JPH03287529A - レフェタミンの経皮吸収製剤 - Google Patents

レフェタミンの経皮吸収製剤

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Publication number
JPH03287529A
JPH03287529A JP2088747A JP8874790A JPH03287529A JP H03287529 A JPH03287529 A JP H03287529A JP 2088747 A JP2088747 A JP 2088747A JP 8874790 A JP8874790 A JP 8874790A JP H03287529 A JPH03287529 A JP H03287529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lefetamine
preparation
percutaneous absorption
amount
formulation
Prior art date
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Pending
Application number
JP2088747A
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English (en)
Inventor
Takakazu Morita
森田 隆和
Shiro Mita
四郎 三田
Yoichi Kawashima
洋一 河嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Santen Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Santen Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はレフェタミンまたはその塩類(以下、特記なき
限りレフェタミンと総称する)の経皮吸収製剤に関する
「従来技術」 塩酸レフェタミンは局所麻酔作用等の薬理作用を有する
薬物で、肩こり、腰痛等の筋肉痛の治療剤として経口剤
(錠剤)の形で用いられている。
「発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段」 肩こり、腰痛等の局所におこる筋肉痛を治療するには、
薬物が直接作用部位に到達しやすく、また肝臓等を通過
することによる代謝を受けにくい局所投与製剤が好まし
い、このような局所投与製剤としては、注射剤、経皮吸
収製剤があるが、使用者にとって経皮吸収製剤のほうが
好便であるのはいうまでもない、しかしながら、経皮吸
収製剤の場合、薬物が皮膚を通過し作用部位へいかに到
達するがが問題であり、経皮吸収製剤の研究はこの点に
傾注されている。経皮吸収されやすいかどうかは薬物の
性質と基剤の選択にががっており、本発明者等はレフェ
タミンに最も適した基剤について鋭意研究した結果、軟
膏、クリームのように通常用いられている剤型では解決
できず、ゲル製剤とすることにより、優れた経皮吸収製
剤が得られることを見い出した。
「発明の開示」 本発明はレフェタミンまたはその塩類を有効成分として
含有するゲル状経皮吸収製剤に関する。
上記の塩としては医薬として許容されるものであればよ
く、例えば塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩などが挙げられる
塩酸しフェタミンは筋肉痛の治療剤として有用な薬物で
あるが、より効果的にその効果を発揮させるため、経皮
吸収製剤の開発が望まれていた。
このため、本発明者等はレフェタミンの経皮吸収製剤に
ついて種々検討を行、うた。
まず、軟膏及びクリームで通常用いられている基剤にレ
フェタミンを配合することを検討したが十分な吸収は認
められなかった。そこで、組織移行性の優れた製剤につ
いてさらに研究した結果、レフェタミンをゲル基剤に配
合することにより、組織移行性の良い優れた経皮吸収製
剤が得られることを見い出した。
本発明製剤の皮膚での吸収を調べるために、ラットの腹
部での吸収実験を行った。詳細なデータについては吸収
実験の項で述べるが、レフェタミンを流動パラフィン・
白色ワセリンをペースとする軟膏基剤やクリーム基剤に
配合したものではレフェタミンの組織への吸収が少ない
のに比べ、本発明製剤であるゲル基剤に配合したもので
はレフェタミンが良く吸収され、組織へ良く移行するこ
とがわかった。
本発明製剤におけるゲル基剤としては、水に溶解もしく
は分散して粘稠化するものであれば良く、例えばカルボ
キシビニルポリマー、ポリアクリルアミド、ポリアクリ
ル酸ナトリウム、アルギン酸ナトリウムなどが挙げられ
、その配合量はゲル基剤の種類によって異なるが好まし
くは0.5〜3.0%である。
本発明製剤は既知の製法を用いて調製すればよく、例え
ば、レフェタミン水溶液にゲル基剤を加え、必要に応じ
てプロピレングリコール、ポリエチレングリコールなど
の保湿剤、エタノール、イソプロパツールなどの溶解剤
、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸イソプロピ
ルなどの吸収促進剤、ポリソルベート、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油などの界面活性剤を加えた後、ジイソ
プロパツールアミン、モノエタノールアミンなどのpH
11!1剤を用いてpHを調整すればよい、尚、本発明
製剤のpHは5〜9.5が好ましく、より好ましくは7
〜9である。
本発明製剤におけるレフェタミンの含量は薬効が発現で
きる濃度であれば特に制限はなく、症状や年令によって
異なるが、好ましくは0.1〜2.0%である。以下に
製剤の実施例を示す。
「実施例」 実施例1 処方1 塩酸レフェタミン          0.8gプロピ
レングリコール        8.0gエタノール 
            32.0gハイビスワコー1
04        0.8gジイソプロパツールアミ
