JPH03288069A - メタルシール・ゲート弁 - Google Patents
メタルシール・ゲート弁Info
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- JPH03288069A JPH03288069A JP8834290A JP8834290A JPH03288069A JP H03288069 A JPH03288069 A JP H03288069A JP 8834290 A JP8834290 A JP 8834290A JP 8834290 A JP8834290 A JP 8834290A JP H03288069 A JPH03288069 A JP H03288069A
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Landscapes
- Sliding Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、メタルシール・ゲート弁に関し、特に、高清
浄度を必要とする超高真空流路の開閉に用いられるメタ
ルシール・ゲート弁に関する。
浄度を必要とする超高真空流路の開閉に用いられるメタ
ルシール・ゲート弁に関する。
超高真空が必要な半導体製造装置や蒸着装置等に使用さ
れるゲート弁においては高清浄度に維持し得ることが要
請される。
れるゲート弁においては高清浄度に維持し得ることが要
請される。
ここで高清浄度とは、主として
a、使用材料からのガス放出量が極小であること;
b1機構部の磨耗等に基づく微粒子の混入が極小である
こと; の2条件を満たしていることをいう。上記条件aを満た
すためには、接ガス部分をガス放出量の少ない金属材料
のみで構成することが最適であるとされている。
こと; の2条件を満たしていることをいう。上記条件aを満た
すためには、接ガス部分をガス放出量の少ない金属材料
のみで構成することが最適であるとされている。
また、上記条件すを満たすためには、相互摺動部等を排
除するか遮蔽するようなことが必要である。
除するか遮蔽するようなことが必要である。
このような−船釣手段は公知であり、たとえば第1、第
2の従来例(特公平1−43190号、特公平1−43
191号)においては接ガス部がすべて金属材料から構
成されており、かつ操作軸の上半部はシール用ベローズ
によって覆われているものと認められる。また、第3の
従来例(実開昭58−102879号、上記両公報で引
用)も接ガス部はすべて金属材料から構成されており、
かつ相互摺接部は備えていないものと認められる。
2の従来例(特公平1−43190号、特公平1−43
191号)においては接ガス部がすべて金属材料から構
成されており、かつ操作軸の上半部はシール用ベローズ
によって覆われているものと認められる。また、第3の
従来例(実開昭58−102879号、上記両公報で引
用)も接ガス部はすべて金属材料から構成されており、
かつ相互摺接部は備えていないものと認められる。
上述のように、上記第1および第2の従来例においては
放出ガスに起因する問題は一応解決されていると認めら
れるが、第2図に示すように操作軸aの軸方向変位によ
り仕切弁板すを開閉方向に変位させる際に、仕切弁板す
に凸段されたピンCと支持金具dに形成されたスリット
eとが摺接するため金属微粒子が生成され、これが流、
通ガス中に混入してガスおよびこれによって処理される
部品を汚染したり、シール部の磨耗等に基づく2次汚染
の誘発やシール性能の劣化などをもたらすことになる。
放出ガスに起因する問題は一応解決されていると認めら
れるが、第2図に示すように操作軸aの軸方向変位によ
り仕切弁板すを開閉方向に変位させる際に、仕切弁板す
に凸段されたピンCと支持金具dに形成されたスリット
eとが摺接するため金属微粒子が生成され、これが流、
通ガス中に混入してガスおよびこれによって処理される
部品を汚染したり、シール部の磨耗等に基づく2次汚染
の誘発やシール性能の劣化などをもたらすことになる。
また、弁箱fと転接可能に支持金具dに設けられたガイ
ドローラg1操作軸aと支持金具dとの連結部、ばねh
の両端連結部なども微粒子発生源になる恐れがある。さ
らに、第1の従来例においては第3図に示すように環状
メタルシール材aが仕切弁板すに押圧されたとき変形・
変位に伴う摺動を生じ、それにより炭化チタン層Cが剥
離してシール性が損なわれたり微粒子を生成したりする
懸念がある。
ドローラg1操作軸aと支持金具dとの連結部、ばねh
