JPH0328772B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0328772B2 JPH0328772B2 JP11959383A JP11959383A JPH0328772B2 JP H0328772 B2 JPH0328772 B2 JP H0328772B2 JP 11959383 A JP11959383 A JP 11959383A JP 11959383 A JP11959383 A JP 11959383A JP H0328772 B2 JPH0328772 B2 JP H0328772B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- pin
- stem
- anode
- pins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009125 cardiac resynchronization therapy Methods 0.000 description 7
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/90—Leading-in arrangements; Seals therefor
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は陰極線管装置に関し、ビデオカメラ
等のモニタ用の好適な小形の陰極線管装置に関す
る。
等のモニタ用の好適な小形の陰極線管装置に関す
る。
(ロ) 従来技術
一般に、陰極線管（CTR）へのアノード電圧
の供給は、第１図に示すようにバルブ１のフアン
ネル部２を気密に貫通したアノードボタン３を介
して行なわれる。尚、第１図の４はバルブ１のフ
エース部、５はバルブ１のネツク部、６はネツク
部５に収納された電子銃、７はネツク部５を封口
するステム、８はステム７に貫通封止された複数
本のステムピンで、電子銃６の各電極に選択的に
接続される。アノードボタン３は、フアンネル部
２の内面で、フアンネル部２からネツク部５の内
面にかけて部分的に塗着された内装導電膜９に電
気的に接続され、この内装導電膜９に電子銃６か
ら延びる支持バネ１０を弾圧接触させて電子銃６
のアノード電極とアノードボタン３とを電気的に
接続している。アノードボタン３にはバルブ１外
からゴムキヤツプ１１で保護された給電線１２が
接続されてアノード電圧の供給がなされる。
の供給は、第１図に示すようにバルブ１のフアン
ネル部２を気密に貫通したアノードボタン３を介
して行なわれる。尚、第１図の４はバルブ１のフ
エース部、５はバルブ１のネツク部、６はネツク
部５に収納された電子銃、７はネツク部５を封口
するステム、８はステム７に貫通封止された複数
本のステムピンで、電子銃６の各電極に選択的に
接続される。アノードボタン３は、フアンネル部
２の内面で、フアンネル部２からネツク部５の内
面にかけて部分的に塗着された内装導電膜９に電
気的に接続され、この内装導電膜９に電子銃６か
ら延びる支持バネ１０を弾圧接触させて電子銃６
のアノード電極とアノードボタン３とを電気的に
接続している。アノードボタン３にはバルブ１外
からゴムキヤツプ１１で保護された給電線１２が
接続されてアノード電圧の供給がなされる。
ところで、このようなアノード電圧供給構造は
小形のCTR、特にビデオカメラのモニタ、即ち
ビユーフアインダに用いられる画面サイズが1.5
インチ程度のCTRには不適であつた。このよう
な小形のCTRに対してアノード電圧を供給する
給電線は相対的に大きく、且つ、給電線としては
耐電圧を十分にするために絶縁被覆電線が用いら
れ太くて屈曲性に劣り、CTRのキヤビネツト等
への取付けを煩雑にしていた。また小形CTRの
バルブ内の内装電導電膜の形成も困難で、而も内
装導電膜の一部が剥離するとフエース部内面の蛍
光膜上に付着して画像不良の原因になつたり、電
子銃に付着して耐圧劣下を招くことがあつた。
小形のCTR、特にビデオカメラのモニタ、即ち
ビユーフアインダに用いられる画面サイズが1.5
インチ程度のCTRには不適であつた。このよう
な小形のCTRに対してアノード電圧を供給する
給電線は相対的に大きく、且つ、給電線としては
耐電圧を十分にするために絶縁被覆電線が用いら
れ太くて屈曲性に劣り、CTRのキヤビネツト等
への取付けを煩雑にしていた。また小形CTRの
バルブ内の内装電導電膜の形成も困難で、而も内
装導電膜の一部が剥離するとフエース部内面の蛍
光膜上に付着して画像不良の原因になつたり、電
子銃に付着して耐圧劣下を招くことがあつた。
そこでアノードボタンのないバルブを用い、ア
ノード電圧をステムピンを介して電子銃に供給す
ることが考えられる。
ノード電圧をステムピンを介して電子銃に供給す
ることが考えられる。
しかしながら、小型のCRTではステムピンの
ピン間隙が狭く、例えば画面サイズが1.5インチ
のCRTでは１mm程度と非常に狭いため、3.5KV
程度のアノード電圧を供給するピン間放電を生じ
る問題があつた。即ち、画面サイズが1.5インチ、
ネツク径が13mmのバルブでは、ステムピン間隔が
約１mmとなるが、これではピン間電圧が2KV以
下では放電を生じないが、２〜3.5KVで放電を始
め、3.5KVを越えるとほとんど全数のバルブが放