ン      適 量全量      sog 製造方法 塩酸レフェタミンの水溶液にエタノール、プロピレング
リコール、ハイビスワコ−104(商品名:和光純薬工
業)を加えて撹拌溶解した後、ジイソプロパツールアミ
ンを加えてpHを8.0に調整する。
同様の方法により以下の処方の製剤を得た。
処方2   (pH9,0) 塩酸レフェタミン          0.8gプロピ
レングリコール        6.4gエタノール 
            32.0gハイビスワコー1
04        0.8gジイソプロパツールアミ
ン      適 量処方3   (pH8,0) 塩酸レフェタミン プロピレングリコール エタノール ポリソルベート80 アジピン酸ジイソプロピル ハイビスワコ−104 ジイソプロパツールアミン 処方4   (pH7,0) 塩酸レフェタミン プロピレングリコール エタノール ポリソルベート80 ハイビスワコ−104 ジイソプロパツールアミン 8g 8g 8g 8g 8g 8g 量 8g 8g 8g 8g 8g 量 全量 0g 全量 0g 処方5   (pH8,0) 塩酸レフェタミン ポリエチレングリコール エタノール ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 ミリスチン酸イソプロビル ハイビスワコ−104 モノエタノールアミン g g g g g g 量 処方7   (pH8,0) 塩酸レフェタミン プロピレングリコール エタノール ポリソルベート80 ハイビスワコー103 ジイソプロパツールアミン 2゜ 10゜ 45゜ 3゜ 0゜ 適 g g g g g 量 処方6 (pH8,5) レフェタミン プロピレングリコール エタノール ポリソルベート80 ミリスチン酸イソプロビル ハイビスワコ−104 ジイソプロパツールアミン g g g g g g 量 全量 0g 処方8   (pH8,0) 塩酸レフェタミン プロピレングリコール エタノール ハイビスワコ−105 ジイソプロパツールアミン g g g g 量 「吸収実験」 本発明製剤におけるレフェタミンの吸収を調べるために
ラットの腹部を用いた吸収実験を行った。
(実験方法) Wistar系雄性ラットをウレタン麻酔下背位に固定
し、腹部を除毛し、アルコールで清拭する。30分放置
後軟膏200mgを2.5X3.Ocmに塗布し、ラッ
プで覆った。4時間後、含水エタノールを含ませた脱脂
綿によりふきとり、吸収されなかったレフェタミンを回
収し、皮膚上に残存したレフェタミン量を求めた。次に
塗布した部位の皮膚(約300m g)とその直下の筋
肉(約800mg)を採取し、各々の組織中のレフェタ
ミン量を求めた。
本発明製剤の代表例として処方2及び3の製剤を用い、
比較例としてクリーム及び軟膏剤として汎用されている
基剤を利用した下記製剤を用いた。
メチルパラベン プロピルパラベン 水酸化ナトリウム o、08g o、08g 適量 比較例2 塩酸レフェタミン 白色ワセリン 流動パラフィン パラフィン メチルパラベン g g 量 量 8g 比較例1 塩酸レフェタミン 白色ワセリン ステアリルアルコール プロピレングリコール ポリソルベート80 モノステアリン酸グリセリ 0.8g 12.0g 12.0g 6.4g 1.6g ン       0.8g (実験結果) 表1に皮膚に残存したレフェタミン量、皮膚組織中のレ
フェタミン量及び筋肉中のレフェタミン量を示した。
表1に示すようにクリームおよび軟膏に通常用いられる
基剤では90%以上のレフェタミンが皮膚上に残り、皮
膚組織や筋肉にわずかしか移行しないのに比べ、本発明
製剤では比較例と比べ皮膚組織中で3〜8倍、筋肉中で
4〜6倍のレフェタミンが認められ、組織移行性が格段
によくなっていることがわかった。
「発明の効果」 このようにレフェタミンをゲル製剤とすることにより、
組織への移行性が高い優れた経皮吸収製剤が得られるこ
とを見い出した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レフェタミンまたはその塩類を有効成分として含有する
    ゲル状経皮吸収製剤。
JP2088747A 1990-04-02 1990-04-02 レフェタミンの経皮吸収製剤 Pending JPH03287529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2088747A JPH03287529A (ja) 1990-04-02 1990-04-02 レフェタミンの経皮吸収製剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2088747A JPH03287529A (ja) 1990-04-02 1990-04-02 レフェタミンの経皮吸収製剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03287529A true JPH03287529A (ja) 1991-12-18

Family

ID=13951502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2088747A Pending JPH03287529A (ja) 1990-04-02 1990-04-02 レフェタミンの経皮吸収製剤

Country Status (1)

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JP (1) JPH03287529A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000038338A (ja) * 1998-07-23 2000-02-08 Junichi Sudo 経皮吸収用組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000038338A (ja) * 1998-07-23 2000-02-08 Junichi Sudo 経皮吸収用組成物

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