによりト
ナーとキャリアのぶつかり合うときの衝撃を効果的に緩
和させることができるため、印字の寿命を確実に延長さ
せることができる。特に、大面積の黒化部のあるバーコ
ード印字に適用した場合にはこの効果を顕著に発揮させ
ることができる。
ナーとキャリアのぶつかり合うときの衝撃を効果的に緩
和させることができるため、印字の寿命を確実に延長さ
せることができる。特に、大面積の黒化部のあるバーコ
ード印字に適用した場合にはこの効果を顕著に発揮させ
ることができる。
キャリアのかさ密度はより好ましくは2.90g/cm
3以下である。キャリアのかさ密度の下限については特
に限定されないが、キャリアの組成が鉄であることおよ
びキャリアの製造条件の限界などの点からは2.50g
/cm3以上であることが好ましい。
3以下である。キャリアのかさ密度の下限については特
に限定されないが、キャリアの組成が鉄であることおよ
びキャリアの製造条件の限界などの点からは2.50g
/cm3以上であることが好ましい。
ここで、かさ密度とはJIS Z2504により求め
たものである。
たものである。
キャリアとトナーとの混合割合は、個々のキャリアの表
面をトナーが単層で覆うことのできる程度の量のトナー
を含んでいることが好ましく、重量比で99.5:0.
5〜50 : 50の範囲であることが望ましい。そし
て、本発明による現像剤によれば、前述のごとき特定の
キャリアとトナーとが摩擦し合うことにより、トナー、
したがって現像剤に一定極性の電荷を確実に保持せしめ
ることができるものである。
面をトナーが単層で覆うことのできる程度の量のトナー
を含んでいることが好ましく、重量比で99.5:0.
5〜50 : 50の範囲であることが望ましい。そし
て、本発明による現像剤によれば、前述のごとき特定の
キャリアとトナーとが摩擦し合うことにより、トナー、
したがって現像剤に一定極性の電荷を確実に保持せしめ
ることができるものである。
本発明において使用されるキャリアの粒径としては、特
に限定されないが、10〜300μm程度の平均粒子径
を有するものから選択するのが好ましい。
に限定されないが、10〜300μm程度の平均粒子径
を有するものから選択するのが好ましい。
また、本発明において使用されるトナーとじては、バル
サム、ロジン、シェラツクおよびコーパルなどの天然樹
脂や、これらの変性樹脂、ビニル樹脂、アクリル樹脂、
オレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、
アルキド樹脂およびエポキシ樹脂(例えばビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂など)などの合成樹脂、天然ゴムや
合成ゴムのような材料から構成することができ、その平
均粒子径としては5〜30μmの範囲のもの使用するの
がよい。
サム、ロジン、シェラツクおよびコーパルなどの天然樹
脂や、これらの変性樹脂、ビニル樹脂、アクリル樹脂、
オレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、
アルキド樹脂およびエポキシ樹脂(例えばビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂など)などの合成樹脂、天然ゴムや
合成ゴムのような材料から構成することができ、その平
均粒子径としては5〜30μmの範囲のもの使用するの
がよい。
これらの材料は単独で使用してもよいが2種以上の材料
を混合して使用することもできる。またこれらの単成分
や混合物には、熱または圧力による定着あるいは熱と圧
力による定着を一層容易にする目的で、脂肪族ロウ、脂
肪酸の金属塩および合成樹脂の低分子化合物などの低融
点物質を含有させることもできる。さらに、トナーの内
部または表面に荷電調節剤、顔料や染料などが含まれて
いてもよい。
を混合して使用することもできる。またこれらの単成分
や混合物には、熱または圧力による定着あるいは熱と圧
力による定着を一層容易にする目的で、脂肪族ロウ、脂
肪酸の金属塩および合成樹脂の低分子化合物などの低融
点物質を含有させることもできる。さらに、トナーの内
部または表面に荷電調節剤、顔料や染料などが含まれて
いてもよい。
本発明に係る二成分系現像剤は、特にバーコード印字に
好適であるとともに、プリント速度がA4判で30枚/
分ないし50枚/分といった高速プリンターにおいても
実用上支障のない通常要求されいる、A4判で60万枚
以上の現像剤寿命を確実に達成できるものである。
好適であるとともに、プリント速度がA4判で30枚/
分ないし50枚/分といった高速プリンターにおいても
実用上支障のない通常要求されいる、A4判で60万枚
以上の現像剤寿命を確実に達成できるものである。
[実施例]
以下実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明
はこれに限定されない。
はこれに限定されない。
実施例1
パウダーチック社製の鉄粉キャリアを3種類用意した。
これらの特性値を次に示す。
キャリアの 比表面積 かさ密度種類
(cm2/g) (g/cm3)キャリアA
191 3.52キヤリアB 266
3,11キヤリアC2772,88 次に、下記の組成からなるトナー原料組成物を用意した
。なお、オイルブラックBY、カーボンブラックおよび
ステアリン酸アミドはそれぞれ荷電調節剤、顔料および
低融点物質である。
(cm2/g) (g/cm3)キャリアA
191 3.52キヤリアB 266