電をしていた。
ピン間隙が狭く、例えば画面サイズが1.5インチ
のCRTでは１mm程度と非常に狭いため、3.5KV
程度のアノード電圧を供給するピン間放電を生じ
る問題があつた。即ち、画面サイズが1.5インチ、
ネツク径が13mmのバルブでは、ステムピン間隔が
約１mmとなるが、これではピン間電圧が2KV以
下では放電を生じないが、２〜3.5KVで放電を始
め、3.5KVを越えるとほとんど全数のバルブが放
電をしていた。
(ハ) 発明の目的
本発明は上記問題点に鑑み提案されたもので、
上記問題点を解決したCTRの提供を目的とする。
上記問題点を解決したCTRの提供を目的とする。
(ニ) 発明の構成
本発明はバルブネツク部内に収納した電子銃の
各電極と、ネツク端部のステムを気密的に貫通し
た複数のステムピンとをそれぞれ電気的に接続す
るとともに、上記電子銃の最高電圧が印加される
電極に接続されたステムピンと隣接するステムピ
ンをダミーピンとした陰極線管を具え、上記ダミ
ーピンに上記最大電圧と上記電子銃の２番目に高
い電圧との中間電圧を印加したことを特徴とす
る。
各電極と、ネツク端部のステムを気密的に貫通し
た複数のステムピンとをそれぞれ電気的に接続す
るとともに、上記電子銃の最高電圧が印加される
電極に接続されたステムピンと隣接するステムピ
ンをダミーピンとした陰極線管を具え、上記ダミ
ーピンに上記最大電圧と上記電子銃の２番目に高
い電圧との中間電圧を印加したことを特徴とす
る。
これにより、ステムピン間の耐圧を向上でき、
ステムピンからのアノード電圧の供給が可能とな
り、キヤビネツト等への装着が容易なCRTの提
供が実現される。
ステムピンからのアノード電圧の供給が可能とな
り、キヤビネツト等への装着が容易なCRTの提
供が実現される。
(ホ) 実施例
以下に本発明の一具体例を第２図及び第３図か
ら説明する。図において１５はバルブ、１６，１
７，１８はそれぞれバルブ１５のネツク部、フア
ンネル部、フエース部を示し、アノードボタンは
削除されている。１９はネツク部１６に収納され
た電子銃で、例えば直熱型カソードと第１〜第５
のグリツド電極を同軸に一連に配列したユニポテ
ンシヤル型のもので、第３と第５グリツド電極に
アノード電圧が印加される。Ｐは複数（図示例で
は７本）のステムピンで、P1は第１グリツド電
極に、P2とP4は直熱型カソードのヒータに、P3
は第２グリツド電極に、P5は第４グリツド電極
ピンに、それぞれ電気的に接続され、P6はダミ
ーピン、P7は第３、第５グリツド電極に電気的
接続されている。各ピンP1〜P7はステム２０の
同心円上に通し番号順に中心に対し45゜の角度の
間隔で配置される。
ら説明する。図において１５はバルブ、１６，１
７，１８はそれぞれバルブ１５のネツク部、フア
ンネル部、フエース部を示し、アノードボタンは
削除されている。１９はネツク部１６に収納され
た電子銃で、例えば直熱型カソードと第１〜第５
のグリツド電極を同軸に一連に配列したユニポテ
ンシヤル型のもので、第３と第５グリツド電極に
アノード電圧が印加される。Ｐは複数（図示例で
は７本）のステムピンで、P1は第１グリツド電
極に、P2とP4は直熱型カソードのヒータに、P3
は第２グリツド電極に、P5は第４グリツド電極
ピンに、それぞれ電気的に接続され、P6はダミ
ーピン、P7は第３、第５グリツド電極に電気的
接続されている。各ピンP1〜P7はステム２０の
同心円上に通し番号順に中心に対し45゜の角度の
間隔で配置される。
ネツク径が13mmのバルブでは、ステムピンＰの
配列直径は約7.2mmであり、ステムピンP1，P7間
を除く、隣接するステムピンの間隔はそれぞれ約
１mmである。また、ステムピンP1，P7間は約３
mmである。
配列直径は約7.2mmであり、ステムピンP1，P7間
を除く、隣接するステムピンの間隔はそれぞれ約
１mmである。また、ステムピンP1，P7間は約３
mmである。
本発明によるCRTは、アノードピンP7と隣接
して、電子銃に印加される電圧の内、最高電圧と
２番目に高い電圧との中間電圧を印加するダミー
ピンP6を配置している。この電子銃ではアノー
ドピンP7に最高電圧（HV）、第４グリツド電極
ピンP5に２番目に高い電圧（Vg3）が印加され、
ダミーピンP6には電圧（HV）、（Vg2）の中間電
圧（V6）、例えばV6＝1/2（VH＋Vg3）が印加さ
れる。HV＝3.5KV、Vg3＝500Vとすると、V6＝
2KVとなり、従つてアノードピンP7に、3.5KV
の高電圧を加えてもダミーピンP6が2KVである
ので両者間の電圧差は1.5KVであり、十分耐電圧
が保たれる。またアノードピンP7と第１グリツ
ド電極ピンP1の間隔は約３mmと大きく、耐圧上
問題は無い。
して、電子銃に印加される電圧の内、最高電圧と
２番目に高い電圧との中間電圧を印加するダミー
ピンP6を配置している。この電子銃ではアノー
ドピンP7に最高電圧（HV）、第４グリツド電極
ピンP5に２番目に高い電圧（Vg3）が印加され、
ダミーピンP6には電圧（HV）、（Vg2）の中間電
圧（V6）、例えばV6＝1/2（VH＋Vg3）が印加さ
れる。HV＝3.5KV、Vg3＝500Vとすると、V6＝
2KVとなり、従つてアノードピンP7に、3.5KV
の高電圧を加えてもダミーピンP6が2KVである
ので両者間の電圧差は1.5KVであり、十分耐電圧
