JPH03288007A - 薄板の締結構造 - Google Patents
薄板の締結構造Info
- Publication number
- JPH03288007A JPH03288007A JP8800390A JP8800390A JPH03288007A JP H03288007 A JPH03288007 A JP H03288007A JP 8800390 A JP8800390 A JP 8800390A JP 8800390 A JP8800390 A JP 8800390A JP H03288007 A JPH03288007 A JP H03288007A
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- JP
- Japan
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- thin plate
- linear expansion
- bolt
- coefficient
- tightened
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 6
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は、温度変化により変形防止を考慮した薄板の
締結構造に関する。
締結構造に関する。
［発明の概要］
この発明は、薄板をボルトまたはネジで基板に締結する
薄板の締結構造において、上記ボルトまたはネジと上記
薄板側の線膨張係数が見かけ上、同じになるように選ん
だ所定の線膨張係数を持つ別の薄板を上記薄板と上記ボ
ルトまたはネジの頭部間に介在して成ることにより、 薄板とボルトまたはネジの線膨張係数の違いから低温、
高温時に発生し易い薄板の変形を確実に防止することが
できるようにしたものである。
薄板の締結構造において、上記ボルトまたはネジと上記
薄板側の線膨張係数が見かけ上、同じになるように選ん
だ所定の線膨張係数を持つ別の薄板を上記薄板と上記ボ
ルトまたはネジの頭部間に介在して成ることにより、 薄板とボルトまたはネジの線膨張係数の違いから低温、
高温時に発生し易い薄板の変形を確実に防止することが
できるようにしたものである。
［従来の技術］
例えば、ＶＴＲの回転ヘッドドラム装置の一部を構成す
る基板には、薄板がボルト或はネジで締結されている。
る基板には、薄板がボルト或はネジで締結されている。
これを、第２図によって具体的に説明すると、１は回転
ヘッドドラムの一部を成すアルミニウム製の基板であり
、２は該基板１に締結されるアルミニウム製の薄板であ
る。この薄板２は鉄製のボルト３により基板１に締結固
定されるようになっている。
ヘッドドラムの一部を成すアルミニウム製の基板であり
、２は該基板１に締結されるアルミニウム製の薄板であ
る。この薄板２は鉄製のボルト３により基板１に締結固
定されるようになっている。
［発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の薄板２の締結構造では、基板
ｌ及び薄板２はアルミニウム製であり、その線膨張係数
はα： ２３ Ｘ Ｉ Ｏ−”／℃、上記ボルト３は鉄
製であり、その線膨張係数はα−ＩＩＸ １０−”／℃
で、線膨張係数が各々異なる。
ｌ及び薄板２はアルミニウム製であり、その線膨張係数
はα： ２３ Ｘ Ｉ Ｏ−”／℃、上記ボルト３は鉄
製であり、その線膨張係数はα−ＩＩＸ １０−”／℃
で、線膨張係数が各々異なる。
従って、上記基板１及び薄板２の線膨張係数とボルト３
の線膨張係数の違いから該ボルト３の推力は低温では緩
み、高温では締まる。この場合に、上記薄板２の肉厚ｔ
が十分に大きければ問題はないが、薄肉の場合には、強
度が弱く、また接合面の精度が出しにくいことにより、
低温時には、第２図に示す状態から第３図に示すように
、上記薄板２のボルト３の頭部３ａの接合部分が上方に
反って湾曲変形し易く、また、高温時には、第２図に示
す状態から第４図に示すように、上記薄板２のボルト３
の頭部３ａの接合部分が下方に反って湾曲変形し易い欠
点があった。
の線膨張係数の違いから該ボルト３の推力は低温では緩
み、高温では締まる。この場合に、上記薄板２の肉厚ｔ
が十分に大きければ問題はないが、薄肉の場合には、強
度が弱く、また接合面の精度が出しにくいことにより、
低温時には、第２図に示す状態から第３図に示すように
、上記薄板２のボルト３の頭部３ａの接合部分が上方に
反って湾曲変形し易く、また、高温時には、第２図に示
す状態から第４図に示すように、上記薄板２のボルト３
の頭部３ａの接合部分が下方に反って湾曲変形し易い欠