3,11キヤリアC2772,88 次に、下記の組成からなるトナー原料組成物を用意した
。なお、オイルブラックBY、カーボンブラックおよび
ステアリン酸アミドはそれぞれ荷電調節剤、顔料および
低融点物質である。
〈トナー原料組成物の組成〉
ビスフェノールA系エポキシ樹脂
84重量%
オイルブラックBY 7重量%カーボンブ
ラック 7重量%ステアリン酸アミド
2重量%次いで、上記トナー原料組成物を15
0℃で溶融、混練し、室温まで冷却した後、ジェットミ
ルを用いて粉砕し、さらに風力分級して、平均粒子径が
11μmのトナーを得た。
ラック 7重量%ステアリン酸アミド
2重量%次いで、上記トナー原料組成物を15
0℃で溶融、混練し、室温まで冷却した後、ジェットミ
ルを用いて粉砕し、さらに風力分級して、平均粒子径が
11μmのトナーを得た。
次に、上記3種のキャリアとトナーとを、トナーと各キ
ャリアとが重量比でそれぞれ4.5:95.5になるよ
うに混合し、3種の二成分系現像剤A、B、およびCを
得た。
ャリアとが重量比でそれぞれ4.5:95.5になるよ
うに混合し、3種の二成分系現像剤A、B、およびCを
得た。
次いで、富士通■製の高速レーザプリンターF6700
D (プリンタ速度147枚/分)を用い、これに上記
3種の現像剤A、BおよびCをそれぞれ使用して1イン
チ角の大面積ベタ黒印字を行った。結果を次に示す。
D (プリンタ速度147枚/分)を用い、これに上記
3種の現像剤A、BおよびCをそれぞれ使用して1イン
チ角の大面積ベタ黒印字を行った。結果を次に示す。
使用現像剤 寿命(A4判による)現像剤A
5万枚 現像剤8 60万枚 現像剤C100万枚 本発明を満足する現像剤BおよびCの場合には、良質の
画像がそれぞれ寿命60万枚および100万枚で得られ
たが、現像剤Cの場合には5万枚にすぎなかった。
5万枚 現像剤8 60万枚 現像剤C100万枚 本発明を満足する現像剤BおよびCの場合には、良質の
画像がそれぞれ寿命60万枚および100万枚で得られ
たが、現像剤Cの場合には5万枚にすぎなかった。
[発明の効果]
本発明は上述のごとく構成したので、極めて良画質の画
像を得ることができるとともに、トナーによる汚れが極
めて少なく、高速プリンターにおいて大面積にわたって
黒化部を有するバーコード印字を長時間にわたって安定
に印字することできるという顕著な実用効果を奏するも
のである。
像を得ることができるとともに、トナーによる汚れが極
めて少なく、高速プリンターにおいて大面積にわたって
黒化部を有するバーコード印字を長時間にわたって安定
に印字することできるという顕著な実用効果を奏するも
のである。
Claims (1)
- 1 トナーとキャリアとの混合物からなり、該キャリア
はその比表面積が少なくとも250cm^2/g以上で
あり、かつかさ密度が3.10g/cm^3以下である
鉄粉からなることを特徴とするバーコード印字可能な二
成分系現像剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2090013A JP2596165B2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | バーコード印字可能な二成分系現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2090013A JP2596165B2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | バーコード印字可能な二成分系現像剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03288163A true JPH03288163A (ja) | 1991-12-18 |
JP2596165B2 JP2596165B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=13986796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2090013A Expired - Lifetime JP2596165B2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | バーコード印字可能な二成分系現像剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596165B2 (ja) |
Citations (8)
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JPS61140952A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-28 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 静電像現像用キヤリア材及びその製造方法 |
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1990
- 1990-04-04 JP JP2090013A patent/JP2596165B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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