が保たれる。またアノードピンP7と第１グリツ
ド電極ピンP1の間隔は約３mmと大きく、耐圧上
問題は無い。
ダミーピンP6に加える電圧は各ピンP5，P7と
の間に放電が開始されない程度の電圧であればよ
く、任意に選択し得る。またダミーピンP6と隣
接するピンP5は第４グリツド電極ピンに限らず
ヒータピンなどであつてもよいが、耐圧上、第４
グリツド電極ピンが望ましい。またダミーピン
P6への電圧は外部回路から直接に加える他、例
えば第４図の鎖線で示すように各ピン間のP5と
P6間、P6とP7間に分圧抵抗R1，R2を接続して適
当に分圧された電圧をダミーピンP6に加えるこ
とも可能である。
の間に放電が開始されない程度の電圧であればよ
く、任意に選択し得る。またダミーピンP6と隣
接するピンP5は第４グリツド電極ピンに限らず
ヒータピンなどであつてもよいが、耐圧上、第４
グリツド電極ピンが望ましい。またダミーピン
P6への電圧は外部回路から直接に加える他、例
えば第４図の鎖線で示すように各ピン間のP5と
P6間、P6とP7間に分圧抵抗R1，R2を接続して適
当に分圧された電圧をダミーピンP6に加えるこ
とも可能である。
尚、本発明は上記実施例に限らず、ステムピン
を全て同じ間隔で配置したCRTにも適用し得る。
を全て同じ間隔で配置したCRTにも適用し得る。
(ヘ) 発明の効果
以上の如く、本発明によれば、小形のCRTの
ステムピン間の耐圧を向上でき、アノードボタン
レス化が可能となり、キヤビネツト等への取付性
が良好となり、ビデオカメラ等の小形化、組立性
改善が図れる。
ステムピン間の耐圧を向上でき、アノードボタン
レス化が可能となり、キヤビネツト等への取付性
が良好となり、ビデオカメラ等の小形化、組立性
改善が図れる。
第１図は一般的CRTの側面図、第２図は本発
の一実施例を示す側面図、第３図は第２図のステ
ムの拡大正面図、第４図は第３図のＡ−Ａ線に沿
う部分断面図である。 Ｐ，P1，P7……ステムピン、P6……ダミーピ
ン、Ｐ７……アノードピン、２０……ステム。
の一実施例を示す側面図、第３図は第２図のステ
ムの拡大正面図、第４図は第３図のＡ−Ａ線に沿
う部分断面図である。 Ｐ，P1，P7……ステムピン、P6……ダミーピ
ン、Ｐ７……アノードピン、２０……ステム。
Claims (1)
- １ バルブネツク部内に収納した電子銃の各電極
と、ネツク端部のステムを気密的に貫通した複数
のステムピンとをそれぞれ電気的に接続するとと
もに、上記電子銃の最高電圧が印加される電極に
接続されたステムピンと隣接するステムピンをダ
ミーピンとした陰極線管を具え、上記ダミーピン
に上記最大電圧と上記電子銃の２番目に高い電圧
との中間電圧を印加することを特徴とする陰極線
管装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11959383A JPS6010549A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 陰極線管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11959383A JPS6010549A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 陰極線管装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6010549A JPS6010549A (ja) | 1985-01-19 |
| JPH0328772B2 true JPH0328772B2 (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=14765217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11959383A Granted JPS6010549A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 陰極線管装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6010549A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3510339B2 (ja) * | 1994-08-01 | 2004-03-29 | 株式会社 日立ディスプレイズ | カラー陰極線管 |
| TW382136B (en) * | 1994-09-13 | 2000-02-11 | Hitachi Ltd | Cathode ray tube having a small-diameter neck and method of manufactur thereof |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP11959383A patent/JPS6010549A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6010549A (ja) | 1985-01-19 |
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