点があった。
そこで、この発明は、低温、高温時に薄板の変形を確実
に防ぐことができる薄板の締結構造を提供するものであ
る。
に防ぐことができる薄板の締結構造を提供するものであ
る。
［課題を解決するための手段］
薄板をボルトまたはネジで基板に締結する薄板の締結構
造において、上記ボルトまたはネジの線膨張係数と上記
薄板側の線膨張係数が見かけ上同じになるように選んだ
別の薄板を上記薄板と上記ボルトまたはネジの頭部との
間に介在して成る。
造において、上記ボルトまたはネジの線膨張係数と上記
薄板側の線膨張係数が見かけ上同じになるように選んだ
別の薄板を上記薄板と上記ボルトまたはネジの頭部との
間に介在して成る。
［作用コ
締結される側の薄板及び別の薄板側の線膨張係数と、締
結する側のボルトまたはネジの線膨張係数を一致させた
ので、薄板とボルトまたはネジの線膨張係数の違いから
低温、高温時に発生し易い薄板の変形が確実に防がれる
。
結する側のボルトまたはネジの線膨張係数を一致させた
ので、薄板とボルトまたはネジの線膨張係数の違いから
低温、高温時に発生し易い薄板の変形が確実に防がれる
。
［実施例］
以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述する。
第１図において、■はＶＴＲの回転ヘッドドラムの一部
を成すアルミニウム製の基板であり、２は該基板Ｉに締
結されるアルミニウム製の薄板である。この薄板２は、
鉄製のボルト３により上記ボルト３の線膨張係数と上記
薄板２側の線膨張係数が見かけ上同じになるように選ん
だ別の薄板４を上記薄板２と上記ボルト３の頭部３ａと
の間に介在して上記基板１に締結固定されるようになっ
ている。詳述すると、締結される側の薄板２及び別の薄
板４と、締結する側のボルト３の見かけ上の線膨張係数
が同じになるように上記薄板２上に上記別の薄板４を入
れる。このとき、 １＋ １１ ×α！＋ α４−α３ ・・・（１）１＋＋１
１ １＋＋１１ ここで、ｔｌ＝薄板２の肉厚 ｔ、：別の薄板４の肉厚 α！：薄板２の線膨張係数 α４：別の薄板４の線膨張係数 α３：ボルト３の線膨張係数 となるように、上記別の薄板４の材質（線膨張係数α４
）と厚みｈを選ぶことが必要である。
を成すアルミニウム製の基板であり、２は該基板Ｉに締
結されるアルミニウム製の薄板である。この薄板２は、
鉄製のボルト３により上記ボルト３の線膨張係数と上記
薄板２側の線膨張係数が見かけ上同じになるように選ん
だ別の薄板４を上記薄板２と上記ボルト３の頭部３ａと
の間に介在して上記基板１に締結固定されるようになっ
ている。詳述すると、締結される側の薄板２及び別の薄
板４と、締結する側のボルト３の見かけ上の線膨張係数
が同じになるように上記薄板２上に上記別の薄板４を入
れる。このとき、 １＋ １１ ×α！＋ α４−α３ ・・・（１）１＋＋１
１ １＋＋１１ ここで、ｔｌ＝薄板２の肉厚 ｔ、：別の薄板４の肉厚 α！：薄板２の線膨張係数 α４：別の薄板４の線膨張係数 α３：ボルト３の線膨張係数 となるように、上記別の薄板４の材質（線膨張係数α４
）と厚みｈを選ぶことが必要である。
以上実施例の薄板２の締結構造によれば、（１）式１式
％ を満たす材質（線膨張係数α４）、厚みｔ、の別の薄板
４を、薄板２を基板ｌに締結する際に一緒にボルト３に
より締結固定する。これにより、締結する側と締結され
る側の線膨張係数が一致するため、低温及び高温時の締
結される側の薄板２の変形を確実に防止することができ
る。
％ を満たす材質（線膨張係数α４）、厚みｔ、の別の薄板
４を、薄板２を基板ｌに締結する際に一緒にボルト３に
より締結固定する。これにより、締結する側と締結され
る側の線膨張係数が一致するため、低温及び高温時の締
結される側の薄板２の変形を確実に防止することができ
る。
尚、前記実施例によれば、ＶＴｒ（の回転ヘットドラム
装置に用いられる薄板の締結構造について説明したが、
他のものに適応しても良い。また、別の薄板は上記（す
式を満たすものであれば、アルミニウム製、鉄製を問わ
ない。さらに、締結具はボルトのみに限らず、ボルトと
ナツトの両方を用いるものや、ボルトの換わりにネジを
用いる場合でもよいことは勿論である。
装置に用いられる薄板の締結構造について説明したが、
他のものに適応しても良い。また、別の薄板は上記（す
式を満たすものであれば、アルミニウム製、鉄製を問わ
ない。さらに、締結具はボルトのみに限らず、ボルトと
ナツトの両方を用いるものや、ボルトの換わりにネジを
用いる場合でもよいことは勿論である。
［発明の効果］
以上のように、この発明によれば、ボルトまたはネジの
