JPH03288047A - 油中式ベルト伝動装置 - Google Patents

油中式ベルト伝動装置

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Publication number
JPH03288047A
JPH03288047A JP8911090A JP8911090A JPH03288047A JP H03288047 A JPH03288047 A JP H03288047A JP 8911090 A JP8911090 A JP 8911090A JP 8911090 A JP8911090 A JP 8911090A JP H03288047 A JPH03288047 A JP H03288047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cog
oil
lubricating oil
belt
belts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8911090A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kuroki
正宏 黒木
Ichiro Sudo
一郎 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP8911090A priority Critical patent/JPH03288047A/ja
Publication of JPH03288047A publication Critical patent/JPH03288047A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フグベルトを用いる伝動装置に関する。
(従来の技術) コグベルトは、伝動が静粛で確実に行なわれるためエン
ジンのタイミングベルトに多用されているが、このコグ
ベルトは、特開平1−161414に示されるように、
エンジンにおける潤滑油が供給される部分との間に壁を
設けて分離したベルト室内に配置し一1空中で使用され
ている。このような配置をすると、ベルトとプーリの噛
込台は外部へ放出され易い難点があり、これを防ぐには
、外壁の遮音性を増大させたり、ベルト歯形のチューニ
ングにより噛込台を低下させたりする手段しかなった。
(発明が解決しようとする課題) 前記のように、ベルト室と潤滑油が供給される部分との
間に壁を設けると、エンジンの大型化を招く不具合があ
り、ベルト歯形のチューニングによる方法では、コスト
高になり防音作用にも限度があった。本発明は、エンジ
ンが大型化する手段を用いることなくコグベルトの噛込
台を減少させることを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明における前記課題を解決するための第1の手段は
、平行に架設した一対の回転軸のそれぞれにコグプーリ
を固定し、該コグプーリにコグベルトを巻掛けたベルト
伝動装置において、コグプーリとコグベルトを潤滑油雰
囲気中に配置し、コグプーリとコグベルトの噛込み側の
歯面に対向して潤滑油を連続的に供給する給油装置を設
けたことを特徴とし、第2の手段は、該第1の手段にお
いて、前記潤滑油の落下位置に自給式油圧テンショナの
流入口を配置したことを特徴とするものである。
(作 用) 前記第1の手段により、潤滑油はコグベルトとコグプー
リの噛込み側に散布されて両部材を冷却し、更に噛合部
に噛込まれて噛合い面全体に拡がる油膜を形成し、噛合
いが終るまで噛合い面金が油膜を介して噛合うため、噛
込み音や歯面の摺動によるうなり音が発生しない。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第1図
及び第2図はV型エンジンのタイミングベルトに実施し
た例を示し、該V型エンジン1はクランクケース2から
1対のシリンダブロック3.4が突設され、シリンダヘ
ッド5゜6、ヘッドカバー7.8が順次固定される。
クランクケース2からヘッドカバー7.8に至るエンジ
ン1の側面にはV型にベルト室9か形成され、クランク
軸10、カム軸11〜14が該ベルト室9内に突出して
コグプーリ15〜19が固定され、バンクごとにコグベ
ルト20.21が巻掛けられている。
コグベルト20.21を緊張させるために、テンション
プーリ22.23がベルト室9内に配置され、両テンシ
ョンブーりは同一構造の自給式油圧テンショナ24によ
って押圧力を作用させている。
テンショナ24は同一構造で第3図に示す構造を備える
。同図でベルト室の壁面に固定されるブラケット25に
、テンションプーリ23を一端に有するベルクランク2
6がビン27で枢支されており、テンショナ24は、ベ
ルクランク2Bの他端を押圧するようにしたものである
ブラケット25におけるピン27と反対側の下向きの2
本のアームには、シリンダ28と漏斗29が固定され、
該シリンダ28に中空のピストン30が挿入され、夫々
に設けた横穴31.32から漏斗29で捕集された油が
ピストン30内に流入する。該ピストン30の下端には
、シリンダ底の油圧室33に向けて開放する逆止弁34
が設けられ、上端にはキャップ35が固定されてベルク
ランク26の前記他端が当接し、ピストン30及び該他
端は、ばね36で上向きに押圧されている。そして、前
記漏斗29は、ベルト室9内に散布される後記する冷却
用の油を捕集できるように、上向き又は斜め上向きの角
度で取付けられる。
テンショナ24は以上の構成であるから、エンジン作動
中にコグベルト20,21に作用する負荷が変動すると
コグベルト20.21は緩みと緊張を繰返し、緩み時に
ピストン31はばね36に押されて上昇し、該上昇によ
り油圧室33内にピストン31の内部又は漏斗29内の
油を吸入するが、コグベルト20.21が緊張したとき
は、ピストン31を押下げようとしても封入された油の
出口がないため、圧力を発生して緊張を維持する。
コグベルト20.21かコグプーリ15〜19に噛込む
際に発生する音を防止するために、コグプーリ15〜1
9におけるベルト巻込み側に噴油ノズル40〜45がベ
ルト歯面に向けて設けられていて、油を噴射して静粛化
するようにしである。
第1図で46は1次駆動ギヤ、47は1次被動ギヤ、4
8はクラッチ、49はギヤ変速機であり、これらの各部
及びエンジンの各部に供給される潤滑油の一部を噴油ノ
ズル40〜45に分流して噴射するようになっている。
エンジンが作動すると、噴油ノズル40〜45から噴出
して散布される油によってコグベルト20゜21は油膜
を介して接触するため摩擦が生ぜず、摩擦熱の発生が防
止され、摩擦音の発生も防止される。
次に第4図の実施例は、エンジン50の1次減速機に本
発明を実施したものを示す。同図でクランクケース5I
にはシリンダ52.53がV型に連設されると共にクラ
ンク軸54と主軸55が支承され、クランク軸54には
1次減速用の駆動コグプーリ56が固定され、主軸55
には同じく被動コグプーリ57が遊嵌されており、両プ
ーリ56.57にはコグベルト58が巻掛けられて矢印
方向に回転する。被動コグプーリ57は、クラッチ59
を介して主軸55と連結されるようになっており、主軸
55は、図外のギヤ変速機を駆動するようにされている
コグベルト58の駆動コグプーリ56に対する巻込み側
と、被動コグプーリ57に対する巻込み側には、前記噴
油ノズルと同様の噴油ノズル6o。
61が設けられており、コグベルト58の緩み側の上面
にはテンションプーリ62が圧接されている。
該テンションプーリ62を保持するレバー63は、へ字
、状をなし中間部がビン64で枢支され、端部に前記の
自給式油圧テンショナ24が係合されている。そして、
コグベルト58、テンショナ24等は、ベルト室を特設
することなくクランク室51内で主クラッチ59と同室
に配置される。
エンジンが作動すると、クランク軸54の回転はコグベ
ルト58を介してクラッチ59に伝達され、主軸55を
介して負荷を駆動し、同時に潤滑系中の油の一部はノズ
ル60.61から噴出して前記実施例と同様にコグベル
ト58及びコグプーリ56゜57の間に油膜を形成し、
噛込み音を防止する。
テンショナ24に対する油の供給は、クラッチ等から飛
散する油によって自動的に行なわれる。
前記各実施例において、テンショナプーリに自給式油圧
テンショナを用いているが、金属ばねを作用させる形式
のものとすることができる。
(発明の効果) 以上のように、かつコグプーリに対して潤滑油をコグベ
ルトと共に巻込むようにしたから、両部材の歯面全体に
油膜となっては付着して該油膜により摩擦が生じないた
め摩擦熱の発生及び噛込み音摩擦音の発生が防止される
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の正面図、第2図は縦断面図
、第3図はテンショナの縦断面図、第4図は他の実施例
の縦断面図である。 15〜19.56.57・・・コグプーリ20.21.
58・・・コグベルト 24・・・自給式油圧テンショナ 40〜45.60.61・・・噴油ノズル(給油装置)
特 許 出 願 人  本田技研工業株式会社代   
  理     人   北   村   欣    
 ゛外3名 −294− 第 3図 L

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平行に架設した一対の回転軸のそれぞれにコグプー
    リを固定し、該コグプーリにコグベルトを巻掛けたベル
    ト伝動装置において、コグプーリとコグベルトを潤滑油
    雰囲気中に配置し、コグプーリとコグベルトの噛込み側
    の歯面に対向して潤滑油を連続的に供給する給油装置を
    設けたことを特徴とする、油中式ベルト伝動装置。 2、前記潤滑油の落下位置に自給式油圧テンショナの流
    入口を配置したことを特徴とする、請求項(1)記載の
    油中式ベルト伝動装置。
JP8911090A 1990-04-05 1990-04-05 油中式ベルト伝動装置 Pending JPH03288047A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8911090A JPH03288047A (ja) 1990-04-05 1990-04-05 油中式ベルト伝動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8911090A JPH03288047A (ja) 1990-04-05 1990-04-05 油中式ベルト伝動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03288047A true JPH03288047A (ja) 1991-12-18

Family

ID=13961755

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8911090A Pending JPH03288047A (ja) 1990-04-05 1990-04-05 油中式ベルト伝動装置

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JP (1) JPH03288047A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005119088A1 (en) * 2004-06-03 2005-12-15 Schaeffler Kg Traction mechanism for an internal combustion engine
WO2008009544A1 (de) * 2006-07-18 2008-01-24 Schaeffler Kg Ölgeschmierter zugmitteltrieb einer verbrennungskraftmaschine
EP2302260A3 (en) * 2004-06-03 2011-06-15 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Traction mechanism for an internal combustion engine

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EP2302260A3 (en) * 2004-06-03 2011-06-15 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Traction mechanism for an internal combustion engine
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