の両端連結部なども微粒子発生源になる恐れがある。さ
らに、第1の従来例においては第3図に示すように環状
メタルシール材aが仕切弁板すに押圧されたとき変形・
変位に伴う摺動を生じ、それにより炭化チタン層Cが剥
離してシール性が損なわれたり微粒子を生成したりする
懸念がある。
また、上記第3の従来例においては上記第1、第2の従
来例におけるような問題点は解消されていると考えられ
るが、第4図に示すように閉状態においては仕切板aに
ダイアフラムbを押圧するためこれの軸方向両側に位置
して内外釜一対をなすベローズc、dの間に常時高圧の
圧搾空気を保持する必要がある。
来例におけるような問題点は解消されていると考えられ
るが、第4図に示すように閉状態においては仕切板aに
ダイアフラムbを押圧するためこれの軸方向両側に位置
して内外釜一対をなすベローズc、dの間に常時高圧の
圧搾空気を保持する必要がある。
したがって、仕切板aを手動で昇降する場合でも空気圧
を要するばかりでなく、昇降にも空気圧を用いる場合に
は両方に対して独立した制御系をそれぞれ設けるととも
に、これらによる空気供給タイミングを微妙にずらすこ
とが必要で、制御用機器が複雑になるという難点がある
。
を要するばかりでなく、昇降にも空気圧を用いる場合に
は両方に対して独立した制御系をそれぞれ設けるととも
に、これらによる空気供給タイミングを微妙にずらすこ
とが必要で、制御用機器が複雑になるという難点がある
。
本発明は上述のような問題点を解決するためになされた
もので、ガス放出量を極小にし得るばがりでなく、特に
微粒子に基づく汚染を確実に防止することができ、しか
も制御系が簡単であってよく、特に超高真空装置等に好
適なメタルシール・ゲート弁を提供することを目的とす
る。
もので、ガス放出量を極小にし得るばがりでなく、特に
微粒子に基づく汚染を確実に防止することができ、しか
も制御系が簡単であってよく、特に超高真空装置等に好
適なメタルシール・ゲート弁を提供することを目的とす
る。
本発明は、弁箱内の流路開口端周縁部に設けられる弁座
、この弁座と連係して上記流路を開閉するための弁体、
この弁体を上記弁座に押圧可能に支持する支持部材なら
びに、上記弁体および支持部材と連係して軸方向変位自
在な弁軸を備えたメタルシール・ゲート弁において、上
記弁箱と支持部材との間に伸縮自在に張設され上記弁軸
を流体密に覆う第1のベローズおよび、上記弁体と支持
部材との間に伸縮自在に張設され上記弁体と弁軸との連
係機構を流体密に覆う第2のベローズを具備することを
特徴とするものである。
、この弁座と連係して上記流路を開閉するための弁体、
この弁体を上記弁座に押圧可能に支持する支持部材なら
びに、上記弁体および支持部材と連係して軸方向変位自
在な弁軸を備えたメタルシール・ゲート弁において、上
記弁箱と支持部材との間に伸縮自在に張設され上記弁軸
を流体密に覆う第1のベローズおよび、上記弁体と支持
部材との間に伸縮自在に張設され上記弁体と弁軸との連
係機構を流体密に覆う第2のベローズを具備することを
特徴とするものである。
本発明は上述のように構成されているので、弁体は、弁
軸を軸方向に駆動することにより支持部材を介して弁座
との対向位置と非対向位置とに軸方向に選択的に変位さ
れ、かつ上記対向位置においても弁軸を軸方向に変位さ
せることにより弁座との圧接位置と離間位置とに軸方向
と直角方向に選択的に変位され、これらによって流路が
開閉される。このような動作時における全ての相互摺動
部は、第1および第2のベローズによって流体密に覆わ
れているので微粒子が生成されても弁室内に漏出するよ
うなことがなく、上記弁室および流路、これらに流通さ
れるガス、このガスによる被処理部材等の微粒子による
汚染が防止されるとともに、弁体および弁座のシール特
性が微粒子によって損なわれることも防止される。
軸を軸方向に駆動することにより支持部材を介して弁座
との対向位置と非対向位置とに軸方向に選択的に変位さ
れ、かつ上記対向位置においても弁軸を軸方向に変位さ
せることにより弁座との圧接位置と離間位置とに軸方向
と直角方向に選択的に変位され、これらによって流路が
開閉される。このような動作時における全ての相互摺動
部は、第1および第2のベローズによって流体密に覆わ
れているので微粒子が生成されても弁室内に漏出するよ
うなことがなく、上記弁室および流路、これらに流通さ
れるガス、このガスによる被処理部材等の微粒子による
汚染が防止されるとともに、弁体および弁座のシール特
性が微粒子によって損なわれることも防止される。
以下、本発明について図示の一実施例を参照しながら説
明する。理解し易いように弁軸が上下方向に移動される
場合について説明するが、本発明はこれに限られるもの
ではない。また、ガス放出量を極小になし得るように、
単にシール部ばかりでなく流通ガスが接触する可能性の
ある部分はすべて適宜金属材料から所望の処理を施して
構成されているが、このような公知事項に関する詳細説
明は省略する。
明する。理解し易いように弁軸が上下方向に移動される
場合について説明するが、本発明はこれに限られるもの
ではない。また、ガス放出量を極小になし得るように、
単にシール部ばかりでなく流通ガスが接触する可能性の
ある部分はすべて適宜金属材料から所望の処理を施して
構成されているが、このような公知事項に関する詳細説
明は省略する。
第1図において、弁箱1は本体2および蓋体3を備え、
本体2には弁室4およびこれに開口する一対の流路5が
形成されている。これら流路5の開口端周縁部にそれぞ
れ設けられた弁座6は、後述する弁体13の押圧方向と
直交する平面状をなしており、かつnmオーダーの研磨
またはこれと同レベル以上の適宜平滑仕上げが施されて
いる。
本体2には弁室4およびこれに開口する一対の流路5が
形成されている。これら流路5の開口端周縁部にそれぞ
れ設けられた弁座6は、後述する弁体13の押圧方向と
直交する平面状をなしており、かつnmオーダーの研磨
またはこれと同レベル以上の適宜平滑仕上げが施されて
いる。
上記弁箱1に連結される駆動部7は、たとえば蓋体3に
設けられたシリンダ8およびこれに嵌装されたピストン
9を備え、このシリンダ8の上下両端部に開口する一対
の空気流通孔10のいずれか一方から圧入される空気等
によりピストン9およびこれに連結された弁軸11を昇
降駆動し得るように構成されている。この弁軸11は上
記蓋体3を貫通して上記弁室4内に垂下され、その下端
部は環状支持部材12の上側壁部を流体密に貫通して上
記流路5の中心軸線近傍に延びている。
設けられたシリンダ8およびこれに嵌装されたピストン
9を備え、このシリンダ8の上下両端部に開口する一対
の空気流通孔10のいずれか一方から圧入される空気等
によりピストン9およびこれに連結された弁軸11を昇
降駆動し得るように構成されている。この弁軸11は上
記蓋体3を貫通して上記弁室4内に垂下され、その下端
部は環状支持部材12の上側壁部を流体密に貫通して上
記流路5の中心軸線近傍に延びている。
上記流路5を開閉可能に上記弁座6と対向する弁体13
は、上記弁座6と全周にわたって流体密に当接可能に正
面側に設けられた凸条14を備え、上記弁軸11と連係
可能に上記支持部材12に支持されている。これら弁軸
11および支持部材12を連係する連係機構15は、弁
体13と連係する調芯機構16、この調芯機構16を介
して弁体13を押圧可能な押圧部材17、この押圧部材
17と上記弁軸11とに間に介設されるトグル機構18
および、押圧部材17の移動方向を規制する案内部材1
9等を備えている。
は、上記弁座6と全周にわたって流体密に当接可能に正
面側に設けられた凸条14を備え、上記弁軸11と連係
可能に上記支持部材12に支持されている。これら弁軸
11および支持部材12を連係する連係機構15は、弁
体13と連係する調芯機構16、この調芯機構16を介
して弁体13を押圧可能な押圧部材17、この押圧部材
17と上記弁軸11とに間に介設されるトグル機構18
および、押圧部材17の移動方向を規制する案内部材1
9等を備えている。
図示例においては、上記調芯機構16が弁体13および
押圧部材17の各中心部に位置して相対向する凹部に嵌
装されたボール20を備えている。
押圧部材17の各中心部に位置して相対向する凹部に嵌
装されたボール20を備えている。
上記トグル機構18は、高位の一端部が上記弁軸11に
、低位の他端部が押圧部材17にそれぞれ回動自在に連
結された傾斜リンク21を備えている。
、低位の他端部が押圧部材17にそれぞれ回動自在に連
結された傾斜リンク21を備えている。
上記案内部材1つは、相対向して両側押圧部材17にそ
れぞれ形成された孔部に両端部が嵌合するとともに段部
22を有する複数(図は3つの場合)のピン23を備え
ている。
れぞれ形成された孔部に両端部が嵌合するとともに段部
22を有する複数(図は3つの場合)のピン23を備え
ている。
そして、上記弁箱1と支持部材12との間には上記弁軸
11を流体密に覆う第1のベローズ24が伸縮自在に張
設されており、かつ上記弁体13と支持部材12との間
には上記弁軸11と弁体13との連係機構15を流体密
に覆う第2のベローズ25が伸縮自在に張設されている
。これらベローズ24.25、特に第2のベローズ25
は、伸長状態において所望の張力を生じ得ることが望ま
しく、要すれば他の適宜ばね部材等を併設するようにし
てもよい。
11を流体密に覆う第1のベローズ24が伸縮自在に張
設されており、かつ上記弁体13と支持部材12との間
には上記弁軸11と弁体13との連係機構15を流体密
に覆う第2のベローズ25が伸縮自在に張設されている
。これらベローズ24.25、特に第2のベローズ25
は、伸長状態において所望の張力を生じ得ることが望ま
しく、要すれば他の適宜ばね部材等を併設するようにし
てもよい。
一方、上記弁箱には弁軸11と連係する開閉状態表示手
段26が設けられている。この開閉状態表示手段26は
、たとえば上記ピストン8に凸段された棒状体27およ
び、この棒状体27の昇降位置を外部から視認可能に透
明材料から形成されるかあるいはスリットを有して上記
弁箱1に設けられたバイブ28等を備えている。
段26が設けられている。この開閉状態表示手段26は
、たとえば上記ピストン8に凸段された棒状体27およ
び、この棒状体27の昇降位置を外部から視認可能に透
明材料から形成されるかあるいはスリットを有して上記
弁箱1に設けられたバイブ28等を備えている。
つぎに、上述のように構成された装置の動作を説明する
。
。
上記駆動部7においては、図示の閉状態にあるときシリ
ンダ8の上側空気流通孔10を開放し下側空気流通孔1
0から圧搾空気を圧入することによりピストン9が上昇
する。したがって弁軸11が上昇し、トグル機構18の
リンク21も弁軸11側端部が上昇するから、両側押圧
部材]7が案内部材1つのビン23に沿って相互に近接
する方向に平行移動され、ビン23の段部22に当接し
て停止する。この間に弁体13は第2のベローズ25の
復元力により押圧部材17と同動し、凸条14が弁座6
から離間される。弁軸11をさらに上昇させると、弁体
13はトグル機構18および押圧部材17を介して、ま
た支持部材12はさらに案内部材19を介して共に上昇
され、これらが上記弁室4の上側部分に収容されること
により弁は全開状態となる。
ンダ8の上側空気流通孔10を開放し下側空気流通孔1
0から圧搾空気を圧入することによりピストン9が上昇
する。したがって弁軸11が上昇し、トグル機構18の
リンク21も弁軸11側端部が上昇するから、両側押圧
部材]7が案内部材1つのビン23に沿って相互に近接
する方向に平行移動され、ビン23の段部22に当接し
て停止する。この間に弁体13は第2のベローズ25の
復元力により押圧部材17と同動し、凸条14が弁座6
から離間される。弁軸11をさらに上昇させると、弁体
13はトグル機構18および押圧部材17を介して、ま
た支持部材12はさらに案内部材19を介して共に上昇
され、これらが上記弁室4の上側部分に収容されること
により弁は全開状態となる。
この状態において上述とは逆にシリンダ8の下側空気流
通孔10を開放し上側空気流通孔10から圧搾空気を圧
入することによりピストン9が下降する。したがって弁
軸11が下降するが、支持部材12、弁体13および連
係機構15等は下降が妨げられないからこれら相互間に
おける相対的変位を生ずることなく下降する。そして、
支持部材12が弁室4の底部に当接し、かつ下部に位置
する案内部材19が支持部材12の内周部と当接した後
さらに弁軸11を下降させると、トグル機構18のリン
ク21も弁軸11側端部が下降するから、両側押圧部材
17が案内部材19のビン23に沿って相互に遠ざかる
方向に平行移動され、調芯機構16を介して弁体13が
閉方向に押圧される。この場合、弁軸11の下降に伴っ
て押圧部材17に付与される押圧力がトグル機構18に
よって増幅され、これにより上記凸条14が全周にわた
って弁座6に圧接され、弁は全閉状態になる。
通孔10を開放し上側空気流通孔10から圧搾空気を圧
入することによりピストン9が下降する。したがって弁
軸11が下降するが、支持部材12、弁体13および連
係機構15等は下降が妨げられないからこれら相互間に
おける相対的変位を生ずることなく下降する。そして、
支持部材12が弁室4の底部に当接し、かつ下部に位置
する案内部材19が支持部材12の内周部と当接した後
さらに弁軸11を下降させると、トグル機構18のリン
ク21も弁軸11側端部が下降するから、両側押圧部材
17が案内部材19のビン23に沿って相互に遠ざかる
方向に平行移動され、調芯機構16を介して弁体13が
閉方向に押圧される。この場合、弁軸11の下降に伴っ
て押圧部材17に付与される押圧力がトグル機構18に
よって増幅され、これにより上記凸条14が全周にわた
って弁座6に圧接され、弁は全閉状態になる。
そして、この全開位置を越える弁軸11の下降はトグル
機構18を介して阻止される。
機構18を介して阻止される。
上述のような動作過程において、上記弁軸11が弁箱1
および支持部材12と摺接することに起因する微粒子や
、上記連携機構15の各摺接部に起因する微粒子は、こ
れらが生成されても第1、第2のベローズ24.25に
よって遮断され弁室4内に侵入することがなく、微粒子
による各部の汚染やシール部の損耗等は確実に防止され
る。
および支持部材12と摺接することに起因する微粒子や
、上記連携機構15の各摺接部に起因する微粒子は、こ
れらが生成されても第1、第2のベローズ24.25に
よって遮断され弁室4内に侵入することがなく、微粒子
による各部の汚染やシール部の損耗等は確実に防止され
る。
上記全開状態となる直前に弁体13が多少傾斜した状態
で弁座6に近接するようなことがあっても、凸条14の
一部分が先に弁座6に当接すれば調芯機構16の作用に
よって他の部分も当接し、かつそれまでは付与される押
圧力がトグル機構18の作用により微小である。また、
凸条14が全周にわたって弁座6と当接する状態になれ
ばトグル機構18の増幅作用により押圧力が強大になる
が、弁座6が凸条14の押圧方向と直交する平面状をな
しており、かつ調芯機構16により均等に圧接されてい
るから、両者が相対的に摺動するようなことがない。し
たがって、いずれにしても微粒子が生成されるようなこ
とがなく、かつシール部の耐久性が損なわれることもな
い。
で弁座6に近接するようなことがあっても、凸条14の
一部分が先に弁座6に当接すれば調芯機構16の作用に
よって他の部分も当接し、かつそれまでは付与される押
圧力がトグル機構18の作用により微小である。また、
凸条14が全周にわたって弁座6と当接する状態になれ
ばトグル機構18の増幅作用により押圧力が強大になる
が、弁座6が凸条14の押圧方向と直交する平面状をな
しており、かつ調芯機構16により均等に圧接されてい
るから、両者が相対的に摺動するようなことがない。し
たがって、いずれにしても微粒子が生成されるようなこ
とがなく、かつシール部の耐久性が損なわれることもな
い。
さらに、上記開閉状態表示手段26を設けることにより
外部から容易に弁の開閉状態を視認することができ、シ
ステムアップ前の試運転時における誤操作防止などに特
に効果的である。
外部から容易に弁の開閉状態を視認することができ、シ
ステムアップ前の試運転時における誤操作防止などに特
に効果的である。
また、上記実施例においては、前述のように流通ガスが
接触する可能性のある部分はすべて適宜金属材料から所
望の処理を施して構成されているので、異種ガスの放出
量を極小になし得ることは改めて説明するまでもないで
あろう。
接触する可能性のある部分はすべて適宜金属材料から所
望の処理を施して構成されているので、異種ガスの放出
量を極小になし得ることは改めて説明するまでもないで
あろう。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
く、その要旨とするところの範囲内で種々の変更ないし
応用が可能である。
く、その要旨とするところの範囲内で種々の変更ないし
応用が可能である。
本発明によれば、上述のようにガス放出量を極小にし得
るばかりでなく、特に微粒子に基づくtり染を確実に防
止することができ、しかも制御系が簡単であってよく、
特に超高真空装置等に好適なメタルシール・ゲート弁を
提供することができる。
るばかりでなく、特に微粒子に基づくtり染を確実に防
止することができ、しかも制御系が簡単であってよく、
特に超高真空装置等に好適なメタルシール・ゲート弁を
提供することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図ないし
第4図は相異なる従来例の要部を示す説明図である。 1・・・弁箱、4・・・弁室、5・・・流路、6・・・
弁座、11・・・弁軸、12・・・支持部材、13・・
・弁体、14・・・凸条、15・・・連係機構、16・
・・調芯機構、17・・・押圧部材、18・・・トグル
機構、19・・・案内部材、20・・・ボール、21・
・・リンク、22・・・段部、23・・・ピン、24.
25・・・ベローズ、26・・・開閉状態表示手段、2
7・・・棒状体、28・・・パイプ。
第4図は相異なる従来例の要部を示す説明図である。 1・・・弁箱、4・・・弁室、5・・・流路、6・・・
弁座、11・・・弁軸、12・・・支持部材、13・・
・弁体、14・・・凸条、15・・・連係機構、16・
・・調芯機構、17・・・押圧部材、18・・・トグル
機構、19・・・案内部材、20・・・ボール、21・
・・リンク、22・・・段部、23・・・ピン、24.
25・・・ベローズ、26・・・開閉状態表示手段、2
7・・・棒状体、28・・・パイプ。
Claims (4)
- (1)弁箱内の流路開口端周縁部に設けられる弁座と、
この弁座と連係して上記流路を開閉するための弁体と、
この弁体を上記弁座に押圧可能に支持する支持部材なら
びに、上記弁体および支持部材と連係して軸方向変位自
在な弁軸を備えたメタルシール・ゲート弁において、 上記弁箱と支持部材との間に伸縮自在に張設され上記弁
軸を流体密に覆う第1のベローズおよび、上記弁体と支
持部材との間に伸縮自在に張設され上記弁体と弁軸との
連係機構を流体密に覆う第2のベローズを具備すること
を特徴とするメタルシール・ゲート弁。 - (2)上記弁座が上記弁体の押圧方向と直交する平面状
をなし、かつ上記弁体は上記平面状をなす弁座と流体密
に当接可能な環状凸条を具備してなることを特徴とする
第1の請求項に記載のメタルシール・ゲート弁。 - (3)上記弁体と弁軸との連係機構は、上記弁体と対向
する押圧部材および、これら弁体および押圧部材の間に
介設される調芯機構ならびに、上記押圧部材と上記弁軸
との間に介設されるトグル機構さらに、上記押圧部材の
移動方向を規制する案内部材を具備してなることを特徴
とする第1または第2の請求項に記載のメタルシール・
ゲート弁。 - (4)上記弁軸と連係して上記弁箱に設けられる開閉状
態表示手段を具備してなることを特徴とする第1、第2
または第3の請求項に記載のメタルシール・ゲート弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8834290A JPH03288069A (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | メタルシール・ゲート弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8834290A JPH03288069A (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | メタルシール・ゲート弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03288069A true JPH03288069A (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=13940180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8834290A Pending JPH03288069A (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | メタルシール・ゲート弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03288069A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11315939A (ja) * | 1998-05-08 | 1999-11-16 | Ckd Corp | ゲート式真空遮断弁 |
KR100745668B1 (ko) * | 2005-09-01 | 2007-08-02 | 최쌍석 | 스텝 클로징 게이트 밸브 |
DE102018132724A1 (de) * | 2018-12-18 | 2020-06-18 | Vat Holding Ag | Ventil |
-
1990
- 1990-04-04 JP JP8834290A patent/JPH03288069A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11315939A (ja) * | 1998-05-08 | 1999-11-16 | Ckd Corp | ゲート式真空遮断弁 |
KR100745668B1 (ko) * | 2005-09-01 | 2007-08-02 | 최쌍석 | 스텝 클로징 게이트 밸브 |
DE102018132724A1 (de) * | 2018-12-18 | 2020-06-18 | Vat Holding Ag | Ventil |
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