線膨張係数と薄板側の線膨張係数が見かけ上同じになる
ように選んだ別の薄板を上記薄板と上記ボルトまたはネ
ジの頭部との間に介在して成り、薄板及び別の薄板側の
線膨張係数と、ボルトまたはネジの線膨張係数を一致さ
せたので、薄板とボルトまたはネジの線膨張係数の違い
から低温、高温時に発生し易い上記薄板の変形を確実に
防止することができる。
線膨張係数と薄板側の線膨張係数が見かけ上同じになる
ように選んだ別の薄板を上記薄板と上記ボルトまたはネ
ジの頭部との間に介在して成り、薄板及び別の薄板側の
線膨張係数と、ボルトまたはネジの線膨張係数を一致さ
せたので、薄板とボルトまたはネジの線膨張係数の違い
から低温、高温時に発生し易い上記薄板の変形を確実に
防止することができる。
第１図はこの発明の一実施例を示す薄板の締結構造の断
面図、第２図は従来例の断面図、第３図は従来例の低温
時の薄板の変形状態を示す断面図、第４図は従来例の高
温時の薄板の変形状態を示す断面図である。 １・・・基板、２・・・薄板、３・・・ボルト、３ａ・
・・頭部、４・・・別の薄板。 遼１ｆｒ 面Ｅ 第１図 第２図
面図、第２図は従来例の断面図、第３図は従来例の低温
時の薄板の変形状態を示す断面図、第４図は従来例の高
温時の薄板の変形状態を示す断面図である。 １・・・基板、２・・・薄板、３・・・ボルト、３ａ・
・・頭部、４・・・別の薄板。 遼１ｆｒ 面Ｅ 第１図 第２図
Claims (1)
- （１）薄板をボルトまたはネジで基板に締結する薄板の
締結構造において、上記ボルトまたはネジの線膨張係数
と上記薄板側の線膨張係数が見かけ上同じになるように
選んだ別の薄板を上記薄板と上記ボルトまたはネジの頭
部との間に介在して成ることを特徴とする薄板の締結構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8800390A JPH03288007A (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | 薄板の締結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8800390A JPH03288007A (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | 薄板の締結構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03288007A true JPH03288007A (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=13930614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8800390A Pending JPH03288007A (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | 薄板の締結構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03288007A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002267023A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-18 | Eagle Engineering Aerospace Co Ltd | ブラシシール装置 |
| CN106257067A (zh) * | 2015-06-18 | 2016-12-28 | 株式会社日立制作所 | 移动体通信用标识 |
-
1990
- 1990-04-02 JP JP8800390A patent/JPH03288007A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002267023A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-18 | Eagle Engineering Aerospace Co Ltd | ブラシシール装置 |
| CN106257067A (zh) * | 2015-06-18 | 2016-12-28 | 株式会社日立制作所 | 移动体通信用标识 |
| CN106257067B (zh) * | 2015-06-18 | 2018-05-11 | 株式会社日立制作所 | 移动体通信用标识